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February 26, 2012

究極のフェンダーのギター資料「フェンダー大名鑑 1946-1970」

テーマ:guitar
Fender-UK-Jacket

フェンダー大名鑑 1946-1970 写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク (P-Vine Books)

究極のフェンダーの歴史書とも言える「フェンダー大名鑑 1946-1970」が発売されています。
洋書では既に「Fender The Golden Age 1946-1970」として発売されて反響を呼んでいましたが、めでたく翻訳されています。
日本語版は本自体のサイズが少し小さいです。なので、写真を大きく眺めたい人には洋書のほうがいいと思います。
今なら円高なので、日本のアマゾンでも2000円くらいで購入可能です。

この本の資料的価値は非常に高くおすすめです。

エレキギター以前の初期のフェンダーのラップスティールやメイプル指板のジャズマスター、リアピックアップがスラントされたジャガー、ピックガードとヘッドが現在のテレキャスターと違う形状の白いエスクァイアのプロトタイプ、ジミヘンに献上するつもりでお蔵入りになったオールローズのストラト、日陰の存在であったスターキャスターなどレアな写真も満載の300ページ弱です。

バディー・ホリー、ビーチボーイズ、デル・シャノン、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリクスなどフェンダーゆかりのアーティストの写真とエピソードも見応えがあります。
過去のフェンダー社の広告や販促グッズの数々など見たことがないものが多く、デザイナーが見ても面白いと思います。特に広告のデザインは昔から素晴らしいです。

写真だけでも十分に価値のあるものですが、ギターや設計技術的な文章も資料的価値の高いものです。
過去にここまでフェンダーに突っ込んだ書籍は世界中探してもありませんでした。

全フェンダーファンのマストアイテムとなるでしょう。


L1170287

ところで、僕が最近メインで使ってるストラトは70年代後半のものでこの本の考察からは外れてます。笑
僕のストラトの時代を最後に、フェンダーは迷走してます。
ぎりぎり70年代後半のストラトのトーンはセーフだと思っています。
理由は、重量感のあるホワイトアッシュボディーによるワイドレンジでロングサスティーンな点が60年代のアルダーで中域に音が集まったストラトと決定的に違い、フラットポールピースで歪まないピックアップが後のニューウェーブの引き締まったクリーンサウンドの土台となっている点です。
この音は他のどの年代のストラトでも出せない音なのです。


フェンダー大名鑑 1946-1970 写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク (P-Vine Books)フェンダー大名鑑 1946-1970 写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク (P-Vine Books)
マーティン・ケリー テリー・フォスター ポール・ケリー

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February 23, 2012

トーキングピアノ.app オーディオからMIDIの変換

テーマ:DAW


Talking Piano.appというMax OSX用のアプリを販売開始しました。
このアプリを使うとオーディオファイルからMIDIのコンバートが可能になります。

サンプルのムービーでは音声からMIDIデータに変換し、ソフトシンセを鳴らしています。
音声ファイルやマイクからの入力でMIDIピアノを鳴らしたり、暴力的に電子音響音楽をピアノ曲にコンバートしたり、音響とMIDIを並走させて特殊なヴォコーダーのような音を作ったり
ソフトシンセだけでなく、ハードシンセに接続したり、DMXに接続して照明を制御したり
手作業の打ち込みでは不可能な複雑なMIDIのデータを作成できます。

発想次第で様々な使いかたが出来るのではないでしょうか。




TalkingPiano

基本的な使いかたですが、Inputのパネルではサウンドファイルかオーディオのリアルタイム入力かを選択したり、ループ再生、マイクゲインをコントロールします。
入力源にサウンドファイルを選択するとファイルを選ぶためのダイアログが出ます。

Analysisのパネルでは入力源のスペクトログラムがヴィジュアライズされ、MIDIに変換したオーディオデータが鍵盤のグラフィックに反映されます。

Partialでは第何倍音までを分析するかを決定し、Thresholdでは入力感度を調整します。
DurationではMIDIノート一つ一つのグレインとでも呼ぶべき細かい音の粒の長さをミリ秒単位で設定します。

MIDIのパネルでは出力先を選択します。
ここでの出力をfrom Talking Pianoにし、DAW等のソフトから入力源として選べばMIDIをシーケンスとして記録することができます。
もちろんMIDIインターフェイスに出力しハードシンセを鳴らすことも可能です。

Audio Outは入力源の音をそのままスピーカーから出力する音量などを設定します。
dac~をダブルクリックするとサンプリングレートなど細かい設定が可能になります。
Rewireで外部ソフトにオーディオを送ることもできます。
が、MIDIメインのソフトなのであまり使うことはないかもしれません。

販売はgumroadから

for Mac OSX
https://gumroad.com/l/nvoC
($8)

for Windows OS
https://gumroad.com/l/Rpkd


その他公開しているアプリは以下にまとめてあります。
http://akihikomatsumoto.com/download/


Science of Sound, TheScience of Sound, The
Thomas D. Rossing Richard F. Moore Paul A. Wheeler

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February 15, 2012

GumroadでMax/MSPパッチは売れるか?

テーマ:max/msp


デジタルコンテンツを手軽に販売できるgumroadが話題です。
コンテンツをアップロードすると販売URLが作成され、そのサイトでデジタルコンテンツを販売できる仕組みになっており、決済はクレジットカードで、手数料は5%+30セント。売上はPayPalアカウントに送金されます。
詳しくは以下のリンクへ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1202/13/news093.html
http://togetter.com/li/256931



僕も実験的に上の映像にあるMax/MSP製のパッチを販売してみました。

https://gumroad.com/l/Aqj

このパッチはHenon Mapという非線形のカオスアトラクターを使って音響合成を行う特殊なシンセサイザーです。
どのようなアルゴリズムになっているかはパッチを開いてみればわかると思います。
いかにもというデジタルノイズのような音色を作り出すもので、唯一無二といっていいプログラムです。

パッチは自律的に音響を生み出しますが、もちろんリアルタイム合成なので、ユーザーが変数を変えながら自由に演奏することが可能です。
gen~オブジェクトのコードボックス機能を使っているので残念ながらMax/MSP のバージョン6以降でないと動きませんが、MaxはRuntimeと呼ばれる実行環境から実行することができるので
ソフトを持っていない人でもRuntimeから開けば使えます。

http://cycling74.com/downloads/

Mac OSX用のスタンドアロン版もリリースしました。
https://gumroad.com/l/SchM
Max/MSPユーザーでなくても単独で起動できます。
Rewire経由でCubaseやLogic、Protools等のDAWに録音して素材を作り込むこともできます。

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