New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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 マキは琵琶湖に花火を打ち上げたいほど喜んでいるが、医者は「消えたといっても他の場所に出て来る可能性もあります」などと歯切れが悪い。
 あいにくヒカルさんも東京にいっていて、マキが喜びを分かち合える人がいない。
 そこで、そこでだよ……

 またまたいっちゃいましたー!
 「怪奇」祝い、出前ライブ!!(爆)

 日光へ車できたリュウを誘惑し、東北自動車道から東京で渋滞にもまれ、東名高速で7時間。彦根城をよこに見、琵琶湖へでると、なつかしの市立病院が見えてきた。
「急にいったら、ヤバくね? マキちゃんも女の子なんだし、身だしなみを整えたりとかあるでしょ」
 近代的なロビーにビビりながらリュウが言う。
「髪の毛振り乱して驚くところが見たいんじゃん。マキはすっぴんでも充分キュウートだから、サプライズ、サプライズ」
 オレは緩和ケア病棟のエレベーターボタンを押しながら言う。
 ナースステーションでマキの個室をきくと、看護婦さんがオレたちを見る。オレはあいかわらずのドレッドにミニギターのケースをさげ、リュウはチベット風の怪しい民族衣装を着ている。
 ドキドキしながらノックをし、3センチくらい隙間を開けて言う。
「突然見舞いのAKIRAで~す」
 マキは寝ていたらしく、黒いアイマスクのまま起きあがった。
「ええー、ほんと!!」
「いやあ、うれしくて、うれしくて、600キロを超えてきちゃいましたー。このチベット人がベースのリュウだよ。ひとりで運転してくれたんだ。ちょっと顔を見たらまた帰らなくちゃ。往復14時間のドライブだよ」
「リュウさん、いつもミクシでコメントしてくれてありがとう!」
「いやあ、こっちもマキちゃんの日記で元気をもらってるから。直接会ってありがとうを言いたかったんだ」
 1ヵ月半前にお見舞いしたとき、マキは立ちあがることもできなかったのに、今では病棟内を杖なしで歩き回れるようになった。顔色といい、身のこなしといい、どっから見ても健康そのものである。
 ガンが消えたとき、ナースステーションは驚きの嵐だったという。医師たちも立場上抑えているが、かなり喜んでいるらしい。
 そこへまたまたサプライズで、ヒカルさんが東京から帰ってきた。
「おおー、すごいゲストがいますねー」
 アースデイで日に焼けたヒカルさんも驚いている。
 もう夢は広がって、まずは日光の温泉、それから沖縄とかニュージーランドとかタスマニアとか、いろいろいこうと話し合う。
 いい笑顔してるねー。この笑顔が見たかったのよ。
0604マキ怪奇祝い悪そうなモンスターども

 まずは7センチのガンが消えたんだから、「今」を喜んでもいいだろう。
 未来におこる負の可能性を心配したら、「今」の喜びが死んでしまう。
 「今」を生きられないと、永遠に喜べるときがこない。
 未来に起こることはそのとき受けとめればいいのよ。
 マーチン社が出してる「バックパッカー」というミニギターで出前ライブを敢行する。
 生まれ変わったマキの誕生を祝うのだ。

死んじまいたいこともあったし
生まれなきゃよかったって思ったし
それでも地べたをはいずり生きてる
これって奇跡なんじゃねえのかい

赤っ恥ばっかかいたし
青っぱなもかまなかったし
ティッシュに丸めて過去など捨てちゃえ
これって楽チンチンじゃねえのかい

Happy birthday 
Happy birthday
この瞬間にマキは生まれ変わるんだ
Happy birthday 
Happy birthday
生まれたてのマキに乾杯 !

 ヒカルさんがインドの太鼓を叩き、リュウがコーラス、マキはもうボロ泣き。
 そう、今この瞬間に生きているって奇跡を祝うんだ。
 余命4ヵ月から生還したマキだけじゃなく、ぶさいくな日常を生きてるオレたちも、みんなも、今を祝福しないで、いつを祝うんだ?
 生きるってことは、ただそれだけで……
 足りている。
 充分な奇跡なんだよ。
 そのためには、頭で考えず、心のままに行動することだ。
 オレも沖縄から帰ってきて、CD発送して、次の日には琵琶湖にいる。自分でもわけわからんが、笑顔が見られればそれでいいのよ。

