Live Moon ブログパーツ
インタビュアーとしての活動を始めました! http://tabitabi-podcast.com/tabiask/
ブログ再開!しばらくは、過去に書き溜めていた日記で、更新の仕方を思い出したいと思います。
現在、中米南下中です。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2014年11月19日

ヨガTTC④ コースを終えて

テーマ:オーストラリア2
ヨガ・ティーチャー・トレーニングコースも終盤に入ると、ティーチング練習のオンパレードだった。


※写真は、遊び心のあるクラスでの、寸劇の模様。


私の人生で、人前で「教える」、というのは初めての体験で、それは想像以上に緊張するものだった。
しかし仲間ひとりひとりのティーチングを見ると、人にはそれぞれ素晴らしい性質があることを改めて実感した。

100人先生がいたら、100通りのヨガの時間があり、生徒はいつも何かしら新しいことを学ぶことができる。
自分の個性のまま、教えればいいのだ。


最終週、筆記試験が終わると、いよいよ最終日、緊張のティーチング実技テストがあった。

「アキさんのクラスを受けていたら、涙が出てきました」
と、素の優しい顔になって言ってくれた仲間がいて、とても嬉しかったのを覚えている。


夜は卒業式。

全米アライアンス認定なる証書を受け取り、輪になって想いを語るグループサークルがこれで最後だなんて信じがたかった。


コース開始前は、こんなにもたくさんの日本人女性と一度に出会うことなんて長いことなかったし、ましてや数人と同じ家に住むなんてどうなることやら・・とドキドキしていたけれど、すべての美しい魂たちとの出会いに喜びを感じていた。

特に一緒に暮らした3人の、全ての要素が私には必要で、時が経つごとに一緒にいてほっとさせてくれる存在になっていった。
(いつも雑談が盛り上がり過ぎて、勉強や練習がはかどらなかったりしたけれど・・笑)

それぞれに導き、道のりがあって、通過点が交わって、時間をシェアしたひとりひとりが、師のようだった。


コース受講の動機として、「真実を知るため。そしてもっと自分を知るため」なんて言っていた気がするけど、たましいの目覚めるような学び、気づきがあり、濃厚でかけがえのない時間の後は、そういった意気込みも、柔らかい風に吹き飛ばされて、海の向こうへ溶けていた。


「花の美しさに気づくとき、その美は、自分自身の反映だ」
というレイチェル先生の言葉が好きだった。

バイロンベイの中に、皆の中に「美」を見ては、幸せを感じて、そこにいることが喜びだった。
その幸せこそが私たちの本質なのだと知った。



人生で今起きている素晴らしい出会いも、美しい体験も、苦しみも、どんなに些細なことも・・・、直接的にしろ間接的にしろ、繋がって一本の長い道になる。


いまここにいる、という幸せに、いつでも気づいていられますように。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月10日

ヨガTTC記③ 自知を楽しむ2

テーマ:オーストラリア2
昔からヨギニたちは、学び続ける大切さをといてきた。

自己学習、自分を知ること。
人生における出来事や状況に対する反応や行動を、瞬間瞬間、観察すること。

 
 「感銘深い経典を心で学びなさい」
 
Swami Satchidananda



●教室の、そこにある美しい花々に気がつきましょう。
 花の美しさは、あなた自身の反映です。
 曇りの無い美しい青い空こそ、あなたです。
 すべての創造物が、あなたがいかに美しいかを示しています。
 よい時間を過ごすということは、あなた自身の美を知るということなのです。



●自分の本質とは、愛、静寂、安らぎ、幸せそのもの。
 =怒りがあっても「怒らない」ということではない。
 本当の自分を知ってれば、怒りを閉じ込めるのではなく、
 他人にも思いやりを持って、怒りを表現することができる。



●今、この瞬間を生きれれば、何の問題も無い。
 自分はここにいるのに、マインドが別の場所にいるということは、
 今、ここにいないのと同じこと。
 何かに心を奪われたり、自分の役割、思考に捕らわれている状態。



●自分の身体が病気だったとしても、あなた自身が病気なわけではありません。
 自分を乗せた乗り物が病気なのです。
 いつも今のこの体がベスト中のベスト。
 なぜなら、全てがここにあり、あなたは今ここで、全てを体験しているから。
 病気は、そういった真実に気づくことのできるチャンスです。



●究極のヨガの実践とは、ただ受け入れること。
 すべてをあるがままに受け入れるための準備。

 「自分は何者なのかという知識」を会得できるよう、
 真実を受け入れるためのマインドの準備。
 それには、心の鏡を磨き、心の波を静めること。



●もはやいかなる思考にも影響を受けていない自然の状態。 
 それが本来の、真の自分と知っている状態。

 全ての人、物と自分が別の存在である、という視点から、
  自分は不変で永遠な存在であると気づく観念の移行がヨガ。
 
 非執着の実践を通して、結果を心配することなく、ヨガの目的を目指すことができる。 
 どんな実践方法をとるかではなく、実践すること自体が重要。



●タントラの教え。
 「人生において全てが神聖であり、全てが至福につながっている。
 ひどい経験でさえも、成長とその後に訪れる至福へのよい機会である」
 タントラの実践は、人間性の探求を通して、
 自分自身を深くしるひらめきを与えてくれる。



