テレビ朝日の角南源五社長(60)の定例会見が25日、東京・六本木の同局で行われた。

当初、“平成の阿部定”のテーマで「サヨナラ、きりたんぽ」というタイトルだったAKB48の渡辺麻友(23)主演の連続ドラマのタイトルが、きりたんぽの地元・秋田県の抗議などで「サヨナラ、えなりくん」に変更され、放送日も30日開始(日曜・深夜0時40分)に決まった件について、「制作する前の段階のことですが、関係する方々に、ご迷惑をかけたと思っています」と謝罪した。

編成担当の平城隆司常務・ビジネス局担当は「我々がタイトルを発表したことで、秋田県の方々にご不快な思いをさせてしまったことは事実。
内容を変え、まったく新しいドラマになった。
中身に関しても新たに立ち上げさせていただきました」とした。

同ドラマは当初のタイトルが秋田県などの抗議によって撤回され、内容も一変。
きりたんぽに替わってタイトルに躍り出てきたのが俳優・えなりかずき(32)の名前だった。
関係者によると、きりたんぽは作中のどこにも登場せず、阿部定事件の要素も一切含まれていないという。

急きょ出演となった、えなりについて、平城常務は「中身に関して、えなりさんも『面白かった』と言って下さっている」と明かした。