2012-02-01 16:05:56
源氏香と投扇興~初春のよろこびに包まれて
テーマ:香道体験先月末、香道「蘭の会」
本年の初稽古を行いました。
まだ初春の初々しさが残る、特別な空気の中
山中瑞穂先生がご用意してくださったのは
「源氏香」
源氏物語54帖の巻名をつかった
組香で、
一般的なイメージでも、「お香といえばこれ」
というぐらいに
名の通ったもののひとつだと思います。
桐壷、花の宴、若紫、初音、胡蝶・・・
想像力をかきたて
風情をよりいっそう趣深いものとする
ことばの数々。
「源氏カルタ」
まるで平安の昔の女房たちが
そうであったように
頭を寄せ合って、ああでもないこうでもないと
華やいだ楽しい時間が
過ぎてゆきます。
そして「投扇興」
京の老舗「宮脇賣扇庵」の
いにしえの雅を伝える道具たち。
はかなく、優美な様子を
眺めるだけで、
「女性でよかった!!」と
理屈でなく、
わくわくするような瞬間。
またそれらをガラスケースの向こうに
眺めるのでなく
実際に手に取り、遊びに興じられる。
こんなにも物と情報にあふれた世の中
だからこそ
平安の息吹を伝える、物言わぬ「道具」たちに
出あうことで
何か大事なものを取り戻せる気がするのです。
一期一会の経験に磨かれてゆく
「こころ」を実感できる・・・
そんな素敵な時間を今年もひとつでも多く
経験してゆけたらと思います。
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