2017-07-17 16:38:35

「未来の在来種」

テーマ:雑学的日記

日本型ヒアリ


最近、「ヒアリ」なる外来昆虫の上陸が度々ニュースとなっている

私の住む川崎の隣町、横浜の本牧埠頭でも先日、実に700匹ものヒアリの存在が確認された… とテレビで見た。

このニュースを見て思うのは、実はこの「ヒアリ」なる外来生物、最近になってたまたま発見され注目が集まっただけで、実はとっくの昔からこの日本に上陸していたのではなかろうか?

日本在来種のアリに比べてその身体は小さく赤みがあるというが、思い返してみれば私が子供だった頃、そんな感じのアリをいくらでも見たような気がする。

そもそも最初に発見されたのが2ヵ月前の神戸港。
その後、現在に至るまで全国8か所でその存在を確認されており、このうち愛知県春日井市と茨城県常陸太田市の両市は内陸部での発見である。

いくら繁殖力が強いといえ、しかしこれだけ広範囲での発見なのだから5月の神戸港での発見はヒアリたちにしてみれば恐らく、「たまたま見つかっちゃったのが今年5月です~」ということだろう。

だからやはりもう何年も、いやもしかすると何十年も前から既に上陸を果たしていたのかも知れない。

一部で「殺人アリ」などとも呼ばれているようだが、しかし実際には人間が刺されたとしても死に至ることは稀で、大半が痛みや痒みなどの軽度の症状で済むとのこと。
「アナフィラキシーショック」を起こした場合にのみ死に至る可能性もある、ということらしい。

しかし「アナフィラキシーショック」は蜂に刺された場合でも起こることであり、その意味ではこのヒアリが何か特別なことでもない。

それよりも問題なのは、このヒアリが日本在来種のアリたちを絶滅に陥れる可能性があることだ… と、何かの番組で専門家みたいなのが力説していた。

だがこの「外来種による在来種駆逐問題」。
これは以前にも書いたことがあるが、確かに現時点でこのヒアリは「外来種」である。

がしかし、仮にこのままこのヒアリたちが日本に根付き、日本で繁殖を繰り返し、そして在来種であるアリたちを絶滅に追い込んだとしよう。
それは一時的には「外来種によって在来種が絶滅された」ということになるだろう。

だがそのまま50年、そして100年と時間が経過すればもはやその頃のヒアリたちは堂々たる「日本在来種のヒアリ」と言えるのではないだろうか?

生き物とは生活環境に合わせて次第に体質にも変化が訪れるものである。
日本に50年、100年と住み続けたヒアリたちは「本家」である南米のヒアリたちとは性質の面で多少なりとも違いが出てくるだろう。

そうなればそれは完全にそのヒアリたちが「日本の土地柄に合わせて変化した」、いわば「日本型ヒアリ」である。

だから今世間を騒がせているこのヒアリ問題、実は別にことさら騒ぎ立てるほどのことではない。
第一、「在来種のアリ」について我々は一体どれ程の愛着があると言うのか?

昆虫学者でもない限り「在来種のアリが好きです」などという人間はほとんど居ないだろうし、そもそも「在来種のアリ」について一般人にどれだけの知識があるのだろう?

「在来種のアリ」についてよく分かっていないのだから、その存在が今後「ヒアリ」に変わったところで大した問題でもない。
日本の土地に根付くヒアリたちを「未来の在来種」として広い心で受け入れてあげればいい。

「危険なヒアリが日本に根付いたら怖い」

そんな心配をされる方もいるかも知れない。
だが心配は無用。

何故なら、ヒアリたちが完全に日本の土地に根付いたその何年か後に、そんな「日本型ヒアリ」たちの存在を脅かす新たなる「外来種」が上陸し、彼らを駆逐してまた新たな「在来種と外来種のバトンタッチ」が行われるに違いないのだ。

絶えずそんなことを繰り返しながらこの星の生態系は回っているのだ、きっと。




























AD
コメント(0)  |  リブログ(0)

あほんだら同盟代表さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。