今週末は余暇を利用して、政治的なテーマについて書くこととする。
私は政治に関しては好きか嫌いかと言うと、嫌いだった。今まで距離を置いてきた。それには理由がある。
私には幼稚園のときから小学校を卒業するまで、近所に気の合う親友が行った。その親友とは家族ぐるみの付き合いだった。所謂幼なじみだ。その親友とは絶縁状態にある。そのきっかけは、私と親友が喧嘩したとかではなく、親同士の関係にあった。
親友の母親は、仏教の会派に所属していた。親友が時々歌の会に参加しており、私が幼心ながら彼の家はクリスチャンなのだな、と勘違いしていた。
小学校卒業前後だろうか、私が親友を遊びに誘うことはあったが、その親友から私への遊びの誘いはなくなり、私たちは疎遠となっていった。私は、我々が一対一の野球とか子供らしい遊びをしなくなっていたので、そのせいかと思っていた。
中学生の頃だったろうか、私と私の母でその親友の話をしたとき、母が当時の母親同士の関係について話してくれた。親友の母親が、彼女の所属している会派が応援している政党の候補者に投票するよう私の母に執拗に勧めていたらしい。私の母が、その政党に投票するつもりはないので友情をとるか政党をとるかにしてほしいと告げたところ、親友の母は政党をとったのだった。それ以降母親同士は絶交したそうだ。私と私の親友が疎遠となった理由がはっきりとわかった。それと共にその政党に対する怒りが込み上げてきた。
それ以降、私と親友の仲を引き裂いた宗教、並びに政治に対して、嫌悪感が湧くようになった。
高校生になった頃、親友がふらりと私を訪ねてきた。私たちは、私の実家の玄関でお互いの近況について話した。もう幼い頃の二人の間にあった感覚は取り戻せなかった。