『ダンシング・ベートヴェン』

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スイスのモーリス・ベジャール・バレエ団が
ベートーヴェン「第九交響曲」の舞台を復活させるまでのドキュメンタリー映画です。


ダンサーだけで約80人、
さらに、オーケストラやソロ歌手、合唱隊を合わせて総勢350人にもなる伝説の舞台。

その練習の様子はもちろん、キャスティングの紆余曲折、
振付家・モーリス・ベジャールが舞台に込めた思いなどを追いながら
東京公演に至るまでが描かれています。




ダンサーたちの滑らかで迫力のある演技に
バレエに明るくない私でも惹きつけられました。

人の体がこんなにも しなやかに躍動するのかと。


バレエですから
体そのものや関節が柔らかいのは当然かもしれませんが、
私が特に感動したのは、接地です。
地面に足が触れるとき、まるで重力を感じさせないのです。

足首、手首、指の関節まで体すみずみの柔らかさと、
それらをゆっくりと動かすための筋力。
改めて、世界最高峰のバレエダンサーの技術に感服させられました。






第九を作曲した時には耳が聞こえなくなっていたベートーヴェン。
最終的に頭の中だけでこのような大曲を完成させたなんて、とても信じられません。


そして革新的な振り付けによって
第九を目で見える形で表現したモーリス・ベジャール。


それを見事に体現するダンサーや音楽家たち。



もしまた「第九」の東京公演があれば
ぜひ観劇に行って生でその迫力を体験したいものです。






akiko
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