New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


テーマ:
7月27日(金)黒豆5周年記念ライブ1

 うほー、いよいよ北海道ツアーを飾るファイナルライブである。
 もはや「北の家族」となった黒豆には、どんどん人がはいってくる。帯広ライブの主催者芦田さんが「この風景、夢で見たわ。うわー、まったくいっしょ。正夢よ!」と興奮している。
 芦田さん一家、釧路ライブの主催の和子さん、東区民センターライブ主催の原田さん親娘、「だれも」ライブ主催の山口さん、二風谷ライブ主催のあおい、たくさんのライブを主催してくれた大潟さん、しかも黒豆一家と親戚まで、おおっいつもはきてくれない黒豆さんのお母さんまでいるぞ! ほとんど全ライブにかよってくれたキョウコさん、ガンから生還した渋谷さん、孝勝寺の上川さんご夫婦とふたりの娘さん、「あさかげ」の加藤姉妹をはじめ、何度もきてくれた人たちが顔をそろえる。はいりきれないほどの観客がつめかけてくれた。
 焼き鳥屋から黒豆店長に就任したタックの炭火焼き鳥をつまみ、生ビールをかたむけながらみんな楽しんでいる。
0707黒豆5周年

 さあ、有終の美を飾る祭りがはじまる。
 黒豆長男のタクヤがカホンに座り、とーるが12弦ギターをかまえ、オレがシャウトする。
「好きだ!」

1.Beautiful
2.Hello my mom!
3.家族
4.愛を知らない子供たち
5.レラ

 後半からはゲストタイムだ。聖のジジュリドゥーととーるのガットギターが異空間を創出し、いまっちのアボリジナルなダンスが躍動し、オレの歌が重なる。
6.Holy night

 オレのピアノをバックに規加が美しいボーカルを響かせる。オレととーるが負けじとコーラスを重ねていく。
7.雲の上はいつも晴れだから

 ここでなんと孝勝寺の住職が袈裟に着替えコラボしてくれることになった。独断と偏見の仏教解釈曲「ダンシング・ブッダ」に広いふところで本物のお経を重ねてくれた。
8.ダンシング・ブッダ
0707黒豆5周年

9.僕の居場所
10.Beyond the border
11.だいじょうぶマイフレンド
アンコールはオレがピアノを弾き、とーるがリードボーカルをとる。もうすっかりこの曲もとーるの持ち歌になったなあ。
12.青空のむこう

 最後の歌は黒豆さんに捧げる「ありがとう」だ。5年間ものあいだこのようなフリースペースを維持するのは並大抵のことじゃない。アーティストたちが自由に表現し、観客たちが喜んでくれる場をつくる奇跡。その場を5年間も保ちつづけるのは、奇跡のまた奇跡なのだ。黒豆さんの子供のような笑顔とあたたかい思いやりが人々を惹きつけ、目に見えない努力をつづけてきたからこそ、オレたちはこの歓喜を共有できる。
 鳴りやまないアンコールは、黒豆さんと出会ったこの歌しかないだろう。黒豆さんは去年のアイヌモシリ1万年祭でこの歌を聴いた時のように涙を流していた。
13.旅立ちの歌

君のままに
在るがままに
愛のままに歌おう
つたなくても天に届け
旅立ちの歌
へたくそでも君に届け
旅立ちの歌

7月28日(土)黒豆5周年記念ライブ2

 昨日で終わりと思いきや、おがわとーるのライブに客演する。
 とーるは昨日のライブが終わってから突然「黒豆5周年記念アルバム」をつくろうということになり、ひとりで編集からジャケットデザインまでやってのけた。どこにそんなパワーがあるのだろうというくらい千手観音的大活躍である。
 ひさびさにとーるの歌をゆっくり聴けた。
 とくにバラードは秀逸であり、とんでもないコード進行なのにキャッチーなメロディーを作り出す才能はスティービー・ワンダー並みである。
 数々のライブでオレをサポートしてきてくれたとーるに感謝をこめて前座をさせてもらった……はずだったが、前座だけじゃなく、とーるの前半が終わった「中座」、後半が終わった「後座」と歌わせてもらう。

前座
1. レラ
2.Bitch lover
3.Be yourself

おおー、天才パーカッショニストつっちーが登場だ。さすが祭りだけあって、すっげー豪華なメンバーだな。
中座
4.Traveling man(カホン:土田ゆうき。ギター:おがわとーる)
5. Unconditional love(カホン:土田ゆうき。ギター:おがわとーる)
後座
6.Happy birthday(カホン:土田ゆうき。ギター&ボーカル:おがわとーる)
7.青空のむこう(カホン:土田ゆうき。ギター&ボーカル:おがわとーる)

