台本、雑記置場

声劇台本を書いたり、日々の雑記を書き綴っていく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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Twitter:@akiratypeo913

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ほにゃら隊長さま、ありがとうございました!!

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テーマ:

ピカピカが『カミサマ』と十字架を背負ってやってきた。
『カミサマ』を知らなかった私たちは『アクマ』の使いで
『アクマ』をはらうためにピカピカに踏みつぶされた。


ピカピカは『カミサマ』の住む大きな建物をつくって
毎日私たちにそこでお祈りをさせた。
『カミサマ』なんて知らない私たちははやく『カミサマ』が
いなくなってしずかになりますようにって十字架に祈った。


『カミサマ』に私のお祈りはとどかない。
お祈りにいくと十字架のおじさんがパンとスープをくれる。
だから私は『カミサマ』が死ななくても毎日お祈りをした。
おじさんが、私を小さな部屋に呼んだ。



ギシギシと音がした。
見たことのない暗い天井。
怖い『カミサマ』が大人を踏みつぶした。
私は、十字架のおじさんにつぶされていく。
その日のスープは、いつもより濃いトマトの味がした。


「誰か助けて!」
おじさんが嬉しそうに笑った。


「誰か助けて!」
狭い部屋の、お祈りの言葉。


「誰か助けて!」
おじさんが、教えてくれた。


「誰か助けて!」
私の声は、聞いたことのない音色。


「誰か助けて!!」
おじさんが真っ赤な声でお祈り。


「誰か助けて!!」
ここには『カミサマ』はいないみたい。


もうお祈りはしないでいい。
ピカピカはそういった。
パンとスープが貰えなくなった。
少しだけかなしくなって飲み込んだツバは
あの日のスープによく似た味がした。


お腹をすいて見上げた空は、
あの日と違うきれいな青色。

私は少しだけ、いない『カミサマ』のことが嫌いになった。

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