こんにちは
高齢者の集団音楽セッション
現場に立っていて
気になっているけれど、
ずっと
すっきりしていないままの
事があります
それぞれの立場と
「お客様」という関係
私は、仕事として
音楽セッションを行って
報酬を受け取っています
お金を払って下さる相手が
「お客様」
という考え方があります
目の前の高齢者の方々と
セッションをしているけれど、
参加している皆様の
「こうしたい!」と、
(お金を払って頂いている)
施設としての
「こうして欲しい」、
更に、施設に実質的にお金を払っている
息子さんや娘さん
(=施設にとっての「お客様」)
からのご要望、
全てが一致していれば、
それに対して
寄り添ったり
チャレンジしたり
していけるのですが、
現実は...
ゆっくり具体的なお話を伺う機会すら
無いような状態のまま
短い会話のやり取りや、
想像の範囲での判断で、
回数を重ねている場合が
ほとんどです
(明らかに、
不一致を感じる事も…)
集団でのセッションなので
そもそも、
一人ひとりに
じっくり寄り添える訳ではないし、
どの立場を尊重するのか?も
ゼロか?100%か?と
決めるものでも無いし、
1つの正解、がある訳ではないので、
毎回、
準備して、
実施して、
終了後に振り返って、
ん〜...となり、
すっきり…することは
ありません
自分のお金で
チケットを買って、
自分の意志で選んで、
出掛ける
(参加/不参加が決定できる)
人たちとは違って
選択肢の少ない方々との
音楽セッション
だからこそ
皆さんに寄り添って
こちらの意図を丁寧に伝えて
擦り合わせて
楽しい時間を
創っていきたい、
という想いと、
お金を払って下さる
施設の方には
「音楽セッションを
このまま継続しよう」と
思っていただけるように、
との想いで、
毎回、現場に向かっています
仕事とは、
「お客様」に
誠意を持って接する事
との思いを忘れずに...