RICCA Pinot Noir 雪の系譜 宝水ワイナリー 2011
RICCA Pinot Noir 雪の系譜 宝水ワイナリー 2011
RICCAピノ・ノワール

味わい:ライトボディ 2011年は、2010年よりも酸度は高いが、糖度・色は2011の方が良好な状態で収穫されました。醸造面では収穫後速やかに破砕を行い、低温浸漬を行った後に醗酵させました。醗酵後は5ヶ月樽熟成させました。 さくらんぼなど豊かな果実の香りを持ち、柔らかなボディ・酸味・甘味がバランスよく調和した赤ワインです。 宝水ワイナリーのすぐ隣にある自社農園のブドウを100%使用した赤ワインです。
宝水ワイナリーより)




北見の生協で購入。2730円。
ワイン会にて
抜栓日:2013年9月26日
小ぶりのグラスで。色はやや薄めのルビー。
やはり、ベリー系の香りがほんのり。酸もあるが、味わいがやや単調。
果実甘味も若干感じました。
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Chateau Croizet Bages 1964

テーマ:
Chateau Croizet Bages 1964
Chateau Croizet Bages 1964
シャトー蔵出し
シャトー・クロワゼ・バージュ [1964]750ml

蔵出し商品ですので、ラベル、液面の高さは素晴らしいものです。
ポイヤック村 ボルドー格付け 第5級

このシャトーの畑は、同じくメッドク5級の「ランシュ・バージュ」に隣接した『バージュの丘』の理想的な場所に位置し、 平均樹齢20年の畑を持つ歴史あるシャトー。現在は、オーナーのポール・キエ氏によって運営をしており、マルゴーには有名な「ローザン・ガシー」も所有しています。




シャトー・クロワゼ・バージュ[1964]年・究極限定秘蔵古酒・AOCポイヤック・メドック・グラン・クリュ・クラッセ・公式格付第五級

Chateau Croizet Bages [1964] AOC Pauillac Grand Cru Classe du Medoc en 1855
ボルドー格付フルボディ赤ワイン愛好家大注目!希少!メドック格付第5級!ポイヤック格付の貴重な49年熟成バックヴィンテージ!造り手は、マルゴーの格付第二級!人気急上昇中のシャトー・ローザン・ガシーと同じキエ家の所有!ポイヤック南部のバージュの集落!ランシュ・バージュの近くからなんと蔵元リコルク・リラベルの素晴らしい保存状態の究極限定49年古酒!の入手に成功!クリスティーズのオークショナーでM.W.のマイケル・ブロートベント氏もボルドーの1964年に「非常によいヴィンテージ」として★★★★4つ星をつける人気のヴィンテージ!日本市場ではあまり出回っていないポイヤックの良年の格付限定古酒!1964年生まれの方(昭和39年生まれの方)へのプレゼントにも最適です。
シャトー クロワゼ バージュ[1964]年 究極限定秘蔵古酒 AOCポイヤック メドック グラン クリュ クラッセ 公式格付第五級


ランシュ・バージュの近くという最高の立地条件!人気ポイヤック
格付第五級“クロワゼ・バージュ”の49年熟成、4つ星人気VTの究極古酒!

D.ペッパーコーン氏は「ボルドーワイン」の中で
「このクリュはクロワゼ兄弟によって、18世紀に造られた。貯蔵庫と醸造所はポイヤック南部の高台のバージュの集落にあり、ここより有名なランシュバージュがすぐそばにある。1930年以降キエ家のものとなっている。シャトーの建物はない。ワインは惚れ惚れするような逞しさを持ち、風味豊かでかなり早く熟して口当たりが良くなるが、それでもわたしの経験からいうと結構寿命を保っている。」

ロバート・パーカー氏はクロワゼ・バージュについて
「クロワセ バージュは、マルゴーの有名なローザン ガシーとブルジョワ級ながら信頼のおけるべ・ロルム・トロンコワ・ド・ラランドも所有している、キエ家が所有・運営している。畑はバージュの丘に理想的に位置し、樹齢もそこそこで(20年)、伝統的な醸造方法をとっている。」

1964年のボルドー赤ワインについてクリスティのオークショナーのマイケル・ブロードベント氏は
「大体において非常に良いワインが大量に取れた年。戦後の大豊作年のひとつ。だが、1962年と同じように忘れ去られているのは気の毒。・・・この年のワインは最上になった時は風味と果実味いあふれ、ずんぐりしているが実に快適。探してみる価値はある。多くのものがとても素敵。長く楽しめる味」★★→★★★★4つ星高評価!
うきうきワインの玉手箱より)




シャトー・クロワゼ・バージュ 1964年
ワインデータ
生産者 シャトー・クロワゼ・バージュ
産地 ボルドー>メドック>ポイヤック
格付け メドック5級
タイプ 赤ワイン-ミディアム
分類 スティルワイン
サイズ 750ml
セパージュ ※目安 カベルネ・ソーヴィニヨン54% メルロ38% カベルネ・フラン8%
ボディ 軽快 ● ● ● ● ● 重厚

コメント ボルドーはACポイヤックの5級格付けグラン・ヴァン。畑はあのランシュ・バージュに隣接しておりポイヤックでもトップクラスのテロワールを持ちます。ポイヤックでは珍しく、柔らかいタンニンが特徴で軽やかな飲み口が愉しめます。1964年は超希少ヴィンテージ。

koichi八田コメント
ボルドーはACポイヤックの5級格付けグラン・ヴァン。

所有する畑は、今や2級シャトーと同等かそれ以上に評価される「シャトー・ランシュ・バージュ」に隣接しており、ポイヤック村でもトップクラスの良好なテロワールを誇ります。

ポイヤックでは珍しく柔らかいタンニンが特徴で、軽やかな飲み口が愉しめます。
色調は深みのある紫色、熟したチェリー、プルーン、ラズベリーなど黒赤果実の繊細でフルーティな香りが感じられ、品のあるしなやかなタンニンが綺麗に溶け込んでいます。
どちらかというと外向的なワインで、解りやすい美味しさを感じます。
爽やかなフィニッシュで、ソフトな余韻は見事。
シエル・エ・ヴァンより)




(*)ウメムラより購入。11400円。
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Verite La Muse 1999

テーマ:
Verite La Muse 1999
Verite La Muse 1999
パーカーポイント 97
ヴェリテ ラ・ミュゼ [1999]750ml

ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。
ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルのLa Joie、右岸・ポムロールスタイルのLa Muse、サンテミリオンスタイルのLe Desirの3種のワインだけを生産しています。

このメルロー主体の"ラ・ミュゼ"(La Muse)は、2001,2007,2008年と、ワインアドヴォケイトにて過去に3回もパーフェクトを達成。

年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。

Wine Advocate #195 Jun 2011 Robert Parker 97 Drink: 2011-2025 $195-$258

A blend of 89% Merlot and 11% Cabernet Sauvignon (84% of the fruit from Sonoma and 16% from Napa), the 1999 is soft enough to be considered fully mature. Sweet aromas of espresso roast, plum sauce, black currants and forest floor are followed by a delicious, chewy, complex wine that should drink well for another 12-14 years.
ウメムラより)




◎ 米国産ボルドー系の頂点はナパ…の図式を覆した異端児。
ナパと人気・実力を二分する最も高貴なカリフォルニア・カベルネの銘醸地、ソノマはアレキサンダー・ヴァレー。この地にて3種のボルドー・ブレンドのみを造るブティック・ワイナリーがこの 『ヴェリテ』。七度の満点を誇るヴェリテですが、これを除くカリフォルニア産のボルドー系品種でのパーフェクト・ボトルはその全てがナパ・ヴァレー産。ソノマ・カベルネはナパに比べ、華やかさやインパクトという点では劣る…とされるケースが多いものですが、ことヴェリテに関しては例外と見るべきでしょう。

▼ヴェリテ・ワインズ(Verite Wines)
フランスはガスコーニュで家族が運営するエステート、ここがピエール・セランの学び舎でした。実家でカベルネとメルローを、後に籍を置いたロワールの「Chateau de Targe」でフランを学んだ彼は、その後20年をボルドーの複数シャトーで費やし、「グラン・クリュの、更に特別な区画の、特別な果実から生まれる最上のワイン」に興味をそそられ、この "ミクロ・クリュ" とも言うべき独特のアプローチが、後の彼のメーキング・スタイルを育みました。1990年中盤、ピエールはカリフォルニアに渡り、後にヴェリテと呼ばれるニュー・ヴェンチャーを立ち上げ、'98年にて正式なファースト・リリースを迎えます。その処女作からアドヴォケイト誌での絶賛に遭い、彼自身も「米国で最も見事なボルドーブレンドを生むプロデューサーの一人」と評され、2002年の暮れにはジョン・コングスガードやポール・ホッブス、ボブ・フォーリーらとともに、ロバート・パーカーにより【ワイン・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー】に選出。今やソノマとKJ帝国の双方を代表する重鎮として、最も注目すべき醸造家の一人に位置づけられます。



ヴェリテでは彼がフランスにて培った醸造技術を、ソノマのマウンテン・テロワールで巧みに表現した三作品が造られます('10年から四種へ)。

■ラ・ジョワ…「Joie/英:joy」カベルネ主体/ポーイヤックStyle
■ラ・ミュゼ…「Muse/英:inspiration」メルロ主体/ポムロールStyle
■ル・デジール…「Desir/英:Desire」フラン主体/サンテミリオンStyle
■タナ(Tannat/2010年より)

2010年2月、'07のラ・ジョワにてソノマ史上初の【RP100点】を達成すると、翌2011年6月に行われたヴェリテのバック・ヴィンテージ垂直再試飲ではラ・ミュゼ、ル・デジールの残り二作もパーフェクトへ昇格。全てが満点を奉じるパーフェクト三部作となったヴェリテは、パーカーにして「現代の伝説」とまで言わしめました。

▼ La Muse 2008(ラ・ミュゼ) 【パーカーポイント100点】
メルロー90%/フラン7%/マルベック3%
「A blend of 90% Merlot, 7% Cabernet Franc and 3% Malbec (52% Chalk Hill, 45% Alexander Mountain Estate and 3% Bennett Valley fruit), the 2008 may have even greater intensity and richness than the 2007. Still young and unformed, it exhibits phenomenal richness and equilibrium as well as a finish that lasts nearly a minute. Its dense plum/purple color is accompanied by notions of black fruits, forest floor, truffles and spring flowers. It should age for 25-30+ years.」(by Robert Parker)

▼ Le Desir 2008(ル・デジール) 【パーカーポイント100点】
フラン61%/メルロー31%/マルベック4%/プティ・ヴェルド4%
「The fruit for this blend of 61% Cabernet Franc, 31% Merlot and the rest Cabernet Sauvignon and Malbec came from Chalk Hill (58%) and Alexander Valley (42%). Pierre Seillan believes the Chalk Hill fruit provides a truffle-like character and the Alexander Valley gives minerality, structure, tannin and intensity. The 2008 will be fascinating to taste next to the 2007 over the next 30+ years. Sweet mulberry, blueberry and blackberry fruit intermixed with notions of black truffles, damp earth and forest floor emerge from this beauty of stunning intensity, purity and texture. The alcohol is 14.4% and the relatively elevated pH is 3.76.」(by Robert Parker)

▼ La Joie 2008(ラ・ジョワ) 【パーカーポイント99点】
カベルネ71%/メルロー15%/フラン7%/プティ・ヴェルド4%/マルベック3% (三種とも新樽比率100%のフレンチオークを使用)
「How much fun collectors will have comparing the 2007 and 2008 La Joies over the next three decades. A blend of 71% Cabernet Sauvignon, 14% Merlot and the rest Cabernet Franc, Petit Verdot and Malbec (48% from Alexander Valley Mountain Estate, 34% from Chalk Hill and 18% from Knight’s Valley), the 2008 has similar technical numbers to the 2007 (a pH of 3.68 and 14.4% alcohol). Wonderful notes of roasted herbs, asphalt, black truffles, blackberries, cassis, camphor and subtle oak are present in the majestic aromatics. In the mouth, the wine is extraordinarily concentrated, pure and dense with amazing length. It is another 30-40 year wine that confirms the confidence the late Jess Jackson had in both his vineyard sources and his winemaker, Pierre Seillan.」(by Robert Parker)

ハーランやスローン、スクリーミング・イーグルといった一点モノでの満点到達ではなく、手掛けるアイテム全てが天井評価を獲得するあたり、コルギンやエイブリュー、シュレイダーらを連想させます。ロバート・パーカーにして「米国で最も見事なボルドーブレンドを生むプロデューサーの一人」と言わしめるに十分なワインを生み、次世代のソノマを担う最重要人物の一人に指定されるピエール・セランの三部作は、後世に語り継がれるワインとなるでしょう。
YANAGIYAより)




「1999ヴィンテージへの初レイティングから僅か三年。ハーラン並のスピードで“極限”を目前とするポジションまで到達したヴェリテ。1stヴィンテージのRP92点は、この度目にするRP98('02年)の序章に過ぎなかったのかもしれません。同価格帯のオーパスワン選ぶならこちらをお奨め。」…とは、過去の記述。
メルマガにおいては、事ある毎に「私のお気に入り」と述べ続けたヴェリテが、2007年と2008年の両ヴィンテージをもってして、ロバート・パーカー氏より“究極”の称号を献上されました。

ハーラン・エステート、ダラ・ヴァレ "マヤ"、グレース・ファミリー、スクリーミング・イーグル等々… 滅多な事では五万円を下回ることのない筆頭カルトと同格、ヴィンテージによってはそれらを凌駕するハイスコアゲッターがこのヴェリテ。「安定性」の面においては、ひょっとしたらハーランと共に州内随一かもしれません。更に近年は、ボルドー五大シャトーをも寄せ付けぬ感さえあります。

● 「輝けるスターでありながら、生産量が僅か500-800ケースとはひどく嘆かわしい。スーパースターワインメーカーのピエール・セランが造る最高級のボルドースタイルは光り輝き、紛れもなくカリフォルニアにおける最も素晴らしいワインで最高度の名声を誇る。」(パーカー氏著Wine Buyer's Guideより)

絶賛はロバート・パーカー氏のみに留まりません。時として、パーカー氏の批評基準に対極とも見られるステファン・タンザー氏も、「世界屈指のボルドースタイル」と舌を巻きます。

