台本、雑記置場

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テーマ:

神官の一族 ・tf シリーズ・


CAST


・ユーリ
 神官。仲間の傷を癒し、討伐した魔物を弔う心優しい皆のお姉さん。

・リーザ
 ユーリの妹。ウェンディの大神官の娘。強気な性格で神聖魔法と男顔負けの剣技を使う。

・ロディ
 アルカディア聖騎士団所属の騎士。ケインたちとともにヴァンパイアを討伐した。

・クラウス
 ユーリとローザの父。元聖騎士で今はウェンディの町の大神官。実は隠れ子煩悩。

・フェムト
 ユーリの元婚約者。アルカディア王国の王家に連なる貴族。
 権力に執着する一面がある。マザコン。色々残念なひと。


~劇中表記~

ユーリ:♀:
リーザ:♀:
ロディ:♂:
クラウス:♂:
フェムト:♂:


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ユーリ:はぁ…まったくケインってば…。里帰りのついでに装備を返しておいてくれ、
  だなんて、相変わらず勝手なんだから。そのうえ自分達は一足先に冒険に出て。
  装備を運ぶのを手伝ってくれてありがとう。ロディ。
ロディ:いいえ、これしき。しかし、ケイン隊長がもってきた装備はユーリ殿の父上、
  クラウス様のものだったのですね。見事な装備、さすが名だたる聖騎士だ。


ユーリ:といっても随分前に引退しているけれどね。…3年ぶりの家か。
  お父様になんといわれることやら…。
ロディ:ユーリ殿が旅立って3年。一度も帰ってはいなかったのですね。


ユーリ:ええ。正直顔を合わせずらい気持ちもあるわ。そんなこといっちゃいけない
  のだけれどね。家族として…。
ロディ:婚約のお話は噂で耳にしました。強引な縁談だったと…。
  お相手のフェムト卿は王家に連なるお方。よきお話とも思えますが?


ユーリ:好きでもない相手との強引な縁談に、良いも悪いも無いわ、ロディ。
ロディ:それも、そうですね。…ふぅ。私としても、自警団の設立のお話、なかなかに
  気が重いことではあります。


ユーリ:聖騎士団もひどいものね。ヴァンパイアから町を守った貴方を、この町に
  一人で駐在(ちゅうざい)させるなんて。そのうえ治安維持まで命令して…。
ロディ:騎士団からすれば、昇進という名の厄介払いですね。しかし、治安維持は
  聖騎士として望むところ。自警団を設立し、かつての聖騎士団遊撃部隊のように、
  国のどこにでもいける、機動力のある組織を作れれば騎士の本懐(ほんかい)です。


ユーリ:頼もしいわ、ロディ。応援しているね。さて…久しぶりの我が家ね。
ロディ:ウェンディ神殿…。アルカディア王国最大の神殿にして、神聖魔法を志す者は
  一度は訪れるという場所。この家の神官に生まれ、家を出奔(しゅっぽん)するとは
  ユーリ殿も大胆なことをなさる。


ユーリ:生まれなんて、関係ないわよ。それにこうして冒険を続けていたほうが、
  ずっと世界の人々の役に立てるわ。さ、入りましょう。



リーザ:…そうよ。すぐに神殿の者を手配なさい。お父様の装備を奪った賊を必ず
  見つけ出すのよ。私もすぐにいくわ!くっ…この私がいながら、賊に神殿の奥まで
  侵入を許し、聖騎士の盾まで奪われるとは…不覚!
ユーリ:リーザ、久しぶりね。


リーザ:え…?姉さま?ユーリ姉さま!?帰って来たのね!
ユーリ:ええ、ずっと戻らなくって、ごめんね。元気そうで良かったわ、リーザ。


リーザ:姉さま…元気そうで良かった、本当に…。ずっと連絡もくれないで…。
  とっても心配したんだからね!
ユーリ:心配かけて、ごめんなさい。…何かあわただしいようだけど…。


リーザ:そうなの、姉さま。お父様の聖騎士の盾が数日前、賊に奪われて…。
ユーリ:あ、あははは…。それなら…ロディ。


ロディ:…はっ。リーザ殿。お久しぶりでございます。これを。
リーザ:ロディさん?え!これ…お父様の盾!?どうしてロディさんが…?

