Chateau Le Sartre 1997

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Chateau Le Sartre 1997

Ch Le Sartre 1997

実家のワインセラーシリーズです。


シャトーはレオニャン村の南西部に位置し、多くの名醸シャトーと同じように最高の土壌と気候風土に恵まれています。多くの愛飲家を持つ人気ワインのひとつで、適度な酸が心地よくまさに上品なワインです。

テラダワインセレクション より)



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Montrachet Marquis de Laguiche Joseph Drouhin 1986

Montrachet Joseph Drouhin 1986_002

実家のワインセラーシリーズです。

Vintageは1986です。


Joseph Drouhin
深みのある香りと濃密な果実の味♪ジョセフ・ドルーアン


ブルゴーニュ最高のネゴシアンのひとりです。

『ジョセフ・ドルーアン』は古代ローマ要塞の壁の内側に位置する、ボーヌの街の中心にある、名門の家族経営ワイナリーであり、ワインオークションでも有名な「慈善病院オスピス・ド・ボーヌ」に自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られています。

歴史を持つボーヌ市の中心に位置すること、ぶどう畑開拓とぶどう栽培における長年に亘る経験が培った専門知識。『ジョゼフ・ドルーアン』は、真のブルゴーニュスタイルを貫くワインメーカーとして、ブルゴーニュの誇りになっています。

1880年の創業以来、それぞれの土地の地方色、そして各々のヴィンテージを忠実に反映されるワイン造りを続けてきており、世界中の愛好家から絶賛されています。

緑がかった美しい金色を持ち、香りはエレガントで、洋梨やヴァニラ、りんごのフレーバー。とてもバランスが良く、まろやかで果実味豊かな後味が残ります。

この素晴らしい白ワインは、ル・モンラッシェの大部分を所有するラギッシュ公爵家の醸造所で造られます。1947年以来、ジョゼフ・ドルーアンは、このワインのぶどう栽培から醸造まで、一切を統括しています。

e-Wine より)


この世界的に有名なエステートは、世界で最も古いエステートの一つであり、最も貴族的なフランスのファミリー、ラギッシュ公爵家に属しています。
14以上の所有者がひしめくなか、マルキ・ド・ラギッシュ家はル・モンラッシェにおいて、最も大きな土地を占めています。1363年にこの土地はマルキ・ド・ラギッシュ家の手にわたりました。
「プルゴーニュのプレステージ」(世界中でもっとも奥の深いワインとも言われている)白ワインを生産しているモンラッシェの丘は、不思議なことにあまり美しく魅力的な眺めであるとは言えません。この「モンラッシェ Montrachet」という名前は、痩せた木が生い茂る貧土を意味する「rachet」からきています。痩せて硬く、不毛の地」であるこの土壌は、地質学者からバトニアン石灰質と呼ばれており、これが偉大なシャルドネを育てる「テロワール」の特徴です。
白ワインの世界最高峰と呼ばれるモンラッシェ、はフルボディで香り高く、その上エレガントな味わいを感じさせます。瓶内で2,3年が過ぎると、モンラッシェ特有の複雑さと豊潤さを表してきます。エキゾチックなフルーツ、ハチミツ、炒ったアーモンド、その他さまざまなフレーバーをかすかに持ち、ワイン愛飲者を長い余韻で楽しませてくれます。この壮麗なワインを言葉で表すことは非常に難しく、芸術的にいえば「センセーション(五感)のシンフォニー」がもっとも当てはまる表現であると言えるでしょう。
TANAKA-YA より)


Joseph DrouhinのHPはこちら


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Chateau Trotanoy 1986

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Chateau Trotanoy 1986

Ch Trotanoy 1986

実家のワインセラーシリーズです。


このワインについてはこちら をご覧ください。


Review by Robert Parker
Bordeaux Book, 3rd Edition (1998)
Rating: 84 points
Drink 1997-2005
Estimated Cost: Unknown




