台本、雑記置場

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テーマ:

自警団の躍進 ・tfシリーズ外伝・


CAST

・ロディ
 アルカディア王国の聖騎士。ウェンディの町をヴァンパイアから守ったものの、
 独断での行動を上層部に厄介がられ、そのままウェンディに駐屯させられる。
 町の治安維持のため、自警団を結成する。なにかと苦労人。

・メリッサ
 ウェンディに現れたヴァンパイア。ケインの中途半端な退魔によって、人間に
 なってしまう。魔力は健在で、剣と魔法で自警団をなんだかんだ支える。オネェ。

・リーザ
 ユーリの妹。神聖魔法と剣を使いこなす、男顔負けの女傑。
 父の反対で所属はしていないものの、結成に関わった自警団によく出入りしている。
 腕はいいが、実戦経験がきわめて少ない。

・キーファ
 かつて世界中を旅した腕利きの冒険者。ウェンディ自警団の評判を聞いて、
 自警団の力になるべくやってきた。手槍と手斧、さらに体術も使いこなす
 戦闘経験や知識の豊富な頼れる存在。


~劇中表記~

ロディ:♂:
メリッサ:♂:
リーザ:♀:
キーファ:♂:


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ロディ:ゆくぞ!はぁぁぁぁぁ…ホーリーブレイド!
メリッサ:ダメダメ。おっそいわよ!すろーりぃ~♪


ロディ:はずした!?今一度…ぐっ!?
メリッサ:はい、ゲームオーバー。これであたしの10勝ね。ロディちゃんが一週間、
  ゴミ捨て当番決定~☆


ロディ:なぜだ!何故勝てない!?くぅ…なぜ私の剣は届かないのだ!
メリッサ:あのねぇ。ロディちゃんのホーリーブレイドは、トロールを一撃で倒せる
  だけの威力はあっても、タメも長いしモーションも派手なの。いつ使ってくるか、
  見え見えなのよね~ん。いやん見えちゃう~。


ロディ:うう~、何という事だ。聖騎士団伝統の技が…。
リーザ:こんにちはー!稽古中?って、あれ?ロディさん、また負けたの?


メリッサ:んもう、今日だけで3連敗。これで10連敗で朝のゴミ捨て当番決定よぉ。
リーザ:あーあ、ご愁傷様ね、団長さん。


ロディ:自警団の団長みずからゴミ捨てとは…。
メリッサ:いいじゃなぁ~い。リーダーが率先して雑用するのも案外グッドよ?


リーザ:それは言えてるかも。ねぇねぇメリッサ、あたしにも稽古つけてよ。
メリッサ:オーケーよ~、さ、おいでなさいな。リーザちゃん。


リーザ:よぅし。てぇぇぇい!!
ロディ:む、速い!


メリッサ:キレが良くなってきているわね。でもまだダメよん、アタック☆
リーザ:きゃ!…まだまだ!


メリッサ:何言ってるのよもう、今ので勝負ありよ~。
ロディ:何故だ?稽古用の剣を弾いただけであろう?


メリッサ:わかってないわねぇ。この間のトロールのときもそうだったけれど、今の
  武器の打ち落とし、実際の細剣なら折れてるわよ。ウエポンブレイクってやつね。
リーザ:なるほど…。むずかしいわね。ううー。


メリッサ:いい?それぞれ武器にあった戦い方をするのよ。細剣なら、的確に相手の
  弱点や柔らかい場所を狙うの。まあ、今日のレッスンはここまでにしましょ。
  ということでぇ、ロディちゃ~ん、ゴミ捨てよろしくね~。
ロディ:はぁ…。行ってくる。


ロディM:トロール退治で自警団とウェンディ神殿騎士が一躍(いちやく)、国中から
  注目されるようになり1か月。自警団は団員も順調に増え、その規模を増して行って
  いる…。しかし、団長たる私は…。
リーザ:ロディさん、元気無いわね。どうしたの?


