マーケティング理論から見る良いコミュニティに参加して先行者利益を得る方法
テーマ:mixiやSNSについてこの記事
がなかなか面白かったです。
良質なコミュニティに参加する方法について考えをまとめたものです。
それによると、どんなコミュニティでも以下のようにできて、盛り上がり、衰退していくものだそうです。
mixiにも非常にあてはまっていますね。
(1)は1万番くらいまで、(2)は10万番くらいまでの時期でしょうか。
今は間違いなく(3)にあたると思われます。
(1)創成期
一定のテーマや中心となる人物、またはツールの存在をコアとして人が集まりだす。
(2)成長期
コミュニケーションが活発になり、新メンバーの加入も盛んになる。
初めてオフ会が開催されるのもこのへん。
(3)円熟期
多くのメンバーが盛んに活動し、活気がある状態。一方、内輪だけで通用する符丁めいたものや独特の空気が醸成されていき、それについていけなくなる者も出てくる。
コミュニティが有名になってリテラシーの低い初心者、これまでの蓄積を踏まえず場の空気を乱す者などが目につき始める。
メンバー間のトラブルが気になるようになるのもこの頃。
(4)硬直期
常連メンバーが固定化され、活動がマンネリ化。ネタ切れも起こる。
少人数の仲のいいメンバー同士での活動が盛んになる一方、一方でコミュニティ参加者全員が目にする「表」の場での動きは散発的になる。
(5)衰退期
コミュニティが求心力を失い、中核メンバーが抜けたり幽霊化する。一部メンバーが独立して対抗的なポジションのコミュニティができたり、母体のコミュニティそのものが分裂・崩壊することもある。
(6)そして誰もいなくなった
コミュニティが閉鎖される。閉鎖されない場合は、スパムの管理すらされなくなった掲示板が残骸を晒していたりする。過去のトラブルが(あれば)伝説となって、まとめサイトに残る。
ところで、イノベーター理論というものがあります。
1962年に米・スタンフォード大学の社会学者、エベレット・M・ロジャース教授が提唱したイノベーション普及に関する理論です。
- イノベーター(Innovators:革新者):
- 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。
- アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
- 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。
- アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
- 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
- レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
- 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
- ラガード(Laggards:遅滞者):
- 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。
(ここで終わってしまう流行物はいくらでも見かけます)
しかし、アーリーアダプターは他の消費者への影響力が大きく、新しいベネフィットを自らのネットワークを通じて伝えていきます。
イノベーターとアーリーアダプターは合わせても市場全体の16%ですが、この二者まで普及するかどうかが更に流行するかどうかの分かれ目ということで、「普及率16%の論理」と言われています。
mixiでいうと、イノベーターは1万番くらいまで、アーリーアダプタが10万番くらいまでなのでしょうか。
今は多すぎる残りの人たちが入ってきたので、バランスが16%ではなくなっていますが。
それから記事では、新しいコミュニティの面白い時期に参加するためにはどうすればいいか?ということも述べています。
自分が意識を持つか、意識を持った友人を持つか、自分が作り上げよということですね。
(1)新しいものに興味を持ち、仲間を探すとき
(2)コミュニティの核になる、バイタリティのある友達を持つ
(3)自分がコミュニティの核になって、周りを巻き込む
番外:心身両面に、ネットコミュニティに入れ込める程度の余裕がないとダメ
わたしは(1)です。
mixiは面白かったので、当時から色々な人に声をかけました。
しかし、その時に入らなかった人は多かった。
「そういうのはちょっと」
「今はいい」
と言って敬遠していた人たちも今はmixiに入ってきています。
もしわたしが同じことをしていたら、今このようにmixiの本を書いていることはけしてなかったでしょう。
創世期に参加したりイノベーターで参加するのは難しいことが多いです。
しかし、少なくとも、自分が信頼する人がすすめてくれるものには素直に入ったり、参加したりすればいいのだと思います。
これが、面白いものを初期段階で得る(成長期に入る・アーリーアダプタになる)秘訣だと考えます。
その後では、先行者利益のようなものはもうないといえるでしょう。
ところで、最後の、
番外:心身両面に、ネットコミュニティに入れ込める程度の余裕がないとダメ
が面白いですね(笑)
ワーキングプアってたりするとネットでの活動どころじゃないので、身体的(時間的)余裕は必要。また、リア充だとなかなかネットに意識がいかないので、心の余裕(というか隙間)も必要。
だそうです。
ネット系はある程度理解したり楽しむまでに時間を食うので、確かに時間がない人にはあまりおすすめできないかもしれません。
で、恋人ができた途端使わなくなる人が多いのは、わたしのコミュニケーション定量説 と同じです。








1 ■足アトです
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