2012.2.25~26 比良山
テーマ:ブログ今週も八雲ヶ原の掃除婦のぼやきブログにおこしくださり、ありがとうございます。
では…今週もぼやきます(*^.^*)
今回帰宅の比良山は…間違いなく、残雪の春の山に一直線を感じさせるものでした。(*^▽^*)
比良駅からポツポツ雨が降る中スタート
結局この日は山上でも雨、午後からみぞれ、雪(というほどのものではないですが)に変化となりました。
こうなってくると、正面谷の雪崩の状況が気になるところですね。
金糞峠前の急登部分、例年通り数か所雪崩が…
一部登山道にもかぶさってきています、北側からのものでした↓
どなたも難にあっていなければいいですね…
こちらは南側から…↓
登山道までには届いていない小規模のものですが…
この様子ですと、雪と一緒に石が落ちてきている可能性がありそうですね。
雪がとけてくると…こういうものも雪の中から出てきます(ノ_・。)↓
同じ袋、昨年春の雪どけ時、我が家八雲ヶ原でも見かけました。
有名なお店?
我が家は…びっくりするほど一気に雪がとけていました。(ノ゚ο゚)ノ
ただし、前週日曜、目を離したスキに、北部湿原池上につけられてしまった、たった一人のトレースも、そして、ワタシのテント跡も残っていました。
西南稜のセッピ下につけられた危険なトレースが心配になりました。
あ~あ、通称“スイートルーム”に割り箸ペグ、ビニールゴミが…
このスイートルームには…前週、さる会の方がお泊りでした。
その方々のものではないかもしれませんが、疑いたくありませんが…あの日、ワタシが目撃したテント撤収直後の状態と符合するのです…(ノ_-。)
その時も…落ちていた割り箸ペグの件で、その方々とも少しやりとりがありました。
みなさん、くれぐれも八雲ヶ原でのテント撤収時は、
“掘った穴は埋め、積んだブロック・壁は崩して平面に、立ち去る時は点検を!”
でお願いします。たくさんの方が来られ、憩われる場所です。どうか、よろしくお願いします!
誰かがあけ、そのまま凍りついて閉まらなくなっていた八雲観音様の雨戸もようやく閉まりました。
それだけ、グッと春が近付いたということですね…(^∇^)
あんまり意味がないかもしれませんが…今回は東の旧初心者ゲレンデにもウェルカムトレースをつけ…
その後はテントの中で酒井大あじゃりの本を読んだり(ここで読むといい感じになるんですよね)、ちょっとお昼寝したりしていたのですが…
仕事関係のメールが入り、その後は夕方までそのやりとりしたりで…
ということで、この日のお写真はこれでおしまい。。。
この日のお泊りは常連のお二人組、単独の方、若人お二人組でした。
京都府下の某山岳会さんが広谷あたりでお泊りで通られた他は、日帰り組のほんの2~3名しかお見えになりませんでした。
翌日は…
未明から雪が降り出して…
6時前に出発、前日の雨で濡れた雪面はカチンコチンになって、その上にうっすらと新雪。
ということで、トレースをつけようにも、そもそもトレースがハッキリつくほど沈まないし、新雪も風に飛ばされ、つけたトレースもあっという間に消えてしまう状態。
いつもの様に、イブルキのコバルートから一旦コヤマノ岳さんの各所のチェックをしてまわりましたが…
とにかくトレースが10分ももたないのです…(^▽^;)
ま、この日来られる方の技量を信頼しましょう。。。
さ、今回のメインイベント、西南稜のセッピ下につけられたトレースの状況をチェックしに行きました↓
まだ残っていました。。。((((((ノ゚⊿゚)ノ
よく考えたら…西南稜は西側からの風が強く(だからこそ東側にセッピが発達するのですが)、西側につくべき本来のトレースはすぐ消えてしまいやすいのですね。
ところが、セッピの下のトレースは皮肉にもセッピにまもられて残りやすい…
前日、坊村から上がって八雲ヶ原におりてこられた方お一人とお話しましたが、その方は西側の本来のルートを通られていましたが、相変わらず、危険なセッピ下を通られた方もいらっしゃったのでしょうね。
でも、見れば見るほど…セッピ雪崩にはおあつらえ向きの地形かと…
もちろん、このままにはしておけませんので…
そのトレースの上部出口に、高さはさほどありませんが、万里の長城ならぬ、“雪の西南稜の長城”としてガードレールを作りました。
写真ではわかりづらいかもしれませんね。。。(゚ー゚;
下のトレース入口のところにたってみました。↓
この非常識なトレースをつけたグループのリーダーさんが、なぜそんな判断をしたのか…、その思考プロセスが少しわかったような気が…あくまでも推測ですが…
この場所から見ると、問題のセッピは写真左側に見える小ピークの陰に隠れて見えづらい、というよりほぼ見えません。