ロディ:リーザ殿…。いえ、今自警団は規模が大きくなり、成長しています。
  しかし、団長たる私は、それに見合った成長が出来ているのでしょうか…?
リーザ:まぁた難しいこと考え込んでるんだから~。きちんと大きくなった自警団を
  まとめているじゃない。あたしやメリッサを小隊長にして動きもよくして、
  きっちり装備や設備も整えてさ。


ロディ:しかし…、肝心の実力が…。
リーザ:う~ん、自警団には実力は必要だけどさ。指揮官であるロディさんが最強で
  ある必要はないんじゃないのかなぁ…。


メリッサ:二人とも~!お仕事よん。ウェンディの南の丘に魔物が出たそうよ~。
ロディ:魔物か!それで、聖騎士団は?


メリッサ:相も変わらず、準備に手間取ってるわ。
ロディ:よし!自警団がすぐにでも出るぞ!


リーザ:こういうとっさの判断こそ、団長にふさわしいと思うんだけどなぁ…。
メリッサ:で、現れた魔物はハーピーらしいわよ。


ロディ:なに?やっかいだな。
リーザ:ハーピー?どんな魔物なの?


メリッサ:女の顔をした、翼をもつ魔物よ。オールウェイズ飛んでいて、1体1体は
  たいして強くないのだけれど、アタックしにくいのよねぇ。
ロディ:よし、町の警備に5人ほど残し、ほかは出るぞ!全員、弓かボウガンを装備
  していくように。ウェンディ自警団、出動!
リーザ:神殿騎士にも声をかけてくるね!



リーザ:うわぁ…凄い数…。しかも素早いわね。用意してきた矢で足りるかしら?
ロディ:自警団、いくぞ!相手の反撃に注意しつつ攻撃開始だ!うてぇ!


メリッサ:…なかなかヒットしないわねぇ。
ロディ:ちぃ、いくら人数が集まりだしたとはいえ、さすがにまだ訓練不足か…。
  反撃が来るぞ!全員、防御態勢(たいせい)をとれ!


リーザ:くっ…けっこう爪がするどいのね!盾にキズがしっかりと…。神殿騎士!
  けがをした人に回復魔法を!
メリッサ:一進一退…というか、むしろ押されてる?ハーピーに苦戦ねぇ。うーん。
  あたしばっかでしゃばっても成長が無いしねぇ…。ちょっとるっきんぐ~。


ロディ:ええい、メリッサ!お前も手伝わないか!
メリッサ:あたしがいないとなんにも出来ないんじゃ、まずいかなーてシンキングなう。


リーザ:そうかもしれないけど!今は魔物の侵攻を防がなきゃ…。
キーファ:噂の自警団というものはこの程度か?情けないな。


ロディ:む?なんだ、お前は?ここは危ないぞ!下がっているんだ!
キーファ:お前では無い。私はキーファという。…お前こそ下がっていろ。戦い方を
  教えてやろう。


リーザ:え?でもあなた、それ槍じゃない。届かないわよ!前に出ちゃ危ないわ!
キーファ:ハーピー風情(ふぜい)が…。ふん!


ロディ:投げた!?
メリッサ:あら珍しい。手槍使いね。どんぴしゃ。良い腕だわぁ。しかも良い男っっ!


リーザ:けど、投げちゃったらそれで終わりじゃ…。槍に鎖は付いてるみたいだけど…。
キーファ:次で仕留める…トマホーク!


ロディ:今度は手斧か…。敵の動きを読んで見事に当てていくな…。いったい何者だ?
リーザ:でも今度こそ完全に素手じゃ…?ハーピーが来たわよ!危ない、うしろ!


キーファ:うるさい羽音で位置がバレバレだ。はぁ!
ロディ:け、蹴り…!?


リーザ:すごい…ハーピーが気絶しちゃった…。
ロディ:はっ!とどめを刺さねば!はぁ!


