スペイン遠征5日目

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スペイン遠征5日目、今日からトレーニングマッチ(TRM)が始まりました。




午前中に約1時間トレーニングを行い、スペインに来てからテーマとしているビルドアップの部分を繰り返しトレーニングしました。バルセロナのU-12の試合、昨日のリーガ観戦と、この5日間で経験したものを基準に出来ることは、説得材料としてとても有効でした。ボールを動かすテンポ、その為の準備、自分たちでは出来ているだろうと思っていた部分でも、より高いものを目の当たりにすると、全く出来ていないことくを痛感。”出来る”の基準がこれほど違うのか…と、選手達も感じています。それを基準に、もっと早く、もっと確実に、もっと丁寧にと、要求度も自然と高くなっていきます。日本にいたら感じられなかったこの感覚、選手達にも忘れずに心に刻んでおいて欲しいです。

TRMの相手はビジャレアルローダ、去年も戦ってレベルの高さは知っています。去年は全く刃が立たず0-4の惨敗。正直、今年の選手達がどこまで戦えるのか、どこまで通用するのか、自信[7割]、不安[3割]といったところでした。





試合が始まり、開始5分で感じたことは、「やれる」でした。選手達の自信に満ち溢れた立ち振舞い、勇気をもってパスを繋ぐテンポ、フィジカルの強い相手に対して体を張る闘争心、どれを取っても想像以上の戦いをしてくれました。

「やる気あるのか!」「戦え!」「逃げるな!」

自分たちが普段いる場所(九州)より、レベルの高い場所(関東、海外)へ遠征に来た時に、その環境下に慣れるまでに使ってしまいそうなメンタル用語。

ただ、 それを彼らに使うことは…皆無でした。

結果的には1-3という敗戦ではありましたが、実りある、充実した80分間でした。コンディション的には万全ではなかったですが、全て出し切ってくれたと思います。それでも勝たせてくれないハイレベルな相手、フィジカルは日本の高校3年生とほぼ同じ。キックも逆サイドまで一発で変えられる距離感、失点は力(パワー)負けした感は否めませんが、出来ないことより、出来ることが多かった80分でした。
写真はナイターゲームのため、ボケていることはご了承下さい!

















(褒めるのはここくらいまでにして…)できなかった部分、甘かった部分、相手のミスで助けられた場面もいくつかあったことは事実。まだまだ精度の低いラスト1/3のエリア、自陣での安易なパスミス、コントロールミス、判断ミス、確かに出来ることはたくさんありましたが、勝敗に関わる致命的なミスもあったことは絶対に見逃せません。もっと上に、もっと強さを求めるならば、1つずつ改善していかなければいけません。このままで良いなんて言葉も皆無。この試合をスタンダード(基準)に出来るよう、選手達の向上心に期待していきたいと思います。
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