ひな祭りのお茶~県立聾学校の皆様と~
テーマ:徳島あれこれ3月3日、ひな祭り![]()
うす曇りの中、ほんのりとお日様が顔を出す
穏やかな日に
徳島県立聾学校の生徒さんが、お茶を飲みにきてくださいました。
はじめての出会い。
しかも、ちょっぴり敷居の高いお茶・・・ということで
3人の生徒さんは、きっと少し緊張されたことと思います。
けれど、
お茶の心は、おもてなしの心。
「ああでなければいけない」「こうしなくてはならない」
そんな決まりに心を占領されていたら、
ぎこちなく、せっかくのお茶とお菓子の味も味わえなくなってしまう。
ルールのたくさんある、かしこまった遠い世界、ではなくて
一堂に集まった縁ある人々と、
ひととき、お茶とお菓子を味わいながら
語らい、「和」の楽しさを知る。
生まれる笑い声や笑顔こそが、お茶席の
一番のごちそう・・・そんなふうに思っていただける
体験を、若い方にこそ、ぜひしていただきたいのです。
ピンクとよもぎの、雛祭りのお菓子「春よこい」。
お菓子の説明を、つきそいの先生が手話で
生徒さんたちに伝えてくれます。
一碗ずつ、心こめて点てさせていただいた
お抹茶を飲み干すころには、
そこここに、笑い声と、ほころんだ笑顔の花が咲いていました。
にこにこと、笑顔で、帰る間際までこちらに
手を振ってさよならを言ってくれた3人。
一期一会の今日の茶会を
楽しい、楽しい想い出として
心の中にそっとしまってもらえたでしょうか。
お茶を通して、人と出会うことで、
おたがいの心に灯りがともるような
暖かい気持ちになる・・・
うまく言葉にはできないけれど
なにげなく過ぎていく、どの1日にも
そんな楽しさがちりばめられていることに感謝して。
彼、彼女たちの
笑顔にまた出会える日を
楽しみに待っています。