 さあ、祈りプロジェクトの総仕上げだ。
 数日中にあるMRI(核磁気共鳴映像法)検査にむけて、もう一回みんなで祈ってくれ。
 マキはみんなに心配かけると言えなかったけど、だいぶまえに仙骨とリンパに転移した小さなガンがあるんだ。でも祈りプロジェクトのせいか、ずっと動きを止めている。できればそれも消えてほしい。
 ただ「消えてくれ」と祈るより、「マキがよりよい方向へいきますように」と祈った方が効果的だろう。
 おっと、最後にひとり、お礼を言う方を忘れてた。
 ガンさん、ガンさん、オレのおふくろのときもそうだけど、あなたは偉大な先生です。
 ガンさん、ガンさん、マキやオレたちにたくさん学ばせてくれて
 「イアイライケレ」(アイヌ語の「ありがとう」)
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 根拠のない思いこみが世界を変えたぞー!
 梱包作業に追われているとき電話が鳴った。
「もしもしマキコです。たった今精密検査の結果が出ました」
「むむむ、まさか……」
「そう。その、ま・さ・か・なんです」
 マキは必死で興奮を抑えるように言った。
「ガンが小さくなったんじゃなく、消・え・て・しまったの」
 マンモラホラチン、マンモラホラチン、マンモラホラチンチーン!
 ハンマッハッハ、ハンマッハッハ、フハーフハー!
 オレは受話器を握りしめながら足を踏みならし、アフリカともアマゾンともとれる民族の祭典を踊ったのであった。
 これでマキの背中から腎臓にさしてある排尿チューブもとれる予定だ。早ければ5月中に退院できる。今後は骨転移の検査を月に一度しなければならないので、関西の実家からしばらく病院に通い、やがて日光にもどってくるという。
 これは本物の奇跡である。
 末期ガン患者がはいる緩和ケア病棟の歴史で、マキが唯一の回復退院者なのだ。
 ほんとにこんなことあるのかよー。
 マキは2004年8月にガンが発見され、子宮頸癌3期B、余命4ヶ月と宣告された。
 マキとはたまたま温泉で出会い、ある日「taityou gekihen byebye kamo」という危篤メールをもらう。
 そこでオレは3月9日に「祈りプロジェクト」なるものをこのブログではじめ、その日の夜行バスで滋賀県にある彦根病院に押しかける
 そのときマキのお腹の上から手をあてただけでもゴリゴリした腫瘍が感じられた。わずか45日前には野球のボール大の腫瘍があったのである。
 その後「祈りプロジェクト」は1000人以上の広がりをみせ、マキちゃんのもとへ全国から、アメリカやタスマニアから、世界規模で励ましが届く。
 一カ月ほど前の3月23日からマキの放射線治療がはじまる。
 オレは朝夕仏壇を開けるときと締めるときに祈る。沖縄ライブツアーでは沖縄の聖地「ウタキ」や海や森、星や月や太陽に祈った。
 「祈りプロジェクト」が加速していき、一進一退だったマキの容態は好転し、ミクシの日記を毎日更新できるほどまでになった。
 4月21日、ガンの権威黒丸先生が触診してもガンが見つからない。しかしぬか喜びすると落胆することがあるので、精密検査の結果を待った。
 そして今日、結果が出た。CTやMRIでもガンは影も形も見つからない。何事もなかったようにすっかり消えてしまったのだ。
 今だから言えるけど、オレこんな結果になるとは信じていなかったの。
「おーい、おまえが言い出しっぺじゃねえのか!」(全世界から飛んでくる石つぶての雨)
 いちばん信じられないのはオレだわ。
 オレにとってこの奇跡は2度目だ。
 2002年、ネアリカ(毛糸絵画)のボランティアに参加してくれた明子さんが肺ガンを宣告され(11月19日の日記参照)、ネアリカに参加したボランティアやオレのホームページの読者に祈ってくれるよう呼びかけた(12月18~20の日記参照)。全国から届く励ましのメールに明子さんは「体がほてるほど元気になった」という。
 12月19日満月の日、聖マリアンヌ大学病院の名医がいざ手術をしてみると……ガンが消えていたのだ。
 元気に退院した明子さんは早稲田大学に入学し、50代でキャンパスライフをエンジョイしてる。こないだも「今ゼミの仲間と宇都宮にいるの。どこか餃子のおいしい店を教えてちょうだい」とか電話があった。
 まさかそんな奇跡が2度も起こるとはね。
 オレは決して自分の力で奇跡を起こしたとは思わない。そんなこと思ったらどこかの新興宗教の教祖か三流ヒーラーになっちまう。
 いいかい、「わたしの力であなたを癒してあげます」なんていうやつらは絶対信じるなよ。人を殺して「ポアさせてやった」なんていうスケールのちっちゃい狂人もあがめるな。
 キリストにもブッダにも超能力なんてないんだ。シャーマンが病気を治すのだって患者音人が本来持っている自己治癒能力のスイッチを入れただけなんだから。
 オレも君も、生きとし生けるもの、動物や植物や鉱物まで、すべてがヒーラーなんだ。
 マキの生きようとする意志がみんなの励ましによって目覚め、ヒカルさんや家族の無償の愛による想いがガンを消したんだ。
 もちろん黒丸先生の適切な指示や放射線治療の効果も忘れてはいけない。西洋医学と古来の祈りが仲良く手を結んだ最高のモデルケースだな。未来の医学はテクノロジーと古代の知恵が幸福な結婚をして生まれるのかも知れない。
 もううれしすぎて、なんも言えないよ。
 マキは、マジで秋の沖縄ライブこられるじゃん。
 マキ&ヒカルさん、おめでとう!
 そして祈ってくれた君にありがとう!