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Chateau LaLagune 1985

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Chateau LaLagune 1985

Ch LaLagune 1985

実家のワインセラーシリーズです。


このワインについてはこちら をご覧ください。


メドック地区の入り口部分にあるシャトー・ラ・ラギューヌは、メドックの中でも最もボルドーに近い場所に位置しています。畑が砂礫と軽い砂利で構成されていることから、非常に“グラーブ的なワイン”だと評されることも多くなります。しかし、評論家によっては、“ポムロール的”とも“ブルゴーニュ的”とも評価していたりして、飲み手によって色々な特徴を感じるワインです。

1958年まではシャトーは荒れ果てていて、「3級の位置に戻すのは困難だろう」と言われていた時期もありました。しかし、同年にシャトーを購入したジョルジュ・ブリュネ氏という一人の起業家によって、シャトーは完全に生まれ変わり、その品質は飛躍的に回復したことでも有名となりました。その後、オーナーは代わったものの、その品質は落ちることなく向上を続けています。

ラギューヌのワインは、とても力強く、リッチで肉付きの良く、ブラックチェリーの香りが特徴的。現在、若い女性醸造家であるカロリン・フレイさんとそのスタッフの手によって、さらなる品質向上に向けての努力が続けられています。
オールドヴィンテージ・ドットコム より)



Chateau Lagrange 1985

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Chateau Lagrange 1985

Ch Lagrange 1985

実家のワインセラーシリーズです。


シャトーの格付けは最上級(グラン クリュ)

シャトー ラグランジュ

デュシャテル伯爵ボルドー・メドック地区の赤ワインは、古くからフランスワインの女王として世界のワインファンの垂涎の的となってきました。シャトーラグランジュは、この公式格付けで、グランクリュに選ばれたわずか58シャトー(その後分割もあって現在61)のさらにトップ3分の1の中に数えられた名門中の名門です。シャトーの歴史は古く、すでに17世紀初頭には、王室砲兵隊輜重隊長のジャン・ド・ヴィヴィアンの所有だった旨が、古文書に記されています。また「1706~1724」年版のマッセのワイン地図にも、すでにLa Grangeの名で記されており、さらに19世紀には、ルイ・フィリップ朝で商農大臣、大蔵大臣、内務大臣を歴任したデュシャテル伯爵がその所有者になり、シャトーの名声を栄光の頂点にまで引き上げました。伯爵は城館や醸造所を、ボルドーでも屈指の規模のものとしたばかりでなく、葡萄園の土中に素焼きの土管を埋めて水はけをよくする等、今日まで受け継がれている画期的な栽培技術を開発、ワインの品質を見事なまでに磨き上げました。ラグランジュがグランクリュに指定されたのも、まさにこのデュシャテル伯爵所有の時代のことでした。しかし、その後、ラグランジュの名声は、ゆっくりとその輝きを薄れさせていきます。1925年にこのシャトーを引き継いだセンドーヤ家が、1929年の大恐慌と戦争で経済的に没落してしまったのです。シャトーは荒廃し、畑は周辺から切り売りされるという、冬の時代の始まりでした。

1983年 ― 新生の年 ―

1983年12月15日、サントリーはこの名門シャトーの経営を引き継ぎました。欧米以外の企業によるフランス政府の認可がおりたのは、サントリーが初めてのことでした。しかし、当時のシャトーラグランジュでは、かつて広大を誇った敷地も、最盛期の300haから157haとほぼ半減に近く、醸造設備は旧式、従業員はわずか13人とすでに限界をわっており、城館も荒れるがままにまかされていました。この現状を前に、サントリーはきわめて単純な目標を立てました。すなわち、この葡萄園の土壌が本来そなえている実力を、再び最大限に引き出すために、すべてを作りかえること。しかもその改善を可能な限り早く行うことでした。そしてこの目標のために、サントリーでは、かつてボルドー大学でワイン醸造研究所長を務めていたフランスきっての醸造学者エミール・ペイノー博士に協力を要請しました。博士はボルドーワインの近年における飛躍的な品質向上の最大の功労者で、「現代ボルドーワインの父」という異名をもつ人物。すでにこの時、伝説的ともいえるシャトーマルゴーの再生を達成していましたが、ラグランジュではサントリーの依頼をうけて、さらに思い切った改造計画を立てました。「なぜならここではすべてをゼロから造り直すことができたからです。我々は、いわば夢をつかもうとしたんですよ」。こうして新生ラグランジュの総責任者には、ペイノー門下の高足マルセル・デュカスが就任し、サントリーからは同じくペイノー門下の鈴田健二が参加、畑から醸造、貯蔵、そしてシャトーのシンボルともいえる城館や庭園にいたるまで、徹底的な改造計画がスタートを切ったのです。


