原子力発電が主力の関西電力(以下関電と略す)が電力予測を5/15付けで公表しています。あまり数字をチェックしない人からすると15%足りないのか?と単純に思うように作成されています。(公表物
)
Air_spotのように数字を真面目に見れないと資産が瞬時に吹き飛ぶ賭博場(株式市場)に大金をはるものとしてある意図が隠されていると思われたので、疑問点を提示しておきます。夏ごろにはアクセスが増えるかもしれませんが。(私自身は)ちなみに東電管内なので、今年は安泰です。
さて、みどころはP3に集約されています。昨年度との供給内容の比較のグラフです。
原子力発電(337万kW)→0万kW は原発が停止している状態では事実と相違はありません。但し、以下の項目は多分に操作の疑いがあります。
・揚水(448万kW→216万kW)
(解説)
揚水発電は夜間の余力電力で水をくみ上げて昼間に発電する方式です。原子力発電をしていないので、『余力はございません』と言いたげです。でも、冷静に考えて下さい。昼間と夜間では電力の使用状況が違います。『60Hz地域の夜間には余力がかなりあります』 この電力会社、夜間は他社から電力を購入しないつもりでしょうか? 数字操作のまず第一点目です。
・水力(225万kW→203万kW)
(解説)
降水量が今年はかなり少ないと予想しているようです。この部分はまさしく天候任せのところがあります。ちなみに、黒部ダムは関電の持ち物です。水力発電もそれなりに確保しています。
・他社・融通(522万kW→644万kW)
他社からの購入分は+122万kWです。夏に不足するのは昼間です。7/1から強制的に自然エネルギーの買取をしなければいけないはずですが、難癖をつけて断るつもりでしょうか?不足するのが分かっていれば、事務手続きだけでも1ヶ月前倒しにするとか考えませんか? ソフトバンクではないですが、●●キャンペーンとかすればあっと言うまに集まります。 九州電力分があるので、不確かなところですが、60Hz地域の電力融通は最低でも800万kWはいけるのでは?との意見もあります。
ここまでの数字を整理すると
揚水(232万kW)+水力(22万kW)+他社・融通(278万kW)
=532万kW
原子力発電の不足が337万kWでした。
単純に計算すると 532万kW-337万kW=+195万kW
です。関電本気で他社から電力を購入する気がないと使用者に挑戦状を叩きつけているようなものです。
(余談)
・多奈川、宮津火力発電所とか再稼動可能ですが、お休みです(笑)
(200万kW程度の余力)
・電力に余剰がある大株主の大阪市から買い取らない
・自家発電の余剰電力(特にガス式の発電)から購入しないことでは結構業界では名を知られています
・太陽光発電の余剰電力は、家庭用は現在買取義務があるので応じています
・買取義務のない『風力発電』、『自家発電』、『事業者の太陽光発電の余剰電力』、『自家発電で賄っている工場の余剰電力』はまず買い取りません
私からすると、この会社を先に国有化すべきと思います。不要な死者がでないことを祈るばかりです。








