New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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 「今さっきテレビつけたら、TBSにAKIRAさんが映ってました~。こわれものの祭典のライブでHappyBirthday歌ってるところです」(ONSENSパーカッションのRIE)
 というようなメールがいろいろきた。
 筑紫哲也の「ニュース23」に出るほど「有名なAKIRA」からのお願いが、 ふたつあります。(究極にはひとつのことだけど)

 テラとダナもラウラとエカテリーナも寝静まり、 たった今「バカは国境を越える」のブログを書き終えて寝ようかと思っているところに、ひとつのメールが届いた。
 くたくただけど、今書いておかなくちゃ間に合わない緊急事態だ。

どもども
東京の茉莉です
乳癌の母が本日入院しました。
そんで明日の朝8時から8時間くらい手術です。
母の病室が417号室
すなわちヨイナ→良いな♪です。
相変わらず母は馬鹿な事ばかり言っていますw(以上茉莉のメール)

 29日、すなわち今日の朝8時から午後4時まで、久子さんが乳ガン切除の手術を受けます。
 娘の茉莉は石垣島のライブにきて、京都ライブにギャグマスターの母、久子さんを連れてきてくれました。
0608茉莉母

 もうひとつ偶然にも30分遅れでとどいたメールも読んでください。

AKIRAさん!
きょう届いたよ!
すごーい。
ビ・ツ・ク・リ。
あの魔よけ、夢でそのまんまのを見ていたよ。
あの色、あの刺繍、あの木、そのまんまを!
康子さんの字はAKIRAさんの字と似ているね。
どこでどうやって書いてくれたのか知らないけど、文字から康子さんの過去が見えて大きさが見えて。
康子さん、字もカバみたい!!笑。
とてもとても嬉しかった。
そしてきょうの朝の気分のわけが了解できたよ。
きょうの朝、やっと「抑うつ」から「受容」に移行できたなって自覚できたの。
横尾忠則が死とはふすまをあけてそのままただむこうの部屋にすーっと移動するようなこと、
って書いていてちょうどそんな感じ。
すーっと平行移動しただけなんだ。
でもそこはまったく今までとは別の世界だった。
髪の残存率。
もはや10%に満たないけど。
これはなんだろう?ほんとよくわからないんだけど、
やっとがんになれてうれしい気持ちになれた。
えーっ、こんなんあり!?って感じがする。
ほんとにうれしいよ。坊主あたまでそう思える。
9月13日。
根間ツル子さんに会いに行く。
北の大きなカバシャーマンと南のあったかいツルちゃんと、どちらの人にも会えたこと。
これはどうしようもなく果報だな、って思います。
これだけでも充分なくらいに。
まだみんなには内緒だけど、
12cmは軽くあったがんのでかい塊が、
10cmぐらいになった。
データもなにもとってないけど、
確かに減ったよね?と思う。
プレゼントのパン着きましたか?
奈良さん(なまけもののパン屋)、いつもすっとぼけた失敗するから、
ちゃんと届いたかなーって(そりゃ、届くって)。
えへへ、人のこと言えないくせにね!
職場の出勤簿の印鑑、ずーっとここに押すんじゃないって個所に押してたのがわかって。やっぱりねー、ってさ。(以上ヨウコのメール)

 沖縄ライブを企画してくれた石垣島のヨウコだ。
 オレはアイヌモシリ一万年祭でアシリ・レラ(山道康子)さんにヨウコの事情を話した。
「ヨウコさんへ送ってあげて」
 レラさんは手縫いのマタンプシ(アイヌの鉢巻き)と「イケマ」の壁掛け(魔よけの枝)をくれた。
 北の横綱レラさんに対して、根間ツル子さんは宮古島に住む南の横綱シャーマンである。
0606ヨウコとツル子さんヨウコと根間ツル子さん
 3日まえ、ヨウコからの誕生日プレゼントである「なまけもものパン屋」の極上パンがとどいたのもこの日のブログで 「なまけもものパン屋」にリンクをはっている直後だった。(ヨウコが送ってくれた「なまけもののパン」はイタリア人もイスラエル人も絶賛だったよ)
 自分の治療費さえままならないのに、パン屋にお金を振り込み、送ってくれるヨウコ。ふつうなら自分の焼いたクッキーを送るところが、ヨウコは今、治療費を捻出するために働き、自分でクッキーを作る時間も気力もない。
 ヨウコが気づいたときには、乳ガンがオッパイの80%にまで広がり、削除手術さえできなかった。

