飲食店のバイトに行ってまいりました。



この所、出勤するたびに

新しいバイトの子や、社員の方がいらっしゃって

初めまして。が多すぎて

私の方が新人かのよう。



今日も、初めて会った新入社員の子に

タメ口きかれたけども

多分、っつうか絶対私の方が年上。



いっつもナメられ・・・




いや、なんか、最初タメ口きかれるけど





後で、私の歳が判明したら、すごい勢いで謝られる。



歳だな。私。






ま、私の出勤も、今月までなので

残す所、あと2回。




「●●さん、お世話になりました」  と

「えーショック!」 と

「うそですよね?!」 と



言ってくれる子がいるなんて

正直あんまり思ってなかったんで、




あ・・・なんか・・・え? あ、どうも・・・





みたいな感じ。





後輩「え?え? 食べに来て下さいね?!」



私  「え? あー・・・・うん」



後輩「・・・絶対来るつもり無いですよね?」






っていうやり取りを、あと何回するのやら。


うん。多分行かない(・∀・)





でも、なんだかんだ、7-8年は通ったからなぁ、この町には。

それが、何の縁も無くなるってのは、

しばらく経ってから、地味にさみしくなるんだろうなぁ。





ま、でもこれ以上は続けない! と決めた事なので

あとは後輩に託そうと思います。





私がたまに出勤すると、

ベテランバイトの子 (・・・といっても、私よりは7歳も8歳も年下)が

泣きそうな表情で愚痴ってくる。





自分より上の人・先輩 がどんどん卒業していって、

気づけば 「自分が何とかしなければならない」 という状況が

容赦なく、次から次へと訪れる。



その時に、覚悟を決めて後輩に指示をして

フォローもして

崩れそうになりながら、自分の担当ポジもこなして



人一倍頭を使って

体を張って

何とか、このめちゃくちゃ忙しい1日を乗り切ったけど

後から考えると




「あぁ・・・あんまり上手く行かなかったな・・・」




と思えて仕方ない




そういう状況を経験して、




そのあと、さらに頭を使って

多少気も使って

マイペースな後輩たちを、奮い立たせていく。





そういう時は、必ず訪れるよ。





そうやってね、みんな、「頼れる先輩」になっていくんだよ。





私だってそうだった。



気づけば、全員が後輩で

何かあれば、みんな私に「どうすればいいですか!?」 って聞いてくる。




設備トラブルも

金銭トラブルも

クレームも




なぜだか、ぜんぶ私に回ってくる。





でも、そこで対処できれば

信頼感を、積み木のように重ねることができる。





お金のためじゃなく、きれいごとじゃなく、

なんか、私がここにいる意味 みたいな、

ここにいる証、 みたいな





信頼関係  ただそれだけを築き上げたくて




私は、その時その時の仕事を頑張ってきた気がする。





頑張ってね。

きっと、君たちに負担がのしかかっている頃だろうけど

君たちなら、絶対に支え切ることができるよ。





君たちのその頑張りを当たり前だと思ってる人たちには、

君たちが卒業したその時に、

君たちの存在の大きさを、改めて知らしめてやればいい。





あの子たちがいなくなってしまう。

どうしよう。 と慌てふためかせればいいよ。





それは、悪い事じゃない。

そうやって、次の世代が先輩になるための一歩を踏み出すんだからね。





自分がやらなきゃいけないんだ、と気づいたときに

皆、大きく成長するんだと思う。



身をもって危機を体感して、

心から「やばい!」 って思ったときに



あるいは、頑張ってる先輩の姿をみて

心から、自分の在り方を見直した時に




皆、心を動かされて、成長していくんだと思うよ。

ココのお店の中での話だけどね。





皆にとって、私は年齢もすごく上だし、

社歴も、今のイケメン店長より長いから(ぇ。





みんな、私のことを別格の神様 みたいな感じに見るけど




だからこそ、私は自分の失敗談とか 経験談を

信頼できる後輩に話すようにしてる。




コツとかを教えるようにしてる。




聴いてくれる子が聴いてくれればいいか、と思って。





頑張ってね。  って、なんか一見無責任でこの上なく便利な言葉に聞こえるけど




頑張ってほしい。

いつも、自分は頑張った!やり切った! と思えるようにしてほしい。




あの子がマイペースだから

あの子があんまり働いてくれないから

私だけがこんなにつらい思いをしてるんじゃないか・・・ ではなく




どんなときも、自分は頑張ってきたじゃん! と

卒業するときに、胸を張ってほしいよ。




つらいときは助けてもらえばいいし

自分にゆとりがあるときにはフォローする。




このお店は、本当にいい子たちの集まり。

だから、本当は、皆が同じモチベーションで、

同じ程度の負担を分け合えればいいんだけど

人間同士、そういうわけにもいかないから

まじめな子が負担を強いられる現状だけど




その頑張りを褒める人が、必ずいるよ。





私に出来ることは、褒めることだけだった。

あなたのこと、ちゃんと見てるよ。と伝える事だけだった。


今後は、それをあなたがしなければならない、と

店長には、必ず伝えてから辞めようと思ってるよ。


一バイトの越権アドバイスかもしれないけど

他のバイトの子と比べたら、ある程度対等に社員と話せるのは

語弊があるかもだけど、事実、社歴長い私の特権だから。




だから、頑張って。




今までは、必ず「一緒に頑張ろう」と言ってきたけど

もう、それもできなくなる。




私は私で、今の仕事を頑張るから

あなたも頑張ってね。





大丈夫。








では。



内輪の話でごめんなさい。

横浜の店で頑張る、愛する後輩たちへ。






またね。