New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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ゴールデントライアングルはオレにとっての聖地である。
アヤワスカのセウドマピア(ブラジル)、テオナナカトルのウアウトラ(メキシコ)、ペヨーテのウィリクタ(メキシコ)、コカのマチュピチュ(ペルー)とまわったら、やはりオピウムのゴールデントライアングルに巡礼しなければならない。
20年前にドラッグとは縁を切ったとはいえ、ヘロイン・ジャンキーだったオレにとってケシは神聖なものだった。
わからない人のためにかんたんに説明すると、ケシの花から抽出した成分を煮詰めると「オピウム」(阿片)、それを生成すると「モルフィネ」、さらに生成すると「ヘロイン」ができる。
ニューヨーク時代、オレを天国と地獄に導いてくれたヘロインの生まれ故郷を訪ねる旅だ。
オレはヘロインによって命以外のすべてを失い、死以外のすべてを学んだ。
タイはここ10数年の麻薬撲滅キャンペーンによってケシ畑を一掃したが、ミャンマー(ビルマ)やラオスにはまだまだアフガンを抜いて世界一の生産量を誇っている。
0711kumaヘロインくまさん(展示品)

国境の町メーサイにある「メーサイゲストハウス」(900円)に泊まる。
川を挟んで向こう側はもうミャンマー(ビルマ)である。朝になると、服を頭にのせた裸の男たちが川を渡ってくる。北朝鮮から中国、メキシコからアメリカへ命がけで川を渡ってくる移民たちのイメージを知ってるオレたちにはショッキングな風景だが、笑っちゃうくらいのどかなのだ。事情を聞くと、「いちいちイミグレーションを通るのが面倒くさい」からだそうだ。だよね、だよね、本来国境とはこのくらいいいかげんであるべきだろう。
早速オレもイミグレーションを通り、ミャンマー側に越境する。
シャン族の反政府ゲリラとミャンマーの軍隊が時々戦闘をくりひろげ、日本人ジャーナリストが殺されたり、ミャンマーにおける治安の悪化が喧伝されている。
あちら側に出たとたんたくさんのタクシードライバーがむらがってくる。オレは英語が達者なガイドを見つけ、こまかい現実情報を聞き出し、彼「モンモン」を3時間300Bでガイドに雇う。なによりモンモンはシャン族とアカ族の言葉が話せるのだ。
観光スポットは無視して、シャン族とアカ族の村を案内してもらった。彼らの村を見学するはずが、逆にドレッドにひげの珍獣のほうがめずらしいらしく、オレのほうが「見学」されてしまった。
まあこのへんのネタは小説用にとっておくので、オピウム(阿片)博物館を紹介しよう。
メーサイから青いソンテウに乗り、sob ruakへむかう。「ホール・オブ・オピウム」という博物館が5年前にオープンしたというので、いかずんばなるまい。
山の中に突如出現した巨大施設に度肝を抜かれる。いったい阿片の村おこしに何兆円かけたんだ? 入場料が300B(1000円)という、タイではかなりの高額である。
博物館というより、アトラクション施設みたいな演出で、阿片にもだえ苦しむ人々のシュールな彫刻が彫られた洞窟をくぐり、やっとロビーに出る。
「タイではこのように阿片という悪魔を駆逐しました」というような映画を見せられてから、展示室に入る。石器時代のスイスで発見され、シュメール、エジプト、ギリシア文明から、阿片戦争を経て、モルフィネとヘロインの発明、世界的な麻薬撲滅キャンペーンの現代に至る歴史が展示物とともにわかりやすく説明されている。
そこからさらにソンテウでsob ruakにいき、町なかにある「オピウム・ハウス」という小さな博物館をのぞく。(こんなとこばっか、いってるなあ、オレ)
村おこしにドラッグを使うというのも商魂たくましいが、ドラッグの歴史は人類史そのものと言っていい。
0711opium

オレはふっとこんな感慨にとらわれた。
「人類がドラッグを使った」のではなく、「ドラッグが人類を使った」のではないか?
もちろん植物にも「意識」があり、自らを繁殖させるための戦略として人類という種を選び、人間の脳内ホルモンに植物自らの成分を擬態させた。
オピウムの鎮痛効果や中毒症状に操られ、人類は阿片戦争を起こし、世界規模のドラッグシンジケートをつくった。そして末端にいる無数のジャンキーたちはヘロインを広め、ようしゃなく使い捨てられていく。
黄金のブッダとド派手なデコレーションに飾られた川岸へ行くと、ゴールデントライアングルの三角州が見下ろせる。向こう岸にはラオスとミャンマーが見渡せ、ここで2つの川が合流するのだ。
0711golden
宗教とドラッグ。
それは神を見させるための道具だ。
神を見ること自体が最高の快感であると、人類は初期設定されている。
一度神を見てしまった人間は、天国から突き落とされ、二度と会えぬ神に恋焦がれ、苦しみつづけるのだ。
もしかすると、これが人類をここまで進化させた原理かもしれない。
そこから文明が、芸術が、詩が、歌が生まれる。
0711buddha