※「バクティ・ヨガ」の時間には、皆で花びら、草などを集め、曼荼羅をつくった。



バクティ・ヨガとは、献身のプラクティス。
愛と美への崇拝、献身の気持ちを表す方法のひとつ。


自らが献身(バクティ)そのものであると気づき、神聖なるものに自らを捧げ、その究極は、「捧げる者、献身者」としての自分の役割をも手放すこと。




最後に、このTTCの中でも心に残ったヨガの概念を。


●バランスや結合や完全性を探し求めるのがヨガではない。
 私たち自身はすでに、調和のとれた、完全無欠な「結合」そのものなのだと知る事、
 認識するためのツールがヨガである。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2014年11月07日

ヨガTTC記③ 自知を楽しむ1

テーマ:オーストラリア2
ジョン先生によるギヤナヨガ(Self Knoledge=自己の知識のヨガ)のクラスでは、時にパタンジャリのヨガスートラを使いながら、時にたくさんの面白い例え話を聞きながら、シンプルな真実を再発見、再確認させてくれ、多くを学ばせてくれた。

※パタンジャリ・・・様々なヨガの教えを“記録”した初めての賢者。

以下、覚書のために記しておきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 自己を知る(アットマギヤナ)

●思考、肉体、物質には始まりと終わりがある。
 始まりと終わりが無いものは、「意識」。
 普遍で、他と分け隔てようの無い全体そのもの。


●自分の本質とはOneness。
 万物の創造主も、創造物も、自分も、周りのものも、同じところからやってくる。

●それは、海から波ひとつを取り出せないのと同じこと。
 波は海から孤立することはできない。
 時々感じる他から孤立しようとする孤独感は、小我がつくりだす思考だと思い出すこと。


●海へ戻りましょう。
 自分は海の一部、海そのものである、と知れば、
 自分をひとつの波=“個”として捕らわれることなく(同一視することなく)、
 自由になりきることができる。
 自分=全てと知った上で、自ら波を選んで、人生を楽しむことができる。


●私たちはひとつの純な完全体で、不完全であることは不可能。
 生まれたときから今もどの瞬間も、完全性そのものであり、
 完全を捜し求めるものではない。

 宇宙が私たちを支えていないときは無い。


●Source of Happiness is LOVE = Ourselves.
 すべての人間の本質はHAPPINESS。


●自分は幸せそのものであると知ると、もう外に捜し求める必要がなくなる。
 (外に捜している状態は、めがねを頭にさしたまま、捜しているようなもの。
 探し物は外にあるものではなく、自分がすでに持っている。
 それに気がついたとき笑い飛ばすことでしょう)


●幸せの条件とは、幸せの対象物があることではなく、
 そのものとともに私自身がそこにいること。
 マインドも体も共に、その場にいること。対象物とひとつになった状態。

 例:大爆笑のとき、美しい夕焼け、大自然に出あったとき、
 寺院に入り手をあわせ、祈るとき・・
 アイスを食べて幸せと感じるのは、アイスと共に体もマインドもそこにあるから。
    ひとつになっているから。
そこに思考はあれこれ働いておらず、自分自身になっている。


●「幸せ」と感じる瞬間が長続きしないのは、Thought(思考)への執着のせい。
 幸せであるために、何かを得ないと、誰かといないといけない、と
   思い込んで生きてきたから。
 幸せそのものである自分を妨げる執着を手放せばよい。


●思考から抜け出すには、思考に飛びつかないこと。Mindにとらわれないこと。
 自分が思考を運転しているのか、思考に運転されているのか・・・?
 思考がぐるぐるしてきたら、見直してみましょう。


次回へ続きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2014年11月05日

ヨガTTC記② 学んだことを手放しましょう

テーマ:オーストラリア2
ヨガ・ティーチャー・トレーニングコースには、多岐にわたるクラスがある。

アーサナ技法・指導法、呼吸法や瞑想指導法、哲学、
アーユルヴェーダ、解剖学、ヨガの歴史、セルフ・ナレッジ・・・

学ぶことがとても多くて、とにかく頭が爆破しそうな日々だった。
同時に、感情面でもいろんなことが起きているから、まぁ大変なわけです。


ある朝、クラス開始前のまだ暗い中起きて、宿泊先コンドミニアムのシェアメイト3人とビーチへ行った。

水平線の向こうから上がってくる朝日に向かって、太陽礼拝をしよう、ということになったのだ。






すると、TTCスタッフでありヨガの先生であるジュンさんの言葉がおりてきた。

「一度、学んだことをすべて手放しましょう」

「今、すべてを理解できなくてもいいのです。コースが終わって、だいぶ経ってからでもいいんです」


たくさんのことを学んでいる頭。
理解しようと動きまくっている脳。
分からないことに焦る心・・・

すべてLet it go.

得たと思った知識も、学びを得たとか浄化したと思っていることも、すべて「行かせる」こと。

もっと透明に、ニュートラルになりたい。
旅をしながら、生活しながら思うそんな「欲」も、Let it go...


