Grande Polaire Zweigeltrebe 2011

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Grande Polaire Zweigeltrebe 2011
Grande Polaire Zweigeltrebe 2011
北海道ツヴァイゲルトレーベ
北海道産赤ワイン用ぶどうの代表品種ツヴァイゲルトレーベ種ぶどうを100%使用。上品でやさしいアロマと軽快なタンニンによるすっきりした口当りが魅力です。
ワインのタイプ 赤 ミディアムボディ
産地 日本
格付け
ぶどう品種 ツウ゛ァイゲルトレーベ種
合う料理 脂の少ない肉料理、ジンギスカン、鴨のローストなど
飲み頃温度 14~16℃
参考小売価格(税抜き) ¥1,400
容量 720ml
※国産ぶどう100%(数量限定)




”日本ワインの星になろう”と思います。
4つの産地から、世界品質。
グランポレール

世界に誇る、日本のプレミアムワインをつくりたい。グランポレールがめざしたのは、風土の個性が豊かに輝く、日本でしかつくれないワインでした。北海道、長野、山梨、岡山。自然に恵まれた4つの産地で、大地に生き、風土を知り抜く栽培家たちが良質なぶどうを育てること。優れた醸造家の手によって、ぶどうの才能を花開かせること。その情熱とこだわりから生まれる品質は、国内外のワインコンクールで輝かしい成績をおさめています。美しい日本の、風土の実り、風土の輝きがここにあります。
日本のワインの、夢。グランポレール

コンセプト
私たちは、この3つのコンセプトに基づき、グランポレールを大切につくっています。

1.産地の特徴
日本固有の豊かな自然に育まれたその土地・土壌・気候が生み出す個性を味わい、選ぶ楽しみのあるワイン。

2.ぶどうの個性
産地の特性にあった品種を選定し、品種ごとの個性豊かな味わいが楽しめるワイン。

3.つくり手の情熱
つくり手のワインに寄せる愛情・情熱・思想が伝わり、信頼感とともに、より身近に温もりを感じるワイン。

ブランドロゴマークについて
グランポレール ブランドロゴマーク
「北海道」「長野」「山梨」「岡山」4つの産地が、その個性を活かしながら、世界に誇る、高品質のワインづくりに挑戦し続けるブランドが、『グランポレール』です。

その1つ1つの個性がきらめきあい、1つになり、世界へ挑むサッポロの夢となって輝きを放ちます。

“日本のワインの新しい時代を創る・・・”。

その強い意志と、新たな挑戦に燃える想いを、このブランドロゴマークで表現しました。

ワイナリーについて
サッポロ独自の低温管理システム「クールドワイナリー」と醸造家の熟練した技が融合し、国内2つのワイナリーから世界をめざす最高品質のワインが生まれます。
グランポレール勝沼ワイナリー 岡山ワイナリー

グランポレールのつくり手
醸造責任者 工藤 雅義
ワインは、産地の風土とぶどう品種、そしてつくり手の情熱が醸し出すアートです。もっと驚きと感動を。日本のワインの新しい可能性に挑戦します。
出身地 広島県
1985年、広島大学工学部発酵工学課程修了。
サッポロワイン(株)入社
カリフォルニア大学デイヴィス校大学院修士課程修了。 フードサイエンス(ワイン醸造学)を専攻。
畑の互いに違う個性や成熟度の違う区画ごとにワイン造りを行うため、小規模ロットにも対応する「プレミアムワイナリー」をグランポレール勝沼ワイナリー内に併設する際に、その設計を担当する。
サッポロワイン(株)グランポレール勝沼ワイナリー
チーフワインメーカー

栽培責任者 野田 雅章
より良いぶどう品質を求めて、ひとつひとつ試行錯誤を重ねていく。そうして育んできたぶどうの進化を、楽しんでいただければと思います。
出身地 広島県
1993年、岡山大学自然科学研究科修士課程修了。
サッポロワイン(株)入社
山梨大学工学部育種試験地にて1年間の研修を経て、1996年から米国・ワシントン州ヤキマバレースナイプスビンヤート栽培責任者を担当。日本のみならず、海外でのぶどう栽培を経験する。
サッポロワイン(株)グランポレール勝沼ワイナリー
栽培技術者

ラベルに描かれたイラスト画
グランポレールのラベルデザインには、絵本作家の黒井 健氏による、4つの産地の風景が描かれています。

1947年 新潟市生まれ
1971年 新潟大学教育学部美術科卒
学習研究社幼児絵本編集部に入り、2年間絵本の編集に携わる
1973年 フリーの作家活動を始める
1983年 サンリオ美術賞受賞
主な絵本作品:『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』(楷成社)

画集:『ミシシッピ』(楷成社)『オン・ザ・ロード』『ハートランド』(以上、サンリオ)『旅と絵本』(山と渓谷社)『雲の信号』『私のイーハトヴ』(以上、楷成社)


サッポロビール株式会社より)








生協アモール店で購入。1380円とかだったかな?
抜栓日:2013年7月25日
コルク:北海道ワインの汎用と思われるコルク。
液漏れ:染み、液漏れなし。
グラス:リーデル・オーヴァチュアを使用。