シャトー ラグランジュ サントリーが入手した際の最大の幸運は、土壌の優秀さでした。先代のセンドーヤ家が、土地の切り売りを、周辺の、最も力の劣った部分から少しずつ進めていったため、結果として、かつてのラグランジュの最も優秀な部分、いわば精随ともいえる場所だけが残されていたのです。当時でさえ、多くの専門家が「土壌がもつ潜在能力という点では、メドックのトップ10シャトーに匹敵する」と評価していたのは、そのためです。そして、その潜在能力を可能な限り引き出すことが、当面のサントリーの最大目標となりました。


手摘みの収穫作業1983年の時点で、原産地呼称証明のついた畑は113ha、しかし、現実に葡萄が植えられていたのは、わずか56haのみでした。しかも品種の割合はメルロ種がほぼ半分という、メドックのグランクリュとしては例外ともいえる植え付けで、台木も、どちらかというと多産系のものが選ばれていました。この問題点の克服が、畑における第一の課題となりました。このため、まず第一に、従来の畑では剪定を極端なまでに強めに行って、樹1本あたりの収穫量をおさえ、品質の確保を図るとともに、'85年から新しく植え付けた畑では、すべて少量生産・高品質系の台木およびクローンを選び、かつカベルネ・ソーヴィニヨン種の比率を高めるとともに、ボルドーの伝統的品種であるプティ・ヴェルドの植え付けも進めました。

醸造


樽熟庫従来の醸造設備はすべて廃棄し、最新式の温度コントロール装置をそなえたジャケット式ステンレス製発酵タンクを、メドックで初めて導入しました。しかもその発酵タンクを数多くそろえ、その結果、品種ごと、区画ごとに、すべてを別々に醸造することが可能になり、アッサンブラージュ(ブレンド)の際のセレクションの幅が大きく広がりました。発酵は、メドックのグランクリュの伝統を忠実に守り、できるだけ高めの温度(28~30℃)で長時間(15~20日間)行い、果皮や種子からの成分を充分に浸出させます。なお、この新しい醸造設備は、1985年のワインから使用されています。

アッサンブラージュ・樽熟成

現在のラグランジュでは、畑を小さな区画に分け、数多くの発酵タンクで別々に醸造する方法をとっています。これによりアッサンブラージュ作業が自由にかつ厳密に行えるようになりました。つまり、基準に満たないワインをはねることが容易になったばかりでなく、年ごとの個性を最大限に生かしつつ、絶妙のバランスを達成できるようになったのです。また、’83年のヴィンテージからは、主に若い樹齢の葡萄を使ったセカンドラベル「レフィエフドラグランジュ」を設け、シャトーものの品質基準を一層引き上げました。なお、毎年の新樽の使用率は、酒質とのバランスを考慮して決定しています。ただやみくもに新樽を多用するのではなく、あくまで酒質との調和を重視するのが、ラグランジュのフィロソフィーなのです。

未来へ

新生ラグランジュは、その設備面に関する限り、1985年に完成、それによる飛躍的なまでの品質向上は、世界のワイン関係者の注目をあびました。しかし、葡萄園が完璧な状態に達するのは、まだまだ先のことです。セカンドラベルは別として、シャトーものの品質基準に見合う葡萄は、通常、樹齢が20年をこえた葡萄樹からしかとれないのです。つまり、サントリーの手で新たに植えた優秀な苗木が、ラグランジュの主力となり、ワインの品質が新しいステージにステップ・アップするのは、早くても2005年頃、さらにそのワインが飲み頃に達するまでには――言いかえるなら、新生ラグランジュが真の開花を迎えるまでには、その上10年・20年の熟成の歳月が必要なのです。グランクリュシャトーでのワインづくりとは、このようにして、子孫の世代のために「時」を植え続ける仕事なのです。
ファインズ より)