「全てのことは、奥深い海の表面で起こる波の起伏である。

感覚を完璧にコントロールすることができるようになり、
真の自分を完全に理解できるようになった瞬間、
同時にその得たものすべてを手放すことができなければいけない。

真の解放は、完全なる降伏にある。」

(パタンジャリのヨガ・スートラより)


太陽礼拝の、学んだばかりのそれぞれの効能やポイントなどは脇に置いて、
考えず、ただ呼吸し、アーサナとひとつになるようにした。

ハードな練習と同時に、体を楽にしてあげること、自分を痛めつけないこと、
それもまたヨガ。


その後、海に浮かぶ波を見ていたら、頭や肩からすーっと力が抜けて、海に溶けていくような気分だった



バイロンベイを囲む自然と空気には、いつも助けられていた。


クラスが早く終わった後、みっくんゆうこちゃんらと海で泳いだり、


休みの日にシェアハウスの皆とティートゥリーオイルの流れ出す湖へ行ったり、






バイロンマーケットでオーガニック食材をもりもり買ったり、


空気のよい“トップショップ”でお茶したり、

灯台へ朝日を見に行ったり・・・



疲れた頭、張った筋肉、いろんなことが起こっている心の内を癒してくれるバイロンベイの海、強い磁場は、TTCのなくてはならない立役者だった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月02日

ヨガTTC記①

テーマ:オーストラリア2
2012年8月11日から1ヶ月間、ヨガ・ティーチャー・トレーニングコースを受講した。

きっかけは、西オーストラリアのファームで働いていた時、このブログを読んでメールをくれたゆうこちゃん。

これからオーストラリアに来る、ということでメールのやりとりをしている中で、
「ヨガといえば、日本人向けに、こんなヨガ・ティーチャー・トレーニングコースが行われるらしいですよ」と情報を送ってくれた。

ページを開いてみると、何と

どこかを旅していたとき、たまたまHPを見て以来、「オーストラリアに戻ったらお会いしたい!」と思っていた先生だった。
難易度の高いポーズをスタイリッシュな写真でもりもり載っているザ!ヨギニサイトとは違い、
バクティヨガが大好きで、サイトを通しても光と愛が降り注いでくるようなエネルギーにとても惹かれていた

※そんな“レイチェル・ジンマンヨガ”の説明は、スタッフあやさんのページに素晴らしくまとまっています
http://yuiyoga.com/training/


インドで出会って以来ヨガと共に旅してきた。
キャリアとして「先生になりたい!」と思ったことはなかったのだが、
真実のつまった、ヨガの哲学面をもっと学びたいとずっと思っていた。

また、アーユルヴェーダへの理解や、タントラ、キルタン、バクティ・ヨなど精神面も深めたかったし、その後の旅でヨガを人とシェアできたら、と考えはじめていた。

そしてついに申し込みを決意したころ、再びゆうこち
ゃんからメールが。

「縁あってこのTTCコースのアシスタントを務めることになりました」と!
縁とは不思議・・。


そんなこんなで8月10日、コース前日、彼女と旦那さんのみっくんと“初”対面。
他人とは思えず、その後のオーストラリア滞在中の濃い時間を共有し、家族のように感じる大切な仲間となった。


コースの開催場所は、チベタン・フラッグ、モンゴル風ゲル、仏像などが美しい庭に飾られたテンプル・バイロン



初日、ニコニコ顔のレイチェル先生に迎えられ、やや緊張感漂う空気の中、輪になっての自己紹介タイムがあった。



ここで既にすごい浄化の時間。

参加者のひとりの女性が、ここに至るまでのことを言葉を詰まらせながら話し、見せてくれた涙で、私や何人ものメンバーがもらい泣き。

そこへ、元受講者だった解剖学のリサ先生のことば。
「私もコースの間中は、毎日泣いていたの。このTTCは間違いなく、貴方の人生を大きく変える。
このコース人生のターニングポイントとなって、いろんな出会いがあり、40歳の今年が人生で最高の1年といえる。」

続いて、スタッフの方のことば「涙を流すとはストレスの発散にもなる」にという泣くことの大切さの話に心がほぐれ、安心して泣く。笑


そして、レイチェル先生の初日のことば。
「ヨガ暦30年、ティーチング20年以上、TTCを何十回と行ってきたけれど、数年前人生の危機が次々と起こり、巡礼の旅に出た。だからこれが2年ぶりのTTC。今でも学びの真っ最中。」

私たち一人ひとりが、今の自分と向き合っている。変化していること事態が、私にとって大きな意味がある。

時に心のうちにある動揺なんかもさらけ出し、生徒である私たちにシェアしてくれる。
その姿勢が、とても好きだった。

完全性を追い求めるのではなく、「そのままを受け入れる」。
そんなヨガの真髄を、雲の上の先生、としてではなく、机上の「あるべき」論としてでもなく、リアルな彼女の言動を通して見ることができたのは素晴らしい学びだった。


また、この年から新たにTTCに加わったジョン先生は、Self knowledge(自己の知識/自分
を知ること)のクラスを持つ。
Self knowlege以上に大切なものは何もない、と教える彼のしめの言葉に、私がここへ来た理
由を確認した。

Yoga is you.
You are the YOGA.
Yoga is self-knowledgement.
Journey of yoga starts from you and finishes within you.
You are the jorney of YOGA.