色:かなりフレッシュな赤紫。結構薄めの色合いです。
エッジ:エッジもしっかりとした色合い。
脚:あまり落ちて来ません。
ディスク:ちょっと厚みあるようにみえます

香り:山葡萄、ブルーベリーの香り。やや青野菜のニュアンスがあります。Gamayに近いような香りかな。スワリングで鉄分を感じます。

タンニン:優しいタンニンが、でもしっかりと感じます。

味:ミディアム・ボディーの、飲みやすいフレッシュ葡萄酒って表現がぴったりじゃないかな?アフタに紫色のつぶの小さな葡萄の感じが、鼻の奥へすっと抜けていく感じです。
結構どんな食べ物でもあうと思います。
今日はカレーライスと一緒に飲んでみましたが、そこそこいけましたよ。
このクラスで1000円以内の値段だったら、もっと道産ワインの消費が増えるんじゃないかな~。




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Meursault Lou Dumont 2009

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Meursault Lou Dumont 2009
Meursault Lou Dumont 2009
「レ・ミルラン」、「レ・ペール・ドシュ」の2区画より。平均樹齢30年。収穫量40hl/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。セガン・モロー社製アリエ森産の新樽60%、ベルトミュー社製ネヴェール森産の1回使用樽40%で18ヶ月間樽熟成。ノンフィルター。果汁と樽で買い付け。
2013年5月22日に行われました、安倍晋三首相とシンガポール共和国のリー・シェンロン首相との首脳会談後の昼食会において、 「ルー・デュモン ムルソー2009」 が供されました!!

今や世界に羽ばたく日本人職人
ルー・デュモン
LOU DUMONT
仲田晃司。大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。
仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。
2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。
「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、香港、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。
彼は若いながらもすごい努力家で、ルー・デュモンを立ち上げ世界中のワインラヴァーを大いに満足させるワインを供給しています。
(ウメムラより)





仲田晃司(なかだ・こうじ)
大学生の時アルバイトをしていた上野のフレンチレストランでワインと出会い、将来は自分の手で美味しいワインをつくってみたいとの夢を抱く。
1995年、渡仏。フランス各地のワイン生産者のもとで醸造を修行し、1999年、ボーヌの名門ワイン学校CEPPAで学位を取得。モメサン社他、ネゴシアン数社を経て2000年7月7日、メゾン・ルー・デュモンをニュイ・サン・ジョルジュに設立、醸造家としワイン生産に従事。2003年3月1日、メゾンをジュヴレ・シャンベルタンに移転すると同時に同社代表に就任。ルー・デュモンワインのラベルには漢字の「天・地・人」という文字がきざまれている。2003年5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれた。


ムルソー 白 ルー・デュモン
Meursault Maison Lou Dumont
2010年 ¥6,180 発注本数 本
実は仲田さんのワインの中で最も人気が高い割当品が白のムルソー。漫画『神の雫』に登場したこともあります。そのイメージは、『花咲くアーモンドの小枝』でした・・・、そして今回は首相官邸で、海外首脳を招く席にも供されました
ブルゴーニュ白の中でも、ムルソーといえば、花のように可憐でありながらふっくらとふくよか、樽熟成によるナッツ系の風味が特徴です。それらを素直に表現した、ルー・デュモンのスタイルと言えましょう。

収穫量40hl/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、完全マロラクティック発酵。セガン・モロー社製アリエ森産の新樽50%、ベルトミュー社製ネヴェール森産の1回使用樽50%で18ヶ月間樽熟成。ノンフィルター。
生産者は、日本人の仲田晃司氏。1995年に渡仏し、ブルゴーニュのドメーヌやネゴシアンで修行後、2003年にジュブレイ・シャンベルタンを本拠として独立しました。
日本人らしいキメ細かな職人気質は、ブルゴーニュの人たちにも高く評価されています。
実は、ルーデユモンのワインについては首相官邸の担当者が高く評価しています。今回5月24日に開催された日本シンガポール首脳会談後の昼食会でもムルソー2009年が供されました。2010年ビンテージは更に酸の引き締まった傑作です。
シャルドネ100%
官邸での様子はhttp://www.facebook.com/photo.php?fbid=362517757181323&set=a.314382198661546.56598.314327765333656&type=1&theaterで掲載されています。
サイバーワインショップより)





ムルソー2009 ルー・デュモン

産地 :ムルソー
生産者 :メゾン・ルー・デュモン
品種 :シャルドネ

“侍ワインメーカー”と異名をとる仲田晃司氏を中心に2000年の七夕の日に結成された、気鋭の新世代ネゴシアン
ブルゴーニュのヴィニュロンたちに脈々と継承される伝統的な醸造法から最先端の醸造理論までを修行の末体得した仲田氏は、伝統的な醸造法の中にこそワイン造りの本質があると見極め、温故知新とでもいうべきテロワール主義・本質主義のワイン造りに挑戦しています。

「レ・ミルラン」、「レ・ペール・ドシュ」の2区画より。平均樹齢30年。収穫量40hl/ha。
天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。セガン・モロー社製アリエ森産の新樽60%、ベルトミュー社製ネヴェール森産の1回使用樽40%で18ヶ月間樽熟成。
ノンフィルター
葡萄畑ココスより)




ムルソー2009(ルー・デュモン)
【ルー・デュモン】
ブルゴーニュで注目の日本人醸造家、仲田晃司が主宰するメゾン・ルー・デュモン。95年に渡仏した仲田氏はボーヌのワイン学校を卒業後、数多のドメーヌやネゴシアンで修行し2000年7月7日七夕の日にニュイ・サン・ジョルジュでルー・デュモンを設立(現在はジュヴレ・シャンベルタンに移転)。彼は伝統的醸造法にこだわりテロワールを重視したワイン造りに取り組んでいる。ブドウの出来により樽の種類、樽の焼き具合、熟成期間などワインごとに細かく対応。その丁寧できめ細かい、緻密な作業は周りのフランス人が呆れるほど。そんな緻密な作業によって生まれたワインは、まさに日本人の職人気質が注ぎ込まれた真摯な逸品。

