日本における平均寿命は82.7歳。この平均寿命は年々伸びています。
老後を楽しむ時間が増えるというのはすばらしいことですが、逆に長生きを
することのリスクも高まっていると言えます。
長生きをすれば介護や病気になる確率も高くなり、想定外の支出を余儀なく
されることもあるからです。
平成12年度から始まった公的介護保険制度のもとでの要介護認定者数
(要支援者も含む)は年々増加傾向にあります。
要介護または要支援と認定された方は平成20年度では467万人となりました
(厚生労働省「介護保険事業状況報告 平成20年度年報」)。
要支援・要介護者と認定される方の割合を年代別に見ると、65~69歳では2.7%とさほど高くない一方で、85歳以上の方では56.9%となっています。年齢が上がるとともにその割合も増えていくのです(生命保険文化センターのまとめ)。
介護が必要になる原因を見ると、脳卒中などの脳血管疾患が23.3%と原因の1位、次いで認知症が14.0%、高齢による衰弱が13.6%と続いています(高齢者白書平成22年度版より)。
これを男女別に見ると、男性では脳血管疾患が35.9%と多くなっています。女性では脳血管疾患(16.8%)、認知症(15.0%)のほか、関節疾患(15.9%)、骨折・転倒(15.4%)も高くなっています(高齢者白書平成22年度版より)。
脳卒中などの脳血管疾患や骨折・転倒などが原因で介護が必要になるということは、昨日までは元気だった方が急に介護が必要になるということで
もあります。
心の備えもお金の備えもないままに介護生活に入らざるを得ない方も多いのではないかと思います。
高齢社会になりこれからますます介護を必要とする人は増えるでしょう。財政が厳しい中、公的介護保険もひょっとしたら認定基準が厳しくなったり、支給される額が減らされたりということもあるかもしれません。
介護についての知識を備え心の準備をしておくこと、そして金銭的な備えもあらかじめしておくことが大切なことなのではないかと思います。最近では保険会社も介護保険商品を充実させています。うまく活用して長生きのリスク、介護のリスクに備えたいですね。
参照元:金融・保険メールマガジン【保険道場】
少子高齢化のこの時代、よく考えてください。
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