JUNとバーベキュー

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岡山の小京都と呼ばれる倉敷。


白壁造りの町並みが残る美しい景観があると、すぐに「小京都」と付けてお国自慢されるが、そろそろ違うネタで勝負する都道府県は出て来ないものか。



岐阜の小埼玉、とか


千葉の小群馬、とか


滋賀の小山口、とか…



「それなら京都に行った方がいいじゃん」



と思うのである。



が、そんな事を言ってても始まらないので、今日は定められたコースを粛々と大人の対応でこなして行く事にする。





倉敷と言えば、その昔ポッキーのCMで柏原芳恵が「くぅらっしっきでは~、清らかぁ♪」と言った事で全国的に有名だが(いつの話だ)、それ以外に思い浮かぶのはマスカットくらいだろうか?
マスカットスタジアムって名前を耳にした事があるが、あれも倉敷なのだろうか?

オレが倉敷で思春期を過ごしていたら、毎晩の様に布団の中で、(よおお~っし!今夜も全力でマスカットオオオーッ!!)と叫んでいたのだろうか?



…ま、そろそろ本格的に変態と思われそうなのでこれくらいにしておくが、倉敷が岡山にあった事さえ知らなかったオレの知識などそんなもんである(後はきびだんごとか)。



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(ん~、なかなか感じのいい町並みやなぁ。
やっぱアレか、こういう町っつーのは保護区なんやろな)



バスから降りて5分も歩けば辿り着く白壁の町。



そこには悠然と鯉が泳ぐ水路があり、時代劇に出て来そうな見張り塔(火事の時に鐘を鳴らすヤツね)があったりと、とにかくレトロで情緒のある美しい町であった。



が、そこを歩いているのはもちろん九割観光客。

道端に出ている露店は、名前入りのキーホルダーやストラップを売りにする、爪の黒い親父が目立つ。



大体、名前を入れただけのストラップが3000円って、こんなものを買う観光客が本当にいるのだろうか?

オレ達の世代にありがちな、横浜銀蠅ファンの修学旅行生でも値段を見て諦めるだろう。

諦めて、「おばあちゃん」と書かれた湯呑みにするだろう。

寒空の下毎日大変だろうが、もう少し考えて欲しいものである。



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保護区という特権を活かしているのか殺しているのか、そこはちょっと微妙なところだが、建ち並んでいる店ひとつ取っても「嘘臭い」というのがオレの第一印象だった。


というのも、当たり前ながら創業〇〇〇年という店もあるにはあるが、それを二割としたら残りの八割は流行りに乗った様な居酒屋やバーが点在し、造り酒屋に到っては、外観は素晴らしいが中に入ったらただの酒屋と変わらないんじゃないかといった感じがする始末。

ま、こんなもんなんかなぁ…歴史的建造物がある保護区って。








【倉敷・記念写真ギャラリー】




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地上目線で撮った倉敷の町並み。
生首が似合う美しい町だった。



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どうしても京ちゃんが気になるイサオと、それがウザくてたまらない京ちゃん。
正男はイサオに片思いなのか、終始浮かぬ顔だった。



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左上に写っている塔が、昔の火事の見張り台なのだろう。
今でも実際に使っているらしいが、カメラを設置した方が楽だと思うんですけど…
すまん、正直で。



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イサオのあまりにしつこい誘いに折れた京ちゃん。
これからが楽しみな二人だ、お幸せに。



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テルやイサオが一歩進む所を、二歩必要とする正男。
はたから見ると一人だけ競歩をしている様だった。



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竹輪を焼いている店を素通り出来ない正男。
竹輪って岡山名産なのだろうか?



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散策中、「ご自由に乗って下さい」と書かれた貼紙の横に竹馬が置いてあったのでトライ。
テル、どこで覚えた?