■ ピエール・セラン(Pierre Seillan)とヴェリテ(Verite)
数々のプレミアムレーベルを傘下に収めるケンダル・ジャクソン・グループ(ジャクソン・ワイン・エステイツ/KJ)。それらの中でも頂点に君臨するフラッグシップ・ブランドがヴェリテであり、KJの総帥、ジェス・ジャクソン氏をもってして、“当代随一の醸造家”と言わしめた辣腕ワインメーカーが醸造を担います。総帥直々の招聘によりヘッドワインメーカーに着任したピエール・セランがその人。(画像右) 2002年暮れ、ロバート・パーカー氏により、世界中で最も影響力を持つワイン関係者の一人として“ワイン・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー”にも選ばれ、「ポムロールやポイヤックの最上級ワインにも匹敵するボルドー系の担い手。」とも述べられました。同時に当該称号を得た醸造家には、同じくパーフェクト達成者のポール・ホッブス、プライド・マウンテンや自身のレーベル、ロバート・フォーリーで複数回のRP99点を遂げながらも“究極(RP100)”の目前にいるコンサルティングワインメーカー、ボブ・フォーリー、シャルドネ御三家の一人に挙げられるジョン・コングスガードの三名も。神格化されたカリスマばかりが名を連ねます。如何に高名な醸造家であるかご理解頂けるでしょう。
ヴェリテによるリリースは、それぞれがボルドーにおける各地域毎の銘醸を意識した品種構成により区別されます。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のポイヤック・スタイルは"ラ・ジョワ"(La Joie)、フランを主体とするサンテミリオン・スタイルは"ル・デジア"(Le Desir:デザイア)、メルロー主体のポムロール・スタイルは"ラ・ミュゼ"(La Muse)。果実の大半は、それら品種にとってのナパヴァレーに並ぶ一方の銘醸地、アレキサンダー・ヴァレーのエステイト・ヴィンヤード(自家畑)から賄われます。但し、当地を印象付けるその他の有名カベルネ、例えばシルバーオークを始めとする一連とは全く異なる栽培環境にある畑は、谷床平坦部の銘醸畑を見下ろす山岳部の険しい斜面に広がります。現在の原産地呼称は“アレキサンダーヴァレー”とされますが、かねてより単独のA.V.A.認証も噂されるなど、他とは一線を画す固有のテロワールより、“アレキサンダー・マウンテンA.V.A.”とする動きもあります。かつて、オフロード四駆に乗り、岩肌が剥き出しの山頂まで登りつめたことがありますが、このような環境の類例は、世界中のワイン産地を見渡しても然して多くは無いはずです。山の中腹から頂点まで広がる畑に身を置けば、その光景は甚く壮観。険しい斜面を四駆で登ること数十分、剥き出しとなった岩肌から砕けた岩石が大小入り混じり、辺り一面にゴロゴロしています。午前中の北カリフォルニア太平洋岸一帯に広がる降霧線より上部に位置する為、陽光の恩恵を享受しつつも海抜の高さが冷涼な気候をもたらす特異な生育環境であり、果実には熟度と酸度が同時に確保されます。又、長年の風雨と急傾斜の影響から表土は大変浅く、それが弱い樹勢を導き、一本の樹からの葉と果実はたわわに実ることはありません。故に、葡萄樹は石質土壌深くへ根を伸ばして十分なミネラルを吸収し、複雑な構成要素に富み、風味豊かで高級ワインに必要とされる小粒で凝縮された葡萄が実ります。そして仕上がるワインは、他には類を見ないばかりか、ボルドータイプと言えどもそれとは全く異なる独特の個性を見せてくれます。この畑からの果実は、ヴェリテの他に、ストーンストリート、アーチペルを始めとするKJ傘下の各種レーベルへと頒布される他、供給先に含まれるは、高額ピノの頂点にあるマーカッサンも。(アッパーバーン) この地は、まさしくKJ王国。山の中腹には、総帥ジェス・ジャクソン氏の自宅を望み、麓にあるストーンストリートへ向かえば、ワイナリーの敷地内では孫のジュリアちゃんが白馬の背に跨り乗馬を楽しんでいました。ちなみに、KJグループには2009年のWE誌選"ワイン・オブ・ザ・イヤー"に輝いたブルゴーニュ系レーベル、"カンブリア"がありますが、その際の年間No.1銘柄である自社畑、"ジュリアズ・ヴィンヤード"の命名由来がジュリアちゃん。さしずめ、KJの“お姫様”といったところでしょうか。
カリフォルニアワインあらかるとより)





(+)ウメムラより購入。19950円。
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Cote Rotie Brune et Blonde de Guigal 1999
Cote Rotie E Guigal 1999

■ギガル
北部ローヌの新しい帝王 創立1946年。
わずか50数年にしてコート・ロティを中心に新しい帝国を築き上げたギガル。それまでターン・エルミタージュを拠点に北部ローヌで覇権を争ってきたポール・ジャブレとシャプティエに、三つ巴の戦いを挑んでいる。
創業者のエティエンヌ・ギガルはこの地方の有力なネゴシアンであるヴィダル・フルーリィでワイン造りに従事し、この年、自分のワイナリーをアンピュイの町に築いた。61年に息子のマルセルが仕事に携わるようになり、その類い稀なるワイン造りの才覚をもってギガルの評価を著しく高め、88年にエティエンヌが亡くなる直前の86年、ヴィダル・フルーリィを参加に納めるに至った。その時に、手に入れたのが、コート・ロティの単一畑「テュルク」である。
95年には、かつてモジロン侯爵が居城としてしたシャトー・ダンピュイの城館とコート・ロティのぶどう畑を入手。2001年、サン・ジョゼフのジャン・ルイ・グリッパを買収し、さらなる発展を見せる。今日、3代目を注ぐマルセルの息子、フィリップがワイン造りの指揮をとり、21世紀、ギガル帝国の版図をどのようにローヌ一帯に描くのか注目したい。


■コート・ロティ
ローマ人が築いたぶどう畑 リヨンから地中海を目指して国道86号線をローヌ川の右岸沿いに進む。アンピュイという小さな町の右手、小高い丘の急峻な斜面にぶどう畑。よくぞこんな崖っぷちにぶどうを植えたものだと感嘆するが、2400年前にローマ人によって開墾されたものである。コート・ロティを日本語に訳すとすれば、さしあたり「焼け焦げた丘」とでも言えば良いのだろうか。まさに南フランスの熱い太陽を浴びて、今にもジリジリと火が着きそうだ。アンピュイの町に立ち、その丘を見上げる。
丘は1つではなく2つに分かれている。右がコート・ブリュンヌ、左がコート・ブロンド。シャトー・ダンピュイの城主、モジロン侯爵には2人の娘がおり、一方がブリュンヌ(黒髪)、一方がブロンドだったことに因むという。
コート・ブリュンヌ:
粘土に酸化鉄の混じった土壌。男性的で力強いワインを生む。
コート・ブロンド:
砂とスレートで石灰質に富み、シリカの混じった土壌。
繊細でたおやかなワインを生む。
栽培されているぶどうは黒ぶどうのシラーと白ぶどうのヴィオニエ。畝の定まった垣根仕立てではなく、エシャラと呼ばれる木の杭に、新梢を添わせる一本仕立て。昔ながらの畑では2つの品種が混植されていることが多い。1940年にAOCが制定されたコート・ロティは、ヴィオニエが20%まで認められている。ぶどう畑の面積はおよそ200ヘクタールと狭く、アンピュイを拠点としている35の栽培農家がある。

■三兄弟と新しいキュヴェ
ギガルの名声を大いに高める要因となったのが、俗にギガルの三つ子の兄弟と呼ばれる、コート・ロティの単一畑、「ラ・ムーリンヌ」、「ラ・ランドンヌ」、「ラ・テュルク」の存在だ。生産量が極めて少ない上に、世界的なファンが多く、入手するのは容易でない。それぞれの特徴を見ていこう。

◆ラ・ムーリンヌ
コート・ブロンドに位置する1ヘクタールの畑で、最も古い樹は1890年に植えられた。平均樹齢は70年から80年。全体の11%がヴィオニエで、残りはシラー。1965年にギガルが取得し、最初にリリースしたのは1966年ヴィンテージである。

三兄弟の中では最も熟成が早く、柔らかなスタイルなのは、繊細さが持ち味のコート・ブロンドに位置することもあるが、ヴィオニエの比率も関係しているのだろう。

◆ラ・ランドンヌ
コート・ブリュンヌにあり、ギガルは2ヘクタール所有している。英国のジャーナリスト、レミントン・ノーマンによれば、ギガルがリュー・ディのランドンヌに所有する面積は0.3ヘクタールで、隣接する畑も含め、ギガルではランドンヌを名乗っている。

1974年に植樹され、78年が初ヴィンテージ。ヴィオニエはブレンドされておらず、一体いつ開くのか、長い年月待たされる強壮なワインとなる。

◆ラ・テュルク
1986年にギガルがヴィダル・フルーリィを買収した時に入手した、コート・ブリュンヌの単一畑。ヴィダル・フルーリィは1980年にこの畑を買い、82年に更地から植栽した。1ヘクタールの面積があり、ヴィオニエが5%含まれている。テュルクという名は土地台帳に記載されたリュー・ディではなく、あくまでブランドネームである。

初ヴィンテージは84年で、ヴィダル・フルーリィからリリースされ、85年が多大な賞賛をもって迎えられた。

◆ シャトー・ダンピュイ
そして1995年、ギガルはシャトー・ダンピュイを入手した。5.5ヘクタールのぶどう畑はコート・ブロンドとコート・ブリュンヌの2つに分散し、6つのリュー・ディ(コート・ブロンドのル・クロ、ラ・グランド・プランテ、ラ・ガルド;コート・ブリュンヌのラ・ポミエール、ル・パヴィヨン・ルージュ、ル・ムーラン)からなる。シラー93%、ヴィオニエ7%。取得と同時に初ヴィンテージをリリースしている。

現在は価格的にシンプルなコート・ロティ・ブリュンヌ・エ・ブロンドと三兄弟の中間に位置するが、ギガル自身の手でぶどう畑の整備が進められるに従い、三兄弟並みの品質と価格に上昇することが考えられる。

■「最も失望した造り手」
ギガルのワイン造りの特徴は、新樽での長期熟成である。三兄弟に至っては実に42カ月もの間、樽に寝かされる。当然、ワインは(とくに若いうち)オークの香りが顕著に現れるから、ロバート・パーカーあたりには大変評判が良い。ところが、英国のヒュー・ジョンソンは、かつて自著「ヒュー・ジョンソンのポケットワインブック」において、ギガルを指し、「近年、最も失望した造り手」と書き記している(最新版にその記述はない)。アメリカ人のテイストに迎合していると言うのだろう。
しかし、ギガルは日常の食卓で供されるコート・デュ・ローヌから、コレクターのセラーで眠り続ける単一畑のコート・ロティまで、全くコンスタントに高品質のワインを生産していることを評価せぬわけにはいかない。
ギガルの生産施設を見て驚くことは、最新のコンピュータシステムと、250年前の古めかしいカーブとのコントラストだ。ぶどうの受け入れ所は、オートマティック、セミオートマティック、マニュアルの3段階に制御され、また、20年前、オートピジャージュ(自動櫂突き装置)をフランスで初めて採り入れたのはギガルだった。ヒュー・ジョンソンが指摘する長期間の樽熟成について、フィリップ・ギガルは、「コート・ロティでは400年前から、伝統的に長期樽熟成を行なってきた」と主張する。
それでは各ワインの醸造法について述べていこう。

◆コート・デュ・ローヌ
ギガル・ブランドの最もベーシックなワインながら、その絶対的な信頼度はソムリエのみならず、世界のワインラバーが認めるところ。出来合いのワインを買ってブレンドするのではなく、信頼できる栽培農家からぶどうを買い入れ醸造している。

白:
ルーサンヌ33%、クレーレット25%、ヴィオニエ25%、ブーブルブーラン15%、グルナッシュ・ブラン2%。ステンレスタンクで発酵。
赤:
グルナッシュ50%、サンソー30%、クレーレット10%、シラー5%、その他の品種5%。ステンレスタンクで発酵後、大樽で1年間熟成。

◆ジゴンダス、シャトーヌフ・デュ・パプ
南部ローヌのアペラシオンについては若いワインを買い付け、ギガルでは大樽でのエルヴァージュ(熟成)のみを行なっている。いずれも樹齢の古いぶどうから造られたワインを選んでいる。

◆エルミタージュ
買いぶどうから造られるが、樹齢の高いぶどうを使用し、コート・ロティ同様評価は高い。

白:
マルサンヌ97%、ルーサンヌ3%。ステンレスタンクで低温発酵後、コンドリューに一度用いた樽で熟成。
赤:
シラー100%。ステンレスタンクで発酵後、オークの小樽で18カ月熟成。

◆コンドリュー
ヴィオニエ100%。3分の1がオークの小樽、3分の2がステンレスタンクで発酵される。平均収量はヘクタールあたり30ヘクトリットルと低い。糖度がポテンシャルで18度まで上がった99年。ギガルではそれまで禁忌としていた甘口のコンドリューを造り上げた。

◆コンドリュー「ラ・ドリアーヌ」
ギガルにおける白ワインのトップスター。2ヘクタールのぶどうは2つの区画に分かれ、その1つがシャトー・グリエに隣接している。もう1つはコンドリュー村の上に位置する。2分の1をオーク樽、2分の1をステンレスタンクで醸造。小樽発酵でもステンレス製のチューブに冷水や温水を流して温度管理をしている。発酵温度は16度から18度で2カ月半から3カ月かけ、バトナージュも行なう。

◆コート・ロティ・ブリュンヌ・エ・ブロンド
自社畑産ではないが、樹齢は古い。ヴィオニエの比率は6パーセント。ステンレスタンクで発酵後、36カ月間小樽で熟成を施す。新樽の比率は40%になる。

◆コート・ロティ「シャトー・ダンピュイ」
前述の通り、ヴィオニエが7%ブレンドされている。ステンレスタンクで発酵後、100%の新樽で38カ月間熟成させた。

◆コート・ロティ
「ラ・ムーリンヌ」、「ラ・ランドンヌ」、「ラ・テュルク」
ぶどう畑、品種構成については前述の通り。いずれの畑も新樽100%を用い、42カ月間熟成を施す。澱引きは、1年目3回、2年目2回、3年目1回、4年目はなし。清澄、ろ過をせずに瓶詰めする。

北部ローヌの新しい帝王、ギガル。その魅力はコート・ロティ三兄弟の素晴らしさばかりではない。
ギガルの神髄に、ベテラン・ソムリエ衆が触れる。
イーエックスワインより)




コート・ロティ ブリュンヌ・エ・ブロンド 1999
Cote Rotie Brune er Blonde WA:91-93
1998年ヴィンテージは完売してしまい、今回1999年ヴィンテージの入荷です。
自社畑のワインではありませんが、20年は熟成可能なグレードの高いワインです。ギガル社は1999年ヴィンテージはもっとも偉大なワインとコメント。
あのR.パーカー氏も過去20年間のテイスティングの中で最も素晴らしい可能性を秘めているとコメントしています。
(esワインメルマガより)




コート・ロティ・ブリュンヌ・エ・ブロンド [2000]ギガル
▼日本経済新聞▼で、第1位を獲得っ!

2004年9月6日、日本経済新聞(=日経新聞)の朝刊別冊【NIKKEIプラスワン】の第一面【何でもランキング】の♪ちょっと奮発して飲むワイン特集♪で見事第1位に選ばれたのが、このワインっ!

この企画の趣旨は…
『有名ワインショップで売れ筋』
『「はれの日」にちょっと奮発して飲みたい、あるいは、ギフトとして大切な人に贈りたい…。
そんな時に最適なワインは何か。
有名ワインショップで売れ筋の5000円程度のワインの中から専門家に選んでもらった。』
という物でした。

見事に一位に輝いたこのワインは、世界的にも相当評価されている逸品ですので、安心してご購入頂ける事と思います。
新聞で第1位を獲得した一本、先ずはお試しあれ~!!
■かなりシッカリとした濃い味わい。
タカムラより)





(+)ヴェリタスにて購入。7329円。

Dujac Morey Saint Denis Rouge 1999

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Dujac Morey Saint Denis Rouge 1999
Morey Saint Denis Domaine Dujac 1999
フランス>ブルゴーニュ / モレ・サン・ドニ / 【赤】 / 【ピノ・ノワール】

色は淡いのに味は濃い、これがデュジャック流。本拠地モレがお得!

