昨日は鯖江商工会議所で行われた、
鯖江公共交通振興会総会に出席しました。
この鯖江公共交通振興会は、
前身の鯖江駅振興会の解散を機に、
産業界・市民・行政など市民主体による、
支援組織としてH15年10月4日設立されました。
JR、福武線、つつじバスなど公共交通の活性化、
利用者の利便性向上を目指して、
JR 鯖江駅の利用促進、福武線との連携事業、
特急列車の停車本数増加の運動や、
サンダーバードで行く「鯖江市民号」も毎年実施。
この会の要望・陳情活動の成果として、
利用者からの長年の願いであった、
JR鯖江駅跨線橋へのエレベーター設置も実現。
「五郎丸踏切」の拡幅と歩道設置事業も、
一日も早く安全な通学路となるよう進んでいます。
今後は、北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の、
特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求めることについても、
重点的に取り組みを進められます。
敦賀開業時に導入予定であったフリーゲージトレインは、
開業前倒しや、開発の遅れにより、間に合わないとの見解も示され、
敦賀駅での乗り継ぎ方法が検討されるなど、認可時とは異なる状況。
中京圏や関西圏との結びつきが強い鯖江市にとって、
乗継利便性の確保は重要課題。
福井駅までの特急存続は、鯖江市民にとって、
また、来訪者にとっても大きなメリット。
実現可能性の議論が深まるよう、
市議会としても、同振興会、行政、経済界、住民、
各界と連携し取り組んでまいります。
公共交通の活性化は鯖江市発展の要です。
市民の皆様一体となってのお取り組みに、
改めて敬意を表するとともに心から感謝申しげます。