いつのまにか4月だ。

なぜ1日はこんなに長いのに、1年はこんなにも短いんだろう。
老人になると大したこともない体の不調に死ぬほど敏感になる。
3日もウンコが出ていない。と、いかにも死が差し迫ったかような顔で訴えられ、
結局、今日は2人の老人の肛門をほじった。
私だって、それ位の便秘は日常茶飯事である。
人は歳をとればとるほど、健康に固執する。
それは死を意識し始めてる証拠なんだろう。
いつか死ぬのは分かっていても受容するのは難しいのだ。
短く限りある命を無駄にしてはいけない。
25年。早かった。