仲田氏は畑を所有していないため契約農家からブドウか果汁、または樽で買い付けます。ブドウか果汁で買い付けた物は、自社カーヴで仲田氏が醸造し、熟成、瓶詰めまで行います。樽の場合はマロラクティック発酵まで終了したワインを樽で購入。もちろん発酵などの醸造作業は契約農家任せではなく、仲田氏が細かく指示しています。その後のエルヴァージュは自社カーヴで行い、瓶詰めします。(*エルヴァージュ:澱下げ、清澄など樽熟成中に行われる処置。ワインの躾と言われる作業)また両者のワインをブレンドして瓶詰めすることもあります。

【ムルソー】
メゾンを代表する看板ワインの一つ。村の中央部に位置するレ・ミルラン、レ・ペール・ドシュの2つの畑のブドウで造られた。ブドウの平均樹齢30年。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロラクティック発酵を行った。セガン・モロー社製アリエ森産の新樽60%、ベルトミュー社製ネヴェール森産の1回使用樽40%で18ヶ月間熟成。ノンフィルターで果汁と樽で買い付けたものをブレンドして瓶詰め。新樽を利かせたねっとりとしたムルソーとは無縁の、ナチュラルな果実味のエレガントでしなやかな一献。ちなみに2009年ヴィンテージの白ワインはブルゴーニュ・ブランとこのムルソーのみである。
白/ACムルソー
藤屋酒店より)




ルー・デュモン ムルソー [2009]750ml

ルー・デュモン ムルソー [2009]750ml
価格:5,376円(税込、送料別)








ウメムラより購入。5376円。
抜栓日:2013年7月8日
コルクには、メゾン名、ワイン名、Vintageが刻印。液漏れなし。
最初、ちょっとばかり還元香があったが、途中で飛んでしまった。味わいは濃厚であるが、あまりナッティーなニュアンスはなく、どちらかというとオイリーな、バターのようなニュアンスが全体を締めていた。しかし、時間が経つと、オイリーな部分はより強調され、ミネラル感もそこそこの除隊になりました。これまた、オマールのアメリケーヌと合わせましたが、最初ソースが勝るかな?と思ったのですが、なにをなにを、とってもよいマリアージュで、ムルソーの力を再認識しました。その後、時間がたって全体的にワインに力が入ってきた所で、ブルーチーズソースのブレス鶏でしたが、これもソースとムルソー、ブレス鶏とムルソーのマリアージュがとてもよかったです。
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Bourgogne Cuvee Numero1 Dominique Laurent 2010
Bourgogne Cuvee Numero1 Dominique Laurent 2010
ドミニク・ローラン

<ドミニク・ローランとは?>
彼の造り出すワインは豊かな果実味と芳醇な味わいでたちまち評判を呼び、パーカーやステファン・タンザー等のワイン評論家たちより高く評価されております。また、昔ながらの伝統に重きをおきながらも「新樽200%*」という画期的な熟成方法を採り入れるなど、ワイン造りに取り組む姿勢は常に情熱的です。

*新樽200%とは 彼が熟成に樽を用いる目的は、樽香を付けるためではなく、最適な量の酸素をワインに供給することにあります。従って新樽に入ったワインを購入して熟成させるにあたりさらに決めの細かい新樽に移し変えて熟成を行うのです。
ワインスペクター誌で「200%New Oak」と評論された事から今や彼の代名詞となっています。

ドミニク・ローラン/ブルゴーニュNo1[2010]

単なるブルゴーニュ・ルージュではないドミニク・ローランのブルゴーニュ・No.1。
ドミニク・ローランの中では特にコストパフォーマンスが高いとされる一品。
「No.1」は ドニミク・ローランが非常に気に入ったもののみにつける称号です。
ワインズナカシマヤより)




ブルゴーニュ・No1(ヌメロ・アン)
Bourgogne N°1, De luxe

商品名の通りラインナップの中で洗練度においてナンバーワン(No1)を表現したワイン。
このキュヴェを造るのに使われるワインは他のワインよりも良いもので、コート・ド・ニュイの村名ものを80%使用。
つまり格下げをしたものブルゴーニュ・ルージュにしている。
素晴らしいキュヴェでも、テロワールが強すぎるものは使っていない。
100%樽熟成。ノンフィルター。「ヌメロワンの醸造哲学は"非常に洗練されていること"、"早く飲み頃をむかえること"、ですが10年経っても美味しく飲むことができる。」
KAWADEより)





【ドミニク・ローラン】
Dominique Laurent

(以下輸入元資料)

2011年ドミニク・ローラン来日試飲会&セミナー

セミナー冒頭の挨拶ではまず、大震災による被災を受けた日本に対して触れていたドミニク・ローラン。

「日本には親しい友人も多く、とても心配していた。心からお見舞いを申し上げたい。そしてこの困難な状況の 中、来日することが出来、こうしてお目にかかれたことがとてもうれしい。困難な状況に寄り添うのが真の友人だと思う。」

