ぷらぷら漫遊記(旧)

いらっしゃいませ。ガンプラ、AFV、飛行機、カーモデル、フィギュアなど何でも作る、雑食なモデラー静四郎のブログです。


テーマ:
先ごろ発売されました新商品、GSIクレオスの水性カラーアクリジョン。
元来水性カラー派のわたしとしましては期待大なのですが、その性能も気になるところです。
そんなわけで、主要な色をいくつか購入してきて実験してみました。

acrysion00
少々買いこみすぎたか…、と思わぬでもないですが、半分はこの塗料を応援したい気持ちがふくまれている、ということでお願いします…。

今回の実験は、
・エアブラシ塗装
・筆塗り
・スミ入れ
・発色確認
にしぼって実験をおこないました。

さて、ざっと試した感想を先に述べますと、メリット、デメリットに関しては、公式ページ にあるとおりだと感じました。
公式ページに記載されていることは、ほぼ、間違いはないと考えていいと思います。

また、今回は、青系色3色を使って試してみました。
青系色は、個人的に、水性カラーでは綺麗な発色にならないというイメージがあり、その辺を払拭してくれているか確認したいという思いがあるからです。
また、青系色の色味、発色の良し悪しが、その塗料全色の発色の良し悪しを決める、いわば判断基準にしているところもあります。


・エアブラシ塗装
どの溶剤で希釈して塗装するのがよいか、いろいろ試してみました。
各色1度塗りです。
基本的な希釈割合は、公式ページにある推奨割合(塗料3:うすめ液1)よりも少しうすめ(うすめ液多)です。

使用した機材は、
・コンプレッサー=タミヤ スプレーワークREVO
・ハンドピース=GSIクレオス プロコンBOY WA ダブルアクション プラチナ0.3 ver.2
となります。

acrysion01
1、ブルーをアクリジョン専用うすめ液で希釈して塗装したもの。
塗料のキメが粗い印象です。
うすめ液の量を少なくすると、もっとキメが粗くなります。
完全に塗り終えるとゆず肌状の表面になりました。

2、インディブルーを水で希釈したものです。
キメが粗い上に、ダレがひどいです。
希釈割合を変えていろいろやってみましたが、すべて同じような結果になりました。

3、コバルトブルーをラッカー溶剤(ガイアカラーうすめ液)で希釈したものです。
多少、溶剤に溶けにくく感じました。ので、普段より多めにかき混ぜております。

これが一番キメが細かく、ダレもでにくかったです。
しかし、塗料の乾燥がはやすぎ、ハンドピース内(ニードルキャップあたり)で固まるのもはやく、2度3度と塗料を塗り重ねていくうちに、だんだんキメが粗くなっていきました。
完全に塗り終えた状態では、表面がゆず肌状になってしまいました。
ハンドピースの洗浄には、溶解力の強いツールクリーナーなどが必要になり、かつ、分解洗浄も頻繁におこなった方がよさそうなくらいです。

ほか、写真を撮っていませんが3つほど。
アクリル溶剤で希釈した場合は、アクリジョン専用うすめ液での希釈とラッカー溶剤で希釈したものの中間といった感じでしたが、気持ち専用うすめ液で希釈した場合に近い結果になりました。
これも、塗料がハンドピース内で固まるのがはやかったです。

アクリジョン専用うすめ液で希釈したものを厚塗りした場合(ダレてしまうか、ダレる寸前)は、普通に放置しておいてもなかなか乾燥しませんでしたが、石油ファンヒータの温風がほんのりあたるくらいのところに置いておいたら、かなりはやく乾燥しました。
時間を計っていませんでしたが、体感的には、ラッカー塗料を普通の状態で乾燥させたくらいのスピードだったという気がします。
なので、アクリジョンをエアブラシ塗装する場合は、乾燥ブース、食器乾燥機などがあるとベターだと思われます。

最終的に、一番綺麗な塗装面に仕上がったのは、
「アクリジョン専用うすめ液で希釈したものを、ダレる寸前まで厚塗りし、それを3回ほど塗り重ねたもの」
でした。
でも、すごいシビアな塗装になります…。


・筆塗り。

acrysion02
ブルーを筆塗りで。
使用したのは、太めの面相筆です。

ざっと塗ったところでは、けっこう塗りやすい気がしました。
Mr.カラーと水性カラーの中間といった塗り心地でした。

公式では、筆塗りしにくいというようなことがかかれていましたが、おそらく、細い面相筆で細部を塗りにくいんじゃないかという気がしますが、試していないのでわかりません…。

まぁ、パーツをベタっと塗る分には、現状問題ないかと思います。


・スミ入れ。
使用した色はブルーで光沢色ですので、つや消し色にスミ入れした場合は、違う結果になるかもしれません。

acrysion03
1本線をケガいておいたプラ板に、ブルーを専用溶剤で割ったものを塗装し、まる1日乾燥させたものにスミ入れをしてみました。
タミヤスミ入れ塗料のブラックをつかっています。
スミ入れ塗料が乾燥したあと、エナメル溶剤をふくませた綿棒でふき取りました。

スミ入れ自体は問題なく、ミゾに流れていきました。
が、はみ出したスミをふき取るときに、多少塗装も色落ちしました。
ようは、アクリジョンは、エナメル塗料である程度溶けてしまう、ということになります。
ですが、水性カラーやタミヤアクリル塗料にスミ入れをしてふき取ったときほどには色落ちしないと思います。


・発色確認。
各青系色の発色、色味の違いをみてみました。
各色、専用うすめ液で希釈し、エアブラシ塗装で、3回ほど重ね塗りしています。

acrysion04
1、ブルーは、じつに中庸な、クセを感じない青です。
そのまま塗装してもいいですが、各色と混ぜる時にはちょうど良さ気な雰囲気です。

2、インディブルーは、写真ではほとんどわかりませんが、ブルーよりも、ほんの少し明るい青です。
英語表記が「BRIGHT BLUE」ですが、まさにそんな感じです。

3、コバルトブルーは、Mr.カラーの同色よりも濃い目だと思います。
ですが、水性カラーの、どこがコバルトブルーなんじゃ、という色にくらべたら、だんぜんコバルトブルーしています。
微妙に、わたしの理想とするコバルトブルーとは違うけれども、コバルトブルーの範疇にはちゃんと入っているコバルトブルー、です。


そんなわけで、ここまでの結論。
エアブラシ塗装時にキメの細かい噴射ができるうすめ液の開発が急務だと思われます。
これを開発できるかできないかで、この塗料が存続できるかどうかがかかっている、といっても過言ではないでしょう。
っていうか、実は、そんな溶剤を、わたしが欲しいだけだったりするのですが…。

でも、そんなうすめ液を開発できるんなら、アクリジョン発売と同時に出してるかな…。

まぁ、このアクリジョンの今後の展開にはいろいろと期待したいと思います。


<追記>
実際にプラモデルに塗装をしてみた記事はこちら になります。

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