 今回北海道にきてから31本のライブをやった。
 この1ヶ月でオフをとれたのが2日だけ、1日にライブ2本の日が5日もあった。ほとんど毎日歌っていたことになる。
 もちろんたいへんだったけど、あまりにもたくさんの楽しい日々だった。
 宝物のような思い出をかかえて、明日日光へ帰る。
 ライブを企画してくれた黒豆さん、大潟さん、ジョニーさん、原田さん、芦田さん、和子さん、あおい、山口さん、札幌べてるのみんな、FM白石の太田さん、チャオのママなどなど。サポートしてくれたタック、規加、アコ、ヨウコ、ハジメくん、とーる、つっちー、タクヤ、よっしー、聖、たかこさん。1ヶ月もの間居候させてくれたそういちさん。まだまだ書ききれないほどお世話になった人たちはたくさんいる。
 「すべての出会いが魂の家族」とウイチョル族は言っていたが、
 心からそう思う。
 ありがとう、ありがとう、北の家族。
 また笑顔で出会える日まで。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
7月25日(水)焼き鳥屋「朴」ライブ

今日もグルメレポートからはじまるぜ。
「純蓮」からのれん分けされた「すみれ」。「すみれ」からのれん分けされた「彩未」。最近は「純蓮」や「すみれ」をしのぐほどの人気店である。友人が「3回いって、あまりの行列で3回ともいくのをあきらめた」と言っていたのでビビっていたが、ちょうど並ばずにはいれた。
こってり系の味噌ラーメン(650円?)は「すみれ」を進化させた絶品である。しょう油ラーメンは真っ黒に近いほど濃厚なしょうゆ味でこれもかなり独特の味だ。
0707彩未

麺屋 彩未 (さいみ) 
札幌市豊平区美園十条5-3-3
011-820-6511 
月曜日 
11:00~15:30 17:00~19:30 

いえーい、いよいよ焼き鳥屋ライブだぜい。
バーやレストランのライブなどはよくあるが、焼き鳥屋ってのははじめてである。ふつうのミュージシャンはいやがるかもしれないが、オレはすっごい楽しみなの。鳥の歌は、ええと……そうだ「FUFU BIRD」でもやるか。それとも赤のれんに手ぬぐい巻いたおっちゃんが集まりそうだから「人の一生へのごとし」とかにするか。
JR手稲駅南口に主催者大潟さんが迎えにきてくれた。「朴」(011-532-6058)は、大潟さんの息子さんが経営する焼き鳥屋なのだ。それにしても焼き鳥屋が多いな。手稲駅は焼き鳥屋の激戦区である。駅から徒歩1分の店にはいると、うわっセンスいいじゃーん。黒をベースにした店内に赤のアクセントがおしゃれである。
まず子供4人を連れた大潟さんの家族が集まってくる。いいね、いいね、家族で同じ音楽を楽しめるなんてすごいことだと思うよ。
規加もカホンをもってやってくるし、とーる大先生も小樽FMの帰り道にきてくれた。とーるはお年寄りや子供に絶大に人気を誇るのよね。とーるはいつもの即興ソングで子供たちも大喜びだ。ひさびさにとーるのオリジナルソングをたっぷり聴けたし、レコーディングしたオレの曲「生きてるって叫べ」や「fragile」などを歌い上げる。うらやましいほどの歌唱力と美声である。さっそく手稲からきてくれたお客さんに「同窓会で歌ってください」と仕事まで入った。
焼き鳥とビールを片手に歌えるなんて幸せだなあ。リラックスした雰囲気で、オレもいつもはやらない曲をたっぷり歌わせてもらった。

1.Beautiful
2.Hello my mom!
3.Eternal soul
4.人の一生屁のごとし
5.海は広いな
6.雲のうえはいつも晴れだから(ボーカル:規加)
7.なんくるないさ(カホン:規加)
8.だいじょうぶマイフレンド
9.家族(ギター:とーる、カホン:規加)
10.ソウルメイト(アンコール。AKIRAととーるのツインボーカル)
11.Happy Birthday(アンコール。ギター:とーる、カホン:規加)
0707朴photo by yoko

