2007-10-20 12:19:06
知れば知るほど不確かなアクアリウム
テーマ:Aquarium Talk
水草の健全な育成のノウハウやアクアリウムのメカニズムについて思いをめぐらす時、私は断定的なことをお伝えすることの出来ない自分自身にもどかしさを覚えることがよくあります。一言で言うとアクアリウムの世界には、まだまだ解明されきれていない不確かなことがあまりにも多過ぎるのです。
その際たるものに『バクテリア』の存在が挙げられます。
アクアリウムにバクテリアの働きが不可欠であるということは、今やアクアリストならご存知でない方はおられないと思います。でもそのバクテリアの正体をその目で確認された方は、果たして何人いらっしゃるのでしょうか。私たちアクアリトが良く耳にするバクテリアの種類に『ニトロソモナス』や『ニトロバクター』があります。これらのバクテリアは水槽内の汚れを分解してくれる有益なバクテリアとして、本やカタログなどでたまに写真入りで紹介されていることがあります。ところがこれらのバクテリアは1ミクロン以下のサイズであり、最新の電子顕微鏡でも生きた状態で見ることが出来ないとあるメーカーさんから聞いたことがあります。もしそのことが事実ならば、過去に見た覚えのあるあの写真に写っていたものは一体何の写真だったのでしょうか?
おまけに水槽内にはニトロソモナスやニトロバクター以外にも有用なバクテリアの存在が無数にあり、さらにバクテリアと呼ばれる微生物よりももう少しサイズの大きい原生動物も飼育水の浄化に重要な働きをしているとも言われています。
仮に目の前に2台の水槽が並んでいて、全く同じ環境で同じ魚を飼育していたとしても、それぞれの水槽内で働いている微生物の構成はひとつとして同じものは存在しないとも言われています。バクテリアは地球上には無数に存在していて、陸上だけではなく海中にも数多く存在し、将来どんな新種の大発見があるかも分からない、まだまだ発展途上の分野です。それだけに現状では分からないことが多い不確かなしろものなのです。
ところが私たちのアクアリウムの世界は、この分かったようでよく分からない、正体不明のバクテリアというものに依存しなければ成り立たたないというところに深い悩みがあるのです。
確かにここ数年の間にも各メーカーさんのご努力により、バクテリア関連の商品は飛躍的な発展をとげ、水槽の立ち上げに要する時間も短くなりました。コケの発生源である有機物を分解するタイプのバクテリアも発売され、実際当店でも売れ筋商品になっています。それでもメーカーさんの営業の方とお会いして色々と質問してみますと、自社製品のことはさすがによくご存知なのですが、他社商品の話題に話が及ぶととたんに寡黙になられます。そしてコケを食べてくれるバクテリアや、水換えをしなくても水質を維持してくれるバクテリアの発売は現状では不可能だと言われます。
アクアリウムの世界は日々進化してはいるのですが、その足取りは非常にゆっくりしています。そして決して確立されたものではなく、まだまだ進化の途上だということです。今当たり前だと思われている事柄が、実は何十年か先にはとんでもない間違いだったと分かる時代が来ないとも限りません。
定期的にしなければならない水換え作業は楽しいですか?コケ掃除は面白いですか?私は正直言って好きではありません。私はいつの日にかきっとこれらの作業の煩わしさから、すべてのアクアリストが開放される日が必ず来ると信じています。まだ見ぬ新種のバクテリアの登場に私は密かに期待をしているのです。
今ネット上でもアクアリウムに関する情報は大量に流されています。でもそれらの中身は必ずしも正しいものばかりとは限りません。なぜならバクテリアという最も根源的な部分でさえ、まだまだ研究途上の分野であり、その不確かさの事実そのものを認識されていない方がアクアリストの中には大勢いらっしゃるからです。
知れば知るほど、やればやる程分からないことが見えてくる。
だからこそアクアリウムは面白いのです。
その際たるものに『バクテリア』の存在が挙げられます。
アクアリウムにバクテリアの働きが不可欠であるということは、今やアクアリストならご存知でない方はおられないと思います。でもそのバクテリアの正体をその目で確認された方は、果たして何人いらっしゃるのでしょうか。私たちアクアリトが良く耳にするバクテリアの種類に『ニトロソモナス』や『ニトロバクター』があります。これらのバクテリアは水槽内の汚れを分解してくれる有益なバクテリアとして、本やカタログなどでたまに写真入りで紹介されていることがあります。ところがこれらのバクテリアは1ミクロン以下のサイズであり、最新の電子顕微鏡でも生きた状態で見ることが出来ないとあるメーカーさんから聞いたことがあります。もしそのことが事実ならば、過去に見た覚えのあるあの写真に写っていたものは一体何の写真だったのでしょうか?
おまけに水槽内にはニトロソモナスやニトロバクター以外にも有用なバクテリアの存在が無数にあり、さらにバクテリアと呼ばれる微生物よりももう少しサイズの大きい原生動物も飼育水の浄化に重要な働きをしているとも言われています。
仮に目の前に2台の水槽が並んでいて、全く同じ環境で同じ魚を飼育していたとしても、それぞれの水槽内で働いている微生物の構成はひとつとして同じものは存在しないとも言われています。バクテリアは地球上には無数に存在していて、陸上だけではなく海中にも数多く存在し、将来どんな新種の大発見があるかも分からない、まだまだ発展途上の分野です。それだけに現状では分からないことが多い不確かなしろものなのです。
ところが私たちのアクアリウムの世界は、この分かったようでよく分からない、正体不明のバクテリアというものに依存しなければ成り立たたないというところに深い悩みがあるのです。
確かにここ数年の間にも各メーカーさんのご努力により、バクテリア関連の商品は飛躍的な発展をとげ、水槽の立ち上げに要する時間も短くなりました。コケの発生源である有機物を分解するタイプのバクテリアも発売され、実際当店でも売れ筋商品になっています。それでもメーカーさんの営業の方とお会いして色々と質問してみますと、自社製品のことはさすがによくご存知なのですが、他社商品の話題に話が及ぶととたんに寡黙になられます。そしてコケを食べてくれるバクテリアや、水換えをしなくても水質を維持してくれるバクテリアの発売は現状では不可能だと言われます。
アクアリウムの世界は日々進化してはいるのですが、その足取りは非常にゆっくりしています。そして決して確立されたものではなく、まだまだ進化の途上だということです。今当たり前だと思われている事柄が、実は何十年か先にはとんでもない間違いだったと分かる時代が来ないとも限りません。
定期的にしなければならない水換え作業は楽しいですか?コケ掃除は面白いですか?私は正直言って好きではありません。私はいつの日にかきっとこれらの作業の煩わしさから、すべてのアクアリストが開放される日が必ず来ると信じています。まだ見ぬ新種のバクテリアの登場に私は密かに期待をしているのです。
今ネット上でもアクアリウムに関する情報は大量に流されています。でもそれらの中身は必ずしも正しいものばかりとは限りません。なぜならバクテリアという最も根源的な部分でさえ、まだまだ研究途上の分野であり、その不確かさの事実そのものを認識されていない方がアクアリストの中には大勢いらっしゃるからです。
知れば知るほど、やればやる程分からないことが見えてくる。
だからこそアクアリウムは面白いのです。