キーファ:俺一人で十分だ。・・・まぁいい。お前たちの力も見せてもらうか!そら!
ロディ:な?さっきの槍?一匹を貫いて、もう一匹鎖でとらえたのか…よし、
  うおぉぉぉ!ホーリーブレイド!!


キーファ:…ほう。体格に見合わぬ剣だが、威力だけはなかなかのものだ。
ロディ:自警団、助っ人に遅れをとるな!よく狙え、射撃開始!長槍をもった者達は
  ハーピーが降りてきた所を迎え撃て!倒すことよりも近づかせないことをメインに
  しろ。攻撃は射撃部隊がする!


リーザ:く…、動きがなかなかつかめない…。
キーファ:ふむ、指揮はなかなかのものではないか。しかし小娘が危ないな。
  やれやれ、俺もいくか。


メリッサ:いいからあーたはもう見てなさいな。この子たち、特にリーザちゃんは
  実戦経験が必要なのよ。
キーファ:できたての自警団と聞いたが、なるほどな。…しかしお前はなんだ?
  なぜ馴れ馴れしく手を回している?


メリッサ:あらいやん。いい男だったからつい…。あたしはメリッサ。一応自警団の
  部隊長をしてるわん。よろしくね~。
キーファ:その手をどけろ、オカマ。


メリッサ:オカマじゃないわよ!漢女(おとめ)よ!!
キーファ:…どうでもいいが、お前は戦わんのか?


メリッサ:あたしってばすっごい強いから~。あたしが出ちゃったら、皆の訓練に
  ならないのよね。ころ合いを見てレッツゴー!するつ・も・り☆
キーファ:経験をつませようということか。確かに、死者が出るほどの苦戦では
  ないようだ。いいだろう。俺も少し待とうではないか。


・・・


ロディ:攻撃に降りてきたな、読み通りだ!でぇい!
リーザ:ロディさんスゴイ!ぴったり!よし、あたしも…。


ロディ:リーザ殿!危険です!
リーザ:あたしだって実戦経験をつまなきゃ…、正確に、弱点を…そこっ!・・・出来た!


メリッサ:あら、リーザちゃん、今のグッドよ~。んぅ~、べりぃ~ぐぅ!
ロディ:ええい、いつまで見ているメリッサ!いい加減加勢しろ!


メリッサ:んもう。しょうがないわねぇ。ま、実戦レッスンは十分かしら?
  じゃ、いっくわよん☆うふふふふ…。はぁぁ…ぁぁん。
リーザ:め、メリッサ?


ロディ:胸に手を当てて何を…
メリッサ:メリッサ☆アロー!発・射☆


キーファ:…魔力の矢で攻撃をするのは結構だが、そこから撃つ意味はあるのか?
メリッサ:あら、気分の問題よ!き・ぶ・ん!わかるでしょ?


キーファ:なるほど、わからん。まぁいい。日が暮れる前に片づける。俺もいくぞ!
  グングニル!トマホーク!雑魚どもを斬り裂け!
リーザ:すごい、二人が入った途端圧倒的な優勢だわ・・・。
ロディ:皆、彼らに続くぞ!うおぉぉぉ!!


・・・


ロディ:ふう。なんとか大きな被害もなく討伐に成功したな。神殿騎士、けが人の
  手当てを。自警団は装備の損害報告をそれぞれ頼む!…キーファ殿といったか?
  私は団長のロディ。礼を言う。助かった。

リーザ:あたしはリーザ。キーファさん、どうもありがとう!