バックヴィンテージ1999年。20世紀最後に訪れた、ブルゴーニュの偉大なヴィンテージとなった1999年のデュジャックをご紹介いたします。

モレ・サン・ドニ村に拠点を置くトップドメーヌ、デュジャック。ビスケット会社の経営から転身、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティでワイン造りを学び、一代で名声を築いた名醸造家ジャック・セイスさん。私が尊敬する醸造家のお一人です。

ドメーヌ・デュジャックは、生産量の少なさと世界中にいる多くのファンからの人気のおかげでお値段的にかなりお高いラインナップとなっていますが、そんな中で比較的リーズナブルなワインが、こちらの村名のモレ・サン・ドニ。

デュジャックファンはもちろんのこと、初めてデュジャックを飲むという方にもおすすめの1本ですから、ぜひご覧下さい。

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最近、「なんでこんなに色が濃いの!? どうしてこんなに果実味たっぷりなの!?」と驚かされるブルゴーニュ・ワインが数多くありますが、その様な生産者はみんなアメリカの方角を見ながらワインを造っているように思えてなりません。

「そんなに濃いピノがお好きなら、新世界にいくらでもあるじゃない」と考えてしまう私の考えが古いのでしょうか?

今風のブルゴーニュ・ワインに慣れ親しんだ方がデュジャックのピノ・ノワールをグラスに注いだら、あまりの淡い色合いにきっとビックリされますね。赤を通り越して黒ではないかというようなワインが目立つ昨今からすると、かなり淡い色調です。

グラスを持つと、持った指がワインを通して見えるほど明るいワインの色なのに、ベリー系のフルーツを感じさせる香りがたっぷりとグラスから立ち上がり、一口飲むとしっかり濃厚な果実の風味が口中に広がります。

「こんなに明るい色のワインからどうしてこんな濃密な味が生まれるの!?」と驚くほどの不思議なスタイルで、見た目はとても熟成に向いていないような色合いなのに、5年、10年と熟成していく。これこそがデュジャックの特徴なんですね。

本日ご紹介させていただくのは、デュジャックのラインナップで最もお買得な赤ワイン、本拠地モレ・サン・ドニの村名ワインです。村名モレでもデュジャックが手がけると、威厳といいますか、風格といいますか、並々ならぬ存在感を感じずにはいられません。やはり本拠地のワインだけに、手が抜けないということもあるのでしょう。

ヴィンテージにもご注目ください。すでに2003年がリリースされようという今、こちらは1999年ヴィンテージ。20世紀の最後に訪れたグレートヴィンテージの1999年ですから、いくら村名モレとはいえ、1年や2年では飲み頃になってくれないと思い、私の秘蔵地下セラーで大事に寝かせておきました。

1999年の村名モレ・サン・ドニは収穫から6年。ようやく美味しさが表れてくれるまでに変身いたしました。今飲んでも美味しく、さらにもう数年熟成に耐えうるパワーも持ち合わせています。

デュジャック・ファンなら迷わずクリックするに違いない村名モレの1999年ヴィンテージ。デュジャックは初めてという方も、このワインを飲めばデュジャック・ワインに魅了されること間違いなしですよ。
イーエックスワインより)




ドメーヌ・デュジャック Domaine Dujac

モレ・サン・ドニにあるわずか一代で名声を築き上げてしまった有名なドメーヌ。とにかくモレ・サン・ドニのワインはデュジャックなしでは語れないというほど素晴らしいワインを生産しています。

この名声をジャック・セイスはわずか一代で築き上げてしまいました。彼は父から譲り受けたパリの製菓会社を経営していましたが、ワインに魅せられて、ヴォルネイのドメーヌ・ド・ラ・プースドールで2年間修業、会社をナビスコに売却し、1968年、代わりにモレ・サン・ドニのドメーヌ・グライエを買収しました。

当初4.5haだったブドウ畑はその後除々に買い足され、現在は11.33ha。グランクシュは、モレ・サン・ドニにクロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニィにボンヌ・マール、ジュヴレ・シャンベルタンにシャルム・シャンベルタン、フラジェ・エシェゾーにエシェゾーの5つを所有。 ジャック・セイスは赤ワインの造り手として名声が高いですが、85年にシャルドネを植えた、モレ・サン・ドニも手がけ、こちらも高評価

(ドメーヌ・デュジャックが運営する生産者と農家の緊密で長い関係に基づいて作られている、ネゴシアンワインとしては新しいスタイル、「デュジャック・フィス・エ・ペール」もオススメ。)

ドメーヌ・デュジャック モレ・サン・ドニ

デュジャック抜きにして、モレ・サン・ドニは語れません!デュジャックを知るなら、まずこの一本から! 村名モレ・サン・ドニは主に、シャンボール・ミュジニー寄りのポルーに、クロ・ソロンのブドウをアッサンブラージュ。 モレ・サン・ドニの個性ともいえる、野性的な香りが果実香の中に感じられ、樽からくるスパイシーなアロマと調和しています。 とても柔らかく心地よい口当たりで、時間とともに豊かでまろやかな味わいが広がり、カシスリキュールのようなフルーツのアロマが口に長く残るようになります。 非常にバランスに優れたデュジャックらしいワインであり、果実味、酸味、ストラクチャーのコンビネーションは絶妙です!
品種:ピノ・ノワール 赤・ミディアムフル
ワイングロッサリーより)




Review by Pierre Rovani
Wine Advocate #136 (Aug 2001)
Rating: 86-87 points
Drink 2001-2006
Estimated Cost: $66.00-75.00

The 1999 Morey-St.-Denis reveals a lovely nose of candied cherries and spices. Light to medium-bodied and well-made, it offers tangy cherries as well as strawberries and raspberries in its sweet, well-balanced character. Drink it over the next 4-5 years.
花井屋酒店より)




(+)ファインワインクラブより購入。15000円。

Chateau Ormes De Pez 2005

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Chateau Ormes De Pez 2005
Chateau Ormes De Pez 2005
シャトー レ ゾルム ド ペズ Château Les Ormes De Pez

「レ ゾルム ド ペズは人気の高いワインである。人気の理由はだいたいにおいて、味わいの点で親しみやすい、ふくよかな、時には甘く肥えた感じのする個性のおかげである。
また、シャトーの所有者ジャン・ミシェル・カーズの販売促進努力も忘れてはならない。このワインを飲んでがっかりすることはめったにない。レ ゾルム ド ペズの色合いはかなり濃くなるきらいがあるが、1975年以降、味わいはますますしなやかになり、大衆が理解しやすい方向に向かっている。ただし、このワインは7年から12年は寝かせられる。

1940年代、1950年代の古いヴィンテージになると、より重々しい濃密なスタイルでつくられており、傑出した値打ち品となることも多い。というのも、このワインは何十年もの間、非の打ちどころのないつくり方をされてきたからである。控えめな価格で高い品質を求めるのであれば、レ ゾルム ド ペズはいつでも真面目に検討したいワインである。」ロバート・パーカー著『ボルドー(第3版)』

シャトーレゾルムドペズ2005

シャトー レゾルム ド ペズ [2005] 750ml

商品情報
色 赤
容 量 750ml
ぶどう品種 カベルネソーヴィニョン、メルロ、カベルネフラン
味わい フルボディ
アルコール度数 15%未満
生産地 フランス/ボルドー/オーメドック
統制産地呼称 ACサンテステフ
格付け クリュブルジョワ
コメント 「この深いルビー色を呈する2005年ものは、目のゆるいチェリー、プラム、カシス、土、スパイスなどの香りがある。ミディアムボディで柔らかく、驚くほどフルーティで、このシャトーとしては、あるいはこのヴィンテージとしては幾分軽薄だとしても、向こう7~8年は楽しませてくれるだろう。」(ロバート・パーカーJr.)
ワインダールより)




シャトー・レ・ゾルム・ド・ペズ (メドック地区サンテステフ村・ブルジョワ級)
Chateau Les Ormes de Pez http://www.ormesdepez.com/
2003年の格付けでブルジョワ・エクセプショネルに昇格しているお買い得ワイン

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
レ・ゾルム・ド・ペズは人気の高いワインである。人気の理由はだいたいにおいて、芳醇な香りを持つ。ふくよかな、時には甘く肥えた感じのする個性のおかげである。また、オーナーであるジャン=ミシャル・カーズの甚大な販売促進努力も無視してはならない。このワインにがっかりさせられることはめったにない。色合いはかなり濃くなる傾向があるが、1975年以降、味わいはますますしなやかになり、大衆が理解しやすい方向にむかっている。ただし、5年から12年は寝かせられる。1940年代、1950年代の古いヴィンテージになると、より重々しい濃厚なスタイルでつくられており、傑出した価値あるワインとなることも多い。というのも、このワインは何十年もの間、非の打ちどころのないつくり方をされてきたからである。控えめな価格で高い品質を求めるのであれば、いつでも真剣に検討したいワインである。

~一般的な評価~ ブルジョワ級だが信頼のおけるシャトーで、最良のヴィンテージには五級の価値があるワインをつくる。控えめな価格のおかげで、メドックで最もお値打ちなワインの1つとなっている。
平均年間生産量:20万4000本
畑 面積:35.0ha、平均樹齢:30年、植樹密度:9000本/ha、平均収量:50hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで15~17日間。熟成はオーク樽で15ヶ月。清澄を行い、必要があるときに限っては濾過も行う。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー20%、カベルネ・フラン10%
所有者:ジャン=ミシェル・カーズ
宮武酒店より)





CH.ORMES DE PEZ シャトー・オルム・ド・ペズ
フランス ボルドー サン・テステフ サン・テステフ / SAINT-ESTEPHE
2005 年 赤

シャトー・ランシュ・バージュの兄弟シャトー。
2003年からクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに格付けされている優良シャトー!

シャトー・オルム・ド・ペズは、サン・テステフに18世紀半ばに設立されたシャトー。
畑に植えられていた古いニレ(楡)の樹(=オルム)に由来して名づけられており、サン・テステフの中でも、安定した品質と価格でも人気のシャトーのひとつです。

1940年からは、ポイヤックの名門、シャトー・ランシュ・バージュを所有するカーズ家によって運営・管理されており、醸造技術、品質共に更なる向上をしています。
ロバート・パーカ氏も、近年のオルム・ド・ペズについては、『オーナーであるジャン・ミシェル・カーズの甚大な販売促進努力を無視してはならない。このワインにがっかりさせられることはめったにない。(中略)1975年以降、味わいはますますしなやかになり、大衆が理解しやすい方向に向かっている。(中略)控えめな価格で高い品質を求めるのであれば、いつでも真剣に検討したいワインである。』
(『BORDEAUX ボルドー 第4版』より抜粋) と評価しています。

砂礫質で泥灰石灰質の土壌である約35haの畑には、カベルネ・ソーヴィニヨンが60%、メルロ30%、カベルネ・フランが10%栽培されており、醸造は温度管理されたステンレスタンクで発酵、その後新樽比率50%で12~15ヶ月間の樽熟成を行っています。

造られるワインは、タンニンが強く、構成もしっかりしとしている、サン・テステフらしいスタイル。
芳醇なアロマがあり、ふくよかな、甘く肥えたような味わいが特徴です。

2003年、クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに格付けされ、その人気はより高まっていくことが期待されています。
その際それまでの“LES ORMES DE PEZ”という名前から定冠詞(LES)を取り、“ORMES DE PEZ“として生まれ変わりました。

クレームドカシスやシロップ漬けの黒系果実の香り、チョコレートやコーヒー、西洋杉のニュアンス。
時を追うごとに酸味や深みが出てきます。
タンニンや果実味が強いながらも、どこか柔らかい印象は余韻まで長く続き、複雑でエレガントな仕上がりとなっています。

オルム・ド・ペズの実力と、2005年というグレートヴィンテージが織り合い造り出された素晴らしい1本。どうぞこの機会をお見逃しなく!!

飲み頃:~2016年
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロ 20%、カベルネ・フラン 10%
(エノテカ・オンラインhttp://www.enoteca.co.jp/より)




シャトー・レ・ゾルム・ド・ペズ
Chateau Les Ormes de Pez
2003年 格上げ
Crus bourgeois exceptionnels
2009年 格付けなし
2011年 格付けなし
AOC サン・テステフ

ぶどう シャトー・オルム・ド・ペズ 2003年シャトー名変更
Chateau Ormes de Pez

~楡の木(オルム)に由来し、かって畑に樹齢100年を超えるニレの木があったことによります。ペズは地名に由来しますが、pezはpeastと同意でお金の卑語とされ「ゼニ」位の意味か。

畑 面 積 35ha (村の中央部と北部の2区画)
年間生産量 20万4千本
隣 接 畑 シャトー・ペズ
オーナー ファミーユ・カーズ Famille Cazes
(ジャン・ミシェール・カーズ)
醸造責任者 ダニエル・リョーズ
作付割合 カベソー 70% メルロー 20% カベフラ 10%
平均樹齢 30年
植栽密度 9,000本/ha
収 量 50hl/ha
土 壌 等 ガロンヌ系の砂礫質や粘土砂質土壌。
表土は泥灰石灰質
収 穫 手 摘
タ ン ク ステンレスタンク(18個) セメントタンク
発 酵 15~17日間 醗酵槽でマロラクティック醗酵
新樽比率 50% 残シャトー・ランシュ・バージュの1~2年落ち樽
樽 熟 成 15ケ月
コラージュ アルブミン使用
濾 過 必要により。
セパージュ
2003年 カベソー 65% メルロー 20% カベフラ 15%
特 徴 芳醇な香りを持ち、ふくよかなワイン。
香 り 土、ハーブ、グランベリー、チェリー、甘草、黒系果実、

飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から12年

評 価 ボルドー第4版 重要なヴィンテージ

1995年 PP86
魅力的で、やわらかい、まろやかな、中くらいから暗めのルビー色。ハーブ、ブラックチェリー、カラントの果実味が感じられる。みずみずしく、いくらかエレガントもあり、ミディアムボディで、タンニンはやわらかく、穏やかなフィニッシュ。
予想される飲み頃。 2000年まで ダウン

1996年 PP86
縁いっぱいまでに濃い暗いルビー色をしており、秀逸なブラックベリーやカシスの香りのするノーズの背景にはスモーキーなオークも感じられる。
甘い、豪勢な舌触りをした、驚くほど近づきやすい、まろやかなワインで、フィニッシュは秀逸。
予想される飲み頃。 現在から2014年 sei

1998年 PP87
暗いルビー/紫色。大量のカシスの果実味のほか、土っぽい、森の下生えの趣も感じる。ミディアムからフルボディで、凝縮感は上等。舌触りは秀逸。やわらかい、スパイシーな、胡椒の様なフィニッシュ。
予想される飲み頃。 現在から2010年 ギリギリ

1999年 PP86
愛らしい、外向的な、暗いルビー色。ブラックカラントやチェリーの果実を思わせるアロマやミディアムボディ、やわらかいタンニン。
予想される飲み頃。 2006年まで ダウン

2000年 PP89⇒PP87
濃い紫色をしており、アロマは甘草や黒系果実を思わせる。中身の詰まった、筋肉質なワインで、層を成す舌触りがあり、酸は弱く、タンニンは熟している。
予想される飲み頃。 現在から2015年 sei

2001年 PP86
土、ハーブ、クランベリー、チェリーの特徴がこの軽量級のワインに感じる。
ミディアムボディで、まろやかで、エレガントで、心地よいが、興味をかきたてられない作品である。
予想される飲み頃。 2009年まで ダウン

2002年 P86
2003年 PP86~88⇒PP86
深みのある、縁いっぱいまで濃いルビー/プラム/紫色をしており、甘いノーズは黒系果実と土を思わせる。ミディアムボディで、まずまずの酸、肉付きは上等で、口蓋に残るフォロースルーは良好である。
予想される飲み頃。 現在から2015年 sei

2004年 PP85
2005年 PP86
2006年 PP87
2007年 PP86~88
2008年 PP88
2009年 PP88~90
2010年 PP87~89

