2010-03-04 19:03:38

ひな祭りのお茶~県立聾学校の皆様と~

テーマ:徳島あれこれ

3月3日、ひな祭りおひなさま


庵日記-domajiku

うす曇りの中、ほんのりとお日様が顔を出す

穏やかな日に

徳島県立聾学校の生徒さんが、お茶を飲みにきてくださいました。


はじめての出会い。

しかも、ちょっぴり敷居の高いお茶・・・ということで

3人の生徒さんは、きっと少し緊張されたことと思います。


けれど、

お茶の心は、おもてなしの心。

「ああでなければいけない」「こうしなくてはならない」

そんな決まりに心を占領されていたら、

ぎこちなく、せっかくのお茶とお菓子の味も味わえなくなってしまう。


庵日記-zenin

ルールのたくさんある、かしこまった遠い世界、ではなくて

一堂に集まった縁ある人々と、

ひととき、お茶とお菓子を味わいながら

語らい、「和」の楽しさを知る。

生まれる笑い声や笑顔こそが、お茶席の

一番のごちそう・・・そんなふうに思っていただける

体験を、若い方にこそ、ぜひしていただきたいのです。


ピンクとよもぎの、雛祭りのお菓子「春よこい」。

お菓子の説明を、つきそいの先生が手話で

生徒さんたちに伝えてくれます。


庵日記-otemae

一碗ずつ、心こめて点てさせていただいた

お抹茶を飲み干すころには、

そこここに、笑い声と、ほころんだ笑顔の花が咲いていました。


にこにこと、笑顔で、帰る間際までこちらに

手を振ってさよならを言ってくれた3人。


一期一会の今日の茶会を

楽しい、楽しい想い出として

心の中にそっとしまってもらえたでしょうか。


お茶を通して、人と出会うことで、

おたがいの心に灯りがともるような

暖かい気持ちになる・・・


うまく言葉にはできないけれど

なにげなく過ぎていく、どの1日にも

そんな楽しさがちりばめられていることに感謝して。


彼、彼女たちの

笑顔にまた出会える日を

楽しみに待っています。

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