こんにちは、カニリカです。
今日は、「暁の誓い」をご覧になる前の豆知識(?)として、脚本を執筆するにあたり、いろいろ取材したときのことを書きますね。
今回初めて、私は歴史上の人物を描くわけで、当然山のような資料を読み、いろいろ調べました。だけど、諸説あることも多いのです。それはもちろん作家や歴史研究家の見解の違いだったり、さまざまな事情がありますから、仕方のないことです。
しかし、私は私で「暁の誓い」という物語を構築するにあたって、絶対に辻褄の合わないことは書けないわけですから、その裏も取らなくちゃなりません。そうなると、資料のどの説を信じるかというよりかは、実際にいろいろなところへ出かけていって取材する方が、新たな情報を得られたり、より理解が深まることが多い。
新撰組は人気が高く、多くの人に愛されているだけに、実にいろいろな説があります。土方歳三というあまりにも有名な人物を描くにあたり、私は先日彼の生家である「土方歳三資料館」を取材しました。そして、実際に六代目の子孫であり、「子孫が語る土方歳三」の著者でもある土方愛さんにもお会いしました。
その資料館には、実際に榎本武揚が土方歳三のことを想って書いた書が飾ってあり、感銘を受けました。
その後には、土方歳三のお墓参り(石田寺)もし、近くの高幡不動尊にも行きました。この高幡不動尊には土方歳三の像があり、新撰組にゆかりのある資料もたくさん展示してあります。
不動尊のご住職たちが私の質問にも丁寧に答えてくださって、本当にありがたいと思いました。おまけにおせんべいまでご馳走になっちゃったし・・・。
こうやって、実際に歴史上の人物にゆかりのある場所を実際に歩いて訪ねるというのは、本当に感慨深く、私にとって新たな発見であり、大きな収穫でした。土方歳三という人物とそれを取り巻く人たちがどんな思いだったのか、さまざまな史実のパズルを組み合わせて、私なりの物語を作ってみたいと思っています。勿論、五稜郭にも取材に出かけます。そこでは一体どんな話が聞けるのか、本当に楽しみです。
皆さんももし時間があれば、そういったゆかりのある場所を訪ねてみるのもいいかもしれませんよ。
作・演出 カニリカ