メドック格付け第3級。AOC St-Julien

力強く、凝縮した果実味が感じられ、安定した品質で常に人気のワイン。実力のわりに低価格といえます。

作付面積:カベルネ・ソーヴィニョン64.8%、メルロ27.9%、プティ・ヴェルド7.3%
ワイングロッサリー より)


1983年にサントリーがオーナーの格付けシャトー。
欧州の企業以外で、初めて格付けをもったシャトー手に入れたサントリーは、それまで、旧式の醸造設備や手入れされていない荒れ果てたブドウ畑でしたが、ワインの蔵だけでなく、ブドウ畑にまで徹底的に改良。
いまや、3級格付けの名に恥じない(いやそれ以上の)品質と評価をてにいれました。
もともと高品質のブドウを栽培できる潜在能力をもっており、この劇的変化には、世界中のワイン評論家から愛好家までが驚きを隠せなかったほど…

味わいからは想像出来ない程の手頃な価格はかなりお買い得!
ボルドーらしい芳醇な香りと味わいをもっていながらも、比較的若いうちから美味しく飲めるワインです。



1983年以前、ラグランジュ(第三級)は1960年代と1970年代の痛ましい一連の品質により、その評判は大きく傷つけられた。ここは『グリュオ・ラ・ローズ』に隣接するよい場所にあり、珍しく分割されていないブドウ畑であるため、よいワインを生み出せぬ理由はないのである。

1983年に日本の大企業である『サントリー』がラグランジュを買収し、このシャトーとワイン蔵だけでなく、ブドウ畑にも驚くほどの改良を加え始めた。
投資が無駄になることはなく、管理を行うマルセル・デュカスや、このシャトーの若くて熱心な醸造学者である鈴田健二といった有能な人々が、非常に短期間の間にすばらしいワインをつくるようになった。
単にワインの品質が向上しただけでなく、ラグランジュは今や、静かな庭や湖に野生生物が集う美しいシャトーとなったのである。

1985年以降のヴィンテージが何らかの特別なスタイルを示しているとするなら、それはまさしく厳しい選別とシュル・マテュリテの要素を持つ非常に熟したブドウの収穫の賜物で、多くのタンニン、トーストしたような新樽の香り、汁気が多くて肥えた滋味が完全に結合して醸し出す、印象的な深みのある味わいという点であろう。
明らかに、新しい所有者たちは、20年もしくはそれ以上熟成することが可能でありながら、若いうちでも魅力のあるワインをつくることに余念がないようだ。
世界のマスコミは、メンツェロプロス家による『シャトー・マルゴー』の驚くべき方向転換を賞賛してきたが、『シャトー・ラグランジュ』における変化については、1990年に『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が、驚いたことに一面で取り上げたことはあったものの、これまであまり書かれてこなかった。そのせいかどうか、このワインの価格は、向上してきた品質レベルにしてはかなり低く抑えられている。

講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
Wassay's より)


セカンドワインはles Fiefs de Lagrange レ・フィエフ・ド・ラグランジュ


シャトーのHPはこちら

Chateau Mouton Rothschild 1985

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Chateau Mouton Rothschild 1985

Ch Mouton Rothschild 1985

実家のワインセラーシリーズです。


ラベルの作者は、ポール・デルボー作。


■ロバート・パーカー氏評/90点
「豊かで複雑で、よく発達した、東洋風のスパイス、トーストしたようなオーク、ハーブ、熟した果実の香りのするブーケは素晴らしい。
口に含むとワインもまた豊かで外向的で、余韻が長く、セクシーだ。飲み頃予想2012年くらいまで。」
(ボルドー・第3版・より抜粋)

勝山館ワイン倶楽部 より)


産地 ポイヤック 格付け:第1級
タイプ 赤ワイン/フルボディ(重口)
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロ11%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド2%

豊かで複雑な、十分に成長したブーケはアジアのスパイス、香ばしいオーク、ハーブ、完熟した果実を思わせ、とても素晴らしい。味わってみると、リッチで外交的で、余韻が長くセクシーだ。
パーカーポイント90+点
飲み頃期間:現在~2015年
インポートリカーショップ より)