ところが、写真中央から右側に写っているコヤマノ岳さんからのルートとの出合は真正面に見えます。そこにある標識のポールも見えます。
本来は、その左側に写っている小ピークを越えていくのですが、ここを通ったことがない、あるいは、通ったことはあってもほんの数回の方ですと、あたかも、本来のルートは、この小ピークの東側斜面を通り、標識のある出合に向かっていると勘違いする可能性があります。
各種情報をもとに分析してみると…このトレースをおつけになられたのは、90%以上の確率で(あくまでも感覚ですが…笑)、雪山セミナーで来られ、19日早朝、先頭をきって(あるいはそれに近いポジションで)西南稜を上がられた会の方々ではないかと、ワタシは判断していますが、当然、セッピの下を通るのはよろしくないことは十分ご存知のはずで、わざわざその様なことはなさらないはずです。となると、考えられるのは、前述の様に、「セッピがあることがわからなかった、小ピークの東側を通り出合に直進するのが本来ルートと勘違いした」という可能性です。
ところが歩いているうちに、セッピの下であることに気づき…
「あ、これはイケない!でも、ここまで来たし、距離も短いし、この程度ならいいだろう、このまま行っちゃえ!」
となったのではないでしょうか…
たぶん…あたらずも遠からじかと…。
戻って、他(本来)のルートがないか探して欲しかったですね…その日だけではなく、後日も含め、後続の方々への配慮をしていただきたかった…
たくさんの方が歩かれる(特に、西南稜の様に、これが雪山デビューという人がたくさんいらっしゃる)メインルートで、先行してトレースをつける人には、それだけの責任があると思います(これはもちろん、ワタシにもあてはまります)。
それと…雪の比良山の経験がそれなりにある人であれば、西南稜のこの場所にセッピができることも、小ピークを通るべきこともご存知のはず、ということは、この会の方々は、さほど雪の比良山のご経験がなかったことも考えられますが…一般のグループ山行ではなく、他の範とされる会の(おそらく雪山セミナーの)皆さんなのですから、十分な事前準備と情報収集をしていただきたかったです。。。
下の入口にもガードレールを作りました。
もちろん、あの広い西南稜を横切って壁を作ることはできませんので、簡単にその脇から問題のトレースをたどることはできるのですが、少なくとも、「小ピークの東側斜面は通っちゃダメ!」ということは伝わるでしょう。
この日西南稜を通られた方、そして、今後通られる方の中には、「ナニこれ!」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
高さはさほどではなくとも、せっかくのキレイな西南稜にこんな無粋なものを作るなんて、ワタシとしても嫌でたまりませんでした。(ノ_-。)
しかし、あの雨の中でも1週間残ったトレースなのです。こうでもしないと、より深く、ハッキリ残っていくでしょう。そして、リスクは高まるばかり…
みなさん、多くの方々の安全のため、どうかご理解、ご容赦くださいませ。。。
せっかく西南稜まで足をのばしましたので…
例によって131回目の武奈様山頂のお写真は省略。
予定では、北稜からナガオ尾根を下るつもりでしたが…この日の強い西風をまともに受ける北稜を歩くのは少々辛そうでしたし、西南稜での作業に時間もとられましたので予定変更、とはいうもののスンナリ八雲ヶ原に戻るのは面白みに欠けますので…
またしてもお気に入りのコヤマノ岳さん東尾根を下ることにしました。
コヤマノ岳さん山頂の樹氷…今シーズン見納めかもね…(ノ_・。)
コヤマノ岳さん山頂にも以前は木製の山頂標識がかけられていたのですが…
昨春、どなたかが外して捨てちゃったみたいですね…
広葉樹林帯の中を散歩していきます。
途中、下りのトレースがあらわれました。前日にどなたかこられたのかもしれませんね。
ただ、そのトレースは途中から隣の支尾根の方に下っていっていました。
途中、間違えやすいところあるんですね…支尾根をおりてしまうと、早く谷におりてしまい、積雪期はあまり楽しくはないかと。
実はワタシも初期の頃、一度間違えて支尾根に入ってしまい、途中で気付いて、エッチラトラバースして本来の尾根に辿りついたことがあります。
今回のトレースも下の方で合流してきました。ただ、トラバースという感じではありませんでしたので、最初からそこを歩くおつもりだったのかもしれません。
