2011年12月23日

カミーノ・デ・サンティアゴ 巡礼記③-完ー

テーマ:スペイン
カミーノ・デ・サンティアゴの到着地点、サンティアゴ・デ・コンポステーラから「地の果て」(大西洋)へと続く更なる巡礼路を歩きました。寄り道満載で、サンティアゴへと戻ってくるまでの記録。巡礼最終章、長いです!
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
多くの人はここで巡礼を終え、バス、飛行機などで、自分たちの町、国へと戻っていく。

しかし、本当の巡礼路は、サンティアゴからさらに西へ85km、スペイン最西端の岬Fisterraまで続いていく。
Fishterraとは、"fin de la tierra”、"the end of the woirld”の意味。 
地球が丸いなんて誰も思わなかった古代、ここに最初に到着した巡礼者は、
崖で突然大地が終わり、広がる海を目の当たりにして、
そこを「地の果て」「この世の終わり」「生の終わり」と思ったのだそう。

以来、ここまで歩き通す巡礼者は、海で身体を清め、巡礼時ずっと着てきた衣類や杖を燃やすのが伝統儀式となり、西の海へと落ちていく夕日の前で、古い自分とさよならをするのだそうだ。

「絶対、行ったほうがいいよ。バスを使ってでもいいから、地の果ての海、見たほうがいい」
道中、巡礼リピーターに何度か言われ、最初は予定していなかったけれど、
一緒に歩いてきたテールとともに、大西洋を目指すことに。
Fisterraの北30kmにあるMuxiaという岬も寄るので、Fisterraまで片道113Km、4日間の行程となる。


<1日目:Santiago-Negreira>

2泊して身体を休めたSantiagoを出て、混み合う街を抜け、
再び現れた黄色い矢印と、地元の人を頼りにまた歩き出した初日。

新たな気分で新たな道を!と意気揚々と歩き出すも、午後、どうもおかしいよね、、と首をかしげる我々。
長らく黄色い矢印を見ていないし、いつまでも車道沿いで、自然の中を歩いていない。。
すると、だいぶ前に道を聞いたドライバーが、地元の人を連れて戻ってきて、
「君たち、カミーノからだいぶ離れてるよ」と告げてくれた。やっぱり・・・。
どうも15kmほどカミーノから逸れた道を違う方向へ歩いていたようで、車でカミーノまで連れ戻してくれることに。

ようやく帆立貝の石柱も発見、美しい山道に入ることができた。
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巡礼者もまた見かけるように。

山道を抜けると、ほっとする村の光景が。民家でリンゴの施しを受けて、リオハワインで元気倍増。

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この日の巡礼宿まであと5kmというところで、古い美しい橋のかかった川に通りかかった。
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「あぁ泳ぎたい!!」と海が待ちきれない私が思わず叫ぶと、「・・・泳ぐ?」とテール。
でももう夕方、今歩き続けないと暗くなって、宿も閉まるだろう。
やっぱり先に進もう、と、衝動を抑えようとした私を、テールが後押ししてくれた。

「急ぐ必要は無いよ。テントもあるし、宿が閉まったら野宿すればいい。
時々僕たちは考えるのを止めなくちゃ。」

そうして入った川の水は、本当に冷たかったけれど、火照った身体は鎮まり、
浮力に疲れを取り除いてもらい、岩の上で寝そべって蜂蜜色の夕陽で身体を温め、
存分に川遊びを満喫。立ち止まって本当に良かった。
理性で心の声を押しつぶしちゃだめなんだ。
Camino de Fisterraでの、最高の時間のひとつとなった。


木にかかったロープでスウィングして川に飛び込む地元の子供たち。
お気に入りの女の子たちが見ているからか、とても頑張っていたのが可愛かった。
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川遊びをして、カミーノに戻ったのはもく21時近く(といっても夏のスペイン、まだ暗くはない)、
ここから4kmほど森を通り、
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宿のあるNegreiraに着いたのは、もう22時。さすがにまっくら。

幸い、アルベルゲ(巡礼宿)は、混み合うカミーノ・デ・フランセと違ってかなりリラックスモード、
本当なら消灯時刻だけれど、多くの人がリビングや庭でくつろいでおり、
満室だったけれど、スタッフのおばさんもフロアで寝ることを快諾してくれ、かなりいい感じ。



<2日目:Negreira-Olveiroa>
朝5時半には出発していく人を横目に、久々の川泳ぎ疲れで二度寝、起きたらもう8時、チェックアウトタイム過ぎてた・・
でも誰もいないからリビングでヨガしてたら、おばちゃんが掃除しに来て、慌てて出ようとしたら、
「あら、いいのよ。続けて続けて」。いい感じ過ぎる!