ユーリ:実はね…。



リーザ:あっははははは!つまり私が賊だと思っていたのはケインさんだったのね。
  ヴァンパイア討伐のために装備が必要だったってことね。
ユーリ:それにしたって、強引すぎるわ。ほんとにもう、ケインってば…。
  ごめんなさいね、リーザ。


リーザ:ううん。この町を守って下さったのだもの。むしろお礼が言えなくて残念。
  けど、せっかくなら装備をとりにいらしたときにお会いして、手合わせを
  お願いしたかったわ。私だってこの3年間で、腕をあげたのよ。
ユーリ:あなたは3年前からとても強かったわよ。


リーザ:ううん、あの頃はケインさんにも、姉さまにも及ばなかったもの。
ロディ:我々聖騎士の間でも、リーザ殿の腕前は評判でしたよ。
  神官の家に武芸者が生まれた。などと言う者もいるほどでした。
  しかし、ユーリ殿も剣を使われるのですか?


リーザ:姉さまは強いわよ。私は稽古でもほとんど勝てなかったわ。
  けど、ケインさんには及ばないけれどね。
ロディ:それにしても、お二人とも剣を使われるとは。さすがはクラウス様の血を
  受け継いでいらっしゃる。


ユーリ:その、お父様だけど、今どこに…?
リーザ:奥にいるけれど…。姉さま、やはりお会いになるの?


ユーリ:…やっぱり、お父様はまだ怒っているのかしら?
リーザ:それはもう…。姉さまが神殿を飛び出した時は大変なものだったのよ。
  神官家の一族として認めない、追放だ…ってね。本当は心配で仕方がないくせに。


ロディ:しかし、ユーリ殿は世界各地を回り、その先々で魔物の被害に苦しむ人々を
  救う旅をなさっている。これは神聖なる神につかえるものとして、正しい行為
  なのでは…?
リーザ:それは…そうなのかもしれない。私もそう思う。けれど、お父様は…。


クラウス:私がどうしたというのだ?
リーザ:お父様!?


クラウス:リーザ、来客があったならすぐに私に知らせるべきであろう?
  何をしていた。
リーザ:来客って…。姉さまが帰ってきて下さったのですよ、お父様!?


ユーリ:お父様…。お久しぶりです。
クラウス:…。うちに娘は一人しかおらん。リーザ、その御婦人には帰って頂け。


リーザ:お父様!  
クラウス:それで、君はなんのようだね?ロディ。


ロディ:はっ、クラウス様。お久しぶりでございます。本日はぜひ相談したき事が
  ございまして…。
クラウス:では奥で聞こう。きたまえ。


ロディ:クラウス様、しかし…。
ユーリ:いいのよ、ロディ。自警団の件はこの町、いいえ国にとってとても大切な事。
  私のことは気にしないで。


ロディ:ですが、このような再会…。
ユーリ:町が平和になれば、私も安心して旅ができる。お願いロディ。
ロディ:…かしこまりました。失礼します。



クラウス:ほう…。この町に自警団を作るか。
ロディ:はい。私は聖騎士団よりこの町の治安を一任されました。しかしそれは、
  裏を返せばこの町の治安維持の任務を聖騎士団が放棄したということ。
  私一人ではおのずと限界があります。


クラウス:しかし、今回のヴァンパイアの件は見事に解決したではないか。ロディ。
ロディ:クラウス様は御不快かもしれませんが…。あれはケイン隊長やユーリ殿たちの
  お力があればこそでございます。


クラウス:ふん。ユーリにケインか。まったく、勝手に聖騎士の盾を盗み出すとはな。
  嘆かわしい(なげかわしい)。いつの間にか盗賊にまで落ちぶれたか。
ロディ:クラウス様!あのときは時間が無かったのです。ゆえに隊長もそうするよりほか
  なかったのでしょう。どうぞご理解を…。