ヨガは自分を探っていくツールとしても、とても面白いものだ。


これを皮切りに、以降毎週一回用意されていた、心の内にあることをシェアする“グループ・チェックイン”は、皆のハートチャクラを開く(あるいは開きづらい状態すらも確認できる)時間だった。

時に笑い、時に泣き、時に言葉につまり、話しながら隣に座ったメンバーが添えてくれる手が温かくて、皆の目が優しくて、また泣いたっけ。


こうして濃厚な一ヶ月間(私にとっては合計2ヶ月半となった)の毎日が幕を開けた。

セルフ・ナレッジ、真実への気づき、学び、浄化の連続の日々となった。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年11月01日

ゴールドコーストで必然の再会

テーマ:オーストラリア2
10ヶ月強働いたファームからパースへ戻ると、4年ぶりのクウィーンズ・ランド州、ゴールドコーストへ飛んだ。
4日後に、バイロンベイで始まるヨガ・ティーチャー・トレーニングコースに参加するためだった。



その直前、ここで、素晴らしい再会を果たせた。

この辺りの流れは、すべてが必然。
いや、旅も人生も起こることはすべて必然なのだけど。


日本を出て5ヶ月後くらい、初めてのワーキングホリデー体験の頃、ニンビンで縁あって知り合い、Woofをさせてもらったユキエさんという女性がいた。
是非再会したい!とご連絡したところ、ゴールドコーストに移った、と返事を頂いた。

当時、庭仕事をお手伝いしながら、私へのリーディング&ヒーリングをしてくださった、本物のスーパーヒーラーだったユキさん。
その後も、勉強、修行、ヒーリングを続け、依頼が増えてゴールドコーストに移り、本格的にカウンセリング&ヒーリングの仕事を始めた、とのこと。

本当に久しぶりの再会だったので、しばらくは積もる近況話を楽しみ、その後、パワーアップしたユキさんとのセッションタイム。

深ーい質問をたくさんしたので、かなりの長期戦に(ユキさんはその展開をすでにご存知・・)。
途中ランチブレイクを入れ、最後もカフェでヒーリング続行。


話す前から、バシバシ気になっていた部分への指摘が入り、旅の間のひっかかった出来事、自分じゃ気づきようのない過去世からきていたこと・・、たくさんの事をクリアにしてもらい、リリースするお手伝いをして頂いた。


彼女に会いにいく直前は、エネルギーが各所で行き詰まったような感じがあった。

忙しすぎたファーム仕事の直後で疲労しきっており、周り、地球、宇宙から切り離されたような感覚があった。
呼吸し、食べて、歩いているのに、そこにいる実感がないような、それまでにない感覚・・。


「こんな状態で、これから始まるヨガコース受けて大丈夫??まったく準備ができてないー!」

と、そんな自分に途方に暮れていたのに、セッション後はまた“繋がる”ことができた。
大いなるなにかに。内なる自分に。


愛が自分の中に、回りに、戻ってきたのを感じた。
ほんわり温かく、軽くなり、とても楽になった。
翌日から始まるヨガコースにとてもワクワクしていた。




魂を目覚めさせる巡礼。
自分の意思だけでない、上からの指令でもある。
いろんなものを見つけていき、人々に伝えていくこと。


辛い体験も、嬉しい出来事も全て意味がある。
自分の心の持ち方をいつも内観し、出会う人、起こる全てがその鏡である、と気づくこと。
自分を見つめ、正すこと。

“今”というとき以上に大切なものは何もない。
準備ができれば必ず、お導きがある。



頂いたたくさんの気づきと思いだしのメッセージが、すとんと自分の中に落ち、
4年ぶりのセッションも、素晴らしいヒーリングで、またまた救って頂いたのだった。


翌日より始まったヨガコース受講中も、残りのオーストラリア滞在の間も、何度かユキさんとお会いする機会があり(共通の友人がヨガコースにいたり)、何度も助けて頂いた。



そんな恩人ユキエさんのWebサイトはこちら。
http://www.yukiekohata.com

現在、ヒマラヤにて修行をされている彼女のブログは、とてもとても勉強になる内容です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2014年10月06日

イルカと出会う

テーマ:オーストラリア2
私がオーストラリアに入って約3ヶ月後、スペイン巡礼を共に歩いたテールから「今パースだよ」と驚きの連絡があった。

ワーホリで渡豪し、鉱山の多い西オーストラリアで働くことになった彼、私の働くカナーボンを通過する際に何度か会いに来てくれた。

私がファームを出る直前、仕事のオフをとって一緒にイルカで有名なモンキーマイアーへ。
仕事仲間からいいカメラを借りたおかげで、珍しくクオリティ高めの写真が撮れたので、いくつか貼り付けておきたいと思います。


出発したのは夜中。車のバッテリー切れなど、やはり彼との旅はハプニングがつきもの。それでもモンキーマイアーの桟橋には日の出タイムに無事到着した。















ビーチからイルカの尾やヒレが見え始めると、たくさんの人が集まってきた。



少しずつ仲間が集まってきて、全部で7頭ほど、2,3頭ごとのグループになって遊んでいる。



沖から近づいたり離れたりして、優雅で自由なスピリット。
ついにイルカが顔を出したときには皆が笑顔。


そこへスタッフが現れ、イルカの生態説明が始まり、数人のボランティアスタッフによる餌付けが始まり、選ばれしラッキーツーリストは、魚をイルカの口元へ運ぶ手伝いができる。


