New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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母島へ移動する前夜、父島の仲間たちがバーベキューパーティーを開いてくれた。
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ナオシ家のトレーラーハウスに、ギョウちゃん&モモちゃん夫妻、息子のイブキ、カヨちゃんと娘のアキホ、息子のハルキ、
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アヤちゃんと娘のミワ、ユウとキョンちゃん、ホマレちゃん、マサル、ナオシさんの息子タマキなどなど、お世話になった面々が勢ぞろいした。
ユウとキョンちゃんがさりげなく言う。
「バーベキューのために魚を釣ってきました」
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えー、買ってじゃなくて「釣って」? そういう発想って都会にはないよね。
バスケットボールくらいあるヤシの実をギョウちゃんがなたで削ると、ソフトボールくらいになる。
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島たけのこや島とうがらしなど、島の野菜が並ぶ。
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みんなの真心にこたえ、リクエスト曲を歌う。
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1、 青空のむこう
2、 敗北の歌
3、 イジメ(ボーカル;マサル)

父島の思い出が走馬灯のようによみがえる。
オレがこの島でいちばんお気に入りの場所は墓場である。(死者といると落ちつくんだよなあ)
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ここに住む仲間たちが楽しく暮らせるように、精霊や祖先たちにあいさつにいく。じつはこれ、チョー大切なことなのよねえ。
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初めて小笠原に移民したアメリカ人、ナサニエル・セイヴァリー(Nathaniel Savory、1794年 - 1874年)の墓は奥にある。
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視界も心も広がるパワースポット「ウェザーステーション」からは地球が丸く見える。
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山に入るにはい生物を持ち込まないために靴の泥を払い、ガイドか島民か観光かなどの目印(石やサンゴなど)をポストにいれる。
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傘山で傘をさす。
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「ヤギに注意」の看板も珍しい。
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ヤギも人間に勝手に連れてこられて今は増えすぎたから駆除されるってメ~!
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「どんな話でも聴きます」と看板のあるお寺はいつでも自由に鐘がつける。
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無人のボニンスタンドで販売している無農薬野菜は、驚くほど鮮度が良い。
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和紙でつくられた色とりどりの魚が浮遊するギャラリーは今年から街中に引っ越した。
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「武ZEN」(04998-2-7288)は本格的なとんかつが味わえる貴重なレストランだ。
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父島の特徴は、人が「人間という職業」をやっているところだ。
たとえば郵便配達のまえに人間ホマレ、福祉会館の所長のまえに人間ナオシ、自動車整備工のまえに人間ギョウジなど、職業や所属している団体よりも、その人という人間が前に出る。
狭い島なので、見栄やはったりはすぐ見抜かれてしまう。
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人とのつきあいでは、職業や地位などよりも「人間力」が試されるのだ。
この距離感がとても心地良い。
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毎日のように島を風や雨が洗うので、ネガティブな感情やどろどろした人間関係は持続しにくいのだろう。
都会の100倍くらい「自分自身」でいられる場所、
それが島の魅力だ。
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さあ、昼のフェリーで母島に渡る。
人口400人の島だけに、さらに濃い出会いが待っているだろう。

※母島の予定
9月30日 母島着 
10月1日 夜に船客待合所にてライヴ19:00~ その後島っ娘で打ち上げ予定
  2日 アンナビーチにてショートライヴ
  3日 母島発
主催;ジャイアン&ビッチ
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9月28日(水)前浜青灯台にてネアリカワークショップ

New 天の邪鬼日記-110928hanaランタナの花。またの名を「七変化」

昨夜はライブをやった山ロックに泊めさせてもらった。
早朝、目覚めとともに海に飛び込む。
海にはいると眠気も二日酔いの体もいっきに洗い流される。
「朝起きて、海で顔を洗う」って、チョーぜいたくだよね。
店をまかされているシンジが言う。
「ここにずっと住んでいると自然や目の前の風景が当たり前になってしまいありがたさを忘れてしまうんです」
まっそりゃあ、そうなよな。
世界遺産だって、ミスユニバースの奥さんだって、毎日見てたら「あたりまえ」となってしまうだろう。「あたりまえ」は「ありがとう」にとって最大のライバルなのである。
オレは年に一回小笠原にきて、新鮮な気持ちでこの感激を味わえる。
「感動の鮮度」を保つためには、旅をつづけることだ。
こうして人生を旅するには、なんて幸せなことだろう。