オルム・ド・ペズの歴史は18世紀後半にさかのぼります。世界恐慌時代にシャトーは倒産、区画も離散しますが仲買人ルイ・ミアイエが集め直し、管理を行っていました。1940年にすでにポイヤックのシャトー・ランシュ・バージュを取得していた、パン屋のジャン・シャルル・カーズが購入します。
もともと、このシャトーで働いていた栽培責任者ジャン・グイヨーとジャン・シャルルの姉マリーが結婚し、グイヨーの戦死後マリーがシャトーの運営に携わっていたこともあり、経営はマリーの娘アメリーが行っていました。
現在は、シャトー・ランシュ・バージュのオーナーであるジャン・ミシェル・カーズとその一族が所有します。
1940年代から1950年代にかけてはかなり重々しいワインを造っていたとされておりますが、ジャン・ミシェル・カーズの時代から、飲みやすいものへと変わってきているそうです。
醸造は、ランシュ・パージュの技術陣が行っているので信頼性も高いでしょう。

パーカーちゃんはがっかりさせられることのないワインとしていますが、私の最も信頼する旭川のワインショップ大垣の石川氏(北海道一との評価)の弁では、価格の手頃感から結構レストランに置かれているらしいのですが、ヴィンテージによる波があるとのことです。
ミディアムからフルボディと表現されることが多いようですが果実味が豊かで私の大好きなシャトーです。

帯広市に買い出しに行った折、1985年ものがセラーにあり、オールドヴィンテージだったので、試しに買ったのですがメチャメチャ気に入りました。翌日在庫の確認をし、翌週片道2.5時間もかけて残りの5本を購入しましたが、あれ?なんか変。あれ程気に入っていたはずが。あの甘さはどこに行ったの。
5本は地下蔵に保存されていたものなので、熟成の違いが出たのかと勝手に考えました。その後もレ・ゾルムを購入しましたが、最初の1985年程の感動は得られていません。
でも、大好きなワインです。

他にも、購入先の違う同一ヴィンテージの同一ワインを飲み比べしたことがありますが全然別物と感じたこともあります。
飲む方の体調にもよるでしょうし、蔵出しは別物ですとか、フランスのシャトーのシェまで行かなきゃ本当のワインの味は判らない等々。貧乏人は最高のワインを飲めないのかな。
曰く、信頼するインポーターやショップを選べ。 う~ん。名言。
ろくでなしチャンのブログより)



(+)ワインダールより6本セットで30360円。単品だと5670円。

Chateau Beauregard 2005

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Chateau Beauregard 2005
Chateau Beauregard 2005
シャトー ボールガール Château Beauregard

シャトー ボールガール 「小さなカテューソーの村を過ぎたあたりにあるボールガールの畑は、ポムロールの丘の南斜面に位置している。このアペラシオンで、シャトーと呼ぶに足りるような立派な建物がある数少ないシャトーの1つだ。畑はかなりの潜在能力を持っている。ポムロールの評論家の多くは、深い砂利質土壌が高品質のワイン生産に理想的であると考えている。1980年代半ばまで、大部分のヴィンテージは熟成の早い、野暮ったいワインを生産していた。その後、色もよく、完熟感も凝縮感も増した上質なワインをつくるようになった。さらにセラーの衛生状態にもより注意が払われた。クローゼル家は1991年、フランス不動産銀行にここを売却したが、管理責任者ミシェル・ガラとエノロジストのヴァンサン・プリウの監督のもと、品質の向上は維持されている。

最も大柄な、あるいはもっとも凝縮感があるポムロールでは決してないが、ボールガールは、偉大さとは対照的な意味で良好なワインを生産している。控えめで健全なつくりのワインは信頼がおけるもので、このアペラシオンの典型であるまろやかさと果実味と、早くから飲み頃になるという特徴を持つ。しかし、比較的軽いため、長期熟成の候補にするよりは早めに飲むのに向いている。ボールガールは、ポムロールの中で最も現実的な価格がついたワインの一つである。」(ロバート・パーカー『ボルドー第4版』)
畑の面積は18ha、栽培比率はメルロー70%、カベルネフラン30%、年産7~8千ケースほどのシャトーです。ステンレスタンクで発酵ののち、新樽率60~80%で16~22か月樽熟成されています。濾過はしません。


≪パーカーポイント89-91点!≫
シャトー ボールガール [2005]
商品情報
色 赤
容 量 750ml
ブドウ品種 メルロ、カベルネフラン
味わい フルボディ
アルコール度数 15%未満
生産地 フランス/ボルドー/ポムロール
統制産地呼称 ACポムロール
コメント 「このシャトーで造られたワインで最も優れたものの候補である2005年のボールガールは、黒みがかったルビー色をしており、グラファイト、煙、ブラックチェリーのジャム、カシスなどの贅沢なほどのリッチなアロマを呈しています。見事な果実味で、ミディアムからフルボディ、熟したタンニンと十分な酸があり、むこう10年から15年は楽しめます。」(ロバート・パーカー/2006.4)
ワインダールより)




Ch Beauregard
シャトー・ボールガール


生産地 ポムロール地区
シャトー シャトー・ボールガール
タイプ 赤/ミディアムボディ/
果実味豊富な飲みやすいワイン
格付け なし
栽培品種 メルロー70%、カベルネ・フラン30%

各ワイン評論家からの評価 (★…1点/☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★(2点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★(1点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★(4点/5点満点中)

“美しい眺め”という意味の名前を持つシャトー・ボール・ガール。その歴史は12世紀まで遡ることができ、ポムロールの中でも特に長い歴史のあるシャトーです。
ポムロール北東部の、有名シャトーが集まる“プラトー・ドゥ・カトゥッソー”と呼ばれる絶好の場所に畑を所有しており、テロワールの良さから、その潜在能力は高く評価されています。
その周囲には【ペトリュス】【レヴァンジル】【ラ・コンセイヤント】【ヴュー・シャトー・セルタン】【プティ・ヴィラージュ】といった有名シャトーがあります。また、サンテミリオンとの境界線近くにあるため「ポムロール的シュヴァル・ブラン」と評されることもあるそうです。
また品質管理も徹底していて、91年は全てのワインをセカンドに回すという徹底ぶり。フランスで最も信頼されているワイン評価本の一つである「ギッド・アシェット」では、80年代では80年と87年以外は全て“良いワイン”という評価を受けているのです。
そのワインは、深い味わいや余韻の長さとともに、「早いうちから飲み頃に達するにも関わらず、熟成させても美味しい」という長命さが特徴として挙げられます。
ボール・ガールは、品質の割にはその値段はお手頃です。これは、ポムロールでは比較的大きめの畑を持っているため生産量が多く、さらにまだ知名度が今ひとつのためという理由があります。ポムロールのワインは、その希少価値ゆえに品質以上に価格が上がってしまったものも多いのですが、お買い得品としてオススメできるワインの一つでしょう。


シャトー紹介・醸造行程
カトゥーソ台地上にブドウ畑を持つ
【ペトリュス】【レヴァンジル】【ヴュー・シャトー・セルタン】などの有名シャトーが集まる“Plateau de Catusseau(カトゥーソ台地)”。その中で、ポムロールとサンテミリオンの境界線付近にあり、正面に【プティ・ヴィラージュ】、隣に【ラ・コンセイヤント】といったシャトーに隣接したところに位置しているのがシャトー・ボールガールです。

ボールガールのブドウ畑の面積は「17.5ha」、ちょうどプラトーの南東の端の部分にあたり、北から南へと下っていく傾斜部分となります。傾斜部分の上部は“クラス・ド・フェール”と呼ばれる鉄分を含んだ砂利が多く混じった粘土質、下部は上部に比べてやや砂質が多い粘土砂質になります。全体的には粘土質が畑の3分の2を占め、残りが下部のやや砂質が多い粘土砂質となります。

現在の作付け比率は、メルローが70%、カベルネ・フランが30%となっており、メルローは上部の区画に、カベルネ・フランは下部のところに多く植えられています。グランヴァンであるシャトー・ボールガールは、主に上部の区画から採れたブドウで作られます。


随所に細やかな気配りが

手摘みで収穫されたブドウは、15kg入りのカジェットに入れられて醸造所まで運ばれます。今回案内してくれた、シャトーのディレクターであるプリウさんの説明によると、1995年にポムロール地区で最初にこのカジェットを使用し始めたのがボールガールだったそうです。

醸造所に運ばれたブドウは、除梗の前後に選果台を用いて選果が行われ、合計20基あるステンレスタンクへと運ばれます。ボールガールでも、2000年のヴィンテージから、約15℃で4~5日間の低温マセレーションを取り入れています。

これが終了した後、アルコール発酵を行います。メルローは少し高めの28~30℃で、カベルネ・フランはフレッシュ感、フィネスを残すために、25~28℃という少し低めの温度で発酵を行います。アルコール発酵、果皮浸漬は計約3~5週間となります。

その後、ワインは引抜され、50%が新樽の中で、残りはタンクの中でマロラクティック発酵を行います。この比率はヴィンテージによって少し異なってきます。樽は合計5~6社から購入しており、焼付けはミディアム・マイナス。プリウさんの話では、新樽の比率は大体50~60%にしているとのことでした。

樽にワインを移してから、12月下旬まではシュール・リーを行い、1週間に1回はバトナージュを、12月下旬には一回目の澱引きを行います。

樽熟成の期間は合計18~22ヶ月間。最初のうちは3ヶ月に1回の澱引きを行いますが、2回行った後は試飲をして、それ以上の澱引きが必要かどうかを判断します。平均すると熟成期間中に約4回の澱引きを行うそうです。

コラージュの有無も、試飲と分析結果によって判断しています。通常は行わないのですが、必要であると判断した場合には卵白を用いて行っています。コラージュに使用する卵白も、シャトーから約15kmも離れたところにある、鶏が放し飼いされている農場へわざわざ買い付けに行っているのだそうです。

熟成が終了した後は、濾過をせずに瓶詰めとなります。


畑の実力からするとワインはお買い得
ボールガールは、“プラトー・ド・カトゥーソ”の上に畑を持っている数少ないシャトーの一つです。非常にポテンシャルの高いブドウ畑で、ワイン評論家にもしばしば取り上げられているほどなのですが、まだ知名度は低めで、価格も非常にお手頃です。

良いワインを作っているシャトーだけに、その実力がもっと広く知られていくのを期待したい気持ちもある反面、いつまでもこのままの値段で美味しいワインが楽しめることも期待してしまいます。
オールドヴィンテージ・ドットコムより)




シャトー・ボールガール
Chateau Beauregard
AOC ポムロール

~美しき眺めの意。

セカンド Le Benjamin de Beauregard
ル・パンジャマン・ド・ボールガール
メルロー60% カベフラ40%
年間生産量2万5千本から3万5千本
1991年は全てセカンドとしてリリース

畑 面 積 17.5ha
年間生産量 5万本~6万5千本
隣 接 畑 ラコンセイヤント、プティ・ヴィラージュ
オーナー フォンシェ・ヴィニョーブル
作付割合 メルロー70% カベフラ30%
平均樹齢 35年
植栽密度 6,000本/ha
収 量 43hl/ha
土 質 等
ポムロール北東部の「プラトー・ド・カトゥーソ」に位置する。
いわゆるポムロールの丘の南斜面であり、傾斜地上部は
「クラス・ド・フェール」と呼ばれる鉄分を含んだ砂利が多く
混じる粘土。傾斜地下部は、やや砂質が多い粘土砂質。
収 穫 手摘。カジェット使用。
選 果 除梗前後2回
タ ン ク ステンレスタンク
新樽比率 60%~80%
発 酵 3週間から5週間、メルロー28℃から30℃
カベフラ25℃から28℃
マセレーション 低温マセラシオン、15℃で4日から5日間
果皮浸漬 3週間から5週間
樽 熟 成 16ケ月から22ケ月、一部樽内マロラクティック発酵
澱 引 3ケ月に一度
コラージュ 基本的にしない。卵 白
濾 過 しない。
セハージュ
1995年 メルロー48% カベフラ44% カベソー6% マルベック2%
1999年 メルロー65% カベフラ30% カベソー5%
2004年 メルロー60% カベフラ30% カベソー10%

特 徴 まろやかさと果実味、早飲みタイプ
香 り ブラックチェリー、土、チョコレート、

飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から12年

▲1980年代後半まで不評


評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

1995年 PP87
秀逸なワインだ。うっとりさせるような、深みのあるルビー色をしており、スモーキーな、バニラ、ペリー、チョコレートの様な香りのするノーズがある。ミディアムボディで、葡萄の完熟感もある。果実味は甘く、タンニンはほどほどで、酸は弱い。これは上質なボールガールだ。
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1996年 PP87
深みのあるルビー色をしており、甘い、ジャムの様なチェリーの香りがする。ノーズには顕著なイチゴの趣が感じられる。ミディアムボディで、柔らかく、エレガントで、程々に重みがある。ほのかな香ばしい新樽も感じられる。多分2年から4年は美味しく飲めるだろう。最終試飲2001年1月
予想される飲み頃 2005年まで ダウン

1997年 PP87
セクシーな、目の開いた、エレガントな、甘い、まろやかな、短命な、但し楽しめるポムロールだ。溢れんばかりのグリルしたハーブ、香ばしいオーク、ブラックチェリーの果実を思わせるアロマや風味がある。ミディアムボディで、しなやかで、向こう3年から4年で飲むのが理想的。 最終試飲2001年3月
予想される飲み頃 2005年まで ダウン

1998年 PP88
深みのあるルビー/紫色をし、燻煙の芳香、ブラックチェリーの咳止めシロップ、チョコレート、スモーキーな樽を見せる。厚みがあり、タニックで、ミディアムからフルボディで12年は持つ筈である。 最終試飲2002年3月
予想される飲み頃 現在から2014年 sei

1999年 PP88
このヴィンテージとしては秀逸な、消費者に優しいポムロールは、深みのあるルビー色と、コーラ、モカ、チェリージャム、新樽の甘いノーズを見せる。ワインは濃厚でまろやかで、秀逸な舌触り、大柄な汁気の多い中間部、余韻の長い、タンニンの弱いフィニッシュがある。多分もうすぐ近づきやすいものとなるのだろう。
予想される飲み頃 現在から2014年 sei

2000年 PP89+⇒PP88
この先楽しみなポムロールのシャトーは、潜在能力としては傑出した2000年を造り出した。このヴィンテージらしい素晴らしい甘味や濃い紫色、豪勢な舌触り、層を成す、凝縮した中間部、ほどほどのタンニンが印象的なほど深みのある構造の感じられるフィニッシュ。
予想される飲み頃 現在から2016年 sei

2001年 PP87
暗いルビー/紫色に、スモーキーな、甘いカラメルが溶け込んだブラックチェリーの果実を見せる土っぽいブーケ。ミディアムボディで、ほどほどにタニックなフィニッシュが伴う。
予想される飲み頃 現在から2013年 sei

2002年 PP87~88
2002年のポムロールとしては優良な出来である。おいしい、率直な作品で、甘いコーラが溶け込んだブラックチェリーの果実のほか、背景にはほのかなハーブや燻煙も感じられる。ミディアムボディで、中間部はフラシ天のようになめらか。タンニンは熟しており、上等なフィニッシュを持つ。
予想される飲み頃 現在から2012年 sei

2003年 PP86
2004年 PP88
2005年 PP89~91
2006年 PP86
2007年 PP84~86
2008年 PP87
2009年 PP89
2010年 PP89~91
2011年 PP84~87