宴会ソング「人の一生屁のごとし」やオリジナル歌詞の「海はひろいな」も受けたね。「雲の上はいつも晴れだから」を規加に歌ってもらう。規加は祭りの和太鼓奏者だが、伸びやかなボーカルがすごいのよね。「なんくるないさ」では、沖縄の指笛を吹く人も登場し、盛り上がる。
ライブ後は炭火をテーブルにおいて、焼き鳥や野菜、きのこを焼きながら食べる。オリジナルの浅漬けもうまかったし、焼き鳥屋ライブっていいねえ。腹も心もいっぱいになるって、ディナーショーなみのぜいたくだなあ。

7月26日(木)「Slow Hand」ライブ

朝起きると微熱がある。
喉の奥が腫れて咳き込んでしまう。今年85本目のライブでそろそろ限界がきたかなあ。カバノアナタケのお茶を飲み、ベータグルカンのナチュラルメディスンをとる。
今晩のライブが札幌でのピークになる予定なのにやばいな。
「生きてるジョニーを見れる最後のライブになりますよ」
 ジョニーさんが真顔で言った。ジョニーさんが今日のライブにかける意気込みが伝わってくる。Slow Handは数々の実力はアーティストたちが出演してきた名ライブハウスだ。オーナーのヤハギさんは凄腕のギタープレーヤーで、札幌音楽シーンの重要人物である。
オレもセットリストを練りに練って、新旧100曲の中から絞り込んだ。オープニングから押せ押せではじまる「AKIRAオールベスト」はこれだ。
0707SLOW HANDphoto by yoko

前半
1.Traveling man
2.Unconditional love
3.心がくしゃみをした朝
4.だいじょうぶマイフレンド
5.リストカッター
6.祝福の歌

後半
7.雲の上はいつも晴れだから(ピアノ)
8.愛を知らない子供たち(ピアノ)
9.Be yourself
10.alone
11.ソウルメイト
12.家族
13.Hello my mom!
14.旅立ちの歌(アンコール)
15.天使のkiss(アンコール。キーボード・パイプオルガン)
16.Born to love(アンコール)
0707SLOW HANDphoto by yoko

これだけの重量打線が並べばもはやMC(語り)など必要ない。普段のライブではありえないことだが、まったくしゃべらず曲だけで前半を疾走した。
「今日はミュージシャンAKIRAって感じですねえ。でもちょっとはしゃべってくださいよ」ジョニーさんが笑う。
あは、飛ばしすぎたかな。後半の前に前半の曲紹介をする。まとめてやらずに、1曲ごとにやってよねって感じ(失礼)。いやいやそれほど今日は音楽だけで勝負したかったんだ。
昼間はあんなに声が枯れていたのに、バリバリ出るのでびっくりした。ステージに立つと、なにかが降りてくるというか、無意識のパワーが流れこむというか、自分でも不思議である。
ジョニーさんは激しいパーカッションで指の皮を何度もむいているのに、さらにパワフルなグルーブを叩き出す。すげえ、すげえ、まさに神がかりな熱演だ。アップテンポはもちろんバラードにぴったり寄り添う繊細さは驚異である。
ふつうは12曲くらいで終わるのに、アンコールに次ぐアンコールで16曲も演奏してしまった。お客さんも大喜びだったし、オーナーのヤハギさんも真剣に聴いてくれた。
なによりジョニーさんが最高の演奏ができて大満足そうだ。
「おれ、沖縄行っちゃおうかな」
ジョニーさん、マジかも(汗)。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
7月21日(土)チャオライブ
またもやグルマン・ハジメおすすめのグルメ情報からはじめる。
スープカレーの進化系「XY象SA」(キサ)はすごかった。盛り付けの美しさは芸術的だし、スパイスのバランスも絶妙である。驚いたのは「オムライス」。ナシゴレンのようなチャーハンが卵ではなくライスペーパーでくるんであるのよ。そのうえに温泉卵のような半熟エッグがのっている。ライスペーパーのカリカリ感と半熟エッグのとろとろ感は革命的ですらある。
0707キサカレー

0707オムライスphoto by yoko


北24条駅近くの「チャオ」はノスタルジックな雰囲気を残す画廊喫茶店だ。3階の窓から町が見下ろせ、壁には木の葉を描いた美しい絵が展示されていた。チャオの魅力はなんといっても肝っ玉ママさんの人柄である。豪快な笑いと深い思いやりに惹かれてさまざまな常連が集まってくる。
おおー、ヒロミちゃんもきてくれたではないか!
2児の子供をかかえガンと闘うヒロミちゃんは、薬で痛みを抑え、タクシーでかけつけてくれた。
「毎日朝から晩までアキラさんのCDを聴いてるんで子供たちに笑われてます」
チョーうれしい、本当にありがたいことだ。