今日は前浜にある青灯台に集合して、ゲゲゲ(ヤシぶき屋根のあずま屋)の下でネアリカワークショップだ。
昨日のライブに来てくれたお客さんや旦那や子供たちを送りだしたママさんが集まってくれた。
海風が気持ちのよい場所でネアリカができるなんて、これまた贅沢な時間だなー。
ネアリカ実力派のママさんたちの作品を見よ!
New 天の邪鬼日記-110928ne1山ロックのシンジ

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いつか小笠原で全国ネアリカ大会をやれる日がくるのをオレは夢見るのだった。
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9月27日(火)山ロック「ROCKWEL」父島ラストライブ

ここに一冊の本がある。
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元ブルータスの編集長森永博志さんが書いた「ドロップアウトのえらいひと~島に渡る~」だ。
小笠原の父島と母島に移住した四人のバガボンドたちの物語である。今日のライブはその中のニシモトホマレ(ホマレちゃん)が主催し、宮川典継さん(のりさん)が招待された。
ホマレちゃんは毎回オレが島に来るたび共演してくれるミュージシャンだ。
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1962年、瀬戸内海の直島に生まれた。今では直島にベネッセ美術館ができて、現代アートの島として有名である。
13歳で音楽に目覚め、中学でオリジナル曲をつくった。高校卒業後プロミュージシャンを目指して上京し、石原裕次郎が校長を勤めていた東京工学院の音響芸術家に入学する。
10代のホマレちゃんは最先端のファッションに身を包み、新宿のディスコ「ニューヨークニューヨーク」や「ツバキハウス」の常連客として有名だった。
雑誌「ポパイ」や「流行通信」などでモデルの仕事をこなし、役者の仕事もやっていた。
「当時は思いっきりとんがっていましたからねー。喧嘩にあけくれる毎日でした」
1998年に小笠原の母島で環境協会の仕事が見つかった。母島の圧倒的な自然を目の前にして身震いしたという。
ある日フラダンスの伴奏でウクレレを弾くことになり、その魅力に目覚める。
父島に移り漁協や清掃業などの仕事を経て郵便配達夫になる。
「毎日配達に行くと小さなドラマと出会うんです。島に生活に根ざしてポストマンをやりながらウクレレを弾いて歌う。そんな自然体な感覚が一番自分に合ってると思います」