小さなカテュソーの村を過ぎたあたりにあるボールガールの畑は、ポムロールの丘の南斜面に位置している。このアペラシオンで、シャトーと呼ぶに足りる様な立派な建物がある数少ないシャトーの一つだ。
畑はかなりの潜在能力を持っている。ポムロールノ評論家の多くは、深い砂利土壌が高品質のワイン生産に理想的であると考えている。1980年代半ばまで、大部分のヴィンテージは熟成の早い、野暮ったいワインを生産していた。
その後、色も良く、完熟感も増した上質なワインを作るようになった。さらにセラーの衛生状態にもより注意が払われた。クローゼル家は1991年、フランス不動産銀行(クレディ・フォンシエ・ドゥ・フランス社)にここを売却したが、管理責任者ミシェル・ガラと、エノロジストのプリウの監督の元、品質の向上は維持されている。

一般的な評価
最も大柄な、或いは最も凝縮感のあるポムロールでは決してないが、ボールガールは、偉大さとは対照的な意味で良好なワインを生産している。
控えめで健全な造りのワインは信頼がおけるもので、このアペラシオンの典型であるまろやかさと果実味と、早くから飲み頃になるという特徴を持つ。しかし、比較的軽い為、長期熟成の候補にするよりは早めに飲むのに向いている。ボールガールは、ポムロールの中で最も現実な価格が付いたワインの一つである。

歴 史
12世紀、シェヴァリエ・ホスピタリエ・ドゥ・サン・ジャン・ドゥ・エルサレムが所有していたようです。
18世紀中頃の相続人は、ジェローム・ドゥ・ショッサード・ド・シャンドの名前が挙がっており、1755年~1769年の間に、彼の息子リュック・ジェルメが混栽農業から、全面的に葡萄栽培に切り替えたと言われており、畑面積はフランス革命(1789年)当時は6.3haまで拡大していたようです。
1793年、11万ルーブルで、ボナヴァンチュール・ベルトミューに売却され、
ベルトミューも、ブドウ畑の拡張を図ります。その後、ベルトミューの子孫であるバーリー・ベルトミューが所有し、転作を行った時期もあったようです。
1854年には、クルティエのデュラン・デスグランジュに売却され、新所有者は、畑を葡萄に植替え、葡萄畑は14haに拡張します。
1922年、デスグランジュ家から、アンリエット・ギローへと所有が代わります(名付け親の弁護士ブリュレが買い与えた)。
アンリエットは、スッサンにあるシャトー・ラ・トゥール・ドゥ・モンを所有するレイモン・クローゼルに嫁いぎ、彼女らの4人の子供は、1991年年までボールガールを所有しますが、クレディ・フォンシエ・ドゥ・フランス社に1億フランで売却されます。
クレディ・フォンシエ・ドゥ・フランス社は、ソーテルヌのバストゥール・ラモンターニュ(1936年購入)、グラーブのサン・ロベール(1879年購入)、ブルゴーニュのピュリニー・モンラッシュ、リュサック・サンテミリオンのバルブ・ブランシュも所有しているようです。

サンテミリオンとの境界線近くにあるため「ポムロール的シュヴァル・ブラン」と評されることもあると通販宣伝文句に。??それは無理。笑い話ですばいきんまん

手摘み収穫は、15kg入りのカジェットが使用されており、1995年にポムロール地区で最初にこのカジェットを使用し始めたとか。
ろくでなしチャンのブログより)




(+)ワインダールより6本セットで30360円。単品だと5500円。

Chateau De Fieuzal Rouge 2005

テーマ:
Chateau De Fieuzal Rouge 2005
Chateau De Fieuzal 2005
シャトー ド フューザル Château de Fieuzal

「シャトー ド フューザルは、以前からグラーヴでも目立たないシャトーの1つである。比較的古くからあり、この地域の佳民からはきちんと認められていることを思うと意外なことだ。
セラーは、レオニャンの町はずれ、ソカに向かう県道651号線に近い田園のなだらかな起伏の中にある。だが、このひっそりとたたずむド フューザルは1980年代半ば頃に、著しくリッチで複雑なワインを生産するようになってから、一曜脚光を浴びるようになった。だからといって、古いヴィンテージの出来が悪かったというわけではない。古いものによくできたワインが多いのだが、最近のヴィンテージにあるような、まばゆい個性には欠けるのである。

ド フューザルの品質向上におおいに貢献したのは、1974年にこのシャトーの経営を引き継ぎ、生産管理を熱心に行っているジェラール・グリブランである。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の醗酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。ド フューザルの白ワインに画期的な進展があったのは1985年。一連のすばらしいグラーヴの白の最初のワインがこの年、このシャトーで生まれた。グリブランも認めるとおり、ド フューザルの名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるところが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。驚くべきことに、高品質であるにもかかわらず、なぜかその値段が高騰しないド フューザルは、グラーヴ全体を見渡しても、最もコストパフォーマンスがよいワインのひとつである。」(ロバート・パーカー著『ボルドー第4版』)

赤のみが格付けされているグラーヴ地区レオニャン村のシャトーです。格付けは赤のみですが、赤白ともにこのアペラシオンのトップクラスと評価されています。にもかかわらず価格が上がらず、非常にコストパフォーマンスの良いワインです。


≪パーカーポイント90点!≫
シャトー ド フューザル ルージュ [2005]

商品情報
色 赤
容 量 750ml
ブドウ品種 カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン、プティヴェルド
味わい フルボディ
アルコール度数 15%未満
産 地 フランス/ボルドー/グラーヴ
統制産地呼称 ACペサック レオニャン
コメント 「2005年のフューザルは紫がかった暗いルビー色を呈し、煙、黒トリュフ、砕石、腐葉土、新鮮なマッシュルーム、カシスといった香りの要素が複雑に組み合わさっています。ミディアムボディで、豊かなタンニンと爽やかな酸味があり、生真面目なこのワインは閉じていますが、将来は有望です。成熟の予想は2012年から2027年です。90点」(ロバート・パーカー/2008.4)
ワインダールより)




Chateau de Fieuzal
シャトー・ド・フューザル

▼ あのロバート・パーカー氏、シャトー・ド・フューザルに高評価!!
『ここのワインは常に良好であったが、1980年代半ばから
相当よくなってきた。最良のヴィンテージでは、赤も白も、このアペラシオンの最高級のワインに匹敵する。

グラーヴ全体を見渡しても、最もコストパフォーマンスがよいワインの1つである。』
~ロバート・M・パーカーJr.著「ボルドーBordeaux第4版」~
▼ 世界的なワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏も、★★★生産者と高評価!!
『レオニャンにある面積48haのクリュ・クラッセ。

赤・白ともに見事な出来栄えの忘れがたいワイン郡。

1985年以降のクラシックな白は10年は寝かせておけるもの。』
~ポケット・ワイン・ブック[第7版]~


300年の歴史をもつボルドーワイン発祥の地
Chateau de Fieuzal
シャトー・ド・フューザル
優良ワインの一大産地となったグラーブの中でも、レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルは、300年にもわたる長い歴史を持ち、“ボルドーワインの発祥の地”とさえ言われています。

しかし、真っ白でモダンな建物の美しさが話題となるぐらいで、比較的これまで目立つことの少ないシャトーでもありました。
ところが1974年に、ジェラール・グリブラン氏が経営を引き継いでから、設備を改修し、温度調節ができるステンレス発酵タンクの導入など、熱心に生産管理を行うようになり、市場の評価も見直されてきています。

シャトー・ド・フューザルは、赤ワインも白ワインも生産していますが、グラーヴの格付けに入っているのは赤ワインのみ。
樹齢の古いブドウの樹も多いことから、とても優雅な肉付きの良い味わいでありながら、同時に値ごろ感もあるワインとして知られています。
一方の白ワインは、比較的最近造られ始めたため格付けこそされていませんが、ボルドーの白ワインの中ではトップクラスとの評価もあり、シャトー・オー・ブリオン・ブランにも匹敵する実力を発揮すると言われ、これからが期待されるシャトーです。

蜂蜜やローストの香ばしい香り
熟成により重みを増した奥行きのある味わいで
リッチで濃厚なタイプの白ワイン♪

豊かな甘い香り
ボディはミディアムでしっかりとしたタンニンが印象的なグラーヴの赤ワイン♪


ワイン名(原語) シャトー・ド・フューザル・ルージュ
(Chateau de Fieuzal Rouge)
原産国・地域 フランス・ボルドー
原産地呼称(AOC) グラーヴ(GRAVES)
ヴィンテージ 2005年
ぶどう品種(栽培面積比率)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ30%、カベルネ・フラ8%、プティ・ヴェルド2%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ワインショップソムリエより)



シャトー ド フューザル ルージュ 2005
Chateau de Fieuzal Rouge 2005

ペサック・レオニャンのトップシャトーの2005年!しなやかで濃密なボルドーを是非!

メドック同様ボルドー地方の優良ワイン生産地グラーヴのペサック‐レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルは、1959年に行われたグラーヴの格付けに認められた16シャトーの一つであり、モダンな城館を持つ歴史のあるシャトーであります。レオニャン地区の南端のなだらかな起伏に富んだ場所に位置するシャトーからソフトで繊細な口当たりをした密度のあるワインが生まれます。オーブリオンなどの有名シャトーに比べ目立たない存在のシャトー ドフューザルですが1980年代より醸造責任者デュプイ氏により品質が向上し高い評価を得るようになりました。樹齢の古いブドウの木が多く、濃縮感と果実味に富んだワインは長期熟成によりさらにしなやかにエレガントになっていきます。高品質なペサック‐レオニャン地区のトップシャトーでありながらがら価格は手頃であります。2005年の完熟したブドウは力強く、濃密な味わいながら気品のあるエレガントなワイン!

ワインデータ
生産国 フランス
産地 ボルドー/グラーブ
クラス グラーブ格付 ペサック・レオニャン
タイプ 赤
ボディ フル
生産年 2005
品種 カベルネ・ソーヴィニョン60% メルロ30% カベルネ・フラン8% プティ・ヴェルド2%
幸田ワインハウスより)




シャトー・.ド・フューザル
Chateau de Fieuzal
Cru Classe des Graves
AOC ペサック・レォニャン
レオニャン

セカンド ラベイユ・ド・フューザル
L'Abeille de Fieuzal
年間生産量6万本

畑 面 積 39ha(白用別途9ha)
年間生産量 10万本
隣 接 畑 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ
オ ーナー ロクラン・キン Lochlann Quinn
作付割合 カベソー60% メルロー33% カベフラ 4.5%
プティ・ヴェ 2.5%
平均樹齢 30年
植栽密度 8,300本/ha
収 量 40hl/ha
発酵マセレーション 27℃ 低温マセラシオン
新 樽 率 50% 樽内マロラクティック醗酵
樽 熟 成 18ケ月~24ケ月
コラージュ 卵 白。
濾 過 しない。
特 徴 優美な肉付きの良いワイン。
セパージュ
2010年 カベソー60% メルロー40%
2011年 カベソー60% メルロー40%

飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から25年

評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

古いヴィンテージ
1986年(87点最終試飲1997年1月)、1985年(87点最終試飲1997年1月)、1970年(87点最終試飲1997年1月)については良好なティスティングノートがある。ただし、1990年代半ばから後半以降のヴィンテージの方が、昔に生産されたものよりはるかに優れている。

1988年 PP86
エキス分のある、暗い色をしたワインで、秀逸なノーズは甘いカラントのような果実を思わせる。ボディはミディアムで、フィニッシュはコンパクトで非常にタニック(殆ど渋い)。瓶詰め後は閉じてしまい、瓶の中で相当な時間を過ごす必要があるようだ。タンニンの殻を脱ぎ捨てることはあり得ないスタイルで造られているようで、何時までも有る種の渋みや生硬さが感じられるのかもしれない。向こう20年は特に持ちこたえる能力はあるが、何時までも角のあるスタイルのままであるはずだ。最終試飲1997年1月
予想される飲み頃 現在から2012年 sei

1989年 PP87
深みのあるルビー/紫色で、縁はいくらか薄くなってきている。ふんだんにオークを使ったワインで、大量の香ばしい新樽や、土/ハーブの色合いがあるレッドカラントやブラックカラントの果実を思わせる、ほどほどに強烈なブーケがある。味わってみると、ボディはミディアムで、酸は弱く、突出したタンニンの感じられるフィニッシュがある。心持ちより甘い、より肉付きの良い1990年の兄弟分より、コンパクトな、よりやせたスタイルをしている。
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1990年 PP88
色は健康的な暗いルビー/紫色で、香りは相当に開いてきており、たっぷりのクランベリー、ブラックチェリー、カシスの果実を思わせる。また、惜しげない新樽、土、西洋杉の香りを感じさせる、ほどほどに強烈なブーケもある。ミディアムボディで、果実味は甘く、グリセリンは有り余るほどで(この年の多くのワインの特色である)、タンニンは柔らかい。かなり肉付きが良くなったし、タンニンもよりよくまとまっている。未だに若々しい、将来有望なワインだ。最終試飲1997年8月
予想される飲み頃 現在から2012年 sei

1994年 PP?
瓶詰め前は1993年を超えるとは言わないまでも同じくらい良好だったのに、瓶詰め後に試飲した2本はカビくさい、濡れた段ボールのようなノーズが見られて判定不能だった。コルクのせいで変質している瓶が2本も続くとは珍しいことである。最終試飲1997年1月 ドクロ

1995年 PP90
この骨の髄までエレガントなワインは、深みのあるルビー/紫色をしており、魅力的でスモーキーな、ブラックカラント、ミネラル、花のような香りのするノーズがある。甘い、葡萄の完熟感のある、みずみずしい風味、ミディアムボディ、熟したタンニン。ビロードのような舌触りは豪勢さと紙一重である。重さはない。また、タンニンや酸、アルコールもでしゃばらない。この継ぎ目のない、極めて出来の良いクラレットは、早く飲めそうなワインの候補だが、秀逸な熟成能力もある。
予想される飲み頃 現在から2020年 sei

1996年 PP88+⇒PP88
縁いっぱいまで濃い紫色をしており、強烈な木炭、スモーキーな、ミネラル、黒系果物の香りのするノーズがある。エキス分の多い、リッチなワインだ。甘い、凝縮感のある中間部、たっぷりの筋肉やタンニンが感じられる、ほどほどに余韻の長いフィニッシュの、内向的だが将来有望なフューザルは、多分15年から16年は持ちこたえるだろう。最終試飲2001年2月
予想される飲み頃 現在から2020年 sei

1997年 PP86⇒PP80
暗いルビー/紫色をしており、惜しげない量の香ばしい新樽と混ざり合った、シャムにした様な黒系果物のアロマを見せる。酸は弱く、1996年のボリューム感や力強さはないが、出来の良い、外向的な作品だ。
予想される飲み頃 現在から2012年 sei

1998年 PP86
中程度の暗いルビー色をしており、グリルしたハーブ、煙草の煙、レッドカラントのアロマを見せる。この生硬な、ライトからミディアムボディの作品は、最高のド・フューザルにみられる凝縮感に欠けている。
予想される飲み頃 現在から2015年 sei

1999年 PP87
オリーブ、西洋杉、土、木炭、スモーキーな特徴が、このライトからミディアムボディの、魅力的な、やわらかい、よく出来た1999年に現れる。魅惑的だが、深みはない。向こう3年から4年は楽しめるはずだ。最終試飲2002年3月
予想される飲み頃 2006年まで ダウン

2000年 PP90+⇒PP90
この光を通さないほど濃いルビー/紫色をしたワインは、過去10年間に生産された最上のド・フユーザルの一つである。鉛筆、煙草の葉、甘草、クレームドカシスのアロマが、傑出した、ミディアムからフルボディの、凝縮感のあるスタイルにある。純粋さや風味の多面性は途方もない。
予想される飲み頃 現在から2022年 sei