久々の小雨の中、山の中を歩き、この日は33km歩く。
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プリミティボの道を歩き出した初期のような、久々の大疲労で宿のある村Olveiroaに到着すると、
Barで、プリミティボから一緒だったBar好き親父のミゲルを発見!
Fisterraまで歩く数少ない顔見知りの一人。
彼とは後半、はぐれてしまっていたので、サンティアゴで再会できたときは本当に嬉しかった。


キッチン横で寝かせてもらったアルベルゲ。古い家を改装した雰囲気が素敵だった。
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<3日目:Olveiroa-Muxia>
Olveiroaから5Kmほど歩いたところで、道は二つの岬FisterraとMuxiaに向けて二手に分かれる。
メインのFisterraに行った後、Muxiaへおまけ的に北上する人が大半のようなので、
さらに人の少ないルートを通ろうと、先にMuxiaへ行くことに。実際この日会った巡礼者はドイツ人ひとりだけ。

この道中、素晴らしい出会いがあった。

13km、半分弱歩いたあたりので、Senandeという小さな村に到着。
Barが2軒、向かい合って並んでいた。
ひとつは大きくて小奇麗、もうひとつは老舗、という感じ。
そこへ杖を突いたおじいさんが現れ、あっちあっち、と老舗の方を指すので、休憩しにそちらへ入店。
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さっきのおじいさんは、そこのマスターのお父さんだったわけですが(笑)、ここに入って大正解でした。
マスターは嬉しそうに、古いカミーノガイドブックやら地図を持ってきて、
極上ワインにパン&チョリソーのサービスをつけてくれたりと、おもてなしムード満点。

で、ガイドブックを見ていると・・・この村に「ガリシアでベストのオムレツを出す店がある」と。
「この○○氏ってマスターのこと?」と聞くと、にこりと微笑むだけのマスター。
押し売りしないのがにくいね。オーダーするしかないでしょう!

さっそくマスターのお母さんが焼いてくれた大きなトルティーヤ・パタタ(ポテト入りオムレツ)。
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スペインで味わった中で最高の味だった!
Barのタパスでは、乾燥してたり冷めてたり、やたらと油っぽいことが多いけれど、
ここはアツアツポテトにしっかりと味がしみこみ、卵のトロ味加減が絶妙!
ワインもおかわり、おいしくてラベルもしっかりチェック。

立ち寄る旅人をもてなし、幾度となく送り出してきたであろうここのご家族、
擦れた感じも商売っ気もあまり無くて、素朴さが心地よく、料理がいっそう美味しく感じて、
もうここ、帰りも寄り道して戻ってくるしかないね、と、大絶賛&大感動のうちにこの店、Bar Coxaを出た。

ほろ酔い&幸せ気分で山道をまた歩き、
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Muxiaの町まであと2km、というところで、ついに・・・
海が見えた。

大西洋に到着した。

ついに、西の果てに着いたんだ。

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砂浜に腰掛けて、しばらく海を眺め続けた。呆然と。
コンポステーら大聖堂に着いた時以上に、感慨深いものがあった。

バスク地方のイルンからスペインに入り、多くの人と出会い、別れ、
600kmだけだけど歩き続けてついに国を横断した。
歩き続けてきた大地は目の前で途切れ、あとは大洋が広がるだけ。

それでももちろんここは、世界の果てなんかじゃない。
水平線の向こうには別の大陸が浮かんでいて、まだ見ぬ世界と繋がっている。
まだまだ知らないことだらけ、世界はとてもつもなく大きいけれど、世界はひとつ。
丸い地球の存在を想った。

しばらく眺めてから宿へ。いびきかく人用の部屋の、最後のベッドをGet、
インフォメーションセンターで、果てまで歩きました賞状、もらいました。笑



<4日目:Muxia→Fisterra到着>

朝宿を出て、Muxia岬に建つ教会を訪れた。
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この前で、古代の巡礼者が、ボートに乗って海から現れたマリア様を見たらしく、そのボートも残されていた。

Muxiaから30Km南下すると、本当のスペイン最西端、巡礼最後の地、Fisterraに着く。
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道中、白いサンディビーチが見え、海沿いの道はカミーノと平行していると地元の人が教えてくれ、そのまま波の音を聴きながら田舎道を歩いた。

最後の村、山道を越えると、住宅街が現れて、Bar、スーパー、ホテルの立ち並ぶ、想像以上のツーリストタウン、Fisterraに到着。何せここは、サンティアゴからもお気軽バスがバンバン出ているし、車で寄るツーリストも多い。

公営アルベルゲは満室、フロアにただで泊めてもらい、フリーの夕食まで頂いた。
何とここ、機内食のようにパックされた夕食が巡礼者に配給される!
受付で証明書もぽんっと渡される。オーガナイズドされてますねぇ・・
さすが巡礼最後の宿、門限も無くて、22時過ぎても誰も寝てない。
ドアキーのパスワードをもらい、飲みに出かけたり、パーティーしたり、皆、全巡礼路を終えた喜び、開放感で満ち溢れている。

