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2007-06-25 22:10:05

ローマ帝国から学ぶ経営のポイント

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日経朝刊で連載しているチンギス・ハンを読んでいたら、歴史から経営に生かせることは多々あるのだろうが、自分は歴史を良く知らないことが気にかかるようになった。

高校は地理を選択したので、歴史の知識は中学生レベルだ。

まあ、地理で学んだことも十数年経ってすっかり忘れてしまったが。


手始めに、塩野七生著「ローマ人への20の質問」を読んでみた。

ローマ帝国が長い間繁栄した一因として、ローマ人が征服した他民族から優秀な人材を登用していたことが挙げられていた。

門戸を開いたのは、ユリウス・シーザーであり、その方針は初代皇帝のアウグストゥスに引き継がれたようだ。

中学で学んだ記憶を辿ると、独裁しようとしてブルータスという部下に暗殺されたはず。

理解していたことと正反対のようだ。

多くのローマ人にとって征服した民がでかい面をするのは気に食わないだろうが、皇帝が

「あいつらも優秀だから」

と言えば納得せざるを得ないだろう。

トップの強いエンフォースメントがあっての登用か。


現代においては、例えばM&Aの際に買収企業が被買収企業を支配するよりも、被買収企業から有用な人材を登用して一体となって経営する方がよいことが示唆される。

その際は買収企業トップのエンフォースメントが必要となることは歴史が示している、と言ったところか。

2007-06-17 22:14:28

松下幸之助とウェブ進化論の共通点

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松下幸之助著「私の行き方考え方」読了。

会社の先輩に座右の書を尋ねたところ挙げて頂いた一冊であり、共通の話題作りのためという下心もあって早速読んでみた。

現役時代に書かれた氏の立志伝であり、偉大な財界人の説教集ではなく、一人の実業家の視点で書かれた良書だった。

一番印象的だったのは。水道の水を例に挙げて、価値があるものが無尽蔵に生み出されるとタダ同然になり貧富関係なく手に入ることを示し、このプロセスを想像することを松下電器の目指す道としたくだりだった。

梅田望夫著「ウェブ進化論」で示されたチープ革命と、数十年前から松下電器が目指していたところが一緒。

大きな流れがそこにあるのだろう。
2006-12-21 23:55:34

梅田 望夫, 平野 啓一郎共著「ウェブ人間論」読了

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梅田 望夫, 平野 啓一郎
ウェブ人間論

ウェブと人間に関する論点はごく当たり前のことと感じた。

梅田氏曰く「情報を構造化してあることが本の価値である」とのことだが、この本も当たり前のことを構造化して提示していることが価値なのだろう。

一番感銘を受けたのは、you tubeのキモが「データをダウンロードしないから街頭テレビと同じ」、との行(くだり)。

著作権上は上映権とか完全にひっかかっていると思うけど、そう言われると問題なさそうにも思える。いつのまにか「これはアリ」と言うことになってしまいそう。

パラダイムシフトがあると、画像を公開するだけという一見つまらないと思ってしまう仕事でも、生活に大きな変化をもたらすことになるわけか。これも破壊的イノベーションだったということか。なるほど。

最近は、TKPという会社のビジネスモデルを知ったときも同じような印象を受けた。

旧態依然の不動産業界において誰も目を向けていなかった取り壊し予定などのビルを安く借り上げて、貸し会議室として短期的にレンタルして稼ぐというビジネスモデルだ。

視点を変えればまだまだチャンスがあるはずだ。
2006-10-06 00:02:18

集団の知恵

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ジェームズ・スロウィッキー, 小高 尚子「「みんなの意見」は案外正しい」読了

確固たる意見を持つ人物の集団による民主的な結論は、一握りのエリートによる意思決定より正しいことを数多くのデータが裏付けている。一方、お互いに影響し合っていて個性の乏しい集団は過ちを犯し易いようだ。誤りに気付かず、影響を受けてしまうのだろう。端的に言うと、よく考えずに人の意見に流されるとアホな結論になると言うことだ。

今後、「集団の知恵」の重要性は増していくだろう。

近年、音楽など趣向が多様化していることを鑑みると、人々は他人の意見に流されにくい傾向にあると考える。通信技術の発達に伴って多様な情報から選ぶ機会を得ることが出来るようになったからだろう。