とうとう脱毛がはじまったよ。
AKIRAさんのお母さんの髪をお父さんがガムテで
とってたっていうのあったでしょ?
だから、私も部屋に落ちた髪ガムテでとってるよ。
薬はやっぱりすごーいきつい。
抗がん剤って重くて、だんだん自分のからだが
沈んでいく感じ。
やっぱ、飛ぶことはできないのか!?ザンネン。(以上ヨウコのメール)

 ヨウコは数週間前から抗ガン剤を投与され、今では髪の毛がほとんど抜け落ち、部屋中に散らばった自分の髪を毎日拾い集め、職場に通うためにカツラを注文したんだ。
 そんななかヨウコは自分で撮った沖縄ライブ写真集の最終章「虹の輪」を完成させた。高崎ライブを撮ってくれた写真家コイタバシヒロユキが石垣島までヨウコに会いにいき、こんなメールをくれた。

別れ際、ハグをし、胸を触らせてもらいました。
それは、固くて、ヨーコさんが今までかたくなに自分を押さえてきた胸の中の扉の鍵のように固くて、涙が出そうになった。
触りながら、祈り、祈り、ただ祈り、解放されるように、ただただ祈りました。
結局お会いしたのは2.3時間。でも、良かった。石垣に会いに行って、会えて、良かった。
おそらく、自分の意志だけじゃなくて、たくさんの「ヨーコさんに会いに行きたい」人たちが自分の肩に乗って、そんなたくさんの人たちの意志のもと、石垣島に行けたのだろうと。AKIRAさん、ヨーコさんの復活ライブ、やりましょうね。
もちろんそのためには、ヨーコさんが復活することが前提。
自分は、そのためにも祈り続けます。

 本当のことをいうと、オレは辛気くさい「祈りプロジェクト」などやりたくない。自分の悩みは決して人に相談しないし、人にものをたのむのは苦手だ。
 でもさ、楽しいことをイマジンしてみよう。
  ヨウコの復活祭をやろうよ。
 マキと明子さんも呼んで、死の淵から生き返ったヨウコと、久子さんと、ツネちゃんと「怪奇」祝いを歌って踊って楽しもう。蔵王ライブのやよいやハルカや透析をうけているみいも、今苦しんでるみんな、祈ってくれているみんな、全員集まって「ゾンビ復活祭」をやろうよ。
 楽しいお祭りのためにも今日は君にたのむ。

 ……祈ってくれ。

 一回目の「祈りプロジェクト」が肺ガンになった明子さんの手術日に合わせ、いっせいに祈ったことによってガンが消えた。マキのガンを消したのも1000人以上の人がいっせいに祈ってくれたからだ。
 「ガンよ消えろ!」じゃなく、久子さんとヨウコにとって「ベスト」が起これと。
 たとえガンが悪化して死んでも、それが久子さんとヨウコにとって「ベスト」ならそれでいい。でもやつらにとっての「ベスト」が生きのびることなら、オレたちはもっと大きな贈り物をやつらからもらうことになる。
 合い言葉は「ベスト」だ。
 しつこくくりかえす。
 8月29日(火)、今日の朝8時から午後4時まで、久子さんが乳ガン切除の手術
 8月31日(木)、あさってからヨウコにとって3回目の抗ガン剤治療がはじまる。