今までに見たことがないほどゆっくりとした動きでここに寄ってくるイルカたち。
浅瀬で踊り、遊びまわり、驚くほどプロフェッショナルなエンターテイナーだった。



\

この後、元羊ファームだった施設を見学し、温泉プールに入って疲れをほぐし、

夕方はDenham(デナム)という海の前の町でフィッシュ&チップス。
そしてビーチで夕日鑑賞。





相変わらずの珍道中なロードトリップだったけれど、会いに来てくれたテールに感謝!
2回目のワーホリ中の、唯一の観光でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2014年09月15日

ファームからの旅立ち

テーマ:オーストラリア2
自分のシェアファームも持ち、忙しさもピークに入った6月、新たなメンバーとして、ワーホリ中の日本人、台湾人、それぞれ3人組で計6名がシェアハウスに加わった。

ここに来て8ヶ月が経って、初めて他の“ワーホリ”中の方々と会い、共に働くことになった。
家の雰囲気はガラリと変わり、新風が吹き込まれて、一気に華やかに!キッチン、冷蔵庫、バスルーム・・いつもフル回転のフルハウス!

ファーマー夫妻、家族も加わる盛大なウェルカムパーティーでは、元寿司職人がいる日本人チームと寿司を巻いたりして、やっと“ワーホリ”らしい空気に触れた、笑。


ほどなくして日本の皆さんが去ると、新たに台湾人カップルが加わって、インドネシア&台湾環境に。


チームワークも良好。
居心地は最高だったけれど、ついに8月頭、私も10ヶ月いたこのファームを去ることになった。

お別れパーティーとして前日またヤギが仕入れられ、シェアメイトが倉庫で解体してくれた。ヤギさんにも感謝。。

そして当日、皆仕事から早戻ってきて、たくさん料理をしてくれた。


台湾ガール・アンバーとお品書き。


インドネシアチームは、手作りピザ、エビフライ、ミーゴレン、チェンドル(私の大好物のデザート)、魚のBBQ、フライドチキン、解体したヤギの煮込み、ガドガドサラダ・・・

台湾チームは、肉&野菜マン、サラダ、ビーフヌードル、アップルパイ、チキンスープ・・・

テーブルに並びきらない。


以前、一緒に働いていたマレーシア人夫妻、通称アンクル&アンティもカナーボンに戻ってきて、駆けつけてくれた。


台湾カップル・カイ&ミアとアンティ

皆みんな、本当にありがとう。


最終日、皆へのお菓子作りをして、ファーマーの家へご挨拶に行った。
とてもシンプルな家で、子供3人を育てながら、いつもハードに働きづめの奥さんのメリーさんには本当にお世話になった。

「ここはワーカーの数が多い方だから、カナーボン中の人が私を金持ちだと思っているけど、実際は貧しい
のよ。ワーカーは皆、一生懸命働いてくれてるから、できるだけ助けたいし、ベトナムの貧しい地域の病院にもお金を送っている。

私自身はお金はいらない、人を助けたいだけなのよ。
だから神様は私に、食べ物、家・・全てを与えてくださっていえる。

よく語ってくれたそんな彼女の言葉が、思い出すたびに聞こえてくるようだ。


「一生懸命働いてくれてありがとう。決して忘れないわ」

最後にそう言って肩を抱いてくれて、お別れをした。


この夜中に、カナーボンを通ってパースへ戻るバスに乗る私に、いつもお姉ちゃんと慕っていたデウィさんが、ピザを焼いてくれた。長旅バスで食べてね、と。
台湾人メンバーは「ありがとう」とお別れの言葉を長ーーーーく贈ってくれ、絵描きのアンバーが作ったカードには、皆からのメッセージが。


夜中3時、マレーシアのアンクルの車が到着し、エリーさん、デディさんが起きて来てくれ、出発のガソリンスタンドまで見送ってくれることに。

いつもふざけて冗談ばかりのムードメーカー・デディさんが、初めて、ムスリムの正装である白い帽子をかぶって現れ、いつになく凛とした表情を見せた。
バスが出るまでの間は、照れくさいやら寂しいやら・・・去る実感も沸かなかったが、お別れしてバスに乗った後は涙が出そうになった。


12時間の移動を経てパースに到着したときには、皆と過ごした日々のこと、シェアハウス、シェアファームの経験・・。自分でもびっくりするほど、とても恋しくなっていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2014年09月07日

セカンドクラスの野菜も売ろう!

