サイクリング 昭和区をぶらり~鶴舞公園と古墳 | 楽しく遊ぼ!

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鶴舞公園     つるま」か「つるまい」か   どっち?


正式には明治42年の名古屋市公示により「つるまこうえん」と呼ばれるようになりました。

「つるま」とは水の流れるところという意味で、後に当て字で「鶴舞」が使われるようになりました。

その後中央線鶴舞駅の読み方が議論され、誰でも読むことが出来る「つるまい」になりました。


現在 地下鉄も鶴舞(つるまい)駅ですが、地元の小学校は鶴舞(つるま)小学校で、図書館も

鶴舞(つるま)中央図書館と読みます。


お花で美しい鶴舞公園ですが、今回の散策はお花以外の公園の中を中心に歩いてみました。


鶴舞公園・・・・・名古屋市設置の第1号の公園 

          明治38年から現在の新堀川の改修工事による土砂の埋め立てで敷地が作られた。

          明治43年万博の会場として作られ、その跡地が公園になった。


では鶴舞公園に出発~~


公園の正面ゲートから入りましょう。


     ゲートの上に架かっているのが、銅製の扁額

     時の総理大臣「桂太郎」氏の筆によるもの。

     しかし、太平洋戦争で金属回収によって供出され、

     現在のものは昭和41年に復元されました。

     扁額とは・・・・門戸や室内に掲げてある横に長い額






   まず目にするのが  名古屋市公会堂


   昭和天皇のご成婚記念として昭和5年に完成しました。

   こげ茶色のタイル貼りの重厚なレトロ調建築は

   今もなお古さを感じません。

   




                 直下に地下鉄が走っている

                      噴水塔


    大理石の円柱に岩組みを配した和洋折衷の明治調で、

    全体としてはローマ様式で造られています。

   




   奏楽堂(そうがくどう)

ルネサンス風の建造物で、野外演奏会などが催されます。

この手前には野外で座れるようになっています。

屋根からぶら下がっている飾りがユニークで、階段手すりは白鳥のデザインです。

平成9年 建築当時の奏楽堂に復元されました。


     

                                        (天井を望む)




  普選記念壇(ふせんきねんだん)


  普通選挙制度を記念して、昭和3年に名古屋新聞

  (現・中日新聞)より寄贈された野外劇場です。

 

  ステージの正面の銅板には「五箇条の御誓文」が

  刻まれています。


  最近はオジサンたちが「碁」「将棋」を楽しむ憩いの場と

  なっています。今日もたくさんの人達が集まっていました。




  休憩どころ


   お客さんが少なくなったのでしょうか・・・

   お店は閉鎖されていました。

   ここの名物の田楽は美味しかったのに・・・・・。









               ビール工場の水を再利用していた

                      酒匂(さこう)の滝


  写真の真ん中あたりにあるのが滝ですがわかるでしょうか?

  近くのビール工場とパイプで結び、冷却水の余り水を引い

  ていました。

  現在は工場閉鎖の為、地下水を汲み上げて水源として

  循環ポンプで池の水を滝から落としています。




  

石にビール工場からの水を引いていることが     このパイプが現在使われているものです。

刻まれていました。                     

                  


      菖蒲池(しょうぶいけ)


  90種 2万株の菖蒲が植えられています。


  見ごろは6月   菖蒲まつりが開催されます。




  


              この見晴らし台の下が菖蒲池


              菖蒲池が一望できます。






      こんな静かな苔むした散策コースがありました。

      夏は涼しそう~~。


   




      竜ヶ池(たつがいけ)と浮見堂


 もともとこの池は、旧御器所村の時から農業用の

 ため池でした。

 ボート池として以前は沢山のカップルがボートを

 楽しんでいましたが、今は池もすっかり汚れて

 ハトの住みかのようでした。










  ハトに、にらまれながら通る私  怖わ~



   


          加藤高明総理大臣の台座


            愛知県出身の総理大臣、加藤氏の銅像が

            建っていました。


           昭和19年戦争当時 銅像は供出させられ

           今は名残として台座だけが残っています。

           かなり大きい銅像だったことが

           想像されます。

           

      







緑化センター

   四季折々のテーマで、展覧会・講習会・相談会が

   行われています。

    温室内には観葉植物などが育てられています。


     山野草展を見てきました。





              鶴舞陸上競技場

      以前は会社の親睦の運動会が、このグランドで

      行われていましたが、今はそういう行事もすっかり

      なくなりました。

      子供達がサッカーの試合をしていました。

      左後ろの建物は「愛知県勤労会館」

      もうすぐ閉鎖になります。

         試写会が今でも行われます。




最後は古墳です。鶴舞公園のすぐ南にあります。


   八幡山古墳(はちまんやまこふん)
  

  直径82メートル 高さ10メートル

  東海地方最大の円墳です。

  

  桜の木がたくさん植えられています。

        

  次は御器所辺りで~す。           

おまけ・・・・・謎の数字

コンクリートの門に何やら・・・・数字が?これは一体何の数字かな?


      

   鶴舞公園の東にある名工大の正門です。

この数字は、著名な科学者(ダ・ヴィンチ、ガリレオ、・・・・)の生存した年号を示しています。