85年は熟成を重ね、より深みと重みのある真の姿を現しつつあります。黒い果実の熟した風味に燻したような風味やスパイスが感じられる、豊富なタンニンを包み込むエキス分に富んだ果実味、調和の取れた酒質はミネラルもしっかりと感じさせる凝縮した仕上り。

La Vinee より)

Chateau LaCabanne 1983

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Chateau LaCabanne 1983

Ch LaCabanne 1983

実家のワインセラーシリーズです。


先日は1981を紹介。その後、ネット情報ありました。


シャトー・ラ・カバンヌは、ボルドー右岸のポムロール村の中心地、オート・テラスと呼ばれる斜面の西側に位置します。土壌は鉄分を含んだ砂利質の粘土で、このシャトーのすぐ周辺にはあの[シャトー・トロタノワ]や[シャトー・クリネ]など、ポムロールを代表する偉大なシャトーが軒を連ねる好立地なのです。

ポムロール地区におけるワイン造りの歴史は古く、ローマ帝国支配下のガロ・ロマン時代からブドウが栽培されていたとされています。このシャトーの名前の起源は、14世紀に農奴や小作人が住んでいた小屋(cabanes)が点在していたことによります。

オーナーであるフランソワ・エスタジェさんは、1952年にこのシャトーを購入したのを皮切りに、現在、ボルドー右岸に計6つのシャトーを所有する、いわゆるポムロールの達人とも言うべき造り手。ポムロールのテロワール(畑の土壌と気象等、土地固有の条件)を熟知した達人は、[シャトー・ラ・カバンヌ]の10haの畑にメルローを94%、カベルネ・フランを6%作付けし、若いうちはプラムやアプリコット等の果実香にジビエ(狩猟肉)などを思わせる複雑な香りを持った、濃厚で肉感的なワインを、年間5000ケースだけ造り出しています。

また、特筆すべきは、[シャトー・ラ・カバンヌ]では近年主流であるプリムールによる販売比率を抑え、ほとんどのヴィンテージをシャトーのセラーで熟成を重ねてから出荷するという、愛好家にはとてもありがたいポリシーを貫いていること。そのため今回ご案内するような状態の良い飲み頃ヴィンテージワインの供給が可能なのです。

(京橋ワインリカーショップ より)



Chateau L'EVANGILE 1983

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Chateau L'EVANGILE 1983

Ch L EVANGILE 1983

実家のワインセラーシリーズです。


ポムロールの新しいスーパースター

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
2001年、2000年、1998年、1995年、1990年、1989年、1985年、1982年、1975年、1961年、1950年あるいは1947年のレヴァンジルを試飲した人なら、このシャトーが、荘厳な豊かさと人の心をつかんで離さない個性を持ったワインをつくれるということがよくわかっているはずだ。14haの畑は、北をラ・コンセイヤント、ヴィユー・シャトー・セルタン、ペトリュス、南をサン=テミリオンの偉大なシュヴァル・ブランに境を接する輝かしい立地にあり、土壌は粘土と砂が混じった深い砂利質土壌である。このような有利な点があるのだから、私は、レヴァンジルが(一貫性の模範ではないが)ペトリュスやラフルールやシュヴァル・ブランに匹敵するワインを生産することができると信じている。
現在それが進行中である。1990年にロートシルト家(ラフィット・ロートシルトのほう)が過半数の株式を取得し、2000年にはアルベール・フレール(裕福なベルギー人で、シュヴァル・ブランにも出資している)とともに全株式を取得した。彼らはこのシャトーの限りない潜在能力を完全に認識しており、レヴァンジルはじきに品質においても、そして嘆かわしいことだが価格においても、ペトリュスやラフルールに挑戦するようになるだろう。

