2009-09-18 17:34:31
JALが静岡撤退を検討、知事「事実ならけしからん」
テーマ:ブログ
【 News Source 】
毎日新聞 + 朝日新聞
配信日時/2009年9月17日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090917ddlk22020138000c.html
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000909170003

日本航空(JAL)が静岡空港の就航便を11年度までに全面撤退する方針を固めたことが16日表面化し、空港を運営する県は大揺れとなった。
JAL福岡便(1日3往復)、札幌便(1日1往復)は乗客数全体の約4割を占める「屋台骨」。不意打ちされた格好の川勝平太知事は『道義に反する』と憤るが、経営が窮地にあるJALの翻意を引き出す手だては見つかっていない。6月4日の開港から3カ月余り。空港経営は早くも危機的な事態に直面した。
『事実ならば、けしからんことだ』川勝知事は16日、記者団に強い口調でまくしたて、JALの姿勢を激しく批判した。
県空港部は同日朝からJALや国土交通省などへの情報収集に追われた。君塚秀喜空港部長代理は『JAL側から撤退決定とは聞かなかった』と話しながら、『JALが月末に示す再建策案に静岡空港からの撤退が含まれていたら、黒字路線だと訴えて撤回を求めたい』と述べた。
県議会の代表質問でも、山田誠県議(自民)から空港部の組織改編に絡めてJALの撤退方針について質問が飛んだ。川勝知事は『(福岡便の)覚書は利用促進の方策について合意している。撤退はその趣旨に反する』と強調した。
川勝知事が憤まんをぶちまけたのも、JALの全面撤退は空港の『死活問題』(空港部幹部)だからだ。県収入となる着陸・停留料は2009年度当初予算で計約2億円。このうちJAL分を約8500万円と見込む。開港から今月6日までの利用者数(中国東方航空は非公表のため除く)は計15万4817人。このうちJAL便は6万6907人で、約43.2%を占める。これがそっくり消えれば、空港バスなど関連業務に影響することは避けられそうにない。
しかし、JALの方針転換を引き出すのは容易ではない。川勝知事は、福岡便誘致の「切り札」として石川嘉延前知事が導入した搭乗率保証制度の廃止を求める方針を明言。16日も記者団に『(方針は)変わらない』と述べ、この問題での譲歩はないと強調した。By 竹地広憲、松久英子
―――――――――――
経営再建を進める日本航空(JAL)が、静岡空港を含む国内7空港からの撤退を検討していることが明らかになった16日、県内に大きな波紋が広がった。川勝平太知事は『事実だとすれば利用促進を最も逆なですることで、けしからん』と不快感を示し、廃止の意向を示している搭乗率保証については、『(考えは)全然変わらない』と強調した。
川勝知事は『こちらは福岡便の利用促進のために交流団を組織するなど働きかけてきた。日航の体質に大いなる疑問を感じる』と、突然の撤退検討の方針を強く非難した。8月末にはJALの西松遥社長と会談し、搭乗率保証の廃止を求めたばかり。廃止への方針は引き続き訴えていくとした上で、『(保証は)双方が努力する前提でやってきたがそれを逆なでするニュースだ。道義上の責任が問われる』と怒りを表わにした。
県とJALは、今年度中は搭乗率保証を巡る覚書を交わしているが、来年度以降は未定。県空港部は『日本航空からは搭乗率保証制度で下支えしつつ、機材の小型化で様子をみたいと説明を受けている。撤退はないものと考え、引き続き、需要喚起に取り組みたい』としている。
突然の知らせに、地元関係者は驚きを隠さなかった。牧之原市の西原茂樹市長は『開港したばかりで、これから利用促進を図ろうと、知事を先頭に頑張ろうとしていた矢先。何とか存続を』と困惑の表情。搭乗率保証の廃止問題については『JALの西松社長は浜松市出身。地元の空港を応援しようと3便を確保した経緯がある。知事とは条件面で話し合いの余地を残しながら、存続に努めてほしい』と話した。
島田市の桜井勝郎市長は、『川勝知事の搭乗率保証廃止の話やJALの経営状況を考えると、福岡便も廃止になるかもしれないと心配していた』と話した。『最悪のケースになれば、フジドリームエアラインズ(FDA)に福岡就航をお願いするしかないのだろうが、搭乗率で苦戦しているようなので、どうなるか』。
そのFDAは、就航先のカウンター業務や整備の一部をJALに委託しており、今後の影響などについては『情報を確認してから』と、新聞などの報道内容の確認を急ぐ。
ただ、過去に福岡を就航先として検討した経緯があり、業界関係者の中には、JALが同路線から撤退すれば参入の可能性を探るのではないか、との見方もある。
英語テキスト版は省略しました。(An English text edition was omitted.)
