スペイン遠征6日目

テーマ:
U-15監督の藤本です。

スペイン遠征6日目、少しずつ疲れも見え始め、散歩時に見せる選手達の顔も、「今さっき起きました」っていう選手が多くなってきました(苦笑)
体は正直なので、異国に来て、たくさんの経験を積み、毎日が楽しくてしょうがない、いつもとは違うホルモンが分泌されている分、疲労感への気付きに鈍感になっている感じです。当然その中で考え、頭をフル回転させてサッカーをしなければいけないので、疲れの速度はいつもより1.5倍くらい早くなってるかもしれません。

疲れも考慮する中、午前中は軽く昨日の現象を振り返る「グラウンドミーティング」のような形でトレーニングを行いました。
「試合」⇒「分析」⇒「プランニング」⇒「練習」の繰り返し、これしか成長する方法はありません。映像を使ったり、ミーティングをしたり、目や耳で情報を取り入れることも大事だし、実際にグラウンドに立ってボールを使いながら、尚且つ頭もフル回転させながらトレーニングをする。それに「+向上心」というスパイスを加える事で、成長速度もグンと上がるのかなと思います。その「+向上心」の違い、差によって、選手個々の成長速度にも差が出てくるような気がしています。

今日のTRMの相手は、昨日よりリーグが一つ下のビジャレアルRAOというチームでした。フィジカルは当然ながら高く、ただ技術的・戦術的にはやはり昨日よりレベルは1ランク下がる感じの相手でした。

ただ、結果は2-3の逆転負け。

前半を2-0で折り返し、負ける要素は何一つない試合内容でしたが、サッカーは最後まで何が起こるかわからない…そんな言葉が当てはまる、見るに堪えない試合でした。

戦術(弱点)がハッキリした分かりやすい相手に対して、そこを徹底的に突けない、突かない展開。何となくボールが持てて、気分が良くなってきたのか、自分たちが只々やりたいことをやるだけ。相手にとっては”楽”な方とは知らずに。(相手をリスペクトする中で)良い意味で相手をあざ笑い、逆をつく。その楽しさを味あわないで、相手の思惑通りに進入していく。結果、奪われカウンターの餌食になる。日本では問題ないリスク管理も、フィジカルの高い相手に対して準備が不十分で、逆に相手はウチの弱点を徹底的に突いてくるシビアな展開に持ち込み勝利を収める。なんとも後味の悪い試合でした。

昨日からの流れでいえば、当然起こりうる想定内の試合内容で、「サッカーはそんなに甘くないよ」と、試合後選手達に叱咤することになりました。昨日は相手のハイプレス、レベルの高さに選手達も引き上げられた感があり、自然と判断も早くなり、ボールもテンポよく動き出す。自分たちからではなく、相手によってペースが変わってしまう、そんなまだまだ未熟な部分が露呈した形になりました。

毎回上手くいかない、いつも負ける…ことを歓迎はしませんが、定期的に訪れる”発破”の意味合いでの上手くいかない、負けるは歓迎します。”選手は調子に乗るもの”とどこか理解している部分はあるので、褒めて、叱咤して、突き放して、また褒める。このサイクルで上手く選手達のモチベーションをサポートできればなと思っています。

明日は調整試合もラスト。良い形で大会に入れるように、しっかり準備していきたいです。















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