この町、地の果て感、ゼロ。笑

ま、何はともあれ、最後まで歩いたねぇ、と、
我々もMuxiaのマーケットで買っておいた自家製クレマ・デ・リッカー(カルーア・ミルクのような甘いお酒)で乾杯。ラオスの地酒、ラオラオを思い出させる濃さだったけど、美味しくて止まらず、二人で一本あけてしまった。。。



<5日目:ビーチ休暇>
早朝、バスでサンティアゴへと戻る人々がいそいそと出て行くのを横目に、我々はのんびり食料を調達して、いざビーチへ。

巡礼の最後の地では、海で泳いだりキャンプしたりして、羽を伸ばせるのを楽しみにしていた。
ドイツ人の女の子二人に、West Beachは、ポリスチェックが無くキャンプできる、との情報をもらい、
ピクニック気分でゆっくり向かう。何せ今日はリラックス・デーなのだから。

人の少ない美しいサンディ・ビーチを見つけて、待望の海泳ぎ。
しかし!海水冷たすぎ!脚まで入ってギブアップ・・すぐ砂浜に引き返し、マットしいて昼根タイムに。
「夏のスペイン、暑すぎるから歩くな」と何人もの人に言われたけれど、まさか大西洋が冷た過ぎて泳げないなんて・・!

ここで、フレンドリーなスペイン人カップルと出会い、一緒に最西端岬の灯台へ乗せて行ってもらうことに。
巡礼者、ツーリストでいっぱいだったけれど、最西端の崖では、巡礼を終えた人々が、思い思いの場所に座り、静かに海を眺めていた。

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昔の人が「地の果て」と思ったのも無理が無い・・。この先には何も見え無いのだから。

時折火が見えて、巡礼の服を燃やしている人たちがいた。

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巡礼の果て、目的地までの距離はついに0kmの表示。


岬から戻り、今宵の寝床、ビーチへと向かうと、サンティアゴ到着前に会った画家のホセと嬉しい再会!
彼は、小さなバッグに画材道具だけ入れて、あとは何も持たずに歩き始めた、という。
昔の人は、必要なものは神様が与えてくれる、とずた袋の口をあけ何も持たずに巡礼していたようで。
彼も道中、洋服、寝袋、食べ物・・、必要なものに恵まれながら巡礼していた。
神を信じているから不安は無い、と。

海に沈む夕陽を眺めながら、ホセも交えてディナー、乾杯。
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<6日目:トルティーヤ再び。動物小屋で眠る>
ビーチでキャンプをした夜に限って・・・雨が降った。笑
雨音で目覚め、雨で出られないので、そのまま眠り続け、巡礼疲れのため夕方までぐっすり・・

その後は、そのままサンティアゴへ帰るか、ビーチでもう一泊するか、迷ったのだけれど、
クレイジーな我々は、スペイン一のオムレツを出してくれたSenande村へ戻り、夕食に食べに行くことにした。
サンティアゴへ直帰する人が多い中、回り道してあの小さな村へ行く人はそうそういないだろう。
サンティアゴ行き最終バスにぎりぎり間に合い、途中の町Ceeで降りて、町外れからヒッチ。

スペインのヒッチハイクは難しい、と聞いていたとおり。
田舎町のドライバーは、我々をいぶかしげに見て通り過ぎていくのみ。。
しかし、すぐ前に会った家具屋の女性に道を聞くと、帰り道だからとSenandeまで乗せていってくれることに、
寄り道してBarまで運転してくれた!ありがたい!


Bar Coxa、ちゃんと開いてました!
マスターもご両親も、まさか本当にまた来てくれるとは、と喜んで迎え入れてくれ、
再びオムレツをオーダーすると、お母さんがとても喜んで作ってくれた。

卵もポテトも、うちの庭からのオーガニックのものよ、と案内してくれ、キッチンでレシピを教えてもらう。
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やっぱり絶品、最高の味だった!何より、家族皆がとても喜んでくれたのが嬉しかった。

もう暗いのでその辺でキャンプ、と思っていたら、店の奥の家畜小屋の2階で泊めてくれることに。
チキン&鳥の家に、ダンボールをしいてくれ、ぐっすり就寝。



<7日目:なぜかCorunaへ、なぜかガススタでキャンプ>
チキンの声で目を覚まし、
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店で水シャワーを浴びさせてもらい、
お母さんがタオルと、ミルクコーヒー&ビスケットを出してくれた。

不意に息子のマスターが、カフェの歴史を話してくれた。
祖父母の代、物売りからスタートしたこのお店、彼は18歳から働き始め、6ヶ月ほど南米を旅した以外は、
ずっとこのカウンターに立ってる、という。南米の旅の話を誇らしげに語った後、人生を振り返ってエモーショナルになったのだろう、突然目を赤くして、涙を流し、照れ笑いをしてカウンターの奥へと消えて行った。