テーマ:オーストラリア2
日々、野菜の収穫後、パッキングの仕事をしながら、オーストラリアのマーケットの基準が本当に厳しいことを実感していた。

キュウリ、オクラ、ビーンズなどは大きすぎたり、形が悪かったり、少しでも傷があると"セカンドクラス”か廃棄となる。
トマトの場合、出荷時すでに赤いともう出せない。木で熟れたものをとって食べた方が味は確実に美味しいけれど、赤みが強いと、広大な国内の輸送を経て、店頭に並ぶ頃には熟れ過ぎてしまうのだ。


あるときエリさんが、彼のシェアファームのメロンを大量に収穫した時のこと。
「今マーケットにあふれているので、受け入れてもらえない。価格も悪いから、値上がりするのを待つ」とのファーアーの判断で、倉庫で保管することになった。
しかしその間、送るには熟れぎてしまい、と結果大量の廃棄となってしまった。

収穫したキュウリも、大きすぎる、曲がっている、という理由で、セカンドクラスですら売りに出せず、これまた廃棄に。

大量廃棄は心が痛むだけでなく、ハードワークの末に何も得られないエリを思うとといたたまれない気持ちになった。

というわけで、無人販売のショップをファームの前の道路にてオープンすることに!


車がちょこちょこ通るので、大きな看板を置き、ひと袋1ドル(ものと量によっては3ドル)に設定し、マネーボックスを設置。


エリさんの野菜が売れたときは売り上げを彼に渡し(いつもを皆に何か買ったり還元してくれるのだが)、フ
ァーマープロパティの野菜のときは、家のガス代や共通備品代にまわしていた。


徐々に看板などを改善



そんな大量の野菜が“廃棄"となるのを見て、最初のワーホリの時は「もったいなーい」と思った程度だったけれど、2年半あちこち旅をしてからは、感じ方も変わってくる。


西アフリカの市場では、ここでいう“セカンドクラス”以下のもの、しなびた野菜しかなかったことを思い出す。それらがとても貴重で、この国でいう“ラビッシュ”を、人々は大事に食べていた。

農村開発でボランティアをさせてもらったブルキナファソの貧しい村では、野菜は育たず、食べ物自体なかった。。彼らはサラダを食べたことがない。

世界の格差をここで比べるのもナンセンスかもしれないけど、
化学肥料を使って大量生産 →供給過多 →市場や消費者の基準が厳しくなりすぎ、大量のゴミを作る・・・
オーストラリアに戻ってからは、そんな循環を目の当たりにして、いつも食べ物も物も廃棄物も、あふれているなぁと感じていた。

パッキング時、規定外と分かりつつも、「これ、食べられるよ」と私はあれこれ箱に入れ(うっかり&時々確信犯)、注意されてやるせない気持ちでいっぱいだった。

大量生産制でビジネス(お金稼ぎ)を優先させるというのは、こういうシステムへの割り切りなのだろう。



話題は変わって、中に立っているのは、メロンを栽培したエリーさん。

日本で働いていた経験もあり、日本語が上手。
私たちワーカーとは違って、自分がすべてを担当するシェアファームを持ち、スーパーバイザー的な存在。

力持ちで、すべてが神業のようにすばやく、本当によく働き、サービス労働をいつもしている。
自己申告になる時給制の仕事では、1時間半働いても「メリーさん(ファーマー)がハッピーだから」と、ファーマーの立場、心境を考え1時間で申告。
少しごまかしすような人も中にはいたが、「嘘をついたて得たお金は、もうBlessingじゃないから」と、高次元でもものを考える人だった。

彼の幼少時代は、少しのお米と塩で食べ繋いだ時期もあったという。
その後、運よく日本とオーストラリアで働くビザを入手し、両国で得たお金で今は故郷スラウェシ島にビジネスを持っている。
今お金を稼ぐことができているのは、「たくさんの人が祈ってくれてくれたおかだから」、と毎年クリスマスには村の貧しいひとたちにお金を送り、感謝を忘れていなかった。


他のインドネシア人シェアメイトから聞いた話でも、はっとすることはたくさんあった。

ランチタイムに幼少時代を思い出しながら、「毎日コーラを飲めるありがたさ」を語っていたり、いかにオーストラリアのビザを得るのが難関で運を要するか、あるいはいかにビザ無しで切り抜けるか、を聞いたり・・
(実際、突然カナーボンに移民局監査が入ったときは、冷や冷やな大騒動となった)。


同じように働き、不自由ない生活を共に送っていても、手にしたお金、生活への想いや感じ方は様々。世界の生活格差を目の当たりにするだけでなく、通ってきた国の人たちと一緒に生活してみて発見することはまだまだある。

そんなこと実感したセカンドワーホリの日々でした。



番外編:
そんなインドネシアンシェアメイトのバースデイパーティー。
友達がわんさか来て、ご馳走が並ぶ中・・

主役に背後から突然、卵&小麦粉をぶっかける、というのは彼ら恒例の祝い方。
本人は、いつ来るかいつ来るか、とひやひやして待つことになる。

私は女性なので免除されて良かった・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2014年09月03日

シェアファーム:命を育てるということ

テーマ:オーストラリア2
3月中旬、エリさんが余らせたトマトの苗を受け継いで、私もシェアファームを持って自分で栽培を開始することになった。

※ここでいうシェアファームとは、ファーマーの土地を借りて、栽培から出荷まで自分ですべて行い、売り上げをファーマーとシェアする、というもの。作物をマーケットに売りに出すまでお給料はないし、むしろ誰かに手伝ってもらう場合は自分が給料を払うのだが、水や肥料代、大方の備品はファーマー持ち。


