好奇心の扉

事故や事件の原因は決して一つではない。そこに至るまでの過程は必ず複数の要因が重なって起きる。
回避するには5分前の決断を信ぜよ。


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高齢妊娠の増加に伴い、ダウン症の子を妊娠する人が増えていることが、日本産婦人科医会の全国調査の分析で分かった。


ダウン症児倍増グラフ

これは日本産婦人科医会が全国約330病院を対象に毎年実施している調査結果を、横浜市立大学国際先天異常モニタリングセンターが分析し分かったもので、ダウン症で生まれた赤ちゃんの報告数は1995年が1万人あたり6.3人で、2011年は13.6人と倍増していた。

この僅か16年あまりでの倍増は、異常とも言える増加ぶりである。

この分析に追い打ちを掛けるように、昨年から始まった、妊婦の血液で胎児の染色体異常を調べる新出生前診断を受けた女性は、1年間で計7775人だったことが、国内で実施している37医療機関の実績を集計して判明した。


【共同通信/朝日新聞/毎日新聞より引用抜粋】
ダウン症を理由に中絶をしたとみられる数も推計では、1995~1999年の中絶数を基準とすると、2005~2009年は1.9倍に増えていたという。 妊娠を継続していれば生まれていたとされるダウン症の赤ちゃんの数の推計では、2011年は1万人あたり21.8人だった。
調査では実数を出していないが、2011年の人口動態統計の出生数に当てはめると、ダウン症の赤ちゃんは約2300人生まれるはずだったが、実際に生まれたのは約1500人となる。差の約800人の一部が中絶されたとみられる。


これらの数字には、恐ろしく残酷な数字な隠れている。

中絶されたと見られる1万人あたり21.8人のダウン症胎児の数字は、新出生前診断が実施される前の数字である事。
新出生前診断前は、不安を感じた妊婦が「羊水検査」を行い、胎児がダウン症と診断されたものの、そのまま赤ちゃんを出産した数、1万人あたり13.6人を合算することで、ダウン症の胎児の総数が判明する。

その数は推計、1万人あたり35.4人。

これだけの胎児がダウン症と診断されている‥‥。

そしてその半数以上の62%は、中絶によって‥‥‥‥‥‥


明治・大正時代の食料難の時代でもなく、妊婦の栄養不足でもなく、戦前・戦中・戦後の混乱期でもなく、生まれても満足な医療も食事も摂れず。栄養失調で亡くなる訳でもなく。
この膨大な数の水子が、高齢妊娠の増加と言う、経済発展最優先・「お金万歳」の結果だとしたら、何と嘆かわしいことだろうか。

新出生前診断が本格的に始まり、更に慎重に妊娠・出産に向き合おうとする人が増えれば、ますます中絶する胎児の数が増えてゆく事になるだろう。

選別されるのは、生まれる赤ちゃんか‥‥生む妊婦か‥‥?




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