毎日ここに立って、巡礼者を向かえ、二度と戻らぬ彼らを送り出す、、どんな気持ちなんだろう。

巡礼中、本当に多くの人との一期一会があったけれど、触れ合う一瞬の間だけ、その人の人生の歴史に触れ、自分もその一部となり、また離れていく。彼はずっと同じ場所に立っているけれど、無数の旅人の思い出の一部になっているに違いない。

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Fisterraへと向かう最初の巡礼客が入店、ポルトガル人だったので、北でお勧めの場所を色々教えてもらい、ここを後にした。

Bar Coxaのご家族、いつまでもお元気で。お世話になりました。


さて、いよいよヒッチでサンティアゴへ戻ろうか、というところで、テールからの提案。

「昨日のスペイン人カップルのいるCorunaを訪れようよ。サンティアゴから80Km,ヒッチすれば遠くないよ」

来てくれたらいつでもガイドするし、うちのおばあちゃんの作るトルティーヤは最高よ、とラテン気質な彼女がノリノリで招待してくれていたのだ。
あと一泊くらい、寄り道してもいいか、とCorunaへ冒険することに。
おまぬけ珍道中になるとも知らず・・。

彼女に「今からトルティーヤ食べに行くよ」とテールがSMSだけ送り、4Km歩いたところからヒッチ開始。
これが予想以上にスムーズ&ラッキーで、2台乗り継いであっという間に約100Kmほど北の、Corunaに到着できてしまった。


さっそく彼女に電話をしてみると・・・、
まさか本当に来るとは思っていなかったのでしょう、
やや困惑気味のご様子、「今日仕事なの・・」とお忙しそうで。
彼女の家の庭かカウチに一泊くらいさせてもらえるだろう、と勝手に考えていた我々の目論見も見事はずれ、
送られてきたのはホステルの情報。。

あれ・・・なにこの温度の差・・。完全にフライング・・・

知人のガイドが無いのか・・。
ここに何があるのか、見所も情報も全然無い私たち。
そこを通りがかったお兄ちゃんを捕まえて、この街の見所など突然質問詰めにし、
その人の言う灯台(またかい)とやらを見に、バスを乗り継いで街の中心へ。


美しい人工ビーチにショッピングモールに着飾った人々に・・・リッチな匂いのシティ。
ザ・巡礼装備の我々は、思いっきり場違いな場所に降り立ってしまった。。
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さくっと灯台寄って、
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街に興味を持てなかったので、その日中にサンティアゴへ戻ることに。

郊外まで歩いてヒッチ開始。

ところが帰りは本当に苦戦。。ようやく巡礼経験者のグループが、ハイウェイ近くのガススタまで乗せてくれたけれど、そこに着いたのが21時半、それから先はまるでダメ。
ガススタ横のカフェの芝生にテント建てて、まさかの野宿。
何でここで寝てるんだろ。
うーん、、なかなか面白い一日だったね。。



<8日目:ただいま!コンポステーラ。巡礼の終わり>
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やたらとハッピー&ハイテンションなごみ収集グループの笑い声で目を覚まし、朝のガススタでヒッチ開始。
1時間後、ようやくサンティアゴへ向かう中年男性が乗せてくれることに。

こうして無事、巡礼&寄り道旅を終えて、1週間ぶりにサンティアゴ・デ・コンポステーラに帰ってきた。
前回もお世話になった素晴らしいアルベルゲへ、スタッフの女性がまた笑顔で迎えてくれた。


前回、ここでやりそびれていることがあった。

カミーノを歩き始めたばかりの時、ノルウェーから1年近くかけて歩いているリピーターのNZの女性が教えてくれた。
コンポステーラ大聖堂の奥にはサンティアゴの像があり、参拝者はそこまで入って、像に触れることができる。
「巡礼の最後、サンティアゴにハグして『素晴らしい体験をシェアしてくれてありがとう』と伝えたの。古代からの巡礼者たちの温もりも感じる、美しい瞬間だったわ」

最後にサンティアゴにお礼をして、巡礼を終えよう。
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何度も通ったこの大聖堂に入るのもこれが最後。
列を待って、自分の番が来て、静かに聖堂を見守るサンティアゴにハグ。
祈りと感謝を捧げ、約一ヶ月歩いた巡礼の幕は下りた。


翌朝、古い修道院だったアルベルゲの窓からの景色。
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とても優しくて静かで、心穏やかな早朝だった。

巡礼の終わり。新たな旅の始まり。
さぁ、ポルトガルへ向かおう。


※その他の写真はこちらからどうぞ。

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長文、最後まで読んでいただき、有難うございました。


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