智積院と同じく、直接空海とのつながりのない寺院・醍醐寺

2017年初の西国三十三か所霊場・神仏霊場会の紹介です

(実際は4年前に訪れたの最後です)

 

西国三十三霊場第十一番の札所 醍醐寺

 

 

桜の名所・醍醐寺としてのほうが有名です

 

醍醐寺は真言宗醍醐派
醍醐寺の創建は874年

空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝 
准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山
聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けました

醍醐寺は山深い醍醐山頂上一帯を中心に
多くの修験者の霊場として発展した後(この場所を「上醍醐」と呼称する)
醍醐天皇は醍醐寺を自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を掛け
その圧倒的な財力によって
醍醐山麓の広大な平地に大伽藍「下醍醐」が発展することになります

その後応仁の乱など相次ぐ戦争で下醍醐は荒廃し
五重塔しか残らないありさまであったが

秀吉の醍醐の花見をきっかけに建物などが建築され
現代のような大きな寺院へなりました

醍醐寺は大きな寺院
上から下まで片道だけでも1時間以上もかかります




仁王門 豊臣秀頼が建てたものだとか


金堂
醍醐天皇の御願により926年に創建された建物
当時は釈迦堂といわれていましたが、永仁、文明年間に二度焼失しました。
現在の金堂は豊臣秀吉の命によって紀州(和歌山県)湯浅から移築が計画され
秀頼の時代、1600年に完成しました

の金堂が、醍醐寺の中心のお堂であります
安置されている薬師如来坐像が醍醐寺の本尊です

五大明王さんも並びとても豪華な金堂内にありました
もっと近くで見たかったのですがこの日は外側のみ

 

五重塔
醍醐天皇の菩提を弔うために建てられ

初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており

日本密教絵画の源流をなすものといわれています

高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、

相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えています。

京都最古の五重塔です



清瀧宮本殿
醍醐寺の総鎮守清瀧権現を祀る鎮守社



 不動堂
堂内には不動明王を中心に五体の明王を安置しています
また、堂前の護摩道場では、当山派修験道の柴燈護摩が焚かれ
世界平和など様々な祈願を行っています

祖師堂
1605年座主義演准后により建立されたもので、
真言宗を開いた弘法大師・空海とその孫弟子で

醍醐寺を開創した理源大師・聖宝とが祀られています

 

旧・伝法学院
僧の修行所です今もなお多くの修行者がこの寺院を支えています

観音堂(旧講堂)
上醍醐の准胝堂は、平成20年8月24日、落雷による火災で焼失し
西国の観音様は現在ここにいます
ご朱印もこちらでいただくことができました
上醍醐だけでも大きな建物、豪華な仏様で見所満載
今までの西国より豪華に思えます



ここからは上醍醐

 

 

成身堂
上醍醐への登山口にあり
昔は女性が此処から山上の諸仏を拝んだことから
通称「女人堂」といわれています
現在の本堂は江戸初期の再建といわれ
本尊には、山上の准胝観音の分身が祀られています
本堂前には山側から
不動明王、理源大師、弥勒菩薩、役行者、地蔵菩薩が祀られています


ここから先は本来の西国霊場の道筋なのですが・・
実は梅吉がおなかにいるときに訪れていましたので遠慮させていただきました


 

緑の醍醐寺もいいけどやっぱり桜だよね

次回は桜の醍醐寺を紹介する予定です♪つづく・・・・

 

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