と話してくれたドミニク。セミナーでは、2008年ヴィンテージの話を 中心に、畑やドメーヌの現在を語ってくれました。


・畑やドメーヌについて

葡萄生産者からワインを購入し、少量で多銘柄を生産 するメゾンラインと並行して、息子のジャンとともに始めたドメーヌも新たに畑を購入し、拡大しています。ドメーヌでは樹齢の高いブドウ樹を有機栽培し、基本的に除梗せず全房発酵をさせています。樽での熟成もメゾンに比べると約半分の10 ヶ月~12 ヶ月と短めです。それでもワインには十分に熟成感があり、葡萄の持つ深みや細かな特徴が伝わるワインを目指すのがドメーヌのスタイルのようです。彼は語ります。

「私自身は、選果をしないこと、除梗をしないこと、滓引きをしないことがワインのおいしさにつながると確信している。食用の葡萄とワイン醸造用の葡萄は違うということを良く理解していない人間が選果作業をした場合、食用葡萄の判断基準で、ワイン造りにとって素晴らしい葡萄を捨ててしまいかねない。食用葡萄の糖度は8~9度なのに対し、ワイン用は13~14度もある。しわしわで、一見腐ったようにも見える、ドライいちじくのような葡萄がワインにするにはとても良いものなのだ。ただしメゾンの場合、収穫時に除梗をする、しないは生産者に委ねている。生産者が除梗してのワイン造りに慣れている場合には、無理に除梗させるよりもメリットがあるからだ。滓引きをしないでワインを造ることはとても難しいし、テクニックが必要だ。リスキーでもある。しかし、私にはかつてワイン造りを教えてくれた生産者から教えられたテクニックがあるので、ボトリングをする時の1回だけ滓引きをするだけだ。
SO2 はボトリングの時にすら使用しない」

ワイン造りをする上で、「必要」だと思われている作業もワインのおいしさを損なうものであれば控える、ブルゴーニュでの昔からの醸造方法の良い部分はかたくなに守りぬくという信念が伝わってきます。「○○をしない」と「しない」ことを積み重ねていくスタイルをドミニク は「引いて引いて、よりピュアなものが出来る」と表現していました。簡素な美しさを良とする引き算文化の日本にとっては共感できる人が多いのではないでしょうか。

除梗をする、しないの話については、新たにメゾンからリリースされた、ジュヴレ・シャンベルタ ン・ビオについての話を聞いているときに生じた「除梗をしないほうがおいしいワインにつながると言っていたのになぜビオは除梗するのだろう」と感じたことをドミニクに尋ねた時に答えてくれました。生産者と固い絆で結ばれたドミニクらしいやり方だと思います。滓引きとSO2 添加なしで
どうやったら良質でおいしいワインが造れるかについては、職人かたぎのドミニクにとっては 「門外不出の秘伝!」ということで、残念ながら聞き出せませんでした。

また、実際のところ、メゾンもドメーヌもほぼ有機栽培をしているのに、「ビオを名乗るのはジュヴレ・シャンベルタンだけなのはなぜなのか」という疑問については「ビオマークをつけてOK という許可が出たのがG・シャンベルタンだから」という答えが。食道楽を自負するドミニクにとって、化学薬品は出来るだけ加えないものが望ましく、有機栽培はよりおいしいものを手に入れるための通過点に過ぎないため、ビオマークがボトルに貼られるか否かということには関心がないようです。「マーケティングとしてのビオは不要」だとも話していました。

また、2009年からはドメーヌのラインナップに「クロ・ヴージョ」、「エシェゾー」といった偉大なグランクリュと「クレマン・ド・ブルゴーニュ」が加わることになりました。



・2008年ヴィンテージについて

ドミニク・ローラン曰く、「2008年はブルゴーニュにとって 素晴らしい年」だったとのことです。

もちろん、全ての生産者にとって良い年であったわけではありません。

収穫時期を誤ることなく、完熟した葡萄を摘みとることができたからこその言葉でしょう。雨と冷涼な気候が7 月下旬から9 月の初旬まで続いた2008年は造り手としての手腕が問われるヴィンテージだったのです。

彼によれば、
「2008年は、芽吹きは4月で開花は6月だった。2007年の豊作の年の後は、少し木も休息が必要だったのではないだろうか。春の季節は少し雨が多という印象だったが楽観的に過ごせた。夏の初めも7月14日までは上々の気候だったが、この日を境に雨が延々と続いた。さらに“北風”が吹き出し、長年栽培をしている人々に「1965年の悪夢の再来」と怯えさせた。9月は少し穏やかに始まり、雨は少なくなったものの、寒さが続いた。そんな中、開花から100日目が訪れようとしていた。栽培学上も、文化的にも収穫日を意味する日である。しかし、葡萄はまだ熟してはいなかった。 葡萄内の糖分と豊潤さが欠如している状態だったので、収穫は待たなければならなかった」

「このような状況であった2008年が良い年だと主張できるのは、9月末の日々のお蔭である。9月下旬から乾いた北風が吹き、葡萄の水分が飛び、糖度とフェノールの熟成が進んだからである。10月8日から10日までの3日間で、糖度がなんと1.5度も上昇したのだ」

「2008年ヴィンテージを簡潔に表現すると、9月25日以前に収穫をした者はまずいワインを、9月26日から 10月3日の間の収穫をした者は美味しいワインを、それ以降10月8日の週末までの時期に収穫をした者は 素晴らしいワインを、そして10月10日以降に収穫をした者は最高のワインを手にしたのである。1978年の ワインのような極上のワインになると確信している。1993年に酷似しており、素晴らしい色合い、熟成感、信 じられないほどのタンニンの豊かさを持っている。クラシックで長期保存の可能なヴィンテージである」

セミナー終了後に試飲商談会も開催され、2008年ヴィンテージのワインが数々テイスティングされていました。年々素晴らしさが増していていることは間違いないのですが、その素晴らしさはパワフル、凝縮感といったイメージよりも、樽使いの極意をさらに洗練させ、優雅さ、しなやかさといった古典的なブルゴーニュのニュアンスが際立ってきたように思います。
Delivery Wineより)






ブルゴーニュ・ルージュ『キュヴェ・ヌメロ・アン』[2010]ドミニク・ローラン

当たり年の2010年、看板商品のヌメロ・アンは“De Luxe”のネックタグ付き!

