2010-09-20 18:19:12
炉心融解。
テーマ:なげっぱなし日記先輩の結婚式に行って来た。在学中とてもお世話になった人なので、その晴れ姿を見るのは勿論だが、1人仲間から離れて暮らす俺としては、久しぶりに皆に会えるのも楽しみの1つだった。
幸せが駄々漏れしてるかのような披露宴が終わり、そのまま二次会へ。
『二次会は出会いのチャンスだぜ!?』
『ちゃんと連絡先聞くんだよ!?』
とまぁ色んなことを言われて挑んだ二次会だったが、勿論そんなおっかなビックリな出会いは無く。
気が付けば居酒屋で新郎を含めた8人の仲間で3次会。4人がテーブルを挟む形で向かい合わせ。図に表すとこういう席順だ。
○○○○
○虎○○
全員大学の先輩後輩なので、飛び出すのは昔話やら近況報告やら。下手なエクセサイズよりも腹筋が鍛えられそうな会話も一潮、毎度お決まりの「次は誰の番だ?」という話に。
「次は俺かな?年内に届けだすから!」
めでたい話ってのは連鎖するのか、はたまた単にそういう年齢になったのか。何にしろ喜ぶべき話だ。図で表すとこうなる。
●●●●
○虎○○
※●=既婚者
1人の嬉しい事を分かち合う事が出来る仲間がいる俺は本当に幸せ者だと思う。嫁も彼女もいなくたって楽しく生きて行ける気がする。
「結婚式が続くとお前んとこの彼女何か言わない?」
「めっちゃ言いますよ、しかもうち歳上だし…」
「お~お~そりゃ大変そうだ!ハハハ!」
因みにこのメンバーの中で彼女がいるのはこの二人だ。
●●●●
●虎○●
※●=既婚者
●=彼女持ち
もし彼女がいたら楽しいとは思うが、いたらいたで大変だ。1人には1人の楽しみ方ってもんがある。長年「独りぼっち同盟」を組んで来た隣の奴に話かける。
「やっぱり、1人が最強だよな!?自由って素晴らしいよな!」
「いや…実は…赤虎さん…」
「ん?どした?」
「先月から…付き合ってる人が…」
「え?」
●●●●
●虎●●
※●=既婚者
●=彼女持ち
虎=何も無し
流石の俺も血の気が引いた。
今まで一度だってこんなことは無かった。まさか俺以外の奴ら全員に嫁もしくは彼女がいるだなんて。
「あ、えっと…」
言葉が出てこない。
(「何て言えばいいんだ?!え~っと、え~っと…
バルス?!)
心がフラットブラック(※つや消し黒)に染められて行くのが分かる。しかし相手は一応後輩だし、仲間だし、俺だってもう28だし。
「そっか!すげぇな!良かったじゃんか!!」
声が震えていたと思う。本当は爆熱ゴッドフィンガーくらわせてやりたい情熱で胸がいっぱいだった。
「おい、赤虎、本気でテンション下がってるけど大丈夫か?」
新郎に心配されてしまった。
「すみません、こんな時どんな顔すればいいかわからなくて」
誰も「笑えばいいと思うよ」とは言ってくれなかった。余程俺が笑えない顔をしていたのだろう。
「てかお前本当にいないのか?何かいい感じの彼女になりそうな娘は?」
「いないよ!全然いないよ?だって俺の中じゃ『彼女』ってのは『ペガサス』とか『ドラゴン』と同じ(※空想上の生き物)だからね!ワハ、ワハハハハハ!!」
帰り道、車を運転しながら、ちょっとそろそろ本当にヤバいかも知れないと思った。
…ってことでひとつ。