 人の想いって、尊いよね。
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 沖縄の余韻に浸るまもなく、怒濤の忙しさなのである。
 沖縄にもっていったオンセンズのベストアルバム「ぬちどう宝」が足りなくて、増産して送ってもらったり、その後も石垣島にきたハイビジョン鈴木にもってきてもらったが、ほとんど売り切れてしまった。
 昨日帰ってきてメールを開けると、どひゃっと注文がはいっているではないの。
 タケちゃんがデザインの仕事で忙しいので、焼きも、印刷も、梱包も、宛名書きも、発送も、ぜんぶオレひとりでやらねばならない。
 往復3時間も歩いて郊外の家電屋へいき、CDメディアやケースや光沢紙やインクやクリアポケットや封筒を買いこむ。
 完全なるひとり手作り製品。中間業者などまったくないアーティストと購買者のダイレクト・コミュニケーション。それを聴いた人が直接メールで感想をくれ、オレがウェブにのせる。これぞ未来型循環経済ではないか。
 自分がつくったものが直接みんなの手に届くのがうれしいから、一生懸命やる。よけいな直筆礼状までつけちゃう。
 このように幸福な時代もあとわずかだぞ。オンセンズ・ブレイク計画は着実に進行しているので、今のうちに買っておいたほうがいいよ。3年後にヤフオクで売るために10枚くらい買いこんでおいたほうがいいんじゃない。

 カンケーないけど、20日ぶりにオナニーをした。
 紳士淑女はこの先を読まぬように。
 ヨガの理論によると、射精されない精子は精神エネルギーに変換されるという。ベジタリアン・フェスティバルでもウイチョル族の巡礼でもアヤワスカやキノコのセッションでも儀式前後のセックスとオナニーは禁じられている。
 もしかすると沖縄ライブは禁欲生活が数々の奇跡を起こしたのかも。
 まあとにかく、20日ぶりにオナニーをしたわけ。
 たまっているのでみこすり半でイクと思いきや、いつまでたってもピークがこない。
 あやふやなピークがきたかと思えば、
 ……出ないのね。
 ティッシュを見ても染みひとつない。
 むむ、むむむ、ついにオレも枯れたか!
 作務衣を着て趣味の陶芸などをたしなむカルチャーおじさんとなりたもうのか。
 花風鳥月をたしなみながら自作の野菜を愛でる自然派老人となりたもうのか。
 いやだ、いやだ、作務衣もアムウェーも、マイウェーも嫌いだ。
 少し時間をおいて古いエロビデオで再挑戦してみる。
 むむっ、3滴ほどだが生命の痕跡を発見。
 まだ子孫も残してないので、枯れるのは嫌だ。
 さっそくフリマで買った顕微鏡でのぞいてみる。
 お、おおっ、なにやらうごめいておるぞ。
 マイ・セルフィシュ・ジ-ン(利己的遺伝子)が。
 しかしこいつらは老兵である。
 最新の性科学によると、精子は3種の役割がある。
 センターフォワードの「エッグ・ゲッター」、敵の精子に頭をぶつけ酵素を注入して殺す「キラー」、尻尾を網状にからめたりして敵の侵入を防ぐ「プロテクター」である。
 古くなった精子は尻尾がふたつに割れたり、頭が変形したりして「プロテクター」の役割にまわる。
 オナニーをしないと、受精能力を失ったプロテクターばかりになってしまう。エッグ・ゲッターを常備しておくためにオナニーは必要なのだ。
 つまり男性のオナニーは精子を更新するため、新鮮な軍隊を保つための義務である。
 同じように女性のオナニーも健康上の義務である。
 オナニーによって分泌される愛液は、80%が血漿(けっしょう) でできており、酸性が強く殺菌作用がある。このため膣内が強酸性に保たれ、性病予防、潤滑補助作用がある。
 本来愛液は無色透明だが、空気に触れると白く変色する。もちろん性感を高め、受精しやすくする役もある。
 つまり女性のオナニーも性器を清潔に保ち、受精のメカニズムを維持するための極めて健康的な行為なのだ。
 こんなことはとっくに科学で実証されているのに、あいかわらず罪悪感を引きずってる現代人が多すぎる。
 男も女もオナニーしなくちゃだめよ。
 エステやアロマやセラピストに10万円払うより、無料で健康的なオナニーに励みなさい。ジョギングや筋トレと同じように週3回は義務ですよ。
 いったいいつになったら「明るいオナニー」を笑って語り合える日がくるのかな。
 こんなふうにね。(

