【帚木384-1】げにいとほしく
【古文】
げにいとほしく、心恥づかしきけはひなれば、
「その際々を、まだ知らぬ、初事ぞや。…」
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【源氏物語イラスト訳】
げにいとほしく、
心恥づかしきけはひなれば、
「その際々を、まだ知らぬ、
訳)「そのような身分や階級の違いを、まだ私は知らない、
初事ぞや。…」
訳)初めての事だよ。…」
【古文】
げにいとほしく、心恥づかしきけはひなれば、「その際々を、まだ知らぬ、初事ぞや。…」
【訳】
なるほどかわいそうで、気後れがするような態度であるので、「そのような身分や階級の違いを、まだ私は知らない、初めての事だよ。…」
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■【げに】
■【いとほし】
■【心恥づかし】
■【けはひ】
■【なれ】
■【ば】
■【そ】
■【の】
■【際々(きはぎは)】
■【を】
■【まだ】
■【知る】
■【ぬ】
■【初事(うひごと)】
■【ぞや】
※【ぞ】
※【や】
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