トマト栽培を自分でぜーんぶやるのは初めてのこと。ミニトマトは、ほぼ全過程ひと通り体験したとはいえ、若干勝手も異なるし、経験者エリさんに聞きながら、見よう見まねで実験的な日々が始まった。


運ばれてきた苗たち



①3月中旬、苗植え開始。
暑くなる前の早朝、プランターケースごと液体肥料に湿らせてから植えていく。


苗6,000本に対してスペースが十分に無かったため、間隔狭めで植えまくることに。
(これが厳しい結果になるのだとはこの時はまだ知らず・・。)



②植えた後、列の両端に深い穴を掘り、大きな柱を立て、柱にワイヤーをくくりつける。
(これは力仕事なのでエリさんに手伝ってもらった。)



③木のスティックをさしていき、ヒモでとワイヤーを結びつける
(成長してくるトマトを支えるため)。



これで大枠は整い、花が咲くのを待って、間引きを開始するのだが・・・。

2週間経過、花がつき始めた頃、まさかの大雨!嵐が来た。
カナーボン一帯はとても乾燥していて、雨自体本当に珍しいのに、もうすさまじい豪雨。
これで、かなりの花がとれ、収穫第一弾の実は逝ってしまったことになる。
多くの苗もダメになり、とてもショックだった・・。

しかし、何とか頑張って残っているたプラントを救い出さなければ!!
泥まみれになっ枝をきれいにし、汚れた葉をカット(バクテリア繁殖で病気になりやすいため)。


④そして第一回目のプルーニング。


⑤それが終わると、テーピング作業。

実の重みに負けずまっすぐ育つよう、スーパーの値札付けで使われるような器具を使って、メインの枝をスティックにくくりつけていく。
プラスチックテープとホッチキスの芯のような落ちても土に返らない素材を使うので、個人的には好きではないけれど、何せ大量の苗&“ビジネス”なので使用。


⑥さらに約1週間後、2回目のプルーニング&テーピング。
いつもはメインの枝を一本で育て実を大きくさせるのだが、このシーズンはファーマーの方針で、メイン+もう一本の枝を残すことに。それはかえって難しく、時間のかかる作業だった。

着実に成長していく中、このプルーニング&テーピングを約7回ほど繰り返したろうか。


はじめの頃は、他の仕事も忙しくなく、自分の分はすぐに終わってしまうので、エリさんのお手伝いをしつつ、ヨガ&玄米菜食料理を楽しむ毎日。身体の調子もすこぶるよく、余裕があると何でも楽しめる。

花が咲き、実に変わって、それが少しずつ大きくなっていく。


その変わりゆく一瞬一瞬を見られることがすごく楽しくて、ワクワクしながら見守っていた。


5月頭、ついにボトムから色づき始めた!!!

何という生命の輝き!

うっすらと色づいた様子を見た瞬間は、疲れも吹き飛ぶ喜びがあった。
“命を育てている”のだ、と勝手に子育て気分。私の力じゃないけれど・・・。



と同時に、4月、5月は、オーナーのメインの仕事も忙しくなってきた。
広大な敷地に植えたミニトマトの仕事が始まり、加えて、働きに来ては辞めていく人たちに仕事を教えてチェックして・・、といった仕事も加わり、てんやわんや。


その仕事の傍ら、早朝か夜の暗い時間帯のみにしか自分のファームで働けなくなり、ヘッドライトを使うのだが、これがまた見づらく作業がさらに遅くなる。

プルーニングが終わったら、テーピング、それが終わった頃にはまた最初の列の次のプルーニングを始めないと!かなり伸びてきた雑草も刈らないと・・・とエンドレス。
趣味のファームなら自然農にするのに・・。



そして心配ごとがひとつ・・。実が大きくならないのだ。
完全に、スペースに対して苗を植えすぎ + メインの他もう一本の枝を残したのがまたまずかった。
土の養分や太陽光がすみずみまで行き渡らず、枝も細くて、何だか苦しそう・・・。

いつも暗い中働いて、植物が寝る時間に触ってるから、ストレスもかけたんだろうなぁ。
触る人が疲れてたから、悪い波動も与えたんだろうなぁ・・。ごめんね~・・と謝りつつ、4つ目の実の上で枝きりをしたが、遅すぎた。やっぱり大きくならない。
実が小さいと、セカンドクラスになって値段は落ちる。。


それでも日中畑に来られたとき陽の光の下で見ると、どの子たちも日光浴(光合成?)しながら輝いていて、またまたパワーをもらうのである。


こうして植えてからちょうど2ヶ月が経過。忘れもしない5月中旬。

エリさんの畑の収穫が始まった2週間遅れで、ついに私の最初の収穫日が来た!!!