テロワールが強過ぎないキュヴェを選び、ドミニク・ローラン色を前面に打ち出したフラッグシップ。
作柄の良かった年には“De Luxe”のネックタグが付けられます。

商品名の通りラインナップの中で洗練度においてナンバーワン(No1)を表現したワインです。このキュヴェを造るのに使われるワインは他のワインよりも良いものを使いました。コート・ド・ニュイの村名ものを80%使用しています。つまり格下げをしたものブルゴーニュ・ルージュに使っているのです。
素晴らしいキュヴェでも、テロワールが強すぎるものは使っていません。
100%樽熟成。ノンフィルター。
ヌメロワンの醸造哲学は「非常に洗練されていること」、「早く飲み頃をむかえること」、ですがこの様なレベルになると10年保存していただいても美味しく飲むことができると思います。ドミニク・ローランのイメージ通りのワインがこのヌメロワンです。

主にコート・ド・ニュイのエレガントなテロワールが表現されているキュヴェを選んでブレンドしたAOCブルゴーニュ。
ドミニク・ローランのお気に入りという意味を込めて商品名にNO1(ヌメロ・ワン)と名付けました。

このNO1(ヌメロ・ワン)と、通常のブルゴーニュ・ピノ・ノワールとの違い
ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、NO1のセカンドワイン的な存在で、NO1にセレクトされなかったものが、このピノ・ノワールになります。
割田屋より)














ブレリアスにて。
抜栓日:2013年6月26日
ドミニク・ローランのワイン、おそらく初めて飲みます。
香りはとてもジャミーで、ストロベリー、ラズベリーの香り。すごく華やか。アセロラ的な香りも感じられます。味わいは、もうイチゴジャム。酸も適度にありますが、ジャミーな甘味が優っています。ACブルにありがちなチグハグ感はあまりありません。ファーストインプレッションは、とてもフレッシュでジューシー。しかし、後半ちょっと飽きてくるかも。ACブルと考えるとフレンドリーで美味しい。
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Chateau La Gaffeliere 1994

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Chateau La Gaffeliere 1994
Chateau La Gaffeliere 1994
シャトー・ラ・ガフリエール Chateau La Gaffeliere

プルミエ・グラン・クリュ・クラツセ B
AOC サン・テミリオン・グラン・クリュ

~中世にシャトー内にハンセン病(当時gaffets)施設があったことによる。

セカンド クロ・ラ・ガフリエール
Clos La Gaffeliere
年間生産量 5000本

畑 面 積 22ha(全敷地25ha)
年間生産量 8万5千本
隣 接 畑 上部にオーゾンヌ、マグドレーヌ、ベレール
オーナー レオ・ド・マレ・ド・ロックフォール伯爵
コンサルタント ステファン・デュルノンクール
作付割合 メルロー65% カベフラ30% カベソー5%
平均樹齢 35年
植栽密度 5,800本/ha
収 量 40hl/ha
土 質 等
3分の1はコットと呼ばれる良区画であり、オーゾンヌに隣接す
る斜面で表土は粘土質が、下部は粘土質石灰岩。南東部はパ
ヴィの丘の下部で粘土に少々砂が混じり始め、下層の粘土質
石灰岩が少なくなる。
収 穫 手 摘。
選 果 除梗前後2回
タ ン ク ステンレスタンク(14基)
新樽比率 50%~60%
酵 母 基本自然酵母
発 酵 21日~30日間 29℃
マセレーション 低温マセレーション、10℃で10日間。
樽 熟 成 14ケ月~16ケ月
マロラクティック ステンレスタンク及び樽
澱 引 2~3回
コラージュ 卵 白。
濾 過 しない。
セパージュ
1982年 メルロー60% カベフラ25% カベソー15%
1997年 メルロー65% カベフラ30% カベソー 5%
1998年 メルロー90% カベフラ 5% カベソー 5%
2000年 メルロー80% カベフラ20%
2002年 メルロー80% カベフラ10% カベソー10%
2004年 メルロー80% カベフラ10% カベソー10%
2005年 メルロー80% カベフラ10% カベソー10%
2006年 メルロー90% カベフラ10%
2008年 メルロー100%
2009年 メルロー80% カベフラ20%
2010年 メルロー85% カベフラ15%
2011年 メルロー80% カベフラ20%

特 徴 柔らかく、軽やかで、口当たりが良い、ミネラル豊かな、ミディアムボディ、繊細な果実味、エレガンス。
香 り チェリー、カラント、ミネラル、ハーブ、ラズベリー、カシス、甘草、タバコ、黒鉛、樟脳、バニラ、

飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から15年


評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ
1982年 PP88
ラ・ガフリエールのがっかりさせられる期間に造られた数少ない成功したワインと言える。このシャトー特有の、微妙なエレガントなスタイルを見せているほか、魅力的で、上品なブーケは、熟したブラックチェリーが渾然一体となっている甘く香ばしいオークを感じさせる。ミディアムボディで、たっぷりのスパイスが効いた絹のような滑らかさがあるワインで、酸は弱く、硬い角はない。
予想される飲み頃 1995年まで

1985年 PP86
充実した強烈さがあり、スパイシーな、草っぽい、果実味豊かなブーケがある。ミディアムボディで、タンニンは柔らかく、フィニッシュはしなやかである。
予想される飲み頃 1991年まで

1986年 PP87
このシャトーの最良のワインと言われる可能性がある。ブーケは、スパイシーな新樽、西洋杉、ブラックカラントを思わせ、豊かで、エレガントな姿のワイン。ミディアムからフルボディで、素晴らしい焦点とグリップがある。スタイリッシュで上品なワインである。
予想される飲み頃 2006年まで

1989年 PP89
ブラックチェリー、春の花、ミネラル、香ばしい新樽のうっとりとさせられるようなブーケがある。ミディアムからフルボディで、このヴィンテージにしては十分な酸と、やわらかいタンニン、余韻の長いビロードの様な、リッチなフィニッシュが見られる。スタイリッシュでありながらも、高飛車なワインだ。
予想される飲み頃 2010年まで

1990年 PP90
暗いガーネット色をし、甘い新樽、熟したベリー、花の様な香りのあふれんばかりのアロマを感じさせる。このスタイリッシュで、中量級の、見事なプロポーションをしたワインは、口に含むと、秀逸な凝縮感、適度な酸、やわらかいタンニンがあり、エレガンスと芳醇さを相当感じる。1970年と1947年のワイン以来、2000年とともに最上のラ・ガフリエールである。
予想される飲み頃 2008年まで

1995年 PP87
この暗いルビー色をしたワインは、スパイシーで、スモーキーなオーク、やわらかい、熟したチェリーやレッドカラントの風味があり、圧迫感がありながら色気のある、ミディアムボディで、フィネスに満ちた体裁をしている、タンニンがいくらか感じられるが、全体的な印象は可愛い果実と言え、フィニッシュは辛口でキレがある。
予想される飲み頃 2010年まで

1996年 PP87
魅力のある、甘い果実味を感じさせる。ビロードの様な舌触りをした、骨の髄までエレガントなワイン。フィニッシュのタンニンは、予想以上に余韻が長く持ちこたえることを伺わせる。色は深みのあるルビー色。ノーズは、胡椒の様な、ミネラルの個性、微妙な新樽が混ざり合った、甘いブラックチェリーを感じさせ、酸とタンニンは良く融合している。フィニッシュは余韻が長く純粋である。
予想される飲み頃 現在から2012年

1997年 PP85
当初思ったより軽いワインと判明した。とは言え、クランベリーとチェリーの心地よい香りと風味のある作品で、相当なフィネスのあるミディアムボディに、否定のしようのないエレガンスが感じられる。
予想される飲み頃 2006年まで

1998年 PP89
エレガントで柔らかく、賞賛に値するつつしみと絶妙さがありながらも、驚くほどの芳醇さと魅惑を兼ね備えており、イチゴとブラックチェリーの純粋な趣に、高品質な香ばしいオークが穏やかに溶け込んでいる。まろやかで、ミディアムボディで、バランスが良い。
予想される飲み頃 現在から2014年

1999年 PP89
このシャトーの典型的なワインである。エレガントなフィネス重視のスタイルの、ミディアムボディの作品で、素敵なイチゴとカラントの香りに加え、ほのかにサワーチェリーを思わせ、オークの感触に分別が感じらられ、純粋さが秀逸である、ティスターにも微妙な過信が忍び寄るものである。世界中のワインの品質向上に大功があった偉大なエノロジスト、ミシェル・ロランが、ワインを全て味が同じになる様製造していると評するので、私はいつも笑ってしまう。ロランを、このスタイリッシュで、つつましいサンテ・ミリオンのコンサルタントだと思う無知な評論家がいるだろうか?
予想される飲み頃 現在から2015年

2000年 PP90
濃い紫色をした2000年は、モカ、ブラックチェリー、カシス、微妙に香ばしいオークの甘いアロマが感じられる。口に含むと軽いが、広がりのある芳醇さが素晴らしく、中間部に深みがあり、息の長いフィニッシュに甘いタンニンがある。爆風の様な果実味と樽香に圧倒される様なワインではないが、やや高貴さ/微妙さの印象がある。
予想される飲み頃 現在から2019年

2001年 PP90
エレガンスとフィネスの権化のようなワインで、繊細ながらも風味豊かなサンテ・ミリオン。アロマが強くかつだんだん体格が良くなってくる風味の特徴があり、スイートチェリー、ラズベリー、花の香りが挑発的だ。超大作のアンチテーゼであり、微妙で、純粋なワイン。
予想される飲み頃 現在から2014年

2002年 PP88~90⇒89
本質的にエレガントなスタイルで造られるが、2002年はより精力や新鮮さが感じられ、深みのあるルビー/紫色をしており、明確な風味は赤いベリーに混ざり合ったブラックカラントや、ミネラル、ほのかな乾燥ハーブを思わせる。葡萄の完熟感のあるワインで、果実味は良好で、ミディアムボディ、タンニンはほどほど。
予想される飲み頃 現在から2018年

2003年 PP88~90⇒92
スィートチェリーとカラントのほか、濡れた小石と微妙な樽香がほのかに感じられる、エレガントで、魅力的な、中量級のサンテ・ミリオン。超大作ではないが、2003年の様な厚い、雨の少ないヴィンテージにしては、良好な新鮮さと輪郭を見せている。
予想される飲み頃 現在から2015年

2004年 PP92
2005年 PP92~95
2006年 PP89~91
2007年 PP87~89
2008年 PP93
2009年 PP96
2010年 PP93
ろくでなしチャンのブログより)




13あるサン・テミリオン第一特別級Bの一つ!
エレガントでフィネスのあるスタイルが特徴のワイン!