キーファ:構わん。もとより自警団のうわさを耳にして、こうして来たところだ。
メリッサ:あら、そうだったの?あーたみたいな腕利きがねぇ。冒険者かトレジャー
  ハンターかなにかだと思ったわ。


キーファ:元々はそのようなものだ。今は訳あってそれも辞めている。
ロディ:自警団のうわさを聞いて、か…。さぞ失望したことであろうな。


リーザ:今回もハーピーを退治したのは、ほとんどメリッサとキーファさんだもんね。
  ううー、悔しいなぁ。
メリッサ:二人ともしっかりバトルしてたじゃな~い。町を守ったんだから、そんなに
  下ばっか向かないの。んもぅ、おばか。


キーファ:俺が加勢しなくても、苦戦はしても討伐出来ていただろう。気にするな。
  それにロディといったか?その若さでなかなかの指揮能力だ。…実力はまだまだ
  甘いがな。
ロディ:ぐう…。言い返せぬ。


リーザ:そういえば、キーファさんは自警団のうわさを聞いてきたって…。
  なにか、自警団に御用ですか?
キーファ:俺も自警団に入れて貰おうと思ってな。


リーザ:本当ですか!?やったぁ!
ロディ:非常にありがたい申し出だが…、身元確認などはさせて貰う事になる。


キーファ:それは心得ている。ギルドで俺の名前を出せ。すぐ調べがつくだろう。
メリッサ:あらん、やっぱり名うての冒険者っぽいわねぇ。冒険者をやめた理由は
  ともかく、なんで自警団に?


キーファ:…そうだな。…そのうち話す。
ロディ:身元がしっかりしていて、怪しい動きさえなければ構いはしないが…。
  出来ればやはり動機は聞きたい。無理にとはいわぬが。


キーファ:お前が団長で俺は部下になるのだ。遠慮はいらぬ。…だが、そうだな。お前が
  俺から稽古で1本とれた時に動機を教えてやろう。それまでは自警団員たちの訓練も
  してやろうではないか。
メリッサ:助かるわね。今は人数が集まってきていて、訓練を指導できる人間が
  足りないのよ。いい男の手はぜひ借りたいわぁ…朝から晩まで!いろいろと!


キーファ:…そういうわけだ。ロディ団長、リーザ、よろしく頼むぞ。
メリッサ:…そのスルースキルもたいしたもんねぇ。



ロディ:はぁぁぁぁぁ…ホーリーブレイド!
キーファ:甘い、当たらん。


ロディ:うわぁ!またかぁ!
キーファ:溜めが必要な技は工夫をしろ。完全にため切るだけがすべてではない。
  それに構えにももっと幅をもたせるんだ。上段に構えて溜めれば、お前はその技しか
  ないではないか。それでは知能の高い魔物には動きを読まれるぞ。


ロディ:も、もう一戦だ!どりゃあああああ!
キーファ:斜めから切り込んでもダメだ。振りおろす事しか出来ないなら、その身体に
  見合わぬでかい剣をやめるんだな。


ロディ:これは、ケイン隊長とともに揃えた剣!手放せるものか!でぇい!
キーファ:…ならばせめて、他の武器も合わせて訓練するんだな。ふん!


ロディ:のわぁぁぁ!
リーザ:うーん…。ロディさん、全然キーファさんに歯が立たないわねぇ。


メリッサ:ロディちゃんは実戦経験は豊富だし、ガッツもハートもあるのだけれど…、
  いまいち訓練だと実力がねぇ。
リーザ:確かに実戦の戦果では、あたしのがずっと少ないのに、訓練じゃ最近は互角に
  戦えるもんなぁ…不思議。


キーファ:それも通じん。
ロディ:え!?よけれら…、こ、ころぶ…おっとと…


キーファ:ほれ。
ロディ:ちょ、押すなぁぁぁ!うわぁ!!いたたたた…。


リーザ:…うーん。キーファさんの自警団に入ってくれた理由を聞けるのは、
  当分先になりそうね。
メリッサ:聞ける日が来るといいけれどねぇ…。



ロディM:こうして…自警団は規模とともにその人材も豊富になっていった。
  リーザ殿、メリッサ。そして、キーファ殿。人数も増え、部隊を編成し国の各所に
  討伐などにも出れるまでに至ったが…。いや、これからもっともっと…
メリッサ:ロディ団長ちゃ~ん、今日のゴミ捨てのお時間よ~ん♪
ロディ:うぐぐ…!私は…私はぁぁ…(涙)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


続く







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