確かに、故ルイ・デュカスは彼のブドウ畑が際立っていることをはっきり知っていたに違いない。なぜなら、彼はレヴァンジルはあらゆる点で隣りのペトリュスと同じくらいよく、そしてもっと複雑ですらあるという見解を述べて、訪れるワイン評論家をしばしば脅しつけていたからである。非凡なデュカス夫人は90代半ばという年齢でも日常的にレヴァンジルの運営にあたっていたが、数年前に亡くなった。私は、1990年代初めにこの驚嘆すべき女性と昼食をともにした時のことを忘れない。その時、彼女は自身のセラーから1964年、1961年、1947年を出して注いでくれた。山盛りのトリュフ、子牛の胸腺肉(リ・ドゥ・ヴォー)、牛肉のフィレの豪勢な昼食が終わる頃、私は料理をすべて平らげて、客よりも早く栄えあるワインを飲み干したただ1人の人物はデュカス夫人であることに気がついた!
現在、レヴァンジルは完全にロートシルトの所有下にあり、私はこのシャトーが年々ペトリュスやシュヴァル・ブランに近づいていくことを期待している。選別もせずに、勘と経験に頼った醸造法と育成法で何年にもわたってつくられてきた偉大なワインが実証しているように、魔法のような畑である。ロートシルト家の完璧主義の体制のもとではすべてが変わるだろう。この偉大な出来の実績をもつポムロールは、さらに偉大になる態勢である---価格のほうも。

~一般的な評価~
レヴァンジルは常にこのアペラシオンの星であるが、近年ロートシルト家(ラフィット)の所有のもとで、さらによくなってきており、品質的にはペトリュスやラフルールに双肩する。この格別のワインは、その豪奢なコクと豪勢さに、テロワールをとてつもなくくっきりと体現させている。私が述べたい唯一の批判は、特定のヴィンテージにおいて清澄と濾過がこのワインの別格の豊かさを奪っているという懸念である。残念なことに価格は品質の上昇を追いかけている---しかし、その価値はある。

平均年間生産量:3500~4000ケース
畑 面積:14ha、平均樹齢:40年、植樹密度:6000本/ha、平均収量:40hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスとコンクリートのタンクで25~30日間。槽内マロラクティック後の熟成は新樽80%で18ヶ月。必要なら清澄や濾過も行う。
ブドウ品種:メルロー75%、カベルネ・フラン25%
所有者:ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)
FineWine より)

シャトー・レヴァンジル


ポムロールの大地でシャトー・ペトリュス、シャトー・ラ コンセイヤント、シャトー・ヴュー・シャトー・セルタンなどの有名シャトーと隣接すると言った恐ろしい程の好立地であるのが今回お薦めするシャトー・レヴァンジル。
50%の粘土と30%のケイ質の砂礫と、20%の純粋な砂礫から成り立つ土壌はシャトー・ペトリュスと最も類似したものと言われます。
このような好条件を満たすシャトーを1990年以降、シャトー・ラフィットを運営するドメーヌ バロン ロートシルト社が、元々の持ち主であるデュカス家と共同所有しているというのだから、ワイン愛飲家にとっては期待が更に膨らむ所。

このようにあらゆる条件を兼ね備えた期待と安心で満ち足りたシャトーなので、あとは “天候”という神の差配による所のみ?っていう感じ?

スパイシーな香辛料、土っぽい刺激を受けながらもカシス、プラム、カンゾウなど深く、華やかな果実味でまとまりのあるワイン。
強い個性のある香りは飲む人の隠れた個性をも引き出してくれるかも!・・・これは美味しいワインを飲んで、つくづく人生観が変わる酔っ払いの空想かもしれませんが・・・

ヴェリタス より)


Chateau Romer du Hayot 1983

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Chateau Romer du Hayot 1983

Ch Romer du Hayot 1983

実家のワインセラーシリーズです。


ソーテルヌの格付け2級ワインです。


シャトー ロメール・デュ・アヨ

小さなソーテルヌのブドウ畑は、もっと有名になってもいいクリュで、パーカーに「たいていは私を楽しませてくれる」と言わせるほどのシャトー


畑はファルグ村の端にあり、「ド・マル」と隣り合っています。
何年かの間、「デュ・アイヨ」と「ファルグ」の2家族に分割されていましたが、1977年からファルグの分がデュ・アイヨに貸し出されているため、現在は所有は2家族だが、経営はデュ・アイヨが行っています。

セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン25%、ミュスカデル5%

ワインセラーパリ16区 より)