Chiang seanの1キロ手前にある「GIN’S Gest House」(600円)に泊まった。広大な庭に独立したバンガローがあり、快適そのものだ。ここにちょっと腰をすえようかなと思った。いいメロディーが浮かんできたので、ギターを弾きはじめると、調子っぱずれな「乾杯」がタイ語で聞こえてきた。隣のカラオケ屋である。もう夕方から夜中の1時過ぎまでから騒音の大洪水で、作曲どころか眠ることさえできない。これから結婚式などで「乾杯」を聞くと、このトラウマがよみがえるだろう。
ああ、楽園から追放された人類の恋歌に乾杯。
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イエーイ、ただいまバンコクのホテルから書いてます。
日光は初雪だったってのに、ここは常夏の楽園。もう朝からプールで泳いじゃったよ。
昨日の夜中空港に着くと、バスや列車がなくなっていて、タクシーでフアランポーン駅近くのホテルに向かった。
400バーツ(1400円。約40分)って決めたのに、タクシーのおやじがハイウエイ代100バーツ出せってふっかけてきた。
オレは高速を飛ばすタクシーのドアを開け、「ここから飛び降りるぞ!」と脅す。
タクシーのフロントには小さな仏像が飾ってある。オレは蓮華座を組んで言った。
「いいか、おまえにも養わなくちゃならない家族や子供たちがいるのはわかる。しかしオレとの約束を破ってぼったくってもブッダは見てるぞ。正直に汗を流して働いた金で家族を養うほうがブッダがどれだけ喜ぶことか」
がっはっは、かなりむちゃくちゃな理論だが、さすが敬虔な仏教徒。
「悪かった。400バーツきっちりでいい。その代わり走ってる車のドアは開けるな」
運ちゃんは汗だくの顔でうなずいた。
この地元ぼったくり軍団との対決が楽しいんだよね。
オレも汗を流して声をからして稼いだ金で旅してるので、彼らとは対等でありたい。
今日から早速、古都アユタヤにいく。
禁断のゴールデントライアングルに向かって北上だ。
さあ、どんな旅になるか、胸が張り裂けるほどワクワクするぜ!

ところで明日のおがわとーるライブをみんなたのむぜ。
2部制だからまだ席は残ってるし、ぎゅうぎゅうでもつめこむということだ。晩秋の日光はちょうど街中が紅葉の真っ最中で、深紅のもみじが息を呑むほど美しい。
そこでとーるの美声が聞けるなんて最高じゃないか。
★11月25日(日)おがわとーるライブ日光「カフェSansalo」
第一部15:00~。第二部18:00~(入替え制) 
前売り ¥1500円  当日 ¥1800円(1ドリンク付)
メール予約:cafe3salo@ybb.ne.jp
電話予約:0288-23-0103
日光市今市124-3(東武日光線下今市駅、JR井今市駅より徒歩5分)
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 うおー、日光は初雪だ。
 いよいよ冬が訪れ……オレは南国の楽園に逃げる!
 それにしても出発前にやらねばならないことが山ほどある。CDの注文や来年の主催者にフライヤーを送ったり、事務的なメールを書いたり、トラベラーズチェックに両替したり、ロンリープラネットが英語版なので電子辞書を買ったり、いつ死んでもいいようにエロビデオを隠したり(恒例)しなければならない。
 そうだ、これもやらねば。
 悠日のネアリカワークショップでつくられた作品をオレの手元に置いておくスペースがないので、希望者に引き取ってもらうことにします。これで儲ける気はないので、みんなと相談した結果、キャンバスや毛糸代、手間などを考えて、一律3000円(送料は着払い)にしました。
 誰でも応募できますが、優先順位は、こうします。
1,「創作者」(ワークショップでそのネアリカをつくった人)
2,「参加者」(悠日のネアリカワークショップのどの回でも参加した人)
3,「希望者」(早い者勝ちですが、その人が応募した1週間以内に1,2の人がいない場合)。
 メールに「創作者」、「参加者」、「希望者」と書いてください。
 メールには必ず、作品番号と「タイトル」、郵便番号、住所、氏名、電話番号、配達希望時間を書いてください。郵便振り込み番号が送られます。(振り込み手数料は購買者が負担ください)
 なおメールは担当者「美雪」が受けますので、AKIRA宛のメッセージは転送されません。締め切りは2007年12月31日とさせていただきます。
 メール受付先:tsuyoque@krb.biglobe.ne.jp(担当者:美雪)