クラウス:きちんと話せば盾位いくらでも貸したものを…。いや、あやつはそうは
  考えぬか…。許すわけにはいかぬが、町のためということで目をつぶろう。
ロディ:そうして頂ければ。


クラウス:して、なぜ自警団の設立について、私のもとを訪れたのだ?
ロディ:この町で自警団を組織するにあたり、やはりまずはこの町の全てを司っている
  クラウス様にお話をすることが筋でありましょう。それに、出来れば自警団への
  支援もお願いしたく存じます。


クラウス:支援か…。確かに自警団を作るとなれば、聖騎士団は良い顔はせぬであろうな。
  しかし、聖騎士団も腰が重く、頭も固くなったものだ。
ロディ:おっしゃる通りでございます。


クラウス:自警団ができ、その組織が大きくなれば聖騎士団も慌てて重い腰をあげるやも
  しれぬな。…いいだろう。この国のためにも出来る事は協力しよう。
ロディ:速やかなご英断、感謝いたします。聖騎士ロディ、全力を尽くし自警団を組織し、
  この町、ひいては国の治安維持に努めさせて頂きます!


クラウス:うむ。ロディ、立派になったな。期待しているぞ。
ロディ:ははっ!…それと、あの、ユーリ殿のことですが…。


クラウス:それはいうな、ロディ。
ロディ:いえ!どうかお聞きください。あのお方は…



リーザ:ほんとにもう…お父様は頑固なのだから。誰よりも姉さまのことを心配して
  おられたのに。なんで素直におかえりといえないのかしら…。
ユーリ:勝手に神殿を飛びだしたのは私だもの。お父様が怒って当然だわ。
  リーザ、あなたにも沢山迷惑をかけたわね…。


リーザ:そんなことない!それにあのときは、王家から強引な縁談もきていたし、
  姉さまがお逃げになったことは、お父様も内心では安心していたはずよ。
ユーリ:フェムト様は王家とこの神殿の権威を背景に、王位を望んでいらっしゃる
  のかしら?


リーザ:さあ…。でもあのような方が国王になんて…。とても器じゃないわよ!
  だいたい、姉さまが去ったあとにあの男、私にまで言い寄って…。
フェムト:器ではないとは…。聞き捨てなりませぬな、麗しいベイベーたち。


ユーリ:っ!?フェムト様…?どうしてここに?
フェムト:ふふん…、我は王家に連なる一族。手のものは王国各地に散らばって
  おります。美しい私のために働く密偵たちが…ジュテ~ム。その者たちの知らせで、
  マイフィアンセ、ユーリが帰ってきたと聞きましたのでな。こうして私が自ら
  ママに言われて迎えにあがったということであ~る。


リーザ:例え王家に連なるものであろうとも、この神殿に無断で立ち入ることを許可する
  ことは出来ません。お引き取りください!
フェムト:おやおや。神官家のおてんば娘は威勢のよろしいことで。ん~、元気な娘も
  かわいいものですな。私のロイヤルな側室にしてやってもよいぞ。うむ、よいぞ。


リーザ:お断りいたします。…失礼します!
ユーリ:リーザ、どこへいくの?


フェムト:むふん。よいではありませんか。これでオンリーユーとミーで話が出来る。
ユーリ:フェムト様。お久しぶりでございます。確かに私はこの地に戻って参りました。
  ですがそれは一時のこと。またすぐに旅に出ます。よって、お迎えに答えることは
  出来ません。ご理解ください。


フェムト:ご理解?出来ませんなぁ…。王族たるこの私が3年も待ったのですぞ?
  それでもなお婚約に従えないとは、王家に盾突くも同じ事。そのこと、わかって
  おられるのかな?セニョリータ・ユーリ。
ユーリ:王家に盾突くつもりなど、ありません。
  ですが、あなたとの縁談を受けるつもりもありません。


フェムト:わからぬ女ですなぁ…。これ以上お父上にご迷惑もかけたくありますまい?
ユーリ:それはどういう意味でしょうか?


