ボイメンの勢いはCD業界の勢力図を変えるかもしれない。
今年はじめに発売された2枚のシングル「BOYMEN NINJA」(1月6日発売)、「Wanna be!」(2月3日発売)は共にオリコンデイリーチャート、ウィークリーチャートで1位を獲得。
しかし、その時はジャニーズのアイドルグループやAKB48及びその姉妹グループと同じ週に発売していなかったため、単純な比較は難しかった。
ところが、8月26日に発売した「YAMATO☆Dancing」は、Kis-My-Ft2のシングル「Sha la la☆Summer Time」と同日発売。
初対決となったオリコンデイリーチャートではボイメンが1位を獲得したものの、ウィークリーチャートではキスマイが1位を獲得した。
ネット上ではオリコン1位をかけた両ファンによる購買運動も話題となり、キスマイに勝るとも劣らないボイメン人気を表す結果となった。

AKBグループにとってもボイメンの活躍は脅威だろう。
同じ名古屋に拠点を置くSKE48は、勢いに押され、ボイメンが名古屋ローカルのレギュラー番組を増やし始めたと同時にレギュラー番組が激減した。
今や週1で放送される5分間のミニ番組のみで、SKEの冠番組はない。
SKEは去年から立て続けに松井玲奈、柴田阿弥といった人気メンバーが脱退したこともあり、厳しい状況のようだ。
対照的に、ボイメンはメンバー個人を含めると10本近くのレギュラー番組を抱えており、名古屋での勢いの差は歴然といえるだろう。

名古屋市内に本拠地を置く中日ドラゴンズがセ・リーグの最下位に沈み、名古屋グランパスもJ1で最下位争いをしている今、ネット上では「今年は名古屋の厄年」という声も上がっている。
厄年の名古屋の光になれるか、名古屋を拠点に活動するBOYS AND MENの破竹の勢いに注目だ。