火葬場

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火葬場へは親戚一同、そして親友や彼女、仲の良い友人を数名連れて行くことにしました。

正直かなり迷いました。

でも彼らは最後まで見届けたいと言ってくれ、ツラいだろうけど、そこまでお付き合いしてもらうことにしました。

が、やはりなにがツラいって火葬場ほどツラいものはないんじゃないかな…。

最後に顔を見て、さよならを言う。
離れたくない。
本当にこの顔をもう見れなくなるの?

ここでもたくさん泣きました。
友人たちは泣いている子と、ただ呆然としている子に分かれていたように思います。

骨を拾うとき、本当に悲しかった。
こんな姿になるんだなって、わかっていてもつらかった。

そして大阪の病院の先生に言われていた、心臓に入れてたバドの部品の1部で取れないものがあって、それが焼け残るかもと言う言葉を思い出し、必死に探しました。

それはリング状のものでした。

バドと心臓を繋げていた部品、それは士音にとって命を繋いでいた大事なものでもあります。

大事にハンカチに包みました。

今でも仏壇の前にそっと置いてます。

あたしはここでも、彼女に対して、好きな人の骨を拾うなんてことをさせてしまって、それが今でも正しかったのかなと思うことがあります。

その彼女は今でも我が家に来てくれ、仏壇に手を合わせては涙してくれます。

あたしも、そして彼女も、そして士音の周りの人達も、まだまだ傷が癒えなくて、それでもなんとか明日へ向かってやってます。




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