 さあ、とどけ祈りの歌
 君の胸へと突き刺され
 さあ、ひびけ祈りの歌
 慈悲の涙で地を満たせ
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 怒濤のツアーが終わったかと思うと、「ホスト」の日々である。
 オレもツアー中はたくさんのホストたちに手厚くもてなされたので、日光の一流ホストとしてゲストを迎えよう。
 旧友ペペの紹介で「イタリアの女性モデル2名をよろしくお願いします」とのことだった。友人テラとイスラエル人の恋人ダナもいっしょにくるという。
 よっしゃ、まとめて面倒みようということで、浅草雷門で待ち合わせした。
 前回きたイタリア人のシェフとソムリエはまったく英語を話せなかった。だいたいイタリア、スペイン、フランスのラテン系は母国語にすごい誇りを持っていて、あまり英語を話さない。オレはフィレンツェに半年ほど住んでいたが、イタリア語は3年以上住んだスペイン語に呑みこまれて、話してるとちゅうでスペイン語になってしまう。100円ショップで買ったイタリア語講座のCDを聴きつつ、一夜漬けで勉強していった。
 オレが30分おくれて雷門に着くと、「イタリア人モデル」らしきふたり組と目が合った。
「Buon giorno.Sono AKIRA.Piacere.Come sta?」(こんにちは、わたしがアキラです。元気ですか?)
 オレが必死にイタリア語であいさつすると、
「Yeah.We're fine.Yaman!」
 なんだよ、英語うまいじゃん。(100円返せ!)
 ラウラはお父さんがケニアでバーをやっていて、毎年ケニアにいっている。ケニアはスワヒリ語(「ポレポレ」座は「楽に、楽に」というスワヒリ語)だが第二言語は英語である。
 カテリーナは11歳でイギリスにいき、アイルランドやニューヨークも旅している。
 ふたりともミラノ在住、獅子座の24歳だ。何回かモデルとしてイタリアのテレビに出ているが、本業はイラストレーターである。
 「なんだ、おたがいアーティストじゃん」ということで即意気投合した。

 テラ(日本人。24歳)とダナ(イスラエル人。23歳)もおくれてやってきた。ふたりはインドで恋に落ちて、やや劣勢だったテラがイスラエルまで追っかけていき、ダナを日本に連れてきた。ダナにはスペイン人(祖祖父)の血が流れてるらしく、見た目も放浪癖もジプシーである。
 浅草はオレの縄張りなので雷門近くの回転寿司ナンバーワンに選ばれた「まぐろ人」へ連れていった。
「いいか君たち、日本にきたからには、日本を学ぶための通過儀礼がある」
 まず納豆巻きだ。
 チーズをさらに腐らしたように糸をひく納豆をやつらはなんなく平らげた。
 くやしい。
 ダナはもう半年も日本にいるが、到着5日目のイタリアンもさすが雑食大国である。どうしてもオレはやつらを「ギャフン」と言わせたい。
 そうだ、この手があった。
「車エビのおどりをお願いします」
 回転寿司「まぐろ人」では高級料亭でしか味わえない「おどり」が味わえる。ひと皿480円は痛いが、どうしてもやつらを「ギャフン」と言わせたいのだ。
 オレが指さした生け簀を見て、やつらは悲鳴をあげた。
「ええーっ、あのエビ生きてるじゃん」(英語で書くとめんどうくさいので翻訳する)
 悲鳴を聞いた寿司職人がにんまりと振り返り、網の中で暴れる車エビをやつらに見せた。
「だめ、だめ、かわいそー!」
 ペペから日本語を教わっているラウラが目をおおう。
 ふっふっふ、やつらに命の大切さを教えてやろう。
 あざやかな職人技で解体される車エビをやつらは立ちあがってのぞきこんでる。
「これが、おまえらの口にはいるのだぞ」オレが言う。
 頭を切られ、背わたを抜かれた車エビの握りが2かん、やつらのまえにおかれた。
 オレがしょう油を1滴たらした瞬間、車エビの握りがピクッと痙攣した。
「ノォォォー!!」
 オレは眉ひとつ動かさずに命令した。
「オレのおごりだ。……食え」
 やつらの頭のなかには「ハラキリ」「サムライ」の残酷なイメージが浮かんだにちがいない。
「……わかったわ」
 たぶん「この人に逆らったら日光へ行けない」という打算も浮かんだことだろう。ふふ、やっと「ギャフン」と言ってくれるなあ。
「でも、でも……ビデオ撮ってえ!」
 うわー、「ギャッフーン!」
 満員の客をかえりみず、車エビのおどりをほおばったやつらは騒ぐ。
「動いた! 動いた! 口のなかで動いたよーう!」
 パニくってるわりにはうれしそうである。さすが「イタリア人モデル」カメラ目線もはずさない。(480円返せ!)
 負けた。
 車エビよりも、むしろオレのほうが「ハラキリ」したい。