但し、本書には情報量の多さが必ずしも良い結果に結びつかない実験結果を示している。特定の情報について重要性を強調する傾向にあるマスコミのニュースに強い影響力があり、被験者は過剰な反応を示した結果のようだ。オピニオンリーダーの意見より個人のブログやSNSの日記の方が参考になることを考えると、この点はさほど憂慮する必要はなさそうだ。
2006-09-18 23:20:57

「凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール」読了

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浜口 直太
凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール

コンサルタントの観点から、起業家向けにベンチャーの創業と成長に関する論点についてアドバイスを提供している。


”ショートレビュー”について記載されていた。

ショートレビューは監査法人が短期間で行う内部統制のチェックだ。費用は十万円程度らしい。一般的には投資家がデューデリジェンスの一環として利用するようだ。

ベンチャーの資金調達は時間との勝負であることを考えると、ベンチャーキャピタルで審査結果を待つ時間は短い程良いだろう。ベンチャーが自ら積極的にあらかじめショートレビューを受けておけば、審査が迅速になるのではないだろうか。

経営管理には詳しくないのであくまでも想像にすぎないが。
2006-09-05 23:52:19

リーダーと実務者のコミュニケーション

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ハーバード・ビジネス・レビュー2006年9月号に掲載された「明確なメッセージが人と組織を動かす 」という論文において、リーダーと実務者のコミュニケーションに関する興味深い議論がなされていた。

リーダーと実務者の間で、知らないことが恥のようで聞くのがはばかれるような関係になりやすく知っているつもり/知ったかぶりが原因となり認識にギャップが生まれる、という指摘が的を得ていると感じた。

どうしたら防げるだろうか。

*質問できる雰囲気作り
*理解を確認することが出来る雰囲気作り
が必要なのではないだろうか。

具体策としては、
*会議では必ず一回は質問する
*打ち合わせの最後に自分の理解を発表する
というルールを作ることが考えられる。
  
2006-08-16 00:22:07

内田 和成著「仮説思考」読了

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内田 和成
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法


ベンチャーにおいてはとにかく早く結果を出さなければいけない。さもないと会社の存続に係わる場合もある。そんな環境において、仮説思考は有用なロジックだと考える。膨大なトライ&エラーを繰り返さずとも結果まで辿り着くことが出来る。
コンサルタントだけではなく、ベンチャーで働く我々も利用する価値があるだろう。

本書では、懇切丁寧に仮説思考のスキームが豊富な具体例と共に述べられている。
特に、仮説構築の精度を上げる方法について詳しく載っており、

”仮説思考なんて、もうやっているよ”

という方にも有用である。






2006-08-12 23:14:27

稲盛和夫の実学ー経営と会計

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ファイナンス強化週間。墓参りへの移動中に名著を読破。

稲盛 和夫
稲盛和夫の実学―経営と会計

経営者からの視点で会計のあるべき姿について述べている。有名なアメーバ経営についても少しだけ触れている。

1対1の突き合わせやダブルチェック等あいまいさを許さないことに主眼を置いていることが印象的だった。目標達成や品質に完全性を求めるとも記しており、完璧主義がゆるぎない一貫性を生むのだろう。
2006-08-03 23:28:51

ウィルソン・ハーレル著「起業家の本質」読了

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ウィルソン・ハーレル著
起業家の本質

起業家がなぜ起業を繰り返してしまうのか、その理由は

「自由を得る為に起業する」

と記されていた。

このブログでサイドビジネスと呼んでいるビジネスは、楽しいことばかりではないし現在まで大して稼げていないが、自由にビジネスが出来るからやっている。企画のおもしろさからか、利益を度外視して多くの方が参加してくれている。誰かの傘の下で行っていたら、そんな商品が作れるわけがない。

何か素晴らしいことが予感され、胸が高まるようなビジネスを続けていきたい。



2006-07-09 01:50:52

起業初期マネジメントのノウハウ

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今日買って来た本を今読み終えたところだ。

神田 昌典
成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語

主催勉強会で講師をして下さった起業家氏が、懇親会で

”この本に書いてある事はその通りだ”

と仰っており、古本屋のチェックリストに入れておいたところ、今日見つけられたわけだ。

”ゴール”シリーズと似た物語形式で平易な文章で起業初期のマネジメントのノウハウが披露されている。

会社経営と家族との関連性について描かれた痛々しい物語でもある。

自らを省みて、運営している小さな組織にも反映させる事にする。

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