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実は子供の頃から竹馬が苦手なオレ。
それでも三歩くらい歩けたのだが、それを見た京ちゃんが爆笑。
それじゃオマエは乗れるのかと聞いたら、「当たり前じゃないですか」と言うのでやらせてみたのだが…



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結果、一歩も歩けず。
八年間彼女が出来ない理由が分かった。



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女なら誰でもいいどころか絵でもいいイサオさん。
昨日は若い女の子からランチに誘われたと興奮していたが、ただ単に金を払わされただけという現実に未だ気付かず。
脳タリンでもいい、逞しく育って欲しい、坂本ハム。



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食べ歩きというテーマをすっかり忘れていたオレ達が最初に訪れたのは、「金賞コロッケ」というチェーン店。
倉敷とは何の関係も無い。



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店頭には芸能人の写真が多数。
が、よく見ると右下に「湯布院店」の文字が…
ここじゃなかったのね。



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またもや竹輪を購入して大興奮の正男。
家で焼いてもそんなに変わらないと思うのだが。



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いがらしゆみこ記念館。
キャンディファンには堪らないだろうが、お金を払ってまで入る人がいるのだろうか?



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ずっとこのままにしておいたら一ヶ月で閉館に追い込まれる事間違い無し。
頑張れ、いがらしゆみこ記念館。
そばかすなんて気にするな!



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キャンディファンの夢を一瞬でブチ壊す一枚。
それにしても気持ち悪い。



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顔の大きさからして無理があった正男君。
散歩中の犬が吠えまくっていた。



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桃太郎くんに念を送るイサオ星人。
何を語りかけてたのか聞いてみると、突然涙目になった。
分からん…



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美しい町並み。
が、やはり町のあちこちに不気味な霊が…




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そろそろ集合というのに、またもや竹輪を購入する正男。病気だ。










余談になるが、このツアー参加者への特典として、「漬物試食引換券」というのが付いていた。





ダメだ、HIS。













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『はい、あの~、ね。皆様、ご昼食は如何だったれしょうか?
…ね、あの~、穴子メスィが食べ放題ということれ、たくさん召し上がっていただけたとは思いますが…はい。
あの~次はね、イチゴ狩りという事で、あの~ずぇ…前回はですね、あんまりイチゴが赤くなかったんですよ、はい。
あの~、寒波のせいでイチゴの成長が悪くてですね、はい。
あと、前回は今日の倍くらいの人数で行きまして、それであの~、量の方もあまり無かったんですが(笑)…
え~、でも今日はですね、お天気の方もなんとか…ね、大丈夫かと思われますので、イチゴの方も大分甘くなっているのではないかと思います~、ハイ』



寒波の影響を受けた青いイチゴが、今日の天気ひとつで真っ赤に熟れて甘くなるとは思えんが、とりあえず前回のバスツアーよりも好条件だという事だけは分かった。

が、それってちょっとおかしくねぇか?


”とっても甘~いイチゴが一時間食べ放題♪”


って書いてあるからみんな参加しているのであって、


”行ってみたらイチゴが甘くなってるかもしれません”


と書いてあったとしたら、誰も参加しようとは思わないのである。



(要するに、足湯タオルもさっきの昼エサも後出しジャンケンやないか。
これでイチゴまで熟れてない上に量もありませんじゃ、ハッキリ言って詐欺やぞ、オイ…)



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『ハイ、本当にすぎゅ…すぐの所にありますこちらが西山ファームさんなんですけども、あの~、こちらでですね、これから30分間、イチゴをお好きなだけ召し上がっていたらきます~』


(30分間?おいおい!確か、イチゴ狩りは1時間って書いてたんやなかったか!?)



斜め前に座っている女の子達も目が点になっている。

ま、イチゴなんか1時間も立ち食いしてられないだろうから30分で充分なのだが、それにしてもちょっと酷くねぇか?
しっかりしろ、HIS!



『はい、到着しました~。
それではこれからイチゴ狩りを楽しんれいたらく訳なんですが、あの~、その前にですね、西山ファームさんの方から、イチゴ狩りを上手に楽しんれいたらくために、二、三説明がございます~。
それれは宜しくお願いしま~す』


『…ふぁい、みなはんこんりちは~!』


(おいおい…今日は何でマトモに話せへんヤツばっかり出て来んねん?
こっちは普段からイサオランゲージでいっぱいいっぱいなんやから、説明するヤツくらいちゃんと話せる職員にやらせんかい!
いきなり気が抜けてズッコケそうになったやないか)