フェムト:さて…。ロイヤルな私の権力を使えば、ママの一声でこんなちんけな神殿、
  どうにでもなるでしょうな…。
ユーリ:あなたという人は!それでも聖騎士を誇るアルカディア王国の王族ですか!?


フェムト:高貴なる私をここまで焦らすあなたこそ、我が王国に仕える者としての
  自覚をお持ちか疑問ですなぁ?
クラウス:これはフェムト殿…。本日はどういった御用件ですかな?


ユーリ:お父様!
フェムト:おお、これはクラウス卿。なぁに、3年前に流れた縁談、私とママの寛大な
  心にて、今お受けして差し上げるということでございますよ。


クラウス:それはそれは結構なことで…。ですが、我が家には貴公に差し出す娘は
  一人としておりませぬな。ユーリ、リーザともに我が家の宝。嫁がせる相手を選ぶ
  のが親の使命でもございますので。
ユーリ:お、お父様…。私を許して下さるのですか?


フェムト:い、言うに事欠いてなんという…!おのれ、ママに言いつけてやる!
  必ず言いつけてやるぞ!覚えていろ!ぐうう…。
ロディ:クラウス様、そこまで言ってしまってよろしいのですか?


フェムト:む!貴様!!
ロディ:…はっ?なにか?


フェムト:貴様、我が未来のハニー、ユーリとともに町を歩く姿を数日前より確認
  されている聖騎士とは、貴様だな!もしや貴様が我がハニーをたぶらかし…!
ロディ:え?いや、私とユーリ殿は共にヴァンパ…


フェムト:共に!共にだとぉ!?共にあーんなことやこーんなことをしたというのか…!
  貴様許さん!決闘だっ!
ロディ:フェムト様、落ち着かれよ!聖騎士たる私が王家の方と剣を交えるなど…。
  そもそもあなたは誤解されている!

フェムト:ええい、言葉は無用!抜け!パパに鍛えられし華麗な剣技、じっくりと
  見せてやる!



リーザ:あああああー!イライラする!何よあのバカ王族は!あんな器量で姉さまに
  言い寄るだなんて、…許せない!もう怒った!私の剣で制裁してやる!
  この仮面をつけて…、口元を布で覆えば声もわかりにくく…。よぅし、これで
  私とはバレないわ。待ってなさい!



フェムト:さあどうした!腰ぬけの騎士め、抜かぬのか!
クラウス:さて、どうしたものか、これは…。


ロディ:参りましたね。
ユーリ:お父様、ロディ、ここはひとまず私がフェムト様の話を聞きますので…。


クラウス:ならん!あんな男に一時でも我が娘を渡せるものか。
ユーリ:お父様…どうして?


クラウス:ロディより話は聞いた…。成長したな、ユーリ。私は嬉しいぞ。  
フェムト:何をごちゃごちゃ言っている?我が美しいアンニュイな構えに臆したか?
  むははははは!ではいくぞぉ~!


ロディ:ええい、止むをえぬ!
ユーリ:ロディ、あなたが王族に剣を向けてはダメよ!


リーザ:そこまでだっ!
フェムト:むぅ!なんだ貴様は!…その怪しげな仮面。口元を覆う布…。
  さては夜盗のたぐいか!


ユーリ:今お昼なんだけどな…。ていうか、あなたリー…
クラウス:どなたかな?


ユーリ:え!?お父様わからないの!?
ロディ:何奴!?クラウス様、ユーリ殿、お下がりください!


ユーリ:えええ…。ロディまで…。
リーザ:私は、正義の剣士、…ええと…リーゼロッテだ!話は聞いたぞ、フェムト!
  王家であることを盾に暴虐の限り、許し難い!決闘ならばこの私が相手をしよう!


フェムト:ふん、いきなり現れたと思えば、命知らずのおろか者か。いいだろう。
  パパより授かった艶剣技、アデージュ、受けてみるがよい。
リーザ:王家の剣、見せて貰おうではないか!


フェムト:ふん、ゆくぞ!チェェェェストォォォ!
リーザ:甘い、はぁ!