サンテミリオン格付け 第一特別級B

シャトー・ラ・ガフリエールは、オーゾンヌやベレールといった有名シャトーの畑が集まる、サン・テミリオンの南斜面の“粘土質石灰岩”の上に畑を持っている数少ないシャトーです。
畑はオーゾンヌの畑から南に下った所にあり、東にはパヴィの畑があるなど非常に良いテロワールを保有しています。

現在はラ・ガフリエールではステファン・デュルノンクール氏が醸造コンサルタントを務めていますが、
実は2003年までは醸造には著名な醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏が携わっていました。

ワインの味わいは濃厚、濃密という近年の流行のスタイルではなく、やや軽めの口当たりで非常にピュア。
13の第一特別級Bの中でも最もエレガントで、フィネスのあるスタイルです。

1997年のラ・ガフリエールも例に漏れずとても綺麗な仕上がり。
クランベリーやタバコ、杉などのアロマ。
口に含むとピュアで上品な果実味や確かな造りを感じることができます。
エレガントさ複雑さが増したオールド・ヴィンテージ!
今最も飲み頃のピークを迎えています!

ブドウ品種:メルロ 65%、カベルネ・フラン 30%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5%
エノテカ・オンラインより)





Ch La Gaffeliere
シャトー・ラ・ガフリエール



サンテミリオン地区

シャトー・ラ・ガフリエール

赤/フルボディ/繊細な果実味とエレガンス

サンテミリオン1級B

カベルネ・ソーヴィ二ヨン10%、メルロー80%、カベルネフラン10%

各ワイン評論家からの評価 (★…1点/☆…0.5点)
ロバート・パーカー (第4版) ★★(2点/4点満点中)
ヒュージョンソン (第5版) ★★★(3点/4点満点中)
ル・クラスモン (2006年度版) ★★(2点/3点満点中)
ゴー・ミヨー (2006年度版) ★★★★☆(4.5点/5点満点中)
シャトー・ラ・ガフリエールは、【オーゾンヌ】や【ベレール】【マグドレーヌ】といった有名シャトーの畑が集まる、サンテミリオンの南斜面の“粘土質石灰岩”の上に畑を持っている数少ないシャトーです。
また、現オーナーであるマレ・ロックフォール家は、4世紀以上にも渡ってこの地でワインを造り続けているという、サンテミリオンでも最も古い名家であり、その豪華で由緒あるシャトーは、斜面の麓に蔦に囲まれて建っています。
素晴らしい区画に植えられたメルローから作り出されるそのワインは、サンテミリオン1級の実力を十分に感じさせてくれるだけの品質です。独自のスタイルを持ち、エレガントで香り高いアロマに定評があるラ・ガフリエールは、モダンなスタイルのワインよりやや軽めで口当たりが良いのが特徴。だからこそ、飲んでいても疲れることがなく、飲み手を優しい気分にさせてくれるのです。

“コット”と呼ばれる良区画で

サンテミリオン南部の地域には、世界的にも名を知られた有名シャトーがひしめいています。その最上部に位置するのがシャトー【オーゾンヌ】ですが、そこから南下したところにあるのが、“1級B”に格付けされているラ・ガフリエールです。

上には【オーゾンヌ】、東には【パヴィ】といった有名シャトーに挟まれているため、ラ・ガフリエールが所有している「22ha」のブドウ畑も、非常に素晴らしい場所にあることは間違いありません。

ブドウ畑の約3分の1は、“コット”と呼ばれる非常に良い区画で、【オーゾンヌ】の畑に隣接しています。土地は斜面になっていて、表土には粘土質が、その下層には有名な粘土質石灰岩があるという土壌となっています。ラ・ガフリエールの畑の中でもここは最良の区画で、全てメルローが植えられています。

(以前は、1区画のみカベルネ・ソーヴィニヨンがあったのですが、現在は抜根され、植え替え中です)。

そしてシャトーの南東部は、ちょうど“パヴィの丘”の下部分になり、“ピエ・ド・コット(コットの足)”と呼ばれています。プラトー部分の土壌と比ると、ここは粘土に少しずつ砂が混じり始め、下層の粘土質石灰岩が少なくなる部分です。この区画は大半がメルローで、一部にカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランが植えられています。

さらに、少し飛び地のようになっていますが、シャトー【ムーラン・サンジョルジュ】の北側にも小さめの畑を所有しており、ここにはメルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられています。

合計すると、80%がメルロー、10%がカベルネ・フラン、10%がカベルネ・ソーヴィニヨンという栽培比率となります。植樹密度は平均で5,800本、平均樹齢は45年と非常に高めです。