 おおっ、ついに3度目の挑戦で、シャンパンの栓がぬけたような快感!
 顕微鏡の丸い視野にエッグゲッターを発見したぞ。
 波照間島の熱帯魚のようなイキの良さ。
 マイ・エッグゲッターよ、
 おまえこそ「ぬちどう宝」、
 ヒステリックグラマーの古着が似合うぜ。
 これで作務衣を着ないですむ。

 つーか、顕微鏡のぞいてるひまがあったら、働けって。
 つーか、手洗ってから梱包しろって。

PS
 聖地オタクのオレはウタキ(沖縄の祈祷場)にいくたびに「オンセンズのライブが成功しますように」と一回も祈らず(タケちゃんごめん)、「マキのガンがよいことになりますように」とだけ祈っていた。
 4月22日、日本最南端の波照間島にあるかき氷屋で買った版画(前日オンセンズライブにきてくれたアーティスト)をヨウコの提案で、3人で郵便局までチャリンコを飛ばし、マキに送った。
 翌日メールを見ると、マキからこんなメールが送られてきた。(マキ、無断でのせちゃうぞ)

これから日記に書こうと思っている所なのですが、実はね、、、
お腹の中でコリコリしていたシコリちゃん、小さく、というより無くなってるんです!!!!
まだCTとかMRIとかいう精密検査機を使って診てもらってないのだけど、黒丸先生がお腹をグイグイ押しても、ない。
なんぼ深くまで押しても「先生、いたい、ゲロはく」って言うくらいあちこち押してもないのです。
AKIRAさんが私のお腹を触ってくれた頃は、赤ちゃんのこぶし大のコリコリがしっかりあったのに。。。
とにかく、触診ではないのだ!
上等じゃないですか!
ブラボー!!やっほー!!!
でね、、、
また、なんでそう思ったのかは、解らないんだけど、
なんとなーく、放射線療法も効いたけど、祈りも効いたけど、
実は、このずっと首からぶら下がっている、ラピスが私の波動を「ならして」くれた様な気がするのです。
実は、正直、ラピスが首から下がっている事すら忘れかけていたのに、なぜか黒丸先生が「あれーどこいった??」ってお腹触っている間中、私の胸の上でラピスが「私が消しておきましたわ」と言ってる気がしたのだ。
なんだぁ?
なんでそう思ったんだっけ??
ちょっと、今日はラピス様をお水で綺麗に洗って、お日様に当てて、感謝をしようと思います。
(以上マキのメールより)

 4月23日、これを石垣島にあるヨウコのパソコンで読んで、3人とも歓喜した。タケちゃんは寝ぼけまなこをこすり、ヨウコはボロボロ泣いていた。
 今日26日に精密検査機したので、数日中に出る結果が楽しみだ。
 「祈りプロジェクト」で精密検査機の結果まで書き換えようぜ。
 なにごともオナニー、
 「根拠のない思いこみ」こそが世界を変えるのだ。
 ふうむ、オレの日記っていつも聖と俗が入り乱れてんな。
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