 日光の我が家でダナがイスラエルの伝統歌をギターで歌い、ディープな話を聞いた。ダナの弟は高校生のとき3回も自殺未遂する。そのたびにダナが説得しても聞き入れなかった。ある日ダナは天井からロープをたらし、首を吊った。弟が窓から飛びこんできてダナを救う。弟は自分が自殺未遂するたびにどれだけの悲しみを家族に与えていたか身をもって知った。その日以来、弟は生まれ変わったかのように明るくなって、今では兄弟や両親の悩み相談までうけるほど強い人間に変わったという。
 オレは長い旅の間に、人を人種や民族や宗教で分けなくなった。あまりにも世界中の人間と会いつづけると、ジャンルやカテゴリーで人を分別するのが不可能になるのだ。
 イスラエルは今、とてもひどいことをやっている。でもダナのやさしい笑顔を見てると「おまえはイスラエルだから……」などの政治的な批判などいっさい吹き飛んでしまう。
 どんな国に生まれようと、どんな環境をすごしてきようと、痛いものはい痛い。白黒黄色とちがう肌を切れば、
 赤い血が流れるんだ。

宗教 民族 言葉 肌
比較 無理解 軽蔑 差別
嫌悪 怨恨 敵意 殺意
嫉妬 執着 束縛 従属
競争 扮争 戦争 復讐
ボーダーを超えろ
ボーダーを超えろ(「BEYOND THE BORDER」より)

 やつらは10時間も眠った。東照宮、メルモンテのバドミントンとピンポンと温泉、スーパーマーケットの「リオンドール」で買い物、大介が壁画を描いたヤスコちゃんの店「カッファ」でイタリア「LAVAZZA」製の本格エスプレッソをごちそうになり、ラウラとカテリーナがサルディーナ地方の家庭料理、フレッシュトマトのニョッキ(ジャガイモのパスタ。絶品!)をつくり、「LAVAZZA」製の本格エスプレッソのお礼にそのパスタをヤスコちゃんに届け、キューバ音楽の「ブエナビスタ」をバックにクレイジーな宴会をくりひろげている。
 「アーティスト」という人種は民族や国籍を越えて、
 おまえらほんとの「バカ」だな。
0608イタリア&イスラエル
左からテラ、ダナ、カテリーナ、ラウラ
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 ランディさんと月乃さんの朗読イベント「真夏の夜の夢」にいってきた。
 ランディさんは原爆記念日(8月6日)の広島ライブに出てくれたり、月乃さんとアイコちゃんは7月に新潟ライブでコラボしてくれたり、 雨宮処凛は新宿ロフトプラスワンで「こわれ者の祭典」とオレをつなげてくれた。これだけ盟友同士が集まるイベントなので、いかずんばなるまい。
 中野「カフェ・ポレポレ坐」は超満員の人であふれかえっている。月乃さんとうちにきたミカちゃんやランディさんのマネージャーでバレリーナのみずえさん、ミニランディ・ももが受付をし、ONSENSライブでおなじみののっぽのトシ、チーム名古屋のイワセユウコ、鍼灸師のイヌ先生、あさってからメキシコへ旅立つユウスケ、メキシコに広島平和の火を運んだケイスケ、蔵王ライブから一万年祭へきてくれたアオイなどもきている。
 司会をすなぶちさんようじさんが務め、ランディさんと月乃さんの爆笑トークで幕が開ける。
 しょっぱなから朗読界の大御所、月乃さんのステージである。
 「レパートリーが少なくて困ってるんですよ」とか言ってたくせに、2連ちゃんの新作にはぶっ飛ばされた。アル中とひきこもり地獄を絶叫し、ブラックユーモアで笑わせる豪腕波状攻撃である。日本ポエトリーリーディン界でも不世出の天才だな、まさに。
 バックをつとめたタダフジカさんのギターがじつによくて、それぞれの詩にぴったりと合ったアドリブを聞かせる。
 2番手は編集者の藤本ゆかりさんが天女のコスプレで「ガラスの仮面」をオリジナル脚本にして朗読する。BGMがないというのでオレがピアノで即興のバックをつけた。
 3番手は編集者の村松さんが軽妙なユーモアに満ちた詩を朗読。村松さんは大病から生還し、絵画に目覚めた。じつに味わい深い絵を描くのよ。演奏中のオレを描いてくれた絵をプレゼントしてくれた。
0608ポレポレ村松画伯村松画伯