2001年 PP89+⇒PP89
傑出した作品と判明するかもしれない。2001年にしては深みのある、凝縮感のあるワインで、スモーキーな、日に焼けた土、ブラックカラント、溶けた甘草、ほのかな燃えさしの古典的なペサック・レォニャンらしいブーケがある。未だに画一的であるが、このミディアムボディのクラレットは良好な舌触り、純粋さ、葡萄の完熟感、全体のバランスがある。2年から3年セラーで寝かせてください。
予想される飲み頃 現在から2016年 sei

2002年 PP88~90+?⇒PP87
エキス分が抽出されたスタイルで生産された、筋肉質で濃厚な、辛口の、渋さを感じさせるほどタニックなワインだ。印象的に濃厚な素材の持ち主で、ミディアムからフルボディのほか、土っぽい、甘草の染み込んだ、ブラックカラントやチェリーを思わせるブーケの背景にはミネラルや土壌の趣もあるが、この辛いタンニンがもっとまとまらないと心配の種となるかもしれない。
予想される飲み頃 現在から2019年 sei

2003年 PP87~88⇒PP88
これはやわらかい、成長したペサック・レオニャンで、暗いルビー/プラム色をしており、酸は極めて弱く、きれいなイチゴやチェリーの風味が黒鉛、乾燥ハーブ、スパイス箱に穏やかに溶け込んでいる。出荷時にはおいしく飲め、10年は持ちこたえるはずである。
予想される飲み頃 現在から2013年 sei

2004年 PP89
2005年 PP90
2006年 PP87
2007年 PP87
2008年 PP92
2009年 PP92
2010年 PP90~92
2011年 PP89~91


ド・フューザルは、以前から目立たないシャトーの1つである。比較的古くからあり、この地域の住民からはきちんと認められていることを思うと意外なことだ。セラーは、レオニャンの町はずれ、ソカに向かう県道651号線に近い田園のなだらかな起伏の中にある。だが、このひっそりとたたずむド・フューザルは1980年代半ば頃に、著しくリッチで複雑なワインを生産するようになってから、一躍脚光を浴びるようになった。だからといって、古いヴィンテージの出来が悪かったというわけではない。古いものにもよくできたワインが多いのだが、最近のヴィンテージにあるような、まばゆい個性には欠けるのである

ド・フューザルの品質向上におおいに貢献したのは、1974年にこのシャトーの経営を引き継ぎ、生産管理を熱心に行っているジェラール・グリブランである。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の発酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。
ド・フューザルの白ワインに画期的な進展があったのは1985年。一連のすばらしいグラーブの白の最初のワインがこの年、このシャトーで生まれた。グリブランも認める通り、ド・フューザルの名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるとこらが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド・フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。驚くべきことに、高品質にもかかわらず、なぜかその値段が高騰しないド・フューザルは、グラーブ全体を見渡しても、最もコストパフォーマンスがよいワインの1つである。

一般的な評価
ここのワインは常に良好であったが、1980年代半ばから相当よくなってきた。最良のヴィンテージでは、赤も白も、このアペラシオンの最高級のワインに匹敵する。しかし、一貫した高品質にもかかわらず、ド・フューザルのワインは同列のシャトーのもの(例えばパブ・クレマンなど)と比べて、とてもお値打ち品である。

歴 史

300年に渡る長い歴史を持ち、ボルドーワインの発祥の地とも言われているとの説も有りますが、詳細は不明です。かつて「ガルデール」と呼ばれていたようで、1851までの所有者、フューザル家の名から、シャトー・ド・フューザルと呼ばれているようです。

その後、グリフォン兄弟、ロシュフォコール家の名前が登場します。
1893年には、リカール家(ドメーヌ・ド・シュヴァリエも所有)が取得します。後にリカール家の娘オデットと結婚したエリック・ボックが活躍することになるのですが、経歴がユニークです。スイス生まれですが、第一次世界大戦でアメリカ軍の義勇兵として参戦し、後にボルドーのアランブラ劇場の支配人となったのですが『フオーリン・ラブ』とかでリカール家の娘オデットと結婚します。やがて第2次世界大戦が勃発すると、夫婦でさっさとモロッコへ避難。1945年に帰国してみると 、妻オデットの父が亡くなりシャトーを相続するのことになるのですが、畑は荒れ果てていたようです。葡萄造りに全くの素人ボックが頑張ったので名声は回復したと言われています。

1974年ボックが80歳の天寿を全うし、ジョージ・ネグルベーニュが買収し、義弟ジェラード・グリブランが支配人として活躍したようです。
1994年、バンク・ポピュラー・グループがシャトーを取得し、2001年からはロシュラン(ロクラン)夫妻が新たな所有者となります。
ろくでなしチャンのブログより)



(+)ワインダールより6本セットで30360円。単品だと5400円。

Chateau Cantemerle 2005

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Chateau Cantemerle 2005
Chateau Cantemerle 2005
シャトー カントメルル Château Cantemerle

シャトー カントメルルはオーメドックの南部マコー村に位置し、第3級シャトーのシャトー ラ ラギューヌに隣接しています。シャトーは大木のある大きな公園に面した森の中にあり、ラベルに描かれているように美しいシャトーです。シャトーの名前カントメルルは“さえずるツグミ”という意味です。

シャトーは、12世紀にガロンヌ河に面した城壁の一部として構築されました。ワイン造りの歴史は16世紀後半にまで遡ることができ、1855年のメドックの格付けで第5級に格付けされています。現在はフランスの保険会社SMABT社の所有になっており、ぶどう樹の植え替え、新鋭の醸造設備の導入により、品質が大きく向上しており、もしその格付けが変更されれば第3級の実力があるともいわれています。

現在、87ヘクタールぶどう畑を所有しており、カベルネソーヴィニョン52%、メルロ40%、カベルネフラン3%、プティヴェルド5%の割合で植栽されています。リッチでしなやかな果実味と、強烈で華やかなブーケにあります。また、メドック地区では珍しくメルロの比率が高く、フレッシュなタンニンと華やかな果実味が持ち味で、若いうちから楽しめるワインを造っています。

シャトーカントメルル2005

≪グレートヴィンテージ2005年≫

≪パーカーポイント90点!≫
シャトー カントメルル [2005]

商品情報
色 赤
容 量 750ml
ぶどう品種 カベルネソーヴィニョン、メルロ、カベルネフラン、プティヴェルド
味わい フルボディ
アルコール度数 15度未満
産 地 フランス/ボルドー/オーメドック
統制産地呼称 ACオーメドック
格付け グランクリュ第5級
コメント 幅広く豊かなアロマと、密度の高いタンニンと果実味、グレートヴィンテージのワインならではの、高い次元でのバランスの素晴らしさを味わえるワインです。この半世紀では最高と評されているワインです。
ワインダールより)




シャトー・カントメルル (メドック地区オー・メドックAC/マコー村 第五級)
Chateau Cantemerle http://www.cantemerle.com
お値打ち感のある第五級格付けシャトー
’90年にフランスの保険会社SMABT社の所有になってから評価を上げつつあります。メルローの比率が高く、若いうちから心地よく華やかな果実の風味が花開き、その芳醇な熟成感が人気を呼んでいます。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
ちっぽけなマコー村のちょうど南にカントメルルの愛らしいシャトーがある。有名な県道2号線(ボルドーからメドックに抜ける幹線道路)に沿った深い樹木に覆われた公園の中にあり、そのワインづくりの歴史は、16世紀後半にさかのぼる。今世紀になってからの大半の期間はデュボ家が所有しており、ほれぼれするほど香り高い、エレガントな姿のワインの生地としてこのシャトーを有名にしたのは、この一家である。しかし、資金難や一族の内紛のせいで、カントメルルは1980年、売りに出された。1970年にはこのシャトーは荒れるがままになっており、1975年以降のいくつかのヴィンテージはその影響をまぬがれ得なかった。カントメルルのセラー、シェ(ワイン蔵)、そしてシャトーは刷新され、新しいセラーや醸造設備、最新設備を導入したテイスティング・ルームなどがつくられた。そしてとりわけ重要だったのは、品質に対する真剣な取り組みがなされたことである。
1980年以前は、瓶ごとのばらつきがかなりあって、多くのヴィンテージが、古い樽のにおいや果実味の欠如という欠点を抱えていた。経営者が変わってから今日に至るまでの最上のワインは1989年と1983年である。ブドウ畑は大幅に植え替えられたため、樹齢が上がるにつれて、品質はさらに向上するに違いない。カントメルルのスタイルの特徴は、リッチで、しなやかな果実味と、強烈で華やかなブーケにある。畑の比較的軽い土壌と高いメルロの割合を考えると、決して超大作になるようなワインではないだろう。カントメルルの最良の作品は、きまって、いくばくかの芳香がある早熟タイプであり、そのために若いうちから、申し分のない魅力がある。ただし、高い期待が寄せられているにもかかわらず、カントメルルは過去10年間、1989年と1983年ほど卓越したワインをつくっていない。
~一般的な評価~
カントメルルは、いつになったら神秘的な1989年、1983年、あるいは1961年のような出来栄えをふたたび見せてくれるのだろうか? どうしたことか、このシャトーは1970年代と1980年代のスランプの後、完全に回復したことがない。ワインは、よくできているが、並はずれたものとなることはない。概してその格付けにふさわしい。ただし、読者の方は、(残念なことにめったにないが)偉大な成功作に注意を向けるとよいだろう。三級に比肩する作品で、まぎれもなく目を向ける価値がある。全体からみると、品質に対する価格比には興味を持てる。
平均年間生産量:35万本
畑 面積:87ha、平均樹齢:25年、密植度:1万本、平均収量:55hl/ha
育成:発酵は、最良のロットのものは木とコンクリートの槽で、残りはステンレス槽で行う。発酵温度は一定でなく、メルロは26~28℃、カベルネは28~30℃、プティ・ヴェルドは30~32℃。マセレーションは最低22℃で30日間。収量の20%(メルロのみ)は新樽内マロラクティック。熟成は新樽40%で12ヶ月。澱引きは12℃で3回。必要なら軽い清澄を行うが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン52%、メルロー40%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%
所有者:SMABTP(相互保険会社)
宮武酒店より)




シャトー・カントメルル 2005年
ワインデータ
生産者 シャトー・カントメルル
産地 ボルドー>
メドック>
オー・メドック
格付け メドック5級
タイプ 赤ワイン-ミディアム
分類 スティルワイン
サイズ 750ml
セパージュ
※目安 カベルネ・ソーヴィニヨン50%
メルロ40%
カベルネ・フラン5%
プティ・ヴェルド5%
ボディ 軽快 ● ● ● ● ● 重厚
コメント メドック5級格付けのグラン・ヴァン。しかもボルドー・ビックヴィンテージ2005年です。ボディはミディアムですが、豊かなアロマやふくよかな飲み口はスケールの大きなものです。しかし優れたフィネス、エレガンスを兼ね備えているので非常にスムーズでフルーティなワインに仕上がっています。2005年物のメドック格付けが1万円を切るプライスで買えるうれしいワインです。

koichi八田コメント
メドック5級格付けのグラン・ヴァン。ボルドー・ビックヴィンテージ2005年。

ボディはミディアムですが、豊かなアロマやふくよかな飲み口はそれ以上にスケールの大きなものです。しかし優れたフィネス、エレガンスを兼ね備えているので非常にスムーズでフルーティなワインに仕上がっています。

偉大なヴィンテージ『2005年』の『メドック格付け』が、1万円を切るプライスで買えるうれしいワインです。

解説
メドック3級に匹敵する地味なグラン・クリュ『シャトー・カントメルル』
オー・メドックの5級に格付けされるこのワインは、意外なほどの熟成能力を見せるクラシックスタイルのハイ・ポテンシャルなワインです。グラン・クリュの5級に序列されるわりには知名度は高くはありませんが、その実力および歴史はボルドーでもトップクラスを誇ります。

カントメルルが所有する畑は、この地域ではラ・ラギューンと並んで非常に優れた土地であり、オー・メドックでは最高の評価を得ています。
シャトー・カントメルルの歴史は非常に輝かしく、古くは、カントメルルの秀逸なヴィンテージとなると1級シャトーよりも高値が付くこともあったほどです。

今日、シャトー・カントメルルは決して高名な1級や2級シャトーほどのステイタスを誇るわけではありませんが(メドック5級格付け自体、大変なステイタスではありますが)、名門らしく伝統にのっとった、しっかりしたワイン造りが行われており、その品質は常に知名度を上回っています。

壮麗な公園に隠れたメドック最南端に位置するシャトー・カントメルルは、最近、樹の大部分がマルゴー系の砂利砂質土壌に植え替えられたとは思えないほど素晴らしい畑を所有しています。

スケールアップをはたしたカントメルル
シャトー・カントメルルは、上品なアロマに穏やかなタンニンなど、ソフトなスタイルに評価されていましたが、確かに1980年代と1990年代初めのヴィンテージは非常にしなやかで、しばしばエレガントだったワインは、今では柔らかさと繊細さのバランスを活かしたたままに力強さも増し、素晴らしい凝縮感、豊かさを誇るスケールの大きなスタイルとなっています。
シエル・エ・ヴァンより)




シャトー・カントメルル
Chateau Cantemerle
5 級 PP5級
AOC オー・メドック マコー村

~シャトー名は、庭園でさえずる(カント)クロツグミ(メルル)の意。

セカンド レ・ザレ・ド・カントメルル
Les Allees de Cantemerle
年間生産量13万本

畑 面 積 87ha
年間生産量 35万本
隣 接 畑 ラ・ラギューヌ(リュドン村)
オーナー SAMBTP(保険会社)(1981年取得)
作付割合 カベソー52% メルロー40% カベフラ3%
プティ・ヴェ 5%
平均樹齢 25年
植栽密度 10,000本/ha
収 量 55hl/ha
タ ン ク 木製タンク、28基のフレンチオーク製
ステンレスタンク12基、樹齢が低い区画のブドウ用
コンクリートタンク、予備
収穫・選果 手摘。20kgカジェツト使用。畑で4台の移動式選果台
2回目は醸造所内バイブレーター式選果台
マセレーション 22℃で20日間
低温マセレーション(12℃)2005年から
発 酵 6日から8日
カベルネ 28℃から30℃、メルロー 26℃から28℃
プティ・ヴェ 30℃から32℃
マロラクティック発酵は別タンクに移して
酵 母 培養酵母添加
新樽比率 40% トロンセ・オーク、5社から焼き付けミディアム、
残60%は1年落ち
樽 熟 成 12ケ月、高樹齢メルローのみ、樽内マロラクティック発酵
最後の4ヶ月はステンレスタンクで熟成
澱 引 き 3回
コラージュ 必要により。豚のゼラチンを使用。
濾 過 しない。
セパージュ
1994年 カベソー50% メルロー40% カベフラ 5% プティ・ヴ 5%
2001年 カベソー40% メルロー40% カベフラ10% プティ・ヴ10%
2005年 カベソー50% メルロー40% カベフラ 5% プティ・ヴ 5%

特 徴 リッチでしなやかな果実味と強烈なブーケ。
香 り 甘酸っぱいチェリー、レーズン、レッドカラント、クランベリー、
アカシア、

飲み頃が続く期間/ 収穫後5年から15年

★1970年代、1980年代スランプ ★1999年 BAD

評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

古いヴィンテージ
1970年代のヴィンテージはたいてい極めてがっかりさせられるものだった。偉大な1961年(92点、最終試飲1988年1月)は、最後に試飲してから優に10年以上たっているが、適切に保管されていたものならひょっとすると今でもまだ持ちこたえているのではないかと思う。歴史的なヴィンテージのものでは、1959年(89点)は1961年のはるか後方。もちろん1953年(94点、最終試飲1996年11月)は伝説的なワインだ。多分これまでに造られた(少なくとも過去60年で)最上のカントメルルだろう。

