宮里藍プロ、今年はいきなり開幕2連勝を達成し日本のゴルフファンを沸かせましたね!
その頃私はちょうどこの本を読んでいました。
最高の涙 -宮里藍との一四〇六日-
藍ちゃんの密着取材を続けてきたアナウンサーの安藤幸代さんによる4年間の記録。
調子が良い時も悪い時も、同じ練習が続く中、ひたすら特定の選手に密着し続け、小さな感情や技術の変化を見続けていく記録はなかなか無いのではないでしょうか?
この本のはじめの数ページは、日本で敵無しといった勢いで活躍する、若かりし頃の藍ちゃんの印象から始まり、最後はエビアンマスターズでアメリカツアー初優勝を遂げた時のことで結ばれています。
その他の大部分のページは、アメリカに渡りスランプで苦しんでいるときの様子が書かれています。
つまり、それだけ、藍ちゃんがスランプで勝てず苦しんでいた時間が長かったことを物語っているのではないかと思います。
ワーストスコアの記録で惨敗し続け、大スランプに陥ったとき・・・
「何をしてもうまくいかない。」
「私どうしちゃったんだろう?」
そんな風に自分を責め続けていたのでしょうか。
22歳という若さで大きな期待とプレッシャーを背負い、ついには円形脱毛症になり・・・
結果が出ない日が続き、「自分のしていることは間違っていない。」そう言い聞かせ続けることにも疲れて、あの藍ちゃんですら、もうゴルフをやめようかと悩んでいたことがあった。
この時期の苦しんでいる姿は涙無しでは読めません。。
きっとそばで見ていた安藤アナウンサーも胸が張り裂けそうな気持ちで見つめ続けていたんだと思います。
それでも負けずに、ここまで強くなった藍ちゃんの「ど根性」と「人としての強さ」には本当に胸を打たれます。
優勝後の藍ちゃんの言葉がとても印象的でした。
自分も普通の人間、皆一緒で毎日体調だって違うし、思うように体が動かないときもある。
プロだからといって、日々特別な何かをするわけではない。
どうしたら勝てるか?
それだけを毎日考え、自分で模索して乗り越えている。
ただ、目も前にある一打に向かうだけ。
自分を信じて進むだけ。
ただ、それだけなのだ。
なんと、あたりまえのこと・・・
どんな苦境でも自分を信じられるだけの努力を続け、
どん底を知り、そこから頂点まで登った藍ちゃんが悟ったこと。
それは、
当たり前のことを当たり前に繰り返すことの難しさなのかもしれません。
興味があればぜひ。オススメです。
最高の涙 -宮里藍との一四〇六日-
また、この本で、藍ちゃんがスランプから脱出するひとつのきっかけになったといわれた「メンタルケア」を行ったピア・ニールソンと、リン・マリオットの著書。私も愛読してましたー。
ゴルフ「ビジョン54」の哲学
この本で紹介されている感情調整法は、ゴルフコースで調子を崩しかけたときに気持ちを立ち直らせてくれます。同様に、日常生活のストレスのせいで自分を見失いかけたときにも効果的ですよ!
>>ちなみにこの本について書いた記事もあります♪
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