1.alone
2.落涙
3.Unconditional love
4.マーマレードスカイ
5.fragile
6.青空のむこう
7.インラケチ(ジョニー)
8.犀の角のように(ジョニー)
9.愛を知らない子供たち(ジョニー)
10.家族(ジョニー)
11.祈りの歌(ジョニー)
12.祝福の歌(ジョニー)
13.終わらないキスをしよう(ジョニー)
0707チャオphoto by yoko

後半からジョニーさんのカホンがはいり、会場が一体となって生きるってことをかみしめる。「祈りの歌」ではヒロミちゃんやヨウコのガンに会場みんなで祈ってもらった。
生きて出会えるってことがこれほどの奇跡だなんて今まで気づかなかった。
世界の苦しみを救おうなんてまったく思わないが、
出会った人の唇がたった1ミリでもあがり、
ささやかな微笑が生まれればいい

7月23日(月) オーガニックレストラン「青い空流れる雲」

円山は札幌の高級住宅街である。
札幌のタウン誌「Procco」でも円山ブランド特集が組まれ、さまざまな高級レストランが紹介されている。おしゃれなディスプレイがならぶ浅井学園の裏手にオーガニックレストラン「青い空流れる雲」があった。ここもライブ主催者大潟さんがひいきの店だ。
木造の店内はあたたかみを感じる落ち着いた内装になっている。オーナーのたけさんは旅好きで、バリ島やオーストラリア、ニューヨークにもいっている。
背の高いキッチンスタッフがあいさつしてきた。
「アキラさんの本はぜんぶ読みましたよ!」
おおー、こんなところにも読者がいたとは。すげーすげー。よしさんといってジャズギターを弾くので「1曲コラボしましょう」ということになった。パーカッションはアドリブでもいけるが、ギターはそうはいかないので、ふつうギタリストとのコラボはしない。しかしよしさんはすごいテクニックと柔軟さでリードギターをいれていく。
「思い切って後半は全曲コラボしましょう」オレが言った。
それにしてもお客さんは大盛況で、店内のテーブルを外にだしてもぎゅうぎゅうづめの状態だ。「ミタクオヤシン」あたりでオレは酸欠になり、頭がもうろうとしてきて意識を失いかけた。過労もあるんだろうけど、マジやばいわ。あわてて外へ飛び出し、深呼吸して、やっと意識がはっきりしてきた。1曲ごとにドアを開けてもらい、また歌いだす。
0707青い空photo by yoko

1.Be here now
2.ミタクオヤシン
3.ムーンタイム
4.ハレルヤ
5.ぬちどぅ宝
6.Born to love
7.Traveling man(AKIRA 朗読、ジョニー カホン)
8.Fu Fu Bird(よし、ジョニー)
9.虹の戦士(よし、ジョニー)
10.背中(よし、ジョニー)
11.Hello may mom!(よし、ジョニー)
13.家族(よし、ジョニー)
14.祝福の歌(アンコール:よし、ジョニー)
15.雲の上はいつも晴れだから(アンコール:よし、ジョニー)
16.天使のkiss(アンコール:よし、ジョニー)

うわ、16曲もやっちゃったのか。
よしさんのギター、ジョニーさんのカホンと即興ユニットは大好評だった。クリニックにミニホールをもつ西谷先生は「ぜひ次回はうちのホールを使ってこの3人で演奏してください」と言ってくれた。
「あさかげ支援センター」ライブにきてくれたEさんがまたきてくれた。Eさんは心の病気になってから本が読めなくなってしまった。しかし今オレの本を毎日読んでいるという。1ページ読むのに1時間かかるが、いっしょうけんめい読みつづけている。本を読む娘を見た家族は驚き、大喜びしているという。これって作家冥利につきるというか、最高にうれしいことだね。
ライブが終わり、おいしい有機野菜の料理をいただく。ツアー中はなかなか野菜が食べられないので、かみ締めながら食べる。玄米の炊き加減も完璧だし、チリ味のヒヨコ豆がむっちゃおいしかった。と、また食べ物の話で落ち着く。