1982年 PP87
縁にはかなり琥珀色も見られるが、良好な、甘い西洋杉,挽いた胡椒、草っぽい趣と混ざり合ったイチゴやブラックベリージャムの香りを呈している。ミディアムボディで、しなやかだが、いくらかの魅力的なレベルのグリセリンもまだ残っている。1983年の複雑さはないが、この肉付きの良さやみずみずしい舌触りには実にほっとさせられる。
予想される飲み頃 2000年まで ダウン

1983年 PP90
このゴージャスなワインは、一貫して縁いっぱいまで濃い暗いルビー/ガーネット色をしており、溶けた甘草、ライラック、熟したブラックカラントやプラム、ほのかなブラックベリーのゴージャスなノーズがある。初めから気前の良い、しなやかなワインで、タンニンは甘く、酸は弱く、多量の果実味がある。これは美酒で、過去30年間で最も成功したカントメルルの一つである。
予想される飲み頃 2006年まで ダウン

1985年 PP86
ずいぶん枯れ始めている。中程度のルビー色をしているが、縁にはすでにかなり琥珀色も見られる。花の様な、スパイシーなノーズには、チェリー、レッドカラント、なめし革、ほのかなウイキョウの趣も感じられる。ミディアムボディの、やわらかい、比較的際立ったところのないワインだが、実に心地よい。
予想される飲み頃 2000年まで ダウン

1986年 PP84
生硬な、コンパクトな、痩せたワインだ。タンニンは強いが、いくらか甘いカラントやチェリーの果実や、なめし革、コンポスト、土を思わせる含みが感じられる。ミディアムボディのワインだが、これ以上良くなる事はない。
予想される飲み頃 2000年まで ダウン

1988年 PP86
暗いプラム/ガーネット色をしており、煙草や雑草の様なレッドカラントやブラックカラントのほどほどの強いノーズがある。ミディアムボディのワインで、フィニッシュにはいくらか鋭いタンニンも見られる。単刀直入で心地よいが、一般的な意味で際立ったところがない作品である。
予想される飲み頃 2006年まで ダウン

1989年 PP92
カントメルルとしては完ぺきな成功作で、過去40年間で最も記念碑的なワインの一つである。濃いルビー色をしているが、中心には紫色がたっぷり。ワインは花と混ざり合ったブラックカラント、ブラックベリー、ミネラルの古典的なカントメルルのノーズを持つ。驚くほど豪勢な、みずみずしい、非常に華やかなワインで、舌触りはしなやか、フィニッシュはゴージャスである。決して超大作ではないが、絹の様な、見事なまでに純粋なワインだ。最終試飲2002年9月
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1990年 PP87⇒PP86
暗いルビー色をしており、縁にはいくらかピンクも見られる。エレガントな模範的カントメルルは、ミディアムボディと、特に花の様な、プラム、カラント、白い花、西洋杉、ミネラルの甘いノーズを持つ。酸は弱く、軽く、しなやかなタンニンがある。この古典的な、より軽量級のボルドーは、チャームやフィネスそのものである。
予想される飲み頃 2006年まで ダウン

1995年 PP86
中程度のルビー色で、縁はすでに薄くなってきている。胡椒の様な、ハーブの色合いがあるレッドカラントの果実のアロマは、心地よいが、興味を掻き立てられない。ミディアムボディの単刀直入なワインで、最高級の格付けシャトーの持つ深み、多面性、力強さに欠けている。最終試飲2002年1月
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1996年 PP87
秀逸なカントメルルである。暗いルビー色をしており、甘いノーズはブラックベリー、微妙な新樽、アカシアの香りである。上質な甘さと、がっしりとしたタンニンが感じられる。エレガントで、均整の取れたワインだ。樽から試飲した時より外向的で、より軽いものになっているが、スタイリッシュなカントメルルの一例である。最終試飲2001年3月
予想される飲み頃 現在から2015年 sei

1998年 PP84
暗いルビー色をしており、縁には紫色も見られる。心持ち草っぽく、ミディアムボディで、スタイルは軽め。魅力的なアロマや風味はあるが、深みや余韻の長さに欠けている。
予想される飲み頃 2009年まで ダウン

1999年 PP79
がっかりさせられる。草っぽい、ライトからミディアムボディのワインで、造りはきれいだが、実質や深みはない。また、フィニッシュもやつれている。最終試飲2002年1月
予想される飲み頃 現在から2012年 sei

2000年 PP88
暗いルビー/紫色をしており、甘いクランベリー、桑の実、チェリーの果実を思わせるアロマがある。秀逸な葡萄の完熟感のあるアタック。みずみずしく酸の弱い、ミディアムボディの個性にほどほどのタンニン。2000年は輝かしい1989年を忘れさせるほどのものにはならない筈だが、優良なワインである。最終試飲2003年1月
予想される飲み頃 現在から2014年 sei

2001年 PP87
中程度の暗いルビー色をしており、エレガントな芳香はレーズン、レッドカラント、乾燥ハーブ、溶けた甘草を思わせる。タンニンは甘く、ボディはミディアム。軽いがうまく模様づけされたスタイル。
予想される飲み頃 現在から2013年 sei

2002年 PP81

2003年 PP86~88⇒PP85
エレガントな、ブルゴーニュ・スタイルの作品。甘酸っぱいチェリー、白い花、森の土の趣が見られる。ミディアムボディの、独特の刺激のあるワインだ。
若いうちから飲むか、10年~12年待って飲むか。
予想される飲み頃 現在~2015年 sei&進入禁止

2004年 PP87 ワインアドヴォケイト♯171 Jun 2007

2005年 PP90 ワインアドヴォケイト#176 Apr 2008
ドライハーブ、甘いレッドチェリー、春の花、スパイス箱、ブルーベリーの香りが立ち上ってくる。タンニンは中程度でミディアムボディ、エレガントで美しい構造、純粋でバランス良いワイン。
予想される飲み頃 2012年~2025年+

2006年 PP90
2007年 PP90
2008年 PP88
2009年 PP91
予想される飲み頃 2012年から2040年
2010年 PP91~93
2011年 PP88~90

ちっぽけなマコー村のちょうど南にカントメルルの愛らしいシャトーがある。有名な県道2号線(ボルドーからメドックに抜ける幹線道路)に沿った深い樹木に覆われた公園の中にあり、そのワインづくりの歴史は、16世紀後半にさかのぼる。今世紀になってからの大半の期間はデュボ家が所有しており、ほれぼれするほど香り高い、エレガントな姿のワインの生地としてこのシャトーを有名にしたのは、この一家である。しかし、資金難や一族の内紛のせいで、カントメルルは1980年、売りに出された。
1970年にはこのシャトーは荒れるがままになっており、1975年以降のいくつかのヴィンテージはその影響をまぬがれ得なかった。カントメルルのセラー、シェ(ワイン蔵)、そしてシャトーは刷新され、新しいセラーや醸造設備、最新設備を導入したテイスティング・ルームなどがつくられた。そしてとりわけ重要だったのは、品質に対する真剣な取り組みがなされたことである。
1980年以前は、瓶ごとのばらつきがかなりあって、多くのヴィンテージが、古い樽のにおいや果実味の欠如という欠点を抱えていた。経営者が変わってから今日に至るまでの最上のワインは1989年と1983年である。ブドウ畑は大幅に植え替えられたため、樹齢が上がるにつれて、品質はさらに向上するに違いない。カントメルルのスタイルの特徴は、リッチで、しなやかな果実味と、強烈で華やかなブーケにある。畑の比較的軽い土壌と高いメルロの割合を考えると、決して超大作になるようなワインではないだろう。カントメルルの最良の作品は、きまって、いくばくかの芳香がある早熟タイプであり、そのために若いうちから、申し分のない魅力がある。ただし、高い期待が寄せられているにもかかわらず、カントメルルは過去10年間、1989年と1983年ほど卓越したワインをつくっていない。

キャミソール 一般的な評価
カントメルルは、いつになったら神秘的な1989年、1983年、あるいは1961年のような出来栄えをふたたび見せてくれるのだろうか? どうしたことか、このシャトーは1970年代と1980年代のスランプの後、完全に回復したことがない。ワインは、よくできているが、並はずれたものとなることはない。概してその格付けにふさわしい。ただし、読者の方は、(残念なことにめったにないが)偉大な成功作に注意を向けるとよいだろう。三級に比肩する作品で、まぎれもなく目を向ける価値がある。全体からみると、品質に対する価格比には興味を持てる。


歴 史
このシャトーは、古い要塞の跡に建てられました。要塞はバイキングらの襲来を防ぐために建てられたものであり、メドック川から1㎞離れた深い樹木に覆われた公園の中にシャトーがあります。
記録では1147年に法服貴属であるカントメルル領主がいた様で、この一帯でワイン造りが始まったのは1354年頃と言われています。
14~16世紀にはブランクフォール家が所有、1579年にはヨハン・ヴィルヌーヴが取得し、その後3世紀にわたってヴィルヌーヴ・ドゥ・デュルフォール家の所有となります。
1892年、シャトーはデュボス家に売却され、300年間続いたヴィルヌ-ヴ・ドゥ・ドュルフォル家の支配は終わりを告げることとなります。
ほれぼれするほど香り高い、エレガントな姿のワインの生地としてこのシャトーを有名にしたのは、この一家です(パーカーの弁)。しかし、資金難や一族の内紛のせいで、カントメルルは1980年、売りに出されます。
新しい所有者テオフィル・デュボスは、カントメルルのブドウ栽培者であり、同時にメドックのクリュ・クラスの労働組合副委員長であり、1914年に売られることになるデュボス・フレール社の仲買人でもあったようです。彼の死後、息子ピエールとベルナルがカントメルルを相続し、1923年にはピエールの単独所有となります。
1930年から始まった戦争の間、いくつかのワイン区画で葡萄樹が引き抜かれ、1945年からは25haしか栽培出来ず、その状態が1981年まで続いたとようです。
1981年からは現在のオーナーSAMBTP社(保険会社のようです。)の所有となりました。SAMBTP社、Société Assurances Mutuelles du Bâtiment et Travaux Publics所有に関し、ピエールが建築共済組合と建設省に売却したとの記述や、コルディエ社を中心とするグループに売却としたものもあり、これらの共同体なのか、あるいは大株主(出資者)なのかも知れません。


シャトー名について
1643年、カントゥメルル領主ルイスの弟がソーヴ城に住み、そこをシャトー・カントメルルと命名したとされていますが、デュルフォール家との関係が不明です。

格付け追加
1855年、ナポレオン3世によるメドック格付けに際し、ボルドー商工会議所は、格付けリストを提出しました。しかし、リストにシャトー・カントメルルは記載されておらず後に追加されます。
カントメルルの追加は次のような理由と言われています。
当時のカントメルルが、ボルドーのクルティエを通さず直接オランダと取引していたため、その販売価格をクルティエ達が知らなかった。
オーナーが、現実にカントメルルは秀逸なワインを造っており、オランダでの評判が高く、5級に格付けされた他のシャトーのワインよりも、実際に高価格で取り引きされていた記録提出を組合に行い、1855年9月、まだ万博開催中に、カントメルルは5級クラスとして、「カントメルル、ヴィルヌヴ・ドュルフォル婦人、マコー」と追加されたのです。

この歴史あるリストが変更になったのはこれが最初のことで、2度目は1973年の、かのムートン・ロートシルトの変更がなされただけの様です。

その他
カントメルルの葡萄畑は「87ha」と比較的大きく、マコー村とリュドン村に跨った一帯に広がっています。畑の大部分は、グラーブ地区と非常に近い珪土質砂利の土壌で、資料では、畑の平均樹齢は「30年」となっていたのですが、醸造責任者のパスカルさんの話では、「植え替えをして、樹齢が10年未満の区画から採れる葡萄はセカンドに回すから、グランヴァンの平均樹齢は40年ぐらいと考えてもらっていいですよ。」とのこと。
1970年代に低迷していたシャトーは、1981年からのSAMBTP社の大々的な投資により、セラーの新設、醸造設備の一新、最新設備を導入したテイスティング・ルームの設置など、積極的な改善がなされ、一躍その品質を向上させていると言われています。
ろくでなしチャンのブログより)




(+)ワインダールより6本セットで30360円。単品だと5544円。

Chateau Cantenac Brown 2005

テーマ:
Chateau Cantenac Brown 2005
Chateau Cantenac Brown 2005
シャトー カントナック ブラウン Château Cantenac Brown

シャトー カントナック ブラウンはAOCはマルゴーですが、その名の通りカントナック村に位置しています。この土地は18世紀にブドウ作りが始められた頃は、現在のボイド カントナックとともに騎士ジャック・ボイドの所領でした。

シャトー名にあるブラウンの名は、この地を19世紀初頭に購入したスコットランドの家系で動物画家のジョン・ルイス・ブラウンに由来します。彼は、現在もこのシャトーの象徴となっているチューダー様式の城を建築する際、そのデザインも手がけました。「外観はまことに非フランス的で、フランスのシャトーというより、大型な英国のマナーハウスを思わせる(ロバート・パーカー)」

1843年には銀行家のグロマールに売却され、1855年メドック地区のシャトーの格付けが行われた際「ボイド」の名で3級に格付けされました。1860年にはその一部をボルドーのネゴシアンをしていたアルマン・ラランドが購入しましたが、そのとき彼がここを「シャトー カントナック ブラウン」と名づけたのです。

その後もたびたび所有者が変わり、第2次大戦の影響もあって荒廃と復興を繰り返しましたが、1989年に保険会社アクサの子会社アクサミレジムの所有となり本格的な復興が始まりました。シャトー ランシュ バージュの評価を大きく高めたジャン・ミッシェル・カーズをコンサルタントに迎えて醸造の改革に取り組む一方、設備や畑にも投資が行われ、大きく品質が向上しました。2006年からはシリア系英国人シモン・ハラビ氏の所有となっています。

畑は砂礫質でカベルネソーヴィニヨンが多く植えられています。ワインは果実味が前面に出るスタイルではなく、繊細でエレガントなマルゴーです。このためロバート・パーカー氏の評価は高くありませんが、クラシックでエレガントなボルドーがお好きな方にはおすすめです。


≪グレートヴィンテージ2005年!≫
シャトー カントナック ブラウン [2005]

商品情報
色 赤
容 量 750ml
ぶどう品種 カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネフラン
味わい フルボディ
アルコール度数 15%未満
産 地 フランス/ボルドー/オーメドック
統制産地呼称 ACマルゴー
格付け グランクリュ第3級
テイスティング 深みのあるガーネット。カシス、ブルーベリーに黒コショウやシナモンなどの香りがまだ固く閉じています。果実味、酸、タンニンのバランスは良く繊細なニュアンスで、こなれるまでにあと数年はかかるでしょう。
ワインダールより)




Chateau Cantenac Brown
シャトー・カントナック・ブラウン

濃い色調の力強く筋肉質な、ポイヤックに似たワインがテロワールを重視した、フィネスとバランスの良さを前面に出した造りになり評価があがる!!
ゴールドのエチケットが印象的なカントナック・ブラウン。シャトー名の「ブラウン」は英国の酒高「ジョン・ルイス・ブラウン」にちなんでおり、そのためか、英国人には親しみが深いシャトーとして知られています。
1989年にアクサ・ミレジムの所有となり、大きな設備投資や畑の改良プロジェクトが進められました2002年には品質保証資格(ISO14001)を取得しています。

AOCマルゴーの典型ともいえる砂利の多い土壌で、平均樹齢が30年を超えるブドウ樹が1haあたり8,500株の密度で植え付けられています。有機肥料の量を緻密に調整して葡萄樹の剪定や摘芽を行うなど、伝統的な農法を実践しています。新樽率は50%、ノンフィルターで瓶詰めされます。

