小さなことを我慢しない

こんなことでワガママ言うのは申し訳ない

こんなこと大したことないから大丈夫


私たちは
社会生活というものが長ければ長いほど

迷惑をかけないように 
手を煩わせないように
嫌われないように

注意して
見張って
生きて来たのではないかしら


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先日、友達と
イタリアンのお店に入ったときのこと

そこはコースの店で

サラダ

ピザ

リゾット

パスタ

デザート

と出てくる


その日は日曜で混んでいて

ピザが出たっきり次のリゾットがなかなか出てこない

しばらく待ってから店員さんに
リゾットがまだですけど?

と頼んで

ようやく出てきたリゾット

店員さんに

『リゾット、忘れてましたよね?』

と言うと


「いえ、そんなことはありません
コースなので順番にお出ししているだけです!」

と言い張るので

なかなか強気で言い張るので

ふぅん。。。( ̄^ ̄)

まぁ、よい、とリゾットをとりわけようと思ったその時


ほぼ同時にリゾットの次に出るはずのパスタを違う店員さんが運んできた

あのね

コースなんですよね?

順番に出てくるんですよね?

私たちも順番に今一番美味しい状態で食べたいわけです

このままだとリゾットもパスタもどちらも伸びてしまって
美味しく食べれません

このパスタ、下げてください
ころあいを見計らって
もう一度パスタを持ってきてください


とお願いをして
人数分のパスタを下げてもらった

店員さんはちょっぴり不満顔

友達は

えー、そんなことまでしなくても
申し訳ないよー
と、こそっと私に言ったが


店側が
「コースですので順番にお出ししています!」

というのだから
順番でいいんじゃないの?

店もプロなんだから
そこはわかってくれると思うよ』

と言った


その店は過去に何度か利用していて
こんなに料理が遅くなったり
同時にかぶったりは今までなかった

おそらく
慣れないバイトが多く混んでいる時間帯
どこかで間違えてしまったのだろうか


私たちは
リゾットを美味しくたべ

次にちゃんと頃合いを見計らって来たパスタも美味しくいただいた



せっかく作ってくれたのだから
申し訳ない

せっかく出してくれたのだから
食べなくては申し訳ない

ちょっとくらいこちらが我慢すれば済む話

私たちは
どれだけそうやって

「ちょっとくらいこちらが我慢すれば済む話」

で我慢をしてきたのだろうか

たかだか
パスタの順番の話

小さなどうでもよい話

でもこのたかだかパスタの順番の話さえ

『きちんとこうしてもらいたい』と伝えられなかったら

私たちは常に何かを我慢をしていかなければならない



小さなことだからこそ
きちんと言う

美味しいものを
美味しいタイミングで気持ちよく食べる

=素敵な時間を過ごす

ここをちゃんと選んでいこうと思うんだ


いかに自分がいろんなことを
我慢していたのか

小さなことさえ言えなったのか

小さなことだから言えなかったのか

根っこは小さかったはず

はじまりは小さなことだったはず


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お母さん
私、髪切りたくない

お母さん
私、このスカート嫌い

お母さん
私、付録のついた学習雑誌欲しいよ
みんな買ってるんだよ

お母さん
私、あの子のお誕生会に呼ばれなかったよ

お母さんが作ってくれた刺繍のハンカチのプレゼント渡せなかったよ


ごめんね
ごめんね
お母さん


そう

そんな小さなことを言えなかったなぁ、私。。。

小さなことじゃなかったけどな

だんだん人の顔色を見るようになった


嫌われないように

人にイヤな思いをさせないように

その場がうまくまわるように

私が我慢すればいい

たいしたことないわ

小さなことだわ

そうやって

どじこめた自分の世界



もう

我慢などしない



もう

ごまかさない



ちゃんと言う

ちゃんと感じる

ちゃんと断る

ちゃんと欲しいと言う



ちょっぴり勇気がいる

嫌われる勇気がいる

ドキドキする

でも大丈夫



お母さんは私を嫌わない

お母さんは私を嫌わない


だから

だいじょうぶ



他の人が私を嫌ってもどうってことないわ

だからあなたもだいじょうぶ


誰かがあなたを嫌っても

あなたを好きな人は

その百万倍いるんだよ


そして

あなたを一番好きな人は
あなた自身
 
あなたを守ってくれているのは
なんと神様

それを忘れないでね



だから

だいじょうぶ

だいじょうぶ



「天空の森」では
私ひとりの朝食のために
朝から石窯に火を入れお茶碗を温めてくれていた
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素晴らしい朝食、あとからこれに焼き魚が追加された
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おこげの美味しい土鍋ごはん
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本来ならばここの朝食は洋食です

でも私はどうしても和食が食べたかった

では系列の旅館で朝は召し上がってください、お迎えに参ります、と言われたので

『嫌です、動きたくないです
ここで和食の朝ご飯を食べたいです』

と予約時に要望をお伝えしました

すると私だけのために早朝から和食のシェフが来てくれて
私だけのために釜に火を入れて朝食の準備をしてくれました


※ホテル側は快く私の要望を聞き入れてくださいました
本来ならば朝食は洋食ですがお客様の要望があれば和食のシェフがおりますのでそうやってお申し付けくださってよかったです、と言ってくださいました
あくまで『天空の森』という超一流のホテルならでは、のことです
そしてここではスタッフさんとの念入りな打ち合わせをしています
ブログの一文だけをみて早合点する方がいらっしゃいませんように





昔だったらそんなこと絶対言えなかった

向こうから提案してくることを飲み込んでいた


ちゃんと言えた(笑)



大切にされるって大事なこと

素敵なサービスを受けるって大事なこと



「過去記事に加筆修正しました」
 

ぴこ
らぶ♡





まるちゃん作
【PICO サプライズムービー】



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