岩本薫さんのＢＬ本「ロッセリーニ家の息子 守護者」を読みました♪
去年秋に出た「略奪者 」（長男編）の第二弾。
久々の本の感想です・・・
「略奪者」は7月25日にＣＤが発売される予定で、破産の恐怖に怯えつつ
楽しみです。
キャスト：レオナルド（森川智之）×早瀬瑛（小野大輔）
エドゥアルド（中村悠一）、ルカ（鈴木千尋）
- 岩本 薫
- 守護者
- 岩本 薫, 蓮川 愛
- ロッセリーニ家の息子 略奪者
「守護者」はロッセリーニ家の三男ルカが主人公。
ルカのヴォイスはちーちゃんなんですね。読んでから気づきました・・・。
さぞかし、きゃわゆい誘い受け
を演じてくれることでしょう。
クールで生真面目な攻めさまは、誰になるかしら・・・。
ロッセリーニ家の三男ルカは、歳の離れた兄たちの過保護と、シチリアン･マフィアであるロッセリーニ家の厳しい規律に嫌気がさしていた。亡き母の故国日本への留学を兄に願い出るが、ＯＫしてもらう条件があった。
長兄の補佐役のマクシミリアンを世話係として日本に同行させること――。
豪華絢爛イタリアの貴族の館が舞台の第一弾に比べて、日本が舞台の今回はわりと庶民的だったかも。
でも、相変わらずのロマンチックな展開。
思わずルカになった気分
で読んでいました。
昔乙女だったころ（笑）少女マンガの主人公になりきってコミックを読んでいたのを思い出しました(*^.^*)
CP:クールな年上のお目付け役×マフィアの三男
攻めのマクシミリアンは、ルカの長兄の補佐役。
典型的な下克上ものです。
可愛い世間知らずのおぼっちゃまを、世話役の大人が・・・。
ケケケッ
という、BLの王道的ストーリーかつハーレ的ロマンチックさを求める方にうってつけ♪
大学生ルカは日本人の母とイタリア人の父のハーフ。
黒い髪に黒い瞳。
日本語もぺらぺらで、親近感たっぷりのキャラ。
童顔でちびでやせっぽっち。
ルカは自分でそう思い込んでますが、そこは蓮川愛さんの美麗イラスト
バンビみたいなつぶらな瞳
のかわゆ～～～い顔の美少年。
お目付け役のマクシミリアンにまるで女の子みたいに過保護にされて、
「もういいよ、馬鹿っ！」とふくれっ面したり、母性本能くすぐりまくりのルカ。
マクシミリアンの過保護っぷりもかなり笑えるけど、ルカ青年、可愛くてほっとけないのも無理ないです
自立するため、ロッセリーニ家の息子にふさわしい大人になるため、慣れない日本の大学に通い、自分の世界を広げ、友人を作ろうと健気に頑張るルカ。
そんな彼に魔の
が忍び寄る――。
案の定悪い大人に拉致られて、媚薬を仕込まれエロい目に遭わされてしまうのだ。
ケケケッ
大人しくマクシミリアンの言うことを聞いていればいいものを。
あとでエロ～～いお仕置きをマクシミリアンに食らってしまうのです。
（いけない子はお風呂で丸洗い
・・・涎）
でも、おかげでマクシミリアンへの愛を自覚したルカ（オイ）
自分の気持ちに気づいてからは、乙女一直線
果たして１５歳も年上の任務一筋のクールお目付け役に、ウブなルカの愛は通じるのでしょうか？
と、いうお話です。（オイ）
王道的BLストーリーで最後まで安心して読めました。
サクサク手軽に読めます。
なのに四六版の豪華仕様なので、ちとお値段が・・・
でもちょっとした仕掛けのある表紙がとっても可愛いのです。
表紙：マクシミリアンにお姫さま抱っこされ、顔が見えないルカ。
裏表紙を見ると・・・。
きゃわゆいお顔がバッチリ拝めるのです