【帚木107-③】古文単語~「嘆く」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木107-③】古文単語~「嘆く」とは?

勉強お疲れさまラブラブあいです。


この【重要古語】は、毎日一語ずつ詳解しています。

受験生の考えるヒントとしてご活用ください♪

 


↓今日の古文単語はコレ↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【~など】…~などと(引用の格助詞

■【隅なし(くまなし)】…情報に精通している

■【もの言ひ】…口達者な者

■【定む(マ行下二段)】…決める、結論に至る

■【~かぬ】…~しかねる接尾語

■【いたく(いたし)】…ひどく

■【うち~】…語調を整える接頭語

■【嘆く(なげく)】…嘆息する

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

※上の意味は、今回の文脈での意味です。

助動詞の文法的説明は声に出して唱えてね♪


今日の古語詳解は「嘆く」☆

では行ってみよ~♪

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「嘆く」とは、現代語も古語も、辞書的には同じような意味が載っています。


 

【嘆く(なげく)】

①悲しんでなげく

②ため息をつく

③強くこいねがう

(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)
 

①悲しんでなげく

源氏物語【イラスト訳】で古文・国語の偏差値20UPし大学受験に合格する勉強法

 

「嘆く」の基本的な意味がこれ。

現代でもこの意でよく使いますよね。


 

②ため息をつく

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基本的には、心が満たされずため息をつく場合の意味で、古文では用いられますが、

現代の「感嘆」のように、時代が下るにつれて、プラスイメージに使われることもあります。

(*^▽^*)


 

③強くこいねがう

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こんなふうに、現代用いる「嘆」の熟語でイメージすると、分かりやすいですね♪


 

古文単語は、出てきたものすべて覚えていくと、キリがないです。

(´・ω・`)


 

でも、重要古語に載ってないような、こんな単語でも、

漢字をイメージして、文脈に当てはめていきましょう!

 

(o^-')b

 

本日の「源氏物語」まとめ

 

■帚木107(原文)

…など、隈なきもの言ひも、定めかねていたくうち嘆く。
     アップ

今回の古文の現代語訳が難しい場合は、

下のリンクも復習してね♪

 

【帚木107-①】イラスト訳

【帚木107-②】イラスト解釈

 

 

 

本日の古語~過去記事リンク~

くまなし(隅なし)

もの言ひ

うち~(接頭語)

 

(※その他重要古語一覧はこちら

 

 

あいでしたラブラブ


今日も最後までご愛読ありがとうございましたキラキラ