シャトー・ロメール・デュ・アヨ


美しいシャトー・ドゥ・マルの近くに位置する小さなソーテルヌのブドウ園であるロメール・デュ・アヨのワインは、たいてい私を楽しませてくれる。 ここで造られるワインのスタイルは、新鮮な果実見に富んだミディアムボディ、そして適度な甘さを強調している。樽での熟成が制限されているようで、その旺盛な果実味が、スパイシーで樽香の強いアロマと味わいに隠れてしまう事もない。

ロメール・ディ・アヨは軽めのスタイルのソーテルヌだが、十分な面白さを持ち、一般に4年から7年寝かせて飲むのがよい。 1983年、1979年、1976年、1975年はすべて、ロメール・ディ・アヨの成功したヴィンテージである。

幸いにも、このあまり知られていないシャトーで造られたワインの値段は手頃だ。

【ロバート・パーカー、ボルドー『第3版』より抜粋】
河野酒店 より)


フランス・ソーテルヌ地区、格付第2級のシャトーである。ロメール・デュ・アヨは、面積16haと、ソーテルヌとしては決して大きくはないシャトーの為でしょうか。国内では、あまり知られているほうではありませんが、ボトリチス菌の作用で造られるワインは、新鮮な果実味(パイナップル・アプリコット)に富んだ濃厚な味わいで、良質な豊かさと余韻の長い印象的なワインです。

山梨マルスワイナリー より)

Chateau d'Yquem 1983

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Chateau d'Yquem 1983

Ch dYquem 1983_001

実家のワインセラーシリーズです。



世界最高峰の甘口白ワイン、イケム(=Ch.ディケム)

世界3大貴腐ワインというのがある。それはいうまでもなく、フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケン・ベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイ・エッセンシアの3つである。その中でも、フランス・ボルドー地方・ソーテルヌのワインには格付けがあり、その筆頭に君臨しているのがイケムだ。その絶対評価は万人が認めるもので、異を唱える者がいない絶対的存在。

1855年の格付けの際、白ではソーテルヌとバルザックだけが格付けの対象になった。この時、「イケム」は優れた品質により、唯一特別第1級に選出。イケムと比較しうる白ワインはブルゴーニュの雄「モンラッシェ」ぐらいとも言われるほど。

ブドウの樹一本からグラス一杯のワインが造られるといわれる贅の極み、品質が自己の定める水準に満たない年には容赦なく生産しない清廉さ、黄金色に輝く様はまさに飲む黄金そのもので、まさに天上天下唯我独尊である。


貴腐ワインについて
農作物や自然の摂理には全く神秘的なものを感じます。デザートワインと して知られる貴腐ワインは、ボトリティス・シネレアと呼ばれる菌によって起こるのですが、これは完熟ブドウについた時のみ、その菌糸が果粒表面を保護するロウ質に入り込み、水分を蒸発させてエキス分だけを残し、樹に ついたまま干しブドウ状態になること。もしこれが、花や葉、未熟な果粒に ついてしまうと、黒ブドウでは色素を破壊したり、ワインに着色不良や不快な匂いを残したりと、全く違った結果をもたらすのです。よい言葉が浮かびませんが、まさにブドウに高貴な腐敗が起こった、自然からの贈り物。完熟したブドウになるまでのブドウの管理は大変なものです。貴腐ワインは、とても手の掛かった、大切に造られたワインなのです。

(イーショッピング・ワイン より)



