2009-04-13 10:44:56

普通、笑えない

テーマ:└旅行
朝。






目が覚めて

周りを見ると、













誰 も い な い。















そして、

外が明るい!










日の出、見逃したYO(泣









せっかくここまで来たのに・・・。

がくーーーっ。






もそもそ起きて布団を畳んでいると、友達がやってきた。


「いやぁ~、あんまりにも気持ち良さそうに寝てたから。」







起こしてよ(泣







「亜紀の寝顔可愛かった~。写真に撮っちゃった♪」







そういうの、やめてください(泣


















広間(あの囲炉裏みたいなのがある)部屋に行くと、
例の男が昨日最後に見た時と同じ場所に座って木をくべていた。

明るい場所で見ても、昨日と同じ、雰囲気は変わらず。






「おはよーございまーっす♪」





絶対目を合わそうとしないその目を、
じーーーーーーーーーっと見るあたし。






「ぉはょぅごzm・・・・。」






声チイさっ。








普段喋らないから声でないのかな?








なんて失礼な事を思いながら、朝食(昨日の残り)を食べ、
歯を磨いて、着替えて・・・








すぐ出発。













バイバイ、山男さん。


















「わおーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


外に出ると、昨日の怪しい雰囲気とは一転!

澄んだ青空に、





婚活なんかいたしません!!





富 士 山 !!










そーーーーーーびゅーてぃほーーーー!!!!



あー、やっと感動~~~。










昨日の森林の中の険しい道とは違って、下山ルートは緩やかな原っぱ。
富士山を左手に、下山開始。


山登りをしている老夫婦や家族連れとすれ違う。


昨日は山の中に自分達しかいないんじゃないかって位
誰とも合わなかったのに。

如何に昨日のルートが険しかったかってことよね。。。







下りは楽だなぁ~。







と、思っていたのもつかの間。



すぐに膝が痛くなって来た。














結局、


下りも、


半泣きで、









我慢。


















「下りは昨日の半分だから。」










って、3時間。













ビッコひきながら山を下り、

バスに乗って、ついに奥多摩に到着。

















おかーさーん!


埼玉から東京まで歩いたYO!

















って、全裸で氷川に向かって叫んどきました。

あ、温泉でね。


















それを見た友達が、




「亜紀ちゃんって元気だね。」




「ボロボロですけど。」




「えー、だって、初めてでここまでやったら




















 普通、笑えないもん。


















そう言われて笑顔が引きつりましたが。


普通じゃなくてゴメンね。









帰りの電車の中、タオルをつり革に干そうとして、

友達に怒られました。



だって、誰もいなかったんだもん。





臭い靴を脱いでるお前の方が迷惑ダーーー!!











3時頃、家に着き、

そっから爆睡20時間。



その日から、鼻水が止まらず、

滅多にひかない風邪に悩まされ1週間。



やっと、今日あたり、回復したかと思われます。






1月に3ミリウエットでサーフィンしても、

ゲレンデで半袖でスノボしても、

風邪をひかないあたしの限界は、





「マイナス10度の中、

汗だくのまま寝る」






でした。













と、まぁ辛い事ばかり書きましたが、
こんな素敵な出会いもあったのですよ☆

あたし達を見つけると、ジッとこっちを見てくるのですねー。


婚活なんかいたしません!!


雪景色とシカさん、ステキです。


婚活なんかいたしません!!


その他にも、イノシシとかキツツキとか見ました。






シカもイノシシも、宮崎の実家近くで何度も見た事あったんだけど、
雪景色の中では初めてだったから嬉しかった♪




是非、シカくん達と謎の男に会いに、
みなさんも雲取山に登ってみては!!

下山(奥多摩)ルートはほんとに穏やかでなだらかで、
初心者にも優しいのでご安心下さい。





後から友達にこれを渡された。

先にくれ。

山でバテないテクニック [ヤマケイ山学選書] (ヤマケイ山学選書)/羽根田 治

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2009-04-10 10:16:10

謎の男とスパッツ女

テーマ:└旅行
山小屋に入ると、中は真っ暗。



「すいませーん。」



リーダー(一番元気な人)が声をかけるが返事はない。

つか、こんなとこに誰かいるの?







ガラガラ ガラガラ






びくぅ!!

そんなところに扉があったのか!?




壁だと思ってた場所から、のっそりと一人の小柄な男の人が出て来た。










男の頭にはヘッドライト。

手にはバインダー。



無言でそれをリーダーに渡す。



リーダーが名前と連絡先を記入して男にそれを渡すと、

男は何も言わずにくるりと背を向け、また扉の向こうに消えてった。





































とりあえず、靴を脱ぎ部屋にあがる。

冷たい床、冷たい空気、暗い部屋。

あたしにとって、そこはまだ奥内ではない。





みんなを見ると、いつのまにか頭にヘッドライトを着けていた。


これはこのためだったのか・・・・。


パナソニック(Panasonic) 2WAYヘッドランプBF-262BP ECM362 ECM362

¥2,744
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あたしも装着。

首を振ると、見た方の床が明るく照らされる。
















宝探しでもするんですか(涙















みんな慣れた様子で荷物をばらす。

わいわい と言う感じではなく、もくもく。

無言で手早く。



とりあえず、何して言いかわかんないから、

あたしもバッグの中身を全部出しといた。







「寝床の準備をしようか。」

そう誰かが言うと、みんなぞろぞろと暗闇の中に消えて行った。



そっちにも部屋があったの!?