新しいテクニックも随所に取り入れて

ブドウは全て手摘みで収穫します。醸造所に運び込んで、除梗前と後の合計2回の選果を行い、破砕をせずに14基あるステンレスタンクに入れます。一部のステンレスタンクは2層式になっていて、容量が小さいものもあるため、小さい区画から収穫されたブドウはこちらのタンクを使用するのだそうです。

ここで約10℃の温度で10日間の低温マセレーションを、約29℃でアルコール発酵を行います。通常は酵母添加はしていませんが、ヴィンテージによっては加えることもあるそうです。

アルコール発酵と果皮浸漬は、合計21~30日。その後、地下4mに作られた樽貯蔵室の中で、合計7社から購入している約50~60%(これはその年に使用する新樽の比率と同様になります)の新樽で、マロラクティック発酵を行います。残りはステンレスタンクの中で行われます。

今回案内してくれた醸造責任者のガルリさんによると、「マロラクティック発酵は、新樽の中で行うからこそ効果的なんです。すでに使用した樽でも試したのですが、満足のいく結果が得られなかったんですよ。」とのことでした。

全てのワインは、マロラクティック発酵の終了後に1度澱引きをしてから、澱と上澄みを一緒に熟成させるシュール・リーを行います。この作業中には、澱を攪拌する“バトナージュ”、還元香を防ぐための“ミクロビュラージュ”も行っているのだそうです。

合計14~16ヶ月間の熟成のうち、澱引きの回数は2~3回。なるべく澱引きの回数を減らし、過剰な酸化を防いでいるのだそうです。

コラージュは卵白で行う伝統的なスタイルです。瓶詰めの機械は自前では所有していないそうですが、機械のみをレンタルし、作業はシャトーの方が行っているのだとか。通常は作業も外部に任せてしまうことが多いのですが、ここでは最初から最後まで、全ての作業をシャトーの人間が行うことにこだわっているのだそうです。


注目のコンサルトを招聘して

“バトナージュ”や“ミクロビュラージュ”といった新しい手法は、2001年から取り入れているということでした。実はこの時にはまだ、著名な醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏がコンサルタントを担当していました。彼は、2003年までラ・ガフリエールでコンサルタントを行っていましたが、その翌年からは、こちらも著名コンサルタントであるステファン・デュルノンクール氏が招聘されたのです。

こうした経緯は、メドック地区の【プリューレ・リシーヌ】とよく似ていると言えるかもしれません。

「ブドウ畑での作業、ブドウの品質を重視する」と言われている彼が招かれてから、まず最初に行ったのは、やはりブドウの樹の嵩上げ(パリッサージュ)でした。以前よりも約25cmほど高くして、光合成の促進を行ったのだそうです。

ラ・ガフリエールは、南に面した“コット”にブドウ畑を所有する、数少ないシャトーです。畑のポテンシャルの高さは明らかなのです。そんなところに、近年数々のシャトーを立ち直らせてきたステファン・デュルノンクール氏が招聘されたのですから、注目を集めているのも当然のことでしょう。

16世紀からマレ・ロックフォール家が所有

ラ・ガフリエールの土地には、ガロ・ロマン時代にはすでに小さな集落があり、ブドウの樹が植えられていたことが知られている。

中世の頃、このドメーヌ内にハンセン病患者(当時は“gaffets”と呼ばれていた)を受け入れて治療を施す施設があったため、この地にガフリエールという名前がついた。

16世紀から現在に至るまで、ラ・ガフリエールはマレ・ロックフォール家が所有しており、現在はレオ・ド・マレ・ロックフォール伯爵が所有者となっている。

1969年、ロックフォール伯爵の指揮下で行われた発掘調査の際には、ガロ・ロマン時代の遺跡(モザイクが施された部屋)が発掘された。この遺跡は現在パレ(宮廷)と呼ばれているが、この近くに【オーゾンヌ】がドメーヌを所有していたことから、何か関わりがあった可能性があると考えられている。
オールドヴィンテージ・ドットコムより)




シャトー ラ・ガフリエール

ロックフォール家が4世紀以上も所有しているボルドーにおいて名高いシャトーのひとつで、またサンテミリオンのテルトル・ドゲも彼の持つシャトーでもあります。
このシャトーの目指しているスタイルは、エレガントで、優しいワインであり、良好な年には、サンテミリオンにおいて珍しいほど上品なワインになります。
平均して、メルロー65%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%で造られています。

シャトー ラ・ガフリエール [1994]

所有者のマレ=ロックフォール家はこの土地を4世紀以上有するボルドー全体でも最も名高いシャトーの一つ「ラ・ガフリエール」。目指すスタイルのエレガントで優しさのあるワインはサン=テミリオンでは異色の存在として知られ、その親しみやすさから確固たるファンを獲得しています。
■サン=テミリオン プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB
ワインセラーパリ16区より)





シャトー ラ・ガフリエール [1994]

シャトー ラ・ガフリエール [1994]
価格:8,820円(税込、送料別)








ブレリアスにて。
抜栓日:2013年6月25日
セパージュ:メルロ 65%、カベルネ・フラン 30%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5%(毎年違うセパージュになります。1994ちょっとわからず)
カシス、ダークチェリーの香り。なかなか濃厚な香り。ハーブ、ミントの香り。色合いは結構濃い目。若干、まだ青野菜のニュアンスありますか。
タンニンは、まだまだしっかりしていますが、シルキーで程よく溶け込んでいます。紫の甘味があり、しっかりとした味わい。オフビンだとおもいますが、なかなかどうして丁度飲み頃だと思います。