スティーブ・ジョブズと本田圭佑の意外な共通点 先日、当社では某外資系メーカーの内定者約130名の方々に対して、内定者研修を提供させて頂きました。
2泊3日の合宿型研修で、当社は講師21名の体制で臨みました。
私もその21名の1人として講師を務めたのですが、内定者の方々の今後を左右する重要な研修だけに、神経が高ぶり、研修前は眠れない日が続きました。
そして迎えた研修当日。
ピリピリしていた私に自信を与えてくれたものがありました。
それは、この研修のプロジェクトマネージャーを務める当社メンバーが準備してくれた講師用資料です。
その講師用資料には、当日の段取りや注意点等が非常に細かく書かれていました。
その内容を見ると、当日の様々な状況変化にも対応できるように何度も何度もシミュレーションし、考え抜いた汗のあとが見えるようでした。(手前味噌で恐縮です)
資料内容の更新は10回、20回では効かないと思います。
それを見た瞬間、私の肩の力は抜けました。
「ここまで準備されたこの研修は絶対に上手くいく。後は自分のやるべき事をやるだけだ。」と自信が湧き、余計な事を考えなくなりました。
準備を徹底的にすれば、本番に集中でき自信が湧く。 準備の大切さを身をもって実感しました。
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仕事で成果を出す上で重要な「準備」。
しかし、何度も失敗をしないとその重要性はなかなか実感できないものです。
でも、新人や部下に対してすぐに実感させたい。
そんな時に使えそうなエピソードがありましたので2つご紹介させて頂きます。
VIDEO ・インタビュアー 「次は決勝トーナメント、パラグアイです。いかがですか。」 ・本田圭佑 「強い相手なんでね、最高の準備をしたいです。」 これは、ワールドカップ2010南アフリカ大会でデンマークを破り、決勝トーナメント進出を決めた後の本田圭佑選手のコメントです。
他の選手は「次の試合でも頑張ります。」と言う中で、唯一、本田圭佑選手だけが「『準備』を頑張る」と言っている姿が印象に残っています。
なぜ、本田圭佑選手は準備にそこまで力を入れるのでしょうか。
その理由として考えられる事。
それは、本番で勝てるかどうかは相手次第、でも準備に関しては100%自分次第だからではないでしょうか。 だから、プロである自分は少なくとも自分でコントロールできる「準備」には最高の力を注ぐ義務と責任がある。 そう考えているのではないでしょうか。
本田圭佑選手のサポートスタッフによると、他のスポーツ選手も試合当日から逆算してコンディション作りをするものの、本田選手はそれを驚くほど細かい計画まで落とし込み、確実に実行しているそうです。
そこまでやっているからこそ自信が生まれ、あのビックマウスをきけるのだと思います。
「最高の準備をしているか?」 「その準備は『最高』と言い切れるものか?」 常に自問自答し、そして関係者同士で質問し合うべきキーワードでしょう。
二人目はスティーブ・ジョブズです。
プレゼンが上手い事で有名な氏ですが、その評価に至るまでにはやはり最高の準備があったようです。
彼についての本によると、
・ジョブズはプレゼン本番の数週間前から準備を始める。 ・プレゼンする予定の製品や技術について人に教えられるレベルまで勉強する。 ・ある製品のデモは5分間であったが、その準備にサポートスタッフと数百時間を費やした。 ・リハーサルは丸2日かけて行う。 ・本番前日は、本番と全く同じリハーサルを2回行う。 というルールを設けて実践しているそうです。
ジョブズ氏のプレゼンを見るとリラックスして楽しそうに話しているように見えますが、その精神状態に行き着くためには最高の準備が必要だったのでしょう。
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本田圭佑、スティーブ・ジョブズ。
それぞれの分野の天才と言われる二人ですが、私は二人のこれらのエピソードを知って勇気が湧きました。
二人の成果は決して先天的な才能によるものでだけはなく、地味に泥臭く一生懸命に「準備」をしてきた結果なのだと。
そして、才能というステージでは彼らと勝負はできないかも知れないが、一生懸命というステージであれば自分も良い勝負ができるのではないかと。
新人の方に準備の重要さを伝える為に使って頂く事はもちろん、
「僕は能力が低いから。私は才能がないから・・・。」
そんな事を言って自信を失っている新人の方がいらっしゃったら、是非お伝え頂きたいエピソードです。