※本日のグルメ情報
前日のオフ日に版画家福地さんに連れて行ってもらったんだけど、鹿児島ラーメン「櫻島」はすばらしいわ。
グルマン・ハジメの友人が遠方から訪れると必ずこんな質問が出される。
「札幌でいちばんおいしいラーメン屋か、いちばんおいしい札幌ラーメンか、どちらを食べたい?」
「札幌でいちばんおいしいラーメン」と答えが出ると、櫻島の大きなのれんに即突撃するという。
とんこつスープは濃厚でありながらあっさりで、飽きのこない傑作だ。あっさり味の鯛ラーメンもオレをうならせる。サツマイモを使った紫色の餃子もいけるし、意外なメニューで「煮豚カレー」もハイレベルだった。これだけの行列に並んでも食べる価値ありだな。
札幌市西区西野4条3丁目1-38 TEL.011-667-1321  櫻島ラーメン750円 鯛ラーメン700円 素ラーメン550円 煮豚カレー(並)500円(小)300円
0707櫻島


7月24日(火) レストラン「のや」

朝の10時から黒豆でとーるとのレコーディングをおこなった。
黒豆のみんなと会えるのがうれしい。もう道東&道南ツアー以来、札幌の家族みたいなもんだ。
トールがアレンジしてくれた7曲にボーカルをいれる。6時間ぶっつづけで歌い、全曲の録音を終了した。われながらすごい「喉ぢから」である。ハジメくんプロデュースのアルバムとは別バージョンで、今度札幌にきたときに5曲ほど録音し、一枚のアルバムに仕上げるつもりだ。

レコーディングが終わるとすぐ規加の車に乗ってJR苗穂駅近くのレストラン「のや」へむかった。
主催のジョニーさんとスタッフで「ガーリック・ポーク・ソテー」をごちそうになる。前日の野菜料理もすばらしかったが、やっぱ肉が大好きだあー! ジョニーさんおすすめのメニューだけあってボリュームもたっぷりの剛速球だった。
石造り倉庫には、なんとグランドピアノがおいてある。
レストランオーナーの川端さんはブルーグラスのプロミュージシャンであり、音楽機材の充実振りはライブハウス以上でだ。石倉で月2,3回のライブをおこなっていて、レストランなのに専属のPAさんまでいるとは。PAをやってくれた松ちゃんは石倉独特の反響を知りつくしている。
本当にすごい音だ。石にはねかえった繊細な音が心地よく耳にしみこんでくる。
今回はジョニーさんがカホンとボンゴで全曲参加してくれる。ふつうパーカッションはアップテンポの曲だけにいれてもらうが、ジョニーさんはバラードでも細やかに味付けしてくれる。
0707のやphoto by yoko

1.祈りの歌
2.青空のむこう
3.愛を知らない子供たち
4.レラ(ピアノ)
5.fragile(ピアノ)
6.老人と星
7.百億光年の孤独
8.チャーガンジュー
9.ソウルメイト
10.家族(ピアノ)
11.Hello my mom!
13.祝福の歌
14.だいじょうぶマイフレンド(アンコール)

レストランライブ終了後には恒例のお食事会である。
マグロのカルパッチョ、ポークの蜂蜜ソース、中華風あんかけビーフ、ミートローフの香草ホワイトソースがけ、どれもこれもうまい! 食べ物のことを書くと力がはいってしまうが、うまいんだからしょうがない。

あっそうだ、もうひとつ食べ物ネタがあった。
「ヨウコさん。ジョニー、一生のお願いがあります」
ジョニーさんのただならぬ意気込みにヨウコはうろたえる。
「な、なんですか、あらたまって」
「子供のころからの夢なんです」
「夢?」
「ウンコ型ドーナツをつくってください!」
「ウ、ウ○コドーナツですって」
オーガニックのお菓子をつくってきた「工房キビ」の看板に傷がつき、インターネットで注文してくれる全国のファンを失うかもしれない。しかしこわもてのジョニーベイビーから子供のころからの夢と頭を下げられれば、ヨウコもつくらねばならない。
北海道産小麦粉に豆乳と十勝バターを練り、棒状に伸ばす。ポイントは棒状の生地をちょっと平たくすることだ。こんがりと揚がった直径5センチ、高さ4センチほどのドーナツに北海道産ビートシュガー(てんさい糖)をまぶして完成だ。
0707ドーナツphoto by yoko

ジョニーさんは涙を流さんばかりに喜んでいる。
「おおー、このスパイラルな曲線美……完璧だ!」
スパイラルな曲線美って、おいっ。オレはこんなの売れるわけないとバカにしていたが、みんなおいしいおいしいと売切れてしまった。
「ヨウコさん、こんなに売れるなら、工房キビでも通販しましょう」
ジョニーさんの目が子供のように輝いたが、ヨウコはきっぱり言い切った。
「絶対にイヤ!!」
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。