毎日新聞 + 朝日新聞
配信日時/2009年9月17日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090917ddlk22020138000c.html
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000909170003

日本航空(JAL)が静岡空港の就航便を11年度までに全面撤退する方針を固めたことが16日表面化し、空港を運営する県は大揺れとなった。
JAL福岡便(1日3往復)、札幌便(1日1往復)は乗客数全体の約4割を占める「屋台骨」。不意打ちされた格好の川勝平太知事は『道義に反する』と憤るが、経営が窮地にあるJALの翻意を引き出す手だては見つかっていない。6月4日の開港から3カ月余り。空港経営は早くも危機的な事態に直面した。
『事実ならば、けしからんことだ』川勝知事は16日、記者団に強い口調でまくしたて、JALの姿勢を激しく批判した。 県空港部は同日朝からJALや国土交通省などへの情報収集に追われた。君塚秀喜空港部長代理は『JAL側から撤退決定とは聞かなかった』と話しながら、『JALが月末に示す再建策案に静岡空港からの撤退が含まれていたら、黒字路線だと訴えて撤回を求めたい』と述べた。
県議会の代表質問でも、山田誠県議(自民)から空港部の組織改編に絡めてJALの撤退方針について質問が飛んだ。川勝知事は『(福岡便の)覚書は利用促進の方策について合意している。撤退はその趣旨に反する』と強調した。
川勝知事が憤まんをぶちまけたのも、JALの全面撤退は空港の『死活問題』(空港部幹部)だからだ。県収入となる着陸・停留料は2009年度当初予算で計約2億円。このうちJAL分を約8500万円と見込む。開港から今月6日までの利用者数(中国東方航空は非公表のため除く)は計15万4817人。このうちJAL便は6万6907人で、約43.2%を占める。これがそっくり消えれば、空港バスなど関連業務に影響することは避けられそうにない。
しかし、JALの方針転換を引き出すのは容易ではない。川勝知事は、福岡便誘致の「切り札」として石川嘉延前知事が導入した搭乗率保証制度の廃止を求める方針を明言。16日も記者団に『(方針は)変わらない』と述べ、この問題での譲歩はないと強調した。By 竹地広憲、松久英子
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経営再建を進める日本航空(JAL)が、静岡空港を含む国内7空港からの撤退を検討していることが明らかになった16日、県内に大きな波紋が広がった。川勝平太知事は『事実だとすれば利用促進を最も逆なですることで、けしからん』と不快感を示し、廃止の意向を示している搭乗率保証については、『(考えは)全然変わらない』と強調した。
川勝知事は『こちらは福岡便の利用促進のために交流団を組織するなど働きかけてきた。日航の体質に大いなる疑問を感じる』と、突然の撤退検討の方針を強く非難した。8月末にはJALの西松遥社長と会談し、搭乗率保証の廃止を求めたばかり。廃止への方針は引き続き訴えていくとした上で、『(保証は)双方が努力する前提でやってきたがそれを逆なでするニュースだ。道義上の責任が問われる』と怒りを表わにした。
県とJALは、今年度中は搭乗率保証を巡る覚書を交わしているが、来年度以降は未定。県空港部は『日本航空からは搭乗率保証制度で下支えしつつ、機材の小型化で様子をみたいと説明を受けている。撤退はないものと考え、引き続き、需要喚起に取り組みたい』としている。
突然の知らせに、地元関係者は驚きを隠さなかった。牧之原市の西原茂樹市長は『開港したばかりで、これから利用促進を図ろうと、知事を先頭に頑張ろうとしていた矢先。何とか存続を』と困惑の表情。搭乗率保証の廃止問題については『JALの西松社長は浜松市出身。地元の空港を応援しようと3便を確保した経緯がある。知事とは条件面で話し合いの余地を残しながら、存続に努めてほしい』と話した。
島田市の桜井勝郎市長は、『川勝知事の搭乗率保証廃止の話やJALの経営状況を考えると、福岡便も廃止になるかもしれないと心配していた』と話した。『最悪のケースになれば、フジドリームエアラインズ(FDA)に福岡就航をお願いするしかないのだろうが、搭乗率で苦戦しているようなので、どうなるか』。
そのFDAは、就航先のカウンター業務や整備の一部をJALに委託しており、今後の影響などについては『情報を確認してから』と、新聞などの報道内容の確認を急ぐ。
ただ、過去に福岡を就航先として検討した経緯があり、業界関係者の中には、JALが同路線から撤退すれば参入の可能性を探るのではないか、との見方もある。
英語テキスト版は省略しました。(An English text edition was omitted.)
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