よくぞ育ってくれました・・!(涙)

↑こんなに緑のを採っていいの!?って感じですよね?
でもボトムさえ色づいていたら採りどき。時期を逃すとすぐにセカンドクラスになってしまうのだ。


まだ数はあまりなく、色、サイズごとの仕分け&パッキングもすぐに終わってしまったけれど、出荷すべき自分の箱ができたときの感動はひとしおだった。




暑いので成長は早く、ここから2日に1回ピッキングする日々が始まった。

はじめこそ、数コンテイナーだったけれど、ピークとなった6月頭、ついについに私もビンを埋める日が来た!
(巨大コンテイナーのビンは小さいコンテイナーの21個分。)

痩せた枝が目立っていたので、ビンを使う前に収穫が終わってしまうのではないか、と思っていただけに、本当に本当に嬉しくて、夜中にピッキングしながら大興奮。
このときだけは疲れ知らずでハイのまま働いていた。

時に小さいものを入れてしまい、「セカンドクラスはお金にならないから入れちゃだめ!」とダメだしを食らうも、どのトマトも愛しすぎて、地面にぽいっと捨てられない・・。
だって、頑張って育ってくれたんだもん。食べられるんだもん。。

というわけで、セカンドクラスは自分たちで作った路上のショップへ。そのための仕分けやパッキングでも地味にかなりの時間を費やしたが、買ってくれた人がいたのが分かると喜びもひとしおだった。お金が入っていないこともあったけれど、廃棄になるよりずっといい。
自分自身、サラダはもちろん、よくトマトソースを作ったりして毎日本当によくトマトを食べていた。


そうして収穫期はピークに。
広大な敷地を持つエリさんは、12ビン、15ビン・・と出荷、私も嬉しくもビンを埋める日が続く。

大雨が降って、へたの周りにぐるりと丸い傷が発生し、大量のファーストクラスだったトマトが売りに出せなくなった悲しい出来事もあったけど・・・。


同時に疲れもピークに達してきた。夜中の2時くらいまで働いたことも。
途中でさすがに疲れて座り込み、目を閉じた瞬間、意識がぶっ飛んで違う世界へ・・・。はっと我にかえって収穫に戻り、皆が寝静まった家でそーっとシャワーを浴び、数時間寝るとまた仕事開始。ランチタイム30分以外は働きづめ。疲労を和らげようと時間を作ってヨガを試みるも、マットで即効眠りに落ちる・・

いやー、クレイジーな日々でした。


そんなハードな日々のご褒美は、時折、見事なまでに素晴らしい光景に出会えること。
目を疑うほど大きく美しい月の出、夕暮れの赤、ファームを照らしてくれる満月の明るさ、猛暑なのに冷え込む夜明けの沈黙を破る朝日・・・、自然のドラマには癒されまくっていた。




どうにかピーク期を乗り越えたころ、ゆるやかに量は減りっていき・・・

7月中旬を最後についに収穫終了。


最後の重労働は、お役目を終えた木々をおろし、ワイヤーをはずし、スティックをはずしてひもで束ねてたりするクリーニング作業。



そうしてついにシェアファームの全行程が終了、空っぽになった畑を見るのは感慨深かった。


・・・・・・・・・・・・・・

小さな敷地で少量とはいえ、自分でトマト栽培の全プロレスを行って想うこと。


マーケットの基準の厳しい地で、「売るため」の作物を上手に育てる、というのは本当に難しい!
何せ相手は、自然と命、生きているのだから。

天候、土壌の状態など、シーズンごとに違う状況をよく観察して、自分ではコントロールできない部分に対して、臨機応変にやり方を替えていかないとだめなのだが、何せ経験の無さを痛感。
枝を残して実をたくさんならせようとして大きく育たなかったり、指示されて行った空気を通すための葉取りも日焼けにつながったり、茎が乾燥してきたり・・。
一度エリさんがスプレーの量を間違えて、一部病気になったことも・・。
はじめての体験だったから、失敗&学びの連続。一喜一憂の日々。


そしてマーケットへ売る、ということの難しさ。
プライスの上昇、急降下の変動の激しさは、まさにギャンブリング。例えば突然、オーストラリア内の別の州から、大量のトマトが入ってきた、となると価格は暴落。
その開きといえば約18倍にまでなることも。つまり1,000$で売れたものが、次には78$になっていたりするのだ。

これは私などには読めない。

ハードワークの末、マーケットから送られてきた伝票を見て、「たったのこれだけ~?」、箱代、輸送費を削ると全然残らない・・・と呆然としたり。

よく目の当たりにし、聞かされていたファーマーご夫妻のご苦労、ストレス、疲労も、短期間ながら身をもって体験した。



しかし、そんなことも含めても、この体験は素晴らしかった、と言いたい。


命を育てる、ということは、シンプルに、感動の連続だった。

苗を植え、背が伸び、花が咲き、実がなり、色がつき、熟れた命を私たちが頂き、
その栄養はエネルギーとなって私を動かし、全ては繋がっていた。
自分の育てたものを食べるというのは、何物にも変えがたい味わいがあった。

+面も-面も、全て経験してみないと分からない。

やりすぎてしまう自分のクレイジーな部分も、改めて見つめた。


こんな基調な経験をさせてくれたファーマー、色々と手伝ってくれたエリさんや皆、路上の売店や、どこかのスーパーで買ってくれた人たちに感謝。

効率性重視のビジネス路線は私には向いていないけれど、この時の体験が知識に繋がり、楽しみながら野菜を育てられる機会をメキシコで得たとき、大いに役立つことになった。

それはまた別のお話・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 
にほんブログ村  

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。