おそるおそる着いて行と、 隣の部屋には、
一段に4人分の布団が敷ける広さの二段ベッド(?)が両側にずらーーーー。

意外に中は広く、ヘッドライトで照らしても一番奥は見えなかった。
もうほんと、真っ暗で、何処が壁で何処が壁じゃないのかわからない。




ブラックホール的恐怖だよ、これ。










二つ目のベッドの上の段にのぼり、
全く干してないであろう固い布団と毛布を何枚も重ね、
凍える手で寝床を作る。



「はいこれ、貸してあげる。」



そう言って渡されたのは、


羽毛靴下/ナンガ/ダウンテントシューズロング(登山・靴下)

¥5,600
グリーンライフスポーツYahoo!店



ダウンで出来た靴下(?)みたいなもの。



「部屋の中でも氷点下だから。」



・・・・・・・・・・・大丈夫かよ;



暖房はいっさいないから、ダウン着たまま、
手袋して、ニット帽も被って、それ履いて寝るんだって・・・。

(これ履いてなかったら絶対寝れなかったと思う。
 だって、お風呂にも入れないし 泣)










ふと、さっき通り過ぎたログハウス調の奇麗な山小屋を思い出した。
きっとあそこは暖房もお風呂もあって、布団も奇麗なんだろうな。

「あそこはホテル見たいで雰囲気ないし、接客も悪いし、なにしろ高い!」

って、


わかるけど、


冬はそこで良くねぇ?(泣












布団を敷き終わると、次はお着替え。

寝るとき用に持って来てと言われたレギンスを履き、

上からレインのズボンを履こうとしたら、



「燃えるからレインは履いちゃダメだよ。」

「え?」

「そのまま、そのまま。」

「はい?」





友達を見ると、上はダウン着てるのに、下はピチピチのスパッツ姿。





・・・・・・・・。

















郷に入れば郷に従え(泣
















潔くスパッツ姿で元の部屋に戻ると、
例の不気味な男が囲炉裏で火を焚いていた。




いや、


囲炉裏じゃない。


何だ?これ。


小さいドラム缶みたいなのが二個くっついてるやつ。


それが掘りごたつみたいな床の四角い穴に置いてあって、
その周りをコの字に15センチ幅くらいの板のテーブル?で囲んである。






その一角に座って、冷えきった足と手を温めていると、

「はい、これ夕食。」



マジックライス 非常用保存食 「ドライカレー」 20食セット

¥7,140
Amorous of Adam




渡されたのは、登山用のレトルト非常食。

宇宙にも持って行くやつらしい。

NASA仕様ってやつ!?