『はい、それれはれすれ、ます、イティゴの品種から説明いたひまふ。
今から召ひ上がっれいららひらふイティゴは二種類ごらいあひて、こひらが「あひ姫」、そひてこひらが「やろい姫」れす。
あひ姫の特ひょうといらひまひては…』



なぁ…、誰か代わってやってくれ、頼むから。



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『はあ~、こんなになってんのや…』



地面に盛る様に作られたイチゴ畑を想像していたが、今は立ったままもぎれる様になっているのが主流らしい。
確かにこの方が疲れなくていいな、特に足腰の悪い年寄りは特に助かるだろう。



『わ~っ、美味しそ~♪ミツコさん、これもう食べられますよ~!』


『ほらアヤ坊、こっちも大丈夫っぽいよ、う~ん美味し~!』



やはりイチゴ狩りには女の子が良く似合う。

大体、オレ・京ちゃん・イサオ・テル・正雄、この五人だけで参加してたら、かなり気持ち悪いやろな、マジで。



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(フワアアア~~ァ……あ~眠た…)



10分も経たないうちに飽きて、ビニールハウスから離れた場所で一服するオレ。
それでも10個くらいは食べただろうか?



(それにしてもいい天気やなぁ…
ま、いろいろと話が違うとこはあるけど、やっぱみんなで遠出するのって楽しいわ、来て良かったなぁ……ん?)



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(へえ~、シーズンになったら桃狩りもやってるんか。
オレ的にはイチゴよりも桃の方がいいなぁ……そやけど葉っぱ一枚ついてない桃の木を見てもイメージ湧かへんな。つか、この写真の家族みたいに楽しめるもんなんやろか、桃狩りって?
ちょっと想像してみっか…)



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ダメだ。

やっぱ止めとこう、桃狩りは…





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次は倉敷です。








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(へえ~、やっぱ田舎はこういうとこしか団体で使える場所が無いんやろうなぁ。
ま、オレ達が食べた様な酷い料理とは違うんやろうけど)



西の屋の裏手にある、ダメな日本庭園。
そこで食後の一服をしながら、離れにある宴会場にセットされたテーブルを見て、田舎というのは美味いもんが食えない所だと改めて想ふ。


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『いや~、それにしてもマズかったなぁ!
やっぱああいう料理はこんな機会でもないとなかなか食べられへんし、来て良かったね、京ちゃん♪』


『すごい肉でしたね…』


『うん。口の中に入れた途端に溶けるんじゃなくて、口の中に入れてからも延々と残ってたねぇ。
つか、口の中に入れるのに少し勇気が要ったな』


『ボボボ僕の肉、へへへ変な匂いしてますたよ…』


『うん。イサオちゃんでも分かるくらいやから相当やったんやろな。
あれ?正男は?』


『ササササ佐々木…』


『笹カマ買いに行ってましたよ』


『あぁ、そういやさっき何か言うてたな。
ま、あの料理の後なら何食っても美味いわな、ウハハハハハ!
よっしゃ、せっかくやし記念写真撮りまくろうや』








【菊ヶ峠・記念写真ギャラリー】



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中庭にあったブランコが気に入ったイサオちゃん。
正男も乗りたがっていたが、頑として交代しなかった。




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庭園に置かれたカエルが気になっていたイサオちゃん。
何か話し掛けていたが、聞き取れなかった。




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駐車場に停まっていた警察車両に興奮するイサオちゃん。
本人しか知らない思い出があるのだろう。




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笹カマ買って大満足の正男君。
が、よく見ると京ちゃんとテルの間に霊が…




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追加の笹カマをゲットして大喜びの正男君。
が、その右横にはやっぱり霊が…




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突然いなくなったので迷子になったのかと思ったら、こんな所に…




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またもや姿を消したかと思ったら、近くのバス停で発見。
どこに行くつもりなのだろう。




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バスに戻ると、突然京ちゃんにじゃれ始めたイサオ。
やはり、さっき何かあったのだろうか?




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と思った次の瞬間、突然固まってピクリともしないイサオ。
近づいて確認すると、気絶してた。




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それに反応する様に気を失う正男。
イサオに侵入されたに違いない。
ま、仲良くやってくれ。









さて、次はイチゴ狩りです。





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