ソーテルヌ地方の中心部に位置するイケムは、たくさんの第一級シャトーに囲まれた畑を見下ろす小さい丘の頂きに雄大に広がっている。1785年から1997年までの間、このシャトーは、まさに一族によって所有されていた。アレクサンドル・ドゥ・リュール・サリュース伯爵は、この広大なシャトーの経営責任者である一族の最も新しいメンバーで、1968年に叔父からこのシャトーを引き継いだ。1997年に、このシャトーは巨大なコングロマリット、モエ=ヘネシーに売り渡されたが、この売り渡しについてリュール・サリュース伯爵は異議を唱えている。本書を書いている間、この売り渡しの合法性については、フランスの裁判制度によってまだ法的な決定は下されていない。
イケムの偉大さとユニークさにはいくつかの要因があることは間違いない。まず第一に、固有の微気候を伴う完璧な立地条件がある。第二に、リュール・サリュース家は、97km にも及ぶパイプを用いた精巧な排水システムを設置した。第三に、イケムには、経済的な損失やトラブルを斟酌(しんしやく)せずに、最も良質なワインだけを生産しようという狂信的とも言える執念が存在する。イケムが、近隣の畑に比べてこれほど優れている最大の理由は、この最後の要因にある。
イケムでは、1本のブドウの木からたったグラス1杯のワインしかつくらないと誇らしげに語られる。多くの場合、イケムに6週間から8週間滞在し、最低でも4回はブドウ畑をまわる150人もの摘み手のグループによって、ブドウが完璧に成熟するのを待ってひとつひとつ摘まれる。1964年、彼らは、13回にもわたって畑をまわったが、不向きと見なされるブドウを収穫しただけで、結局このヴィンテージではまったく何も生産しないままイケムを後にした。ワインづくりをしているシャトーのなかで、収穫全体を自発的に格下のワインにまわすところ、あるいはそれが経済的に可能なところはほとんどない。しかし、イケムでは、1964年、1972年、1974年にはまったくワインが生産されていない。
イケムは信じられないような熟成の可能性を持っている。イケムのワインはあまりに豊かでふくよかで甘いために、その多くはいつも10回目の誕生日を迎える前に飲まれてしまう。しかし、イケムが最高の飲み頃になるにはほとんどの場合15年から20年の年月が必要であり、偉大なヴィンテージは、50年あるいはそれ以上経っても、新鮮で退廃的に豊かなままであろう。私がかつて飲んだことのある最も偉大なイケムは1921年ものだった。驚くほど新鮮で生きており、その贅沢さと豊かさは決して忘れることはないだろう。
こうした品質への情熱的なこだわりは、何も畑に限ったことではない。ワインは新樽の中で3年以上かかって熟成され、全収穫量の20%が蒸発して失われる。リュール・サリュース伯爵が瓶詰めできると見なしたワインでも、最良の樽からだけ厳しく選別される。1975年、1976年、1980年といった秀逸な年には、樽の20%が排除された。1979年のような問題の多い年には、60%のワインが格下のワインにまわされ、1978年のような手に負えないヴィンテージでは、85%のワインがイケムとして売るのにふさわしくないと判断された。私の知る限り、これほど無情な選別過程をとり入れているシャトーはほかにない。イケムでは、豊かさが少しでも失われることを恐れて、決して濾過(ろか)処理を行わない。
イケムはまた「Y」と呼ばれる辛口のワインをつくっている。これは特色のあるワインで、イケムらしいブーケを持ちながら、樽香が強く、味は辛口で、通常は非常にフルボディで際立ってアルコール度数が高い。力強いワインで、私の舌にとっては、フォアグラのような豊かな食べ物と一緒に出されるのが最高である。イケムはほかの有名なボルドー・ワインと違って、新酒として、あるいは将来飲むべきワインとして売られることはない。このワインは、通常はそのヴィンテージの4年後に、非常な高値で出荷されるが、費やされた労力、リスクそして厳格な選別過程を考えれば、最高の値札に値する数少ない高級価格ワインのひとつである
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』


Robert Parker 96 points

1983年は、この20年間にこのシャトーでつくられたワインのなかで最も凝縮されたもののひとつで、驚異的なエキス分と驚くほど多くのグリセリンを持っている。
このヴィンテージはイケムにしては早く、9月29日に収穫が始まり、11月18日に終了した。

1983年は1986年よりもゆっくり熟成し、ほぼ100年は飲めるだろうというのが大部分のオブザーバーの意見である。

イケムの信じがたいような潜在的熟成力からみれば、このようなコメントもあながち誇張ではないだろう。

現在、1983年は、壮大な蜂蜜のような、パイナップル、ココナツ、カラメルの味わいと、巨大なエキス分と、酸味と新樽にわずかに縁取られた、とろりとしてなめらかな質をもつ巨大なワインである。

瓶詰めされてから変わっていないように思われ、少なくともあと10年から15年は飲み始めたくない。

飲み頃予想:2005年から2050年 最終試飲月:90年12月
講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
ウメムラWine Cellar より)


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