わくっ




お湯を注いで待つ事15分。








あったかーーーーーーーーい(涙

おいしーーーーーーい(涙







でも、






疲れすぎてて全然食べれず・・・orz
この食いしん坊のあたしがですよ。。。
















早々に食べ終わってしまった(食べれなかった)あたしは、
黙々と火に木をくべる不気味な男に話しかけ始めた。



「ここって、毎日お客って来るんですか?」

「・・・いや。」

「客が来ない日もここにいるんですか?」

「・・・はい。」

「ずっと一人で?」

「・・・はい。」

「どれくらいここにいるんですか?」

「・・・3年。」

「さ、、、3!?3年もずっとここで一人で暮らしてるの?」

「・・・・山荘の方でもともと働いてたので正確には9年です。」

「えええええええーーーーーーーー!!!!!」

「失礼ですがおいくつ?」

「・・・・・30です。」

「あたしと同じじゃん!・・・てことは、21からここにいるの!?」

「・・・はい。」

「寂しくないんですか?」

「・・・・・ぇぇ。」




男の返事は「はい」か「いいえ」だけなんだけど、
不思議な事だらけであたしの質問は止まらない。




「山から下りる事ってあるの?」

「・・・・月に1週間だけ。」

「そん時って何処に行くの?」

「・・・・実家です。」

「実家どこ?」

「・・・・・。」














もー興味津々。















「ここって、女の子って来ます?」

「・・・いいえ。」

「じゃあ同年代の女の人と話すの久しぶりなんだ!?」





男がふふっと微かに笑う。




わくわくわく♪

あたし、こういう人みるともっといじりたくなるのよねぇ~w






「普段、何時に起きるんですか?」

「・・・・・。」

「あたしだったら昼間とかまで寝ちゃうなー。」

「・・・・そんな感じです。」

「暇な時って何してるの?」

「・・・・・・。」

「あ、常に暇だから暇なときってないじゃんね!?
 じゃあ普段何してるの?」

「・・・・・・・・・。」

「ここ、テレビもネットもないよね?」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」















お も し ろ い wwww














彼の顔色の微妙な変化がほんと面白いw

彼の返事がなくても、かまわず質問をし続けるあたし。




「すごいね、亜紀ちゃん・・・。
 そんなパーソナルな質問、普通できないよ。」

「そお?だって気になるじゃん。」

「いや、いいよw みんなほんとは聞きたかった事だからw」











日本酒も飲んで、なんかやっと気分も上がって来た!








と、思ったら、





「明日は5時起きなのでもう寝ます。」









ですよね・・・・。










9時頃。

みんな揃って御就寝。



つか、布団に入っても全然寒いんですけど・・・。



と、寝付けずにごろごろしてたら、
(正確には、着膨れしてるし布団が重くて全く動けない。)














「空には満点の星、

 無数の星の中でひときわ輝く月。

 あぁ、愛しいあなた。

 山に響く・・・ナンタラカンタラ」



















誰かが詩を詠んでいるYO!


















あたしは、

笑いを堪えて、

寝た振りをした。








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2009-04-09 10:32:48

これ何の修行ですか?

テーマ:└旅行
婚活なんかいたしません!!



何時間歩いたんだろう。



標高は1900mを超え、



もともと狭い(横幅が30cmもない)道に雪が積もって、道がない。



人の足跡も無く、迷ってんじゃないかと不安になる。









左を見ると、




そこは、





崖。





雪の下は氷。



一歩踏み外したら、奈落の底。











二人一組で手を組み、雪の壁に体を沿わせて横向きに歩く。



ずずずーーーーーーー!



足を滑らせたあたしを相手が引っ張り上げ、



ずずずーーーーーーーーーーーーー!!!!!



こんどは相手が足を滑らせ、あたしが








支えられるわけないじゃん!!!!!

(身長150cm vs 170cm)








二人してずずずずーーーーーーーーーーー!!!!!









ぎゃああああああああああああああーーーーーーー!
















これ、何の修行ですか!?














怖くて半泣きのあたしに、彼が言った。




「ちょっと見て。僕の足、震えてる。

 チョモランマにのぼった時の事を思い出して・・・・














こういうとこで




友達が死んだんだ。」





















しゃれになんねーYO!!(涙









まじ勘弁してくれよーーーー(泣




それから何時間位だろ。

足の痛みと恐怖に耐えながらひたすら凍った細い雪道を歩き続け、

喋る事も笑う事も出来ないあたしに、

山登りなんてなれっこの人が元気に喋りかけ歌まで歌い出した。







うざい。







眠くて辛そうな運転中の彼を元気づける為に
隣で大声で歌を歌ってあげてたのがどんなにうざかっただろうと
我が身を振り返り反省するあたし。



見て、この幽霊の様な後ろ姿。

婚活なんかいたしません!!

切ねぇ。













頂上近く、もうそれは道ではなく、ただの崖。

枝につかまり、足場を探し、よじのぼる。

辛過ぎて、











血ぃ吐くかとおもた。












死ぬ思いで頂上に着き、岩にもたれてうなだれるあたし。

すると、

みんながものすごい早さでリュックからダウンや手袋を取り出し始めた。



何事だ?








「早く着て!!ここ、マイナス10度だから!」








は?




そう、ここは標高2000m以上。

汗だくの体が急激に冷えて行く。




スノボのウエアとグローブを着け、

富士山と夕焼けを見ながら、ウイスキーをチョコレートを食べる。



婚活なんかいたしません!!




ジーーーーーーーン。






って、感動・・・






するとともに、


無性に腹が立って来た。







登山経験のないあたしにこれは過酷過ぎるだろ!!(泣







そんなあたしの横で、

「初めてなのにここまでできるなんて、亜紀すごいよ!」

友達が涙を流しながら感動していた。














10分くらい夕日が沈むのを見て、
またみんなが凄い勢いで荷物を詰め始めた。

「暗くなる前に、山小屋に行かなきゃ!!急いで!!」




えーーーーーーーーーーーーーー(泣
















薄暗い中、日が沈む恐怖に追われながら、
どんどん先に行ってしまう皆を追いかけるあたし。




足いたいーーーー

さむいーーーーーーーーー

死ぬっーーーーーーーーーーーーー!








すぐそこって言ったくせに、









小走り40分!











なんとか日が暮れる前に山小屋に到着。



したんだけど、、、、



あたしの目の前にあったのは、


日本昔話に出てきそうな、


今にも崩れそうな、


本物の「山小屋」なのであった・・・・。





婚活なんかいたしません!!




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