  雨宮処凛ちゃんはフリーターやニートやひここもりなどを集めたデモ行進を秋葉原でやったり、あいかわらずおもろい活動を展開してる。今回の朗読は拡声器を持ちこみ、ゴスロリのメイド衣装でアジテーションする。
 「メイド喫茶の時給を上げろー!」月乃さんが「時給を上げろー!」とシュプレヒコールで追いかけ、客席もいっしょに叫び、爆笑の渦がおこった。
 評論家の切通理作さんは近著「失恋論」のもとになった猫の話を朗読した。死んだ奥さんの魂が愛猫にのりうつるシュールでペーソスにあふれた短編だった。
 オレは3曲を弾き語りで歌った。
 「心がくしゃみをした朝」
 「だいじょうぶマイフレンド」
 「祈りの歌」
 横浜の坪井さんが送ってくれた感想を抜粋する。

前半を過ぎたあたりギターを持った方が出て来て・・・・・・えっ・・・もしかしたら・・アキラさん・・・・・・
ウッワー、すんげーイベント!って、腰を抜かしちゃいましたよ。
いつかお会いしたいといつもいつも願ってた方々がダブル(アキラさん・ランディさん)で登場してしまうんですから。
まさに、盆と正月が一緒になった感じ。
で、当然、アキラさんの生唄聴くなんて初めてだし、
もう、固りっぱなし。
いや、恥ずかしい話だけど、泪をこらえるので精一杯。
となりに友達がいるもんで、涙流してたなんてカミさんに言われたらちょっと恥ずかしいし。
なんか、しょうもない事で意地はりながら見てました。(以上抜粋)


 3曲歌い終えたときに、月乃さんが金属バットをもって乱入する。
「極真空手のアキラさんにひきこもりのおれが対抗するには武器が必要なんです」
 おいおい、月乃さんは金属バットをなんにも包まず裸のまま新幹線にのってきたという。必死で世間に合わせようと努力しながらも、こういう常識がぬけていて笑える。
 新潟ライブで披露したコラボ「BEYOND THE BORDER」(ボーダーの向こうに)をオレの歌と月乃さんの朗読を交互にからめて演奏した。
0608ポレポレ月乃photo by KENTARO

 アイコちゃんの朗読がまたたまらないのよ。月乃さんとの掛け合いで桜の木の下で男女が交わす怖くて切ないセリフに胸がキュンと鳴る。
 つぎの日は新宿ロフトプラスワンで「こわれ者の祭典」があるのだが、月乃さんといい、アイコちゃんといい、よくもこれだけ天才が新潟に出現したと驚かざるを得ない。
 水野さんという主婦が飛び入りで朗読した木の話もかな~りよかったなあ。
 さて、オオトリはランディさんである。自作の短編「転生」を朗読したのだが、腰を抜かすくらい驚いた。
 長いつきあいなのにランディさんの朗読を聴くのは初めてなのだ。寺山修司に傾倒し演劇をやっていたのは知っていたが、ここまで完成されたひとり芝居をするとは!
 テレビのナレーターなんか問題じゃないほど、間の取り方とか、感情の揺さぶり方とか、絶妙である。いや絶妙をとおりこして、神が降りてきたんじゃないかと思わせるほど、全員が思いっきり物語に引きこまれた。
 「オレが歌をやってるくらい本腰いれて演劇(ひとり芝居)に力いれたら?」と打ち上げでアドバイスしたくらい、驚いたんだ。
 カラオケの女王じゃなく、まだまだ引き出しがあるのね。田口ランディ恐るべし。この人こそアシリ・レラさんのあとを継ぐ、天性の語り部だ。

★2006.8/26 東京「真夏の夜の夢」感想集ができました。
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