好奇心の扉

事故や事件の原因は決して一つではない。そこに至るまでの過程は必ず複数の要因が重なって起きる。
回避するには5分前の決断を信ぜよ。


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既に本剤を薬局で購入し、服用された方もいる事でしょう。
しかし市販薬だからといって、服用方法を守らなければ、重大な副作用が起こります‥‥。


佐藤製薬の「リングルアイビー錠α200」が市販薬として登場したのは、2月12日。
新製品は、解熱鎮痛成分のイブプロフェンを過去最大量の、医師向けと同じ1日最大量600mgまで服用できる要指導医薬品です。


リンクルアイビーα200
佐藤製薬『リングルアイビー錠α200』(要指導医薬品)発売
ネット販売は不可。

【要指導医薬品とは‥‥】
薬局での販売時に薬剤師による対面での情報提供・指導が義務付けられた医薬品の事。
平成25年(2013)改正薬事法で規定され、医療用医薬品から一般用医薬品に移行したばかりで、市販第四相臨床試験(3年)での安全性評価が終わっていない市販薬(スイッチOTC薬)と劇薬がこれに相当する。

リングルアイビー既存薬
既に発売されている従来の「リングルアイビー」は、錠剤とカプセル剤。
これらは第2類医薬品に分類。ネット販売は可能。
名前がよく似ているので間違わないよう、注意しましょう。


リングルアイビー錠200と製剤は全く一緒だが、1日最大用量が異なる。基本は1回1錠、1日2回までだが、再度症状が表れた場合には3回目を服用できる(服用間隔は4時間以上空ける)。比較的強く持続的に痛みがあり、2回服用では足りないと予測される方に薦める。


【スイッチOTC薬とダイレクトOTC薬の違いとは‥‥】
OTC薬は、これまでは医師の判断でしか使用できなかった医薬品を、薬局で買えるようにしたのがスイッチOTC薬です。
スイッチOTC薬は、医療薬(医師の処方箋が必要)でのみ使用が認められている成分のなかで、使用実績があり、比較的副作用が少なく、安全性の高い成分を市販薬にも配合したものです。

OTCとは「Over The Counter」の略で、街の薬局のカウンター越しに売られる薬と言う意味です。

他方ダイレクトOTC薬は、医療用医薬品として承認された新規有効成分が、直接、一般用医薬品として承認されたもの。
通常は、ある一定期間医療用として使われて審査が行われた後に、市販品として開放され、OTC薬としての使用が承認される(スイッチOTC)が、医師の臨床使用を経ることなく市販薬に配合される薬品の事。2014年2月現在、ダイレクトOTC薬として承認を受けているのは、発毛剤の「ミノキシジル」と、足のむくみを改善する「アンチスタックス」の2種類のみ。



市販薬服用による副作用で死亡15件 ~4月8日消費者庁が注意!!

先頃、厚生労働省所管の独立行政法人・医薬品医療機器総合機構(PMDA)による副作用の症例数の集計に基づき、2009~2013年度の5年間に市販薬による副作用が疑われる報告が、計1225件あったと、消費者庁が公表しました。


このうち15件は死亡例で、後遺症が残ったケースも15件報告され、死亡した15件では、総合感冒薬(風邪薬)が原因とみられるのが8件、続いて解熱鎮痛消炎剤が3件、せき止め薬が2件、漢方製剤が1件、その他が1件だった。

死亡した多くが間質性肺炎を発症。心拍性頻脈や心不全、肝機能障害・腎機能障害、皮膚粘膜壊死など、症状は全身に及ぶ。



死亡症例の年齢や服用した市販薬名などは公表されていないが、特に注意する人はアレルギー体質の人や、糖尿病、高血圧症、喘息、アルコールと同時服用など、医師による判断なら別の薬剤を処方しただろうと言う人が、勝手な判断で選んだがために重篤な副反応を起こす場合が大半である。

新薬が登場すると、盛んにコマーシャルが流れるが、【要指導医薬品】や【第1類医薬品】は、市販での臨床データが不十分である事を十分念頭に、果たして自分にどうしても必要かはてなマークと、問いただして欲しい。
もし避けられるものなら、より安全な第2類医薬品や、これまで服用した経験のあるものを選択するのも良いかもしれません。




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