タイトルNo1「鹿」

タイトルNo2「星」

タイトルNo3「目」

タイトルNo4「手」

タイトルNo5「ゾウ」

タイトルNo6「人」

タイトルNo7「鳥」

タイトルNo8「金魚」

タイトルNo9「蝶」

タイトルNo10「地蔵」

タイトルNo11「ヘンプ」

タイトルNo12「流れ星」

タイトルNo13「ハート」

 ああ、今から旅支度しなくちゃ。
 旅行中もときどき日記を書くでしょうが、あまり期待しないように。なにしろ頭を空っぽにして自分自身へ帰る旅なので。
 ミニギターを持っていくので、新曲は期待していいよ。とーるプロデュースの新しいアルバムと「alone4」もひかえてるからね。
 タイ、ミャンマー、ベトナム、ラオス、カンボジア、マレーシア、インドネシア、シンガポールをまわって、2008年2月5日に帰ってきます。

旅行中はinfo@akiramania.comがパンクしてしまうので、ミクシのakiramaniaにメールをください。
 来年もたくさんライブが待っている。きみの町にも行くからね。きみの町にこないときは自分で企画して。
 「AKIRAライブの作り方」参照。
 自分で動かないとなにもはじまらない、
 世界は変わらないんだ。
 2008年の合い言葉、

 MOVE! MOVE! MOVE!

 さあ、旅立ちだ!

もしも君が傷ついたり
つまずいたり へこんだら
青いネガは部屋に捨てて
旅に出てみないか

空に抱かれ 海に抱かれ
陸に抱かれ 夢見る
見知らぬ街 見知らぬ人
見知らぬ自分

せまいせまい平均台 列にならんで
背中押されどこへむかう
落ちろ落ちろ! そして目覚めろ
地面が君を受けとめる

風のように 鳥のように
川のように歌うよ
へたくそでも君にとどけ
旅立ちの歌

もしも君がひきこもって
つらい思いするなら
冷めた涙雨に流し
旅に出てみないか

森と遊び 虹と遊び
影と遊び 見つける
変わる景色 変わる気持ち
変わる自分を

走る走る暴走列車止まらないなら
窓を開けて外へ飛びだそう
逃げろ逃げろ! そして旅立て
大地が君を歩ませる

花のように 草のように
月のように歌うよ
つたなくても君にとどけ
旅立ちの歌

まわるまわる星のうえで旅をつづける
人生はめぐる輪のように
生まれ死んで 生まれ死んで 生まれ
もう一度君と出会うんだ

君のままに 在るがままに
愛のままに歌おう
不器用でも天にとどけ
旅立ちの歌
へたくそでも君にとどけ
旅立ちの歌
つたなくても君にとどけ
旅立ちの歌

※とりあえず今決まっている2008年のライブスケジュール

★2月8日(金)新潟市「万代シティホール〔リターナ〕」
清水友裕「70展」オープニングライブ
開場17:00開演18:00、終了予定20:00
出演:月乃光司。アイコ。AKIRA。
予約メール:rainbow-children-70@ezweb.ne.jp(清水まで)
ライブの入場料:2000円 開場17:00 開演18:00(終了予定 20:00)
会場:万代シティホール〔リターナ〕 新潟市中央区万代1-6-1新潟交通バスセンタービル2F
問い合わせ:TEL:080-5170-9079

★2月10日(日)どん底からの出発
元ジャンキー・ホームレスのAKIRAと元引きこもり・アルコール依存症の月乃光司の『どん底ブラザーズ』によるメッセージライブ!
出演:AKIRA・月乃光司  ゲスト:YOPPY・まいまい
会場:新潟市総合福祉会館(プレイルーム)
新潟市中央区八千代1丁目3番1号
http://www.syakyo-niigatacity.or.jp/data/contact/traffic.html
開場13:30 開演14:00(終了予定16:00)
参加費:1000円(当日のみ)
主催:こわれ者の祭典実行委員会
問い合わせ:TEL070-6456-9262(RGI)

★2月13日(水)AKIRA&脳性マヒブラザーズ『オペラライブ』
出演:AKIRA・DAIGO・周佐則雄(脳性マヒブラザーズ)
会場:護念寺(新潟市西区文理高校裏手)
開場18:30 開演19:00

★2月16日(土)AKIRAとその仲間たちコラボレーションライブ
出演:AKIRA・DAIGO・周佐則雄(脳性マヒブラザーズ)他
会場:新潟市総合福祉会館(視聴覚室)
新潟市中央区八千代1丁目3番1号
http://www.syakyo-niigatacity.or.jp/data/contact/traffic.html
開場18:00 開演18:30

★3月15日(土)群馬県桐生ライブ

★3月22日(土)。23日(日)静岡浜松ライブ
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