フェムト:ぬあん!? …わ、我が剣が弾かれただと…!ええい、拾ってくるから
  ちょっとまっていろ!…よいしょっと。次こそは、てぇぇい!ア・モーレ!!
リーザ:無駄だ、えっと、えっと~…思いつかない…えい!


フェムト:ぎゃあああああ!腕がしびれたぁぁぁ…!痛いぃぃぃぃ!
リーザ:え? …剣をたたき落としただけなのに…よっわ…。


ロディ:おお、なぞの剣士、見事な腕前だ!
クラウス:むう。なかなかの使い手…。


ユーリ:…お父様、ロディ……気付いてないのかしら?
フェムト:ぐうう…この借りは必ず、必ず返すんだからな!う、うわぁぁぁぁん!
  ママァァァー!痛い~!!


クラウス:行ったか…。仮面の騎士よ、礼を言う。
ロディ:悪をくじく姿、そなたこそ真の騎士だ!


リーザ:なぁに。私はただ悪を許せなかっただけのこと、お気にされるな…。
ユーリ:…失礼するわよ。


リーザ:む。どうしたのだ神官家の娘よ…うわ、こら!仮面を取るな!ああ!
クラウス:なっ!リーザ!?


ロディ:り、リーザ殿!?
ユーリ:はぁ~…お父様、ロディ、本当に気付いていなかったのね。
  …リーザ?これはどういうこと?


リーザ:あ、あははははは…。だって、私もう頭に来ちゃって。
ユーリ:リーザ、ありがとう。でもね。私のために無茶はしないで。


クラウス:ユーリ、リーザ。二人とも無茶をする…。まったく、この父の心中も
  少しは案じてくれ。
ユーリ:お父様…。


リーザ:お父様、ごめんなさい。
ロディ:良かった…。では、私は今日はここで。差し出たことではありますが、
  どうか親子で水入らずの時間をお過ごしください。


クラウス:ロディ、心遣い痛みいる。…さて、余人もいなくなった所で、話がある。
  これからの事でな。
ユーリ:はい、お父様。


リーザ:これからの、事…?
クラウス:私も今まで、ずっと素直になれなかったようだ。ロディにも説得され、
  お前たちの行いも見聞きし、ようやく素直になれるという気がする。聞いてくれ。
  私もこの無用な意地を捨てよう。これからは…。

ユーリ:これからは…?

クラウス:これからは、私のことは遠慮なく「パパ」と呼ぶのだ!いいな、お前たち。
  私はお前達のパパだよ!さあ、遠慮なくパパの胸に飛び込んでくるのだ、娘達よ!


ユーリ:…お気持ちは嬉しいのですが、あの~お父様…。
リーザ:…パパ?お父様、疲れてるのかしら?


…翌日…


クラウス:ユーリ…本当に行くのか!?パパは寂しいぞ!?
リーザ:姉さま、もう少しゆっくりしていけばよいのに…。


ユーリ:お父様、リーザ。ごめんなさいね。けど、早く仲間たちに追いつかなくちゃ。
クラウス:そうか…。もはや止めまい。危険な旅であろうが、神官の家の娘として、
  多くの人々を救うため、その力を使ってくれ。パパはここで、お前の帰りを待つ
  としよう。


リーザ:冒険の旅か…憧れちゃうなぁ。けど、この町にも自警団が出来るし。
  私も姉さまに負けないよう、町の人のために頑張るわ。
ユーリ:お父様、娘のわがままを聞いて頂き、ありがとうございます。リーザ、無理は
  しないでね…。では。


クラウス:ユーリ、パパはいつまでも待っているぞ。
リーザ:今度姉さまが帰ってくるまでに、もっともっと強くなってるからね!


ユーリ:ええ。それじゃあ…。いってまいります!
  …ケイン、シャル、アイラ。待っててね。今帰るわ。
  私には、待っててくれる人たちがこんなにもいる。
  ただいまといえる場所が、こんなにも沢山ある。お父様、リーザ、ロディ、皆。
  …ありがとう。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


続く





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