父島には、二つの部族がある。
港のある中心街、大村に対し、反対側の浜にある扇浦の部族だ。ホマレちゃんは言う。
「AKIRAライブをぜひ扇浦でやりたいんです。あそこに住む人々は濃い人たちが多くて、中でもそのドンであるのりさんとAKIRAさんを会わせたいんです」
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会場の「ROCKWEL」は、小笠原でもっとも海に近いゲストハウスカフェだ。
ビーチ沿いにあるカフェは目の前1メートルがもう海である。
オーナーのタイシさんが協力してくれ、店をまかされているシンジとホマレちゃんが野外ステージを作り上げてくれた。
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二階のゲストハウスからの眺めは絶景で、
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ハンモックを海風がゆらす。
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ホマレちゃんの演奏がスタートすると、島の空気がゆったりと流れはじめる。
フラの曲ではお客さんが立ち上がりフラダンスで花をそえた。
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船長帽をかぶったかっぷくの良い男性がやってきた。
彼こそが小笠原のアイランドライフを作り上げたのりさん(57歳)である。
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硫黄島に住んでいたのりさんの祖父龍之介は戦争によって大島に移り、波浮港と熱海間をむすぶ定期船航路を開設し、椿の島として年間50万人もの観光客を来島させるブームを巻き起こした。
17歳まで大島にいたのりさんは船で東京に出かけては「新宿ピットイン」で前衛ジャズを聴き、ロックコンサートやディスコに通った。自分で作詞作曲をし、高校の学園祭で大島はじまって以来のロックコンサートを開催した。
家族が移住した父島に行ったとき自分が解き放たれるような喜びを感じた。
白い砂浜のビーチ、アメリカンハウス、セントジョージ教会など、とても日本とは思えない風景に胸が高鳴った。
誰も住んでいない扇浦にほったて小屋をつくり、自家発電、自家水道、夜はロウソクをともし好きな本を読んだ。
やがて店をはじめ食品を売ったり観光客のためのバーベキューパーティをビーチで開いた。
のりさんがもっとも入れ込んだのは地図作りだった。島をくまなく探検し、無人島へカヌーで渡る。グリーンぺぺと呼ばれる小笠原特有の緑色のキノコも発見した。
2000枚のロックレコードコレクションをかけながら美味いコーヒーを飲める島ではじめてのカフェを開き、週一回自分自身のライブをおこなった。
やがてのりさんは、人生を決定するサーフィンと出会うことになる。
サーファーなどいない島にはじめてサーフボードを持ち込み、島中のポイントを責めていった。1982,3年ころから小笠原にサーファーがやってくるようになると、彼らをいいポイントへ案内し若いサーファーたちを育ててきた。
鯨を食べる習慣があった小笠原で、時代の流れとともに捕鯨ができなくなった。仕事がなくなり困っている漁師さんたちを見て、のりさんはホエールウォッチングを提案した。鯨は食べるものだと思っていた漁師さんたちを、鯨を見にいくためのガイドに育てるためにハワイ研修も企画した。
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ゴムボートでサーフィンに出かけているとよくイルカと遭遇する。静かに海に入り、イルカたちといっしょに泳ぎながら遊ぶ。それを人にも体験させたいと思った。
「都会からきた女性がドルフィンスイムを体験すると、イルカに出会ったときに涙を流した。海の中を泳ぐイルカの姿は、妊娠三ヶ月ころ羊水の中を泳ぐ胎児の姿とそっくりなんだ。女性はイルカと泳ぐことで自分の中にある母性に出会い涙を流すんだよ」
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のりさんがはじめたホエールウォッチングとドルフィンスイムが今では小笠原の観光を支えている。
とどまることを知らないのりさんの行動力は海から森へ広がった。
「小笠原にしか生息しないアカガシラカラスバトは世界自然遺産にとってもっとも重要なものとなるでしょう」
アカガシラカラスバトを保護するために森にサンクチュアリをつくり、自然と動物を観測しつつ観光業へも発展させた。
「最初は40人ほどのガイド希望者が集まったが、金儲けしか考えないガイド屋ははなれ、最後に残った8人が今その仕事を続けてくれている。鯨やイルカのようにインパクトはないが、ゆっくりと観光客も増えているんだ」

オレは小笠原で一番会いたかったのりさんに今夜のライブを捧げた。
のりさんの人生にかかわるような曲ばかりを選曲した。
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1、 魂の本
2、 alone
3、 ムーンタイム
4、 だいじょうぶマイフレンド
5、 水の惑星 癒しの森
6、 ウレシパモシリ
7、 老人と星
8、 敗北の歌
9、 Fin del Mundo
10、 風のきた道
11、 The Profession
12、 ソウルメイト
13、 背中
14、 命の歌
15、 家族
16、 MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
17、 ありがとう(アンコール)
18、 空の約束(アンコール)
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小笠原のライブではおなじみとなったギタリストのトシ、
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ジャンベのぎょうちゃん、
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パーカッションのまっちゃん、
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彼らは回を増すごとに一体感のあるグルーヴをつむぎだす。
曲の合間に惑星の岸辺を洗う波音が聞こえる。
降りそそぐような満天の星空に届けとばかりに歌った。
「家族」を歌っていると頭上の木に50センチもあるオガサワラオオコウモリがやってきてコーラスを入れてくれる。
観客は手をつなぎ、ともに歌い、熱帯の甘ずっぱい幸福感に満たされていく。
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月夜の海に揺られて
まだ見ぬきみを夢見る
いつかわたしの胸に抱かれ
笑うきみが見える

母なる大地 祖母なる月
女は海をかかえる
潮は満ち そして潮は引き
わたしは海へ還る(「ムーンタイム」より)

今回の小笠原ツアー父島最後のライブは最高にハッピーな幕を閉じた。
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