17日に開票されたAKB48選抜総選挙で結婚宣言し物議を醸しているNMB48の須藤凜々花(20)が21日、都内で会見を行った。

——卒業後の進路は。

自分がやりたいことはあるし夢を持ってここに入ってきた。
夢はあきらめたくない。
ファンも一緒に追い掛けてきたので、絶対にあきらめんたい。
どんな形でかなえるかは分からないが、それはあきらめない。

——夢というのは哲学者か。

いろんな方法がある。
具体的にはっきり言っちゃうと今後どうなるか分からない。

——大学受験は。

個人的にはある。

——タレント活動は排除していないということでいいのか。

目に見える形で届けられるならその選択肢もある。

——グループを卒業することに後悔や迷いは。

(目を真っ赤にしながら)アイドル活動に対してというより、NMBみんなで盛り上げたいという大事な時期だったので、それに対して凄く葛藤があった。
割り切れなかったのは“人を好きになったら卒業すればいい”と言われるのはその通りだが、活動も絶対に放り投げたくないというのも本当の気持ち。
アイドル人生に悔いはない。
NMBに対する思いやファンの絆とか。
そういった面で凄く心残りはある。

——東京出身。
東京に戻りたかったのも理由の1つか。

それは自分で決めた。

——メンバーには相談していたか。

直接的な話はしていない。

——発表後はどうか。

発表した当日、メンバーにはホテルに全員で集まってもらって話した。
あと次の日の撮影で話せるメンバーにはあいさつに行って、謝罪した。
メンバーには自分の思いを全部話した。

——メンバーの反応は。

私がスピーチしてる最中、メンバーはネタだと思ってガヤを入れてくれた。
無観客になってNMBとして盛り上げなきゃいけないという気持ちをメンバーが持っていたからで、とっさの判断で祝福の声を出してくれた。
そういう反応で叩かれて申し訳ない。
メンバーは責めることなく話を聞いてくれた。

——キャプテンの山本彩の反応は?
責任を取りたいと言ったが“その道を進むしかないと思う。
これからも信念を貫いたら自分の頭で考えな”って言われた。

——メンバーは背中押してくれたか。

メンバーも私にどう接していいか分からない状態。
キャプテンもそこを心配している。
全員と話す機会を設けたい。

——ファンがお金を使ったイベントだ。
ファンに向けて言いたいことは。

本当にアイドルらしくないことをしても支えてくださった。
本当に大好きな人をことごとく傷つけてしまった。
でも、今までファンの方に接してきた私の日々は全部色あせない。
凄い傷つけて批判されて当然のことをしたが、応援してくださったことを忘れずに夢を実現させたい。
ずっと向き合い続けたい。