尾根の基底部からは、一般的にはそのまま沢沿いを辿り、JR小屋あたりに出る様ですが、八雲ヶ原に戻るにはそれより、基底部から一旦渡渉し、旧ヒュッテが水をひくのに使うパイプが通っていたルートから観音様ロード冬道に入る(というより、そもそも冬道自体がそのルートの一部)方が近いしラクですので、ワタシはいつもそうしています。これもファミリーのC木さんに以前教えていただいたものです。。。(^∇^)
我が家に戻り、ランチを済ませ、片づけをしながら丁度通りかかった前日お会いした京都府下の某山岳会さんとお話していたところ、どこからあらわれたのか、北部湿原池の上に進もうとなさる方が…
あわてて制止すると、後続の方が続々と八雲池からあらわれ…
あろうことか、6名の方が、八雲池の上を渡って来られました。せっかくここまで、危険なお渡りトレースがつかないよう、色々工夫してきたのに…
この方々は、少し前、金糞方面から一旦北部湿原前広場に到着したものの、風を避け、少し戻り入口付近の林の中でお食事休憩をなさっていた方々、最後尾の方はつまようじを加えながら、八雲池を渡ってこられました。(^▽^;)
目の前にきちんとしたトレースがあるのに、わざわざ池の方まで迂回して来られたことからすると、池とわかった上で誰も歩いていないところを楽しむためだったのでしょう。
綺麗な雪でテンション↑で無邪気にはしゃいでいらっしゃったのかもしれませんね…自分達の楽しみしか頭になく、他人のことに思いが及ばなかったというところなのでしょう。
八雲池は、既に↓の画像でわかるとおり、水面が見え始めています。
この画像は、雨が降った25日(土)ではなく、朝、それなりの降雪があった26日(日)に撮影したものです。
表面は新雪がかぶっているから錯覚しがちですが、その下は、確実に氷は急速にとけてきています。
そんな状態の池の上に、楽しいからといって安易にトレースをつけるのは、本人たちよりも、後続の人達にとって危険な迷惑行為です。
トレースがすぐ消えてくれれば本人達だけの問題ですみますが…そのトレースを辿って後続の人達が歩くわけで、トレースはドンドン深く刻まれていきます。そして、西南稜のセッピ下トレースの様に後に残ると、数日後気温があがって氷解が進むと、いずれ誰かが池に落ちる危険性も否定できません。春に近付いているとはいえ、まだ雪が残る季節に池に落ちたら…ちょっと怖いですね。。。
本人達には以上のことを説明したのですが、「それはいかんことですね~」との反応だったものの…そのままロッジ跡方向に立ち去って行かれました(ちなみに…最後尾の方のつまようじ、どうなったかしら…やっぱり、そのままポイかしら…笑)。そんなもんなんですかね~(`ε´)
皮肉にも、あれだけ吹いていた風もやみ、雪もあがり…この日中にこのトレースが消えるか微妙な感じでした。
まさか、消えるかどうか確認するために下山をこれ以上遅らせるのも良策ではなく…
ということで、仕方なく、後続の方がこのトレースを辿らないよう、遮断する雪の壁をつくることにしました。
金糞峠方面からの入口部分はこんな感じで、ガードレールを設置↓
こんなこと、できればワタシはしたくなかったのです。。。
まるで純白のキレイな肌に惨たらしい傷をつける気がしますし、なにより、ワタシ自身、「積んだブロック・壁は崩して…」を声高に叫んでいるわけですので…
でも、仕方がない…そう判断しました。。。
今後、八雲ヶ原に来られる皆さん、もう八雲池はもちろん、北部湿原池、そして、南部湿原の木道以外部分を歩かない様にお願いいたします。
八雲池は前出の画像の様にはっきりと水面が表に出始めていますし、南部湿原も同様です。また、ワタシがテントをはり、また、たくさんの方が休憩なさる広場(旧ヒュッテ跡)前の北部湿原も、雪面が大きく窪んでいる個所がありましたので、水面があらわれはじめるのは時間の問題と予想できます。
どうか、後続者、それも日を変えての後続者のことをよく考え、決してこれらの上にトレースをつけないよう、よろしくお願いいたします。
この日は、前日の雨を吸った雪が凍って、割り箸ペグを回収するのがなかなか面倒で…
でも、全て回収できました。
ときどき、「凍っていたので竹ペグ(割り箸ペグ)は回収できずそのままにしてきた」というお言葉を聞くことがありますが…他では知らず、少なくとも八雲ヶ原ではそのような状態になることは滅多にないはずです。
毎週お泊まりのワタシが回収できているのです。ワタシの様な未熟者ですらできること、経験豊かで技術的レベルの高い方々ができないはずはありません。申し訳ないですが、八雲ヶ原においてはワタシには言い訳にしか聞こえません。生意気な言い方で恐縮ですが…。
皆さん、竹ペグ・割り箸ペグは必ず回収していってくださいね!
なんやかやしているうちに、また14時出発になってしまいました(ノ_・。)
いってきま~す!


