2006年には英国の投資家サイモン・ハラビに経営権が移り、クオリティーを尊重する戦略を受け継ぎ、さらなる発展を目指しています。

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」
カントナック=ブラウンの近年の歴史は波乱に満ちている。1968年に高名なボルドー人、【ジャン・ロウトン]からデュ・ヴィヴィエ家に売却され、1980年にはコニャックの名門、レミー=マルタンの手に渡った。その後、このシャトーは、保険業界の巨大コングロマリット、アクサに売却されている。彼らは賢明にも、ジャン=ミシェル・カーズと、ダニエル・ルローズが率いる才気あふれるチームをワイン醸造にあたらせた。カーズが引退してからは、クリスティアン・セリがカントナック・ブラウンの責任者となっている。
ここのブドウ畑はカントナックのコミューンでは必ずしも一等地ではなく、昔から比較的硬く、タニックな、しばしば無骨で筋肉質なワインを造り続けてきた。新しい所有者のもとでは、もっとやわらかく、たくましさを感じさせないワインへと方向転換が試みられたが、成果はこれまでのところまちまちである。
よい方向へ展開しつつあるものの、最近のヴィンテージもいまだにタンニンの過剰な、辛口で、魅力的な特徴に欠けるワインであることが多い。残念な事実だが、このシャトーの最近のヴィンテージの多くは、タンニンよりずっと先に、果実味が抜けてしまうだろう。もっと厳しい見方をする人は、深い砂礫質の土壌のブドウ畑から生まれるワインでは、エレガンスを極めることはできないという。
訪問者には、写真向きの風景が見られるという意味で、きちんと案内の出てきる道路(イッサン村の直前にある)に沿って行くようアドバイスしたい。そうすると、よく目立つ赤煉瓦にチューダー朝の装飾が施された、珍しいヴィクトリア風のシャトーの正面に出る。メドックでも印象的な建物の1つだが、外観はまことに非フランス的で、フランスのシャトーというより、大型な英国のマナーハウスを思わせる。

*一般的な評価
格付けシャトーの中では最も知名度が低いシャトーの1つで、私の知る限りでは、その格付けにふさわしいワインをつくったことはなく、ワインはタニックで辛口でやや渋く、なめまかしさとしなやかさに欠けている。1980年代と1990年代には出来が少しよくなったものの、その高い格付けに見合ったワインを生み出すことはめったにない。

平均年間生産量:14万4000本
畑 面積:42.1ha
平均樹齢:32年
植樹密度:8500本/ha
平均収量:55hl/ha
育成:熟成は新樽50%で15~18ヶ月。清澄はするが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%


シャトー・カントナック・ブラウン[2005]ChateauCantenacBrown[2005]【赤ワイン】

シャトー・カントナック・ブラウン [2005]
Chateau Cantenac Brown [2005] 【赤 ワイン】

ゴールドのエチケットが印象的なカントナック・ブラウン。メドック格付け3級シャトー。
19世紀初頭にイギリス人のジョン・ルイス・ブラウン氏が所有していた事から“ブラウン”というイギリス風の名前になりました。
世界的にはそれほど知名度が高いほうではありませんが、イギリスでは非常に人気のあるシャトーの1つです。
カントナック・ブラウンはAOCはマルゴーですが、その名の通りカントナック村に位置しています。
"シャトー・ランシュ・バージュの評価を大きく高めた 【ジャン・ミッシェル・カーズ】をコンサルタントに迎えて醸造の改革に取り組み、設備や畑にも投資が行われ、大きく品質が向上しました。
2002年には品質保証資格(ISO14001)を取得。 有機肥料の量を緻密に調整して葡萄樹の剪定や摘芽を行うなど、伝統的な農法を実践しています。

畑は深い砂礫質でカベルネソーヴィニヨンが多く植えられています。マルゴー村のワインとしては、タンニンがしっかりとしていますが、ワインは果実味が前面に出るスタイルではなく、繊細でエレガントなマルゴーです。
クラシックでエレガントなボルドーがお好きな方にはおすすめです。
新樽率は50%、ノンフィルターで瓶詰めされます。
黒色に近いほど濃いガーネットの色調、カベルネ・ソーヴィニヨンのたっぷりとした豊かさ、織り目のつんだ、絹のようにしなやかなタンニンと余韻の長さが見られます。シナモンやナツメグを思わせる香りを持っており、子羊を使ったお料理や牛肉のステーキに、 ロックフォールチーズを乗せたものなどは定番としてオススメの組み合わせです。
商品説明
国 フランス
産地 ボルドー、メドック地区マルゴーカントナック村・第3級
ブドウ品種 カベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン
タイプ 赤・フルボディ
内容量 750ml
ドングリアーノワインより)




シャトー・カントナック・ブラウン
Chateau Cantenac Brown
3 級 PP5級
AOC マルゴー カントナック

~1806年当時の所有者ジョン・ルイス・ブラウン(イギリスの動物画家)名に由来。カントナックは地名又は村名。

セカンド ブリオ・デュ・シャトー・カントナック・ブラウン、
Brio du Chateau Cantenac Brown
5年熟成
年間生産量 12万本
2000年までシャトー・カニュエ(カヌエ)の名称

畑 面 積 42ha カントナック村、スーサン村、マルゴー村
全50区画
年間生産量 14万4千本
隣 接 畑 ローザン・セグラ、ブラーヌ・カントナック
オーナー シモン(サイモン)・ハラビ
(シリア系イギリス人・投資家)2006年購入
醸造責任者 クリスティアン・セリ(支配人)
作付割合 カベソー65% メルロー30% カベフラ 5%
平均樹齢 35年
植栽密度 8,500本/ha~10,000本/ha
収 量 45hl/ha
土 質 等 カントナック台地の西側、砂利混じり。
タ ン ク ステンレスタンク
新樽比率 60%
樽 熟 成 15ケ月から18ケ月
コラージュ 卵 白
濾 過 しない。
セパージュ
1994年 カベソー65% メルロー25% カベフラ10%
1995年 カベソー75% メルロー15% カベフラ 8% プテイ・ヴ2%
2003年 カベソー65% メルロー35%

特 徴 タニックで辛口でやや渋く、しなやかさ欠ける。
香 り 西洋杉、土、チョコレート、ブラックカラント、バニラ、
甘草、カシス、

飲み頃の続く期間/
1980年以前 収穫後10年から20年
1981年以降 収穫後5年から10年

1960年代、1970年代BAD


評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

古いヴィンテージ
1960年代、1970年代ともに非常に陰惨な出来だった。80点台半ばから後半の点数を付けられるほど興味深いワインは1本もなかったのである。ボルドーの老大家たちは1928年や1926年のことを好意的に言うが、私は試飲したことがない。

1989年 PP85
柔らかく、単刀直入な、画一的な、ミディアムボディのワインで、いくらか甘いプラムやカラントの果実味はあるが、味わった時のフォロースルーはなく、やつれたフィニッシュである。十分な飲み頃に達したが、あまり興奮させられないワインだ(それが1980年代、1970年代、1960年代の殆どのカントナック・ブラウンの特徴なのである)。
予想される飲み頃 2000年まで ダウン

1990年 PP88
暗いプラム/ガーネット色をした、埃っぽく、いささか土っぽい、荒削りなワインで、凝縮感やフルのボディには欠けている。フィネスやエレガントを求める読者諸氏はよそを当たるのが最良だと進言させていただく。たっぷりのスモーキーなカシスと混ざり合った雑草の様な、煙草や、はっきりした、ローム質の土壌の趣が感じられる。どうやら十分な飲み頃に近い様だが、このタンニンが完全にまとまることがあるとは期待すらしていない。最終試飲2000年6月
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1995年 PP78⇒PP81
1995年は良い色をしているが、一貫して角がある。生硬な、タニックすぎるワインとなってきた。やせた、質実剛健なワインだ。タンニンが十分に溶けて果実味とバランスをとれるようになる前に枯れてしまいそうである。最終試飲2002年3月
予想される飲み頃 2010年まで ギリギリ

1996年 PP86+⇒PP85~87
一般的にカントナック・ブラウンはあまりに頑強過ぎる舌触りをした、タニックな、辛口のものになるのだと思うが、だからこそ1996年のワインが、タニックであるとはいえ、よりバランスのとれた作品の一つとなっている様だと言えることをうれしく思う。色は深みのあるルビー/紫色で、単純だが心地よいアロマはブラックカラント、甘草、バニラを思わせる。口に含むとミディアムからフルボディで、力強く、筋肉質、いささか四角四面だが、口の中いっぱいに広がる様な、リッチなワインだ。最終試飲2002年3月
予想される飲み頃 現在から2015年 sei

1997年 PP83~84

1998年 PP88
エレガントな、甘い、花が溶け込んだ、ブラックカラントやブラックベリーの果実や、甘草、土、さらにはトリュフの趣すら思わせるアロマや風味のある、ミディアムボディのワインだ。また、凝縮感は秀逸で、純粋さは良好、タンニンも甘い。超大作ではないが、出来は良く、均整がとれている。
予想される飲み頃 2006年まで ダウン

1999年 PP89
濃いルビー/紫色をした、チャーミングな、フィネス重視スタイルで、秀逸な甘さ、ミディアムボディ、そして溢れんばかりのブラックカラントの果実と混ざり合ったトリュフ、香ばしいオーク、微妙な乾燥ハーブの趣を感じさせる。タンニンは良好で、果実味は生き生きとしており、純粋さや゛ランスは秀逸で、多分12年から15年は美味しく飲めるだろう。最終試飲2002年3月
予想される飲み頃 現在から2014年 sei

2000年 PP90
縁いっぱいまで濃い紫色をしており、このヴィンテージの掘り出し物だ。深みがあり、ミディアムからフルボディで、凝縮感のある黒系果実がぎっしりと詰め込まれている。下地となる甘い土っぽさ、素晴らしい純粋さ、層状の、複数の舌触りのある中間部、そして大きな、濃厚なフィニッシュにはほどほどのタンニンも感じられる。
予想される飲み頃 現在から2018年 sei

2001年 PP88
このシャトーのこれまでのヴィンテージは常に少々朴訥で渋かったのだが、ついにタンニンをコントロールできるようになってきた。チョコレート、エスプレッソ、甘いブラックカラントの果実の特徴が見られる。ミディアムからフルボディの、チャーミングな、構造の感じられる、十分な舌触りの、魅惑的な体裁。向こう10年で楽しむこと。
予想される飲み頃 2011年まで sei

2002年 PP86~88⇒PP86
ミディアムボディで心地よい、筋肉質で荒削りなワインとは対照的な、カントナック・ブラウンとしては軽めのスタイルだが、本質的には切りつめられた感じがする。80点台後半の点数を付けられるだけの重みや舌触りの広がりを加えるのに必要な素材が無い様だ。どうなることやら。
予想される飲み頃 現在から2014年 sei

2003年 PP85~87⇒PP87
引き締まった、タニックな、構造の感じられる。タンニンはまとまっていないが、純粋な果実味、埃っぽいブラックカラントやチェリーの趣と混ざり合ったほのかな土や西洋杉を伴う。出来は良いが現時点では心持ち生硬でタニック。
予想される飲み頃 現在から2017年 sei

2004年 PP86
2005年 PP87~88
2006年 PP90~92
2007年 PP86
2008年 PP90
2009年 PP90
2010年 PP92~94
2011年 PP86~88


カントナック・ブラウンの近年の歴史は波乱に満ちている。1968年に高名なボルドー人、ジャン・ロウトンからデュ・ヴィヴィエ家に売却され、1980年にはコニャックの名門、レミー=マルタンの手に渡った。その後、このシャトーは、保険業界の巨大コングロマリット、アクサに売却されている。彼らは賢明にも、ジャン・ミシェル・カーズと、ダニエル・ルローズが率いる才気あふれるチームをワイン醸造にあたらせた。カーズが引退してからは、クリスティアン・セリがカントナック・ブラウンの責任者となっている。
ここの葡萄畑はカントナックのコミューンでは必ずしも一等地ではなく、昔から比較的硬く、タニックな、しばしば無骨で筋肉質なワインを造り続けてきた。新しい所有者のもとでは、もっとやわらかく、たくましさを感じさせないワインへと方向転換が試みられたが、成果はこれまでのところまちまちである。よい方向へ展開しつつあるものの、最近のヴィンテージもいまだにタンニンの過剰な、辛口で、魅力的な特徴に欠けるワインであることが多い。残念な事実だが、このシャトーの最近のヴィンテージの多くは、タンニンよりずっと先に、果実味が抜けてしまうだろう。もっと厳しい見方をする人は、深い砂礫質の土壌のブドウ畑から生まれるワインでは、エレガンスを極めることはできないという。
訪問者には、写真向きの風景が見られるという意味で、きちんと案内の出てきる道路(イッサン村の直前にある)に沿って行くようアドバイスしたい。そうすると、よく目立つ赤煉瓦にチューダー朝の装飾が施された、珍しいヴィクトリア風のシャトーの正面に出る。メドックでも印象的な建物の1つだが、外観はまことに非フランス的で、フランスのシャトーというより、大型な英国のマナーハウスを思わせる。

キャミソール 一般的な評価

格付けシャトーの中では最も知名度が低いシャトーの1つで、私の知る限りでは、その格付けにふさわしいワインをつくったことはなく、ワインはタニックで辛口でやや渋く、なめまかしさとしなやかさに欠けている。1980年代と1990年代には出来が少しよくなったものの、その高い格付けに見合ったワインを生み出すことはめったにない。
歴 史

1754年、ボルドーのシャルトロン在住貴族ジャック・ボイドは、カントナックの小教区にいくつかの土地(シャトーボイド・カントナックとカントナック・ブラウン となる敷地)を購入。
1806年、ペサック・レオニャンにシャトー・ブラウンを所有していたイギリスの動物画家でもあるジョン・ルイス・ブラウンが結婚により畑を取得。同氏がイギリス・ルネッサンス様式の城(チューダー様式)を建設。
1843、破産により銀行家であったイギリス人、グロマールに売却する。
1855年格付け時は『シャトー・ボイド』名で3級取得。
注 格付け時は、ボイドであり、後にボイド・カントナックとカントナック・ブラウンに分割。

1860年、所有関係で争いが起こり、法廷闘争の末、ボルドーのネゴシアン、アルマン・ラランドが現シャトーを取得し、シャトー名をカントナック・ブラウンと命名します。
その後ラランド家により所有され、1935年、一家のジャン・ロートンが取得しますが、母エドゥワール・ロートンから譲渡されたものの様ですが、
1968年、デュ・ヴィヴィエ家に売却されます。この当時は第2次世界大戦や戦前の恐慌の影響により、葡萄畑も悲惨な状態であったようです。そこで、新たに植栽し、土地を購入する等再興に努め、20年間でマルゴーに40haとボルドーに10haと畑の拡大を行った様です。
1980年コニャックで有名なレミー・マルタン社に売却されます
1987年には、ミディ社に売却され、貯蔵庫の改修が行われます。
1989年、ミディ社は大手保険会社AXA~アクサと合併、大々的に最新技術の導入やブドウ畑の改良が行われます。
2006年 シリア系イギリス人投資家サイモン(シモン)・ハラビに売却。

ぶどう 地質的に深い砂礫質であるため、エレガントなワインが出来にくいとされており、タニックなワインであった。柔らかな方向へ転換中であるとされています。2002年にはISO14001を取得するなど懸命の努力が為されています。
ろくでなしチャンのブログより)




(